【名前】
黒塚 巽(くろつか たつみ)

【性別】

【学年・職業】
高等部二年 17歳

【容姿】
良く言えば精悍、悪く言えば目つきの悪い顔立ちと、首筋まで雑に伸びた土の様に暗い茶髪が特徴。
身長は177cm強。分かりやすく鍛え上げられてるわけではないが、細身の引き締まった身体をしている。
普段は学校指定の制服を着崩して着用しており、少なくとも真面目には見えない雰囲気。

変身時は全身の黒い強化皮膚と赤く丸い昆虫じみた複眼、牙の生えた剥き出しの口腔を覆い隠す銀色の装甲、
そして細胞が硬化して形成される要所要所の外骨格じみた生体装甲と、額から真っ直ぐ伸びるアンテナの様な二本の触角が特徴。 身長約180cm(触角抜き)。
両手足の指先は硬く尖っており、引っ掻きなどに利用可能。また、ツルリとした頭はかなり硬い。
逞しくスマートな身体は以前と比べればずっと人間らしいシンプルなシルエットになったが、それでも異形の姿に変わりはなく、滅多な事以外では人には見せたがらない。

【性格】
ぶっきら棒で皮肉屋で毒舌家。無愛想で態度も悪く、ともすれば典型的な嫌なヤツといった性格。

実際の性根はかなりのお人好し。本来は他人をからかう事と冗談を好み、変な事をされると困惑を隠せない軽い調子の男。
基本的な感性は人並みのそれなので恐怖や不安を感じないわけではないが、それを隠そうとする。
頼まれたら何のかんの言いながらも最終的には引き受けてしまうタイプ。

【能力】
『スーパーノヴァ』
黒塚巽個人の持つ本来の能力。驚異的な治癒因子。
戦闘不能になる事はあれど、心臓を完全に破壊されるか、脳の40%以上を破壊されない限り、いずれ彼は傷を治し復活する。

再生速度はその時の精神テンションに依存する。激昂して千切れた腕がその場で生える事もあれば、ナーバスな気持ちになり指の骨折を治すのに何ヶ月もかかる事もある。
また、度合いにもよるが再生には多量のエネルギーを消耗する。大怪我を負った際は何かしらを食べる事でどうにか回復しているが、それが叶わない場合傷は治っても体力の消耗で動けなくなるだろう。
痛覚の抑制といった機能は無いので、怪我をすれば普通に痛いし、最悪動けなくなる。あくまで死ににくいだけである。

切断された場合、早い内に二つの断面を合わせておいても一応くっつくらしい。首を切られるとどうなるかは本人も知らない。

『RE:BRITH』
異形の怪物となる能力───というより体質。
白煙と高熱に包まれながら全身の細胞を変異させ、黒塚巽は虫と人を混ぜ合わせたような怪人になる。
仮に能力の制限がかかった場合、彼の場合は上記の治癒因子が発動しなくなるだけで怪人の姿には問題無く変身出来るだろう。

一連の『災厄の鏡』事件の末、自身の獣性を受け入れ制御する事により変異したその姿は、見た目通りの人外の怪力と頑強さ、身体能力を持つ。
治癒因子とそれらの要素合わせた長い四肢による徒手空拳が武器。 反面高すぎる筋力により、一般的な武器などは使いにくい。
また、彼は人間の状態でもこの体質により並みの人以上の怪力と身体能力(鍛えられた軍人程度)を持ち、また汗をかかないという特徴がある。

その真髄は未だ底の見えない無限の『進化』にある。感情の昂りに合わせて鋭い刃が生える、腕が増える、姿が大きく変わるといったように、彼は戦闘に適した怪物となっていく。
ただし『進化』はその場限りのものとなり、一度変身を解けば次回の戦闘には引き継がれない。

『P-0069』制御装置
甲型異常体『P-0069』の制御のために使用されていた腕輪型の制御装置。
作成した組織はこれを用いた当該個体の兵器化を試みており、電気刺激により脳髄を破壊する緊急停止とセットで運用されるものである。
無数の特殊合金製の針を通して対象者の体内にナノマシンを注入、体内に侵入し血管を通って脳受容体へ到達、過剰に刺激、活性化させて細胞の強制的且つ急激な進化を促す。
何の耐性も無い人体に使用すれば、脳を破壊されて死に至ることは確認されているが、当該固体以外に耐性を持った存在に使用した場合の効果は未知数。

どさくさ紛れの拾い物なので本人は使い方、作用が分からず、現在は基本的に自室に保管してある。

【概要】
十一年前に事故で両親と共に死亡し、異形の怪物として蘇って今に至る青年。
以前いた学校で暴行事件を起こしかけ、追い立てられるようにして良くない噂と共に学園都市に転入した。
荒っぽく口も態度も悪いが、正体は綺麗事を尊び荒事を好まない生まれつきのお人好しで平和主義者。
他者の平穏を願い、自分の手の届く範囲内の人々を救いたがる。
そんな理想の環境と周囲を守る為、自身の血塗られた運命を変えようともがく青年。

私生活は普通にクズ寄りのダメ人間。狭い車内と虫全般とピエロと猫と幽霊が苦手。
荒事は嫌いなくせにやたらと喧嘩腰な態度なのは、幼い頃出会った白いコートの奇妙な不審者の影響と、内に秘めた暴力衝動の残滓の表れ。
不審者については真っ当に生きていたらまず使わない知識や初歩的な技術、心構えを授けてもらい、当時は若干憧れすら抱いていたが、今では思い出す度に「いい歳こいてあの性格は流石にちょっとどうかな」と思ってるらしい。




余談
+ ...
乾巧を性格ベースに好きな要素を詰め込んだパワーパフなキャラ。 変身描写はオルフェノクとアマゾンズが元ネタ。人間時の強さは殺し屋1の双子の兄くらい。
当初はもっと態度悪くて人間と距離を置こうとするくせに、離れられたらメンタルグラつくクソコミュ障になる予定でしたが、
早い段階で矯正出来たのでああいうキャラになりました。
全身の外殻と皮膚をパージして筋肉剥き出し常時高熱状態の人力アクセルフォームとか、
腕輪使っての最終フォームとか考えてましたが出すタイミングを掴めずにお蔵入りに。
もっと言えば人間嫌い怪物万歳な同族とか考えるだけ考えてはいたんですが思いついた時が丁度災厄の鏡の頃だったんでこれ出すと邪魔になるなと思い早急にこちらも没。
たまに触れた通りメンタル面もある程度改善されたし、ピアノ弾きながら平和に過ごしていくんじゃないでしょうか。 グッバイ黒塚巽。

一度でも絡んでくださった方へ:
拙いロールにお付き合いいただきありがとうございました。
何かと至らぬ点もあり、描写や台詞などで不快になられたのなら大変申し訳ありません。
今更このような事を申し上げる資格は無いと重々承知しておりますが、このスレッドでの経験は大変楽しく、得難いものでした。
またどこかでお会いできましたら、その時はどうかよろしくお願いします。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年04月03日 22:28