【名前】上泉 信導
【性別】学園都市高等部三年次・生徒会副会長
【学年・職業】男
【容姿】
やや癖のある黒髪。尖った雰囲気の顔立ちで目元が鋭い悪人面。瞳は濃い藍色で、常に疲労が溜まったかのように濁っている。
体は必要な筋肉を必要なだけ鍛えている。3ピース型の学園制服を着用。着けるのが嫌なのかポケットに生徒会の腕章を突っ込んでいる。
【性格】
不真面目。面倒臭がり。仕事嫌いを絵に描いたような存在。それでいて頼みを断ることが余り無いので常に渋々仕事をしている。
実は元からこんな性格ではなく、とある事件がきっかけで受動的な性格になってしまった。
【能力】
「強化概念核」
体内に埋め込むことで身体機能を向上させる能力付与装置。生まれ持った能力が適合していないことから母の意向で施術を受けたが、これが後の悲劇の芽となる。
情報処理力、反射速度、身体能力などを常時向上させる。特に彼は装置との相性が良く、限界値が極めて高い。
怒りや憎しみと言った相手に向けられる感情が昂るとステータスが上昇しやすいと言う特性がある。

「触れえざる者の手翳し」
俗に言う空間操作能力。本来ならば全く別の空間と空間を繋げ、逆に空間を切り離して周囲の世界を再構築する規格外の能力。
だが、彼は能力との相性が悪く、そもそも人間の脳ではどこまで頑張っても世界その物を変動させる異能など制御しきれない為、上記の使用法は不可能。
代わりに別空間にストックしてある生徒会役員専用武装を取り出したり、攻撃した瞬間に攻撃した部分だけ空間を歪曲させ斬撃を飛ばしたりとサポートじみた使い方をする。

「百騎刀」
生徒会役員専用武装として彼に与えられた百本のブレード型武装。「黒の情動」「白の順道」の各五十本で構成される。
ただひたすらに頑丈でよく斬れる刀。これを別空間から湯水のように取り出し、並外れた速度で振るう。
【概要】
学園都市高等部生徒会のもう一人の副会長。副会長の副会長らしくない方、副会長のだらしない方、副会長の不真面目な方、副会長の使えない方などなどの心のこもった渾名で呼ばれている。
幼少時から学園都市で暮らしている。元々は能力を制御出来ない不合格児だったが、母の意向で後天的に能力を付与する手術を受け、適合。結果、比較的高位の強化系能力者となった。
だが、その力量と先天的な異能の貴重性を逆に周囲の人間に妬まれ、次第に彼と彼の家族は周囲から孤立していく。彼はそんなことはどうでも良いと割り切っていたが、彼の母は繰り返される村八分同然の行いに耐えきれる程強くはなかった。
更に、中学二年生の時に発生した後に「後藤田事件」と呼ばれる事件で殆ど唯一だった友人を永遠に喪失。様々な要因が重なり彼は「自分が本気を出せば必ず誰かを不幸にする」と言う強迫観念に囚われる様になる。
自分から何かをしようとは思わないが、誰かに頼み込まれた時はどうしても断われないので首を縦に振る。完全な怠惰になり切れない中途半端な御仁。

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最終更新:2018年10月28日 02:19