【名前】アレン・ベル・シャルマーニ
【性別】男性
【職業】年齢不詳(書類上は48才) / 法政学教授 /『盗跖』付き貿易商

【容姿】
身長185cmに及ぶ長身。効率よく鍛え上げられたであろう外国生まれ特有の整った体付きをしている男性。
夜の海のように滑らかな青い短髪と二重に紋の入った不思議な碧い瞳をもち、服装もボタン留めのベストと襟には細紐リボンで涼しげに纏まっている。
その顔立ちは切れ味に溢れた映画俳優のようなつくりだが、表情によっては青年とも紳士とも取れ、非常に幅のある佇まい。
普段は職業柄、白手袋を嵌めている事が多い。『裏』の仕事に出張る際は、瞳孔の消え失せたなんとも不気味なオペラマスクを着用する。
そして何よりも彼の風貌において特筆すべき点は、腰下から提げられた厳かなゴシック装飾の西洋剣。

【性格】
見た目の通り非常に物腰の柔らかい平和至上主義者である。たとえ立場上の仇であろうとも、人間として決して関係は崩すことはしない。
紳士のステータスとも呼べる初老くさい渋い嗜みをもつ反面で、一方では知識欲旺盛が過ぎ、興味が向いたことについてひどく子供っぽい。
そんな少年の面影も垣間見せるため、実年齢は懇意の手合にも伺わせない。
盗跖内でも常識人な方だが、精進が逸り恥じらいとか言った物をどこかに取り落としている人間であり、明らかに変人のジャンルに入る。

【能力】

『 眠れる森 』 -『シュクラーフバルト』

概した表現で、彼の行き過ぎた平和主義を体現した能力。
その効能の如何ほどは、『自らが物体を"傷付ける事"、及び"傷付くこと"を不可能とし、凶器、異能でのダメージは全て体力の消耗に置き換える』という極端な現象で発生する。

戦闘面においては単純なエネルギー攻撃であれば負傷も無く体力の消耗だけで済むので、威嚇に対してまるで肩で風を斫るように前へ出ることも可能。
もちろん爆風や物理的な衝撃には人並みに靡くものの、彼との戦いでは誰しも一切の傷を負わずに終わる。まさに競技手段での問題解決、解し換えれば決闘(ゲーム)向きの能力と言えよう。
詰まる所、彼はこの能力を授かってからは虫一匹殺したことも無く、擦り傷一つ負ったこともない。
盗跖のこともあるため、学園には表向きはただの『剣の冴えが良くなる』程度の能力として公示し続けている。が、現実としてその剣術は他の追随を許さない域に達している。

【概要】
一介の英国紳士であり、近代民主主義を説く社会教諭であり、盗跖の活動に加わる騎士(ナイト)。
北東区の山奥に豪勢な半城館を構え、盗跖には奪取した品々を『愛でる』事を条件にして協力している、言わば『管理役』の男。
育ちは欧州古来、貴族の家系。歴史の表舞台には顔を出せない影の秘宝たちを人知れず捌き交わし、巨額の富を動かすという貿易会の長たる座を先代から受け継いでいる。
仲間からの渾名は特に『教授』、若しくは『アレン』。勿論人によってはこれに限られない。

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最終更新:2018年10月26日 08:16