【名前】九十九 村主(つくも すぐり)
【性別】男
【学年・職業】15歳 高等部1年生 剣道部員
【容姿】
身長156cmという男性平均を大きく下回る体躯はチビと形容するに相応しく、童顔であることが誤解を加速させる。
日本人離れした白い肌に銀色の髪、そして赤い瞳は異能によって齎された色素異常に依るものである。
小柄であるが決して非力ではなく、引き締められたその肢体は彼の運動能力を雄弁に語っている。
【性格】
同年代の生徒らと比較した場合、常に状況を俯瞰しているかのような冷静な言動が目立つだろう。
飄然とした態度を振る舞うことが多く、その感情表現も意図的に控えているかのような傾向が見られる。
尤も根は年相応の学生らしく、馬鹿騒ぎに興じることもあれば、感情的な側面を覗かせることもあるだろう。
決して感情が乏しいといったことはなく、信頼に足る相手かどうかで己の内面を露わにするか否か判断している。
【能力】
《大気制流(Aeroblust)》
空気の流れをコントロールするのがこの異能の力である。
それは単純に風を起こすのみならず、空気力学に囚われない現象を大気中に巻き起こす。
気圧の増減や大気成分の分画といった強力な応用性も備えており、順当に成長を続けば天候さえも支配下に置くと予想される。
戦闘においては空気の圧縮を用いた攻防一体の戦法に加えて、文字通り風に乗ることで高速移動を使いこなす。
【概要】
剣道部に所属する高等部一年生の少年であり、体格のハンデをものともせず幾多もの大会を制覇してきた努力の天才。
成績は中の上、人付き合いは良い部類で交友関係も広いが、特に親しい友人がいる訳でもないという立ち位置。
二年前に中等部へと編入されたことで、エスカレーター式で現在の高等部に進学。編入以前については多くを語ろうとはしない。
また常に竹刀袋を持ち歩いているが、その中身は竹刀や木刀ではなく正真正銘の日本刀である。
ただし刀身には特殊なコーティングによって斬れ味を鈍器の域にまで落とすことで、正式な帯刀許可を得ている。
厄介ごとは嫌う傾向にあり、自ら顔を突っ込もうとはしない反面、生来のお人好し属性が災いして余計な火種を巻くことも稀にある。

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最終更新:2018年12月14日 20:20