【名前】魔久路=メタ・Lady
【性別】女性
【学年・職業】中等部相当の年齢であるようだが、授業への参加はまちまち。
【容姿】ビニール感のあるテカテカしたドレス。髪は白。瞳には金色の輪が浮かぶ。
【性格】従順で忠実だが不器用。
【能力】
『スレイブドール』
名前そのまんまの異能。大抵の行動はほぼ要求のままに操れる。
勿論社会的に許されない行動は多々あるが、彼女に社会常識など無いに等しくどんな辱めも平然と行えてしまう。
……が、そのような命令で満足している連中に彼女の真価は引き出せない。
この能力の最大の特徴は「異能をも行使できる」ことにある。
勿論異能のレベルは低いが、発火能力や放電能力、低レベルのテレポートなどは既にマスターしている。
フィードバックによって彼女の異能はより成熟する。特殊な異能でない限りは習得してしまうだろう。
そして命令の優先順位は、扱うものによって容易に上書きされる。たとえ他人への敵対行動であっても……

【概要】
不気味の谷を感じさせない精巧な肉体と、どんな命令にも答える超従順アンドロイド。
……という噂だが、実際の彼女はただの植物状態患者であり、れっきとした人間である。
超能力を制御出来るように構築された「人工異能」と、そのためのバイオプロセッサを搭載しているため、要は改造人間と言ったほうが正しい。
とある事故で親兄弟を失い、天涯孤独となった植物状態の少女にある医療機関が高侵襲臨床試験の許可を取り付け見事成功。
そのまま異能開発機関「Noah」に引き渡され、現在は研究所の資金で飼われている。
「天使」ではないが、研究成果自体はふんだんに使われていて研究所絡みのいざこざにはどのみち巻き込まれる定めとなっている。
彼女の脳はサーバーと情報をやりとりしており、当然彼女の記憶能力、計算能力は人間のそれを遥かに凌駕している。
ただし人間的な融通の効く行動をさせようとすると途端にショートする。つまりマルチタスクは苦手である。
よくループ処理に陥っている。研究機関は「フィードバックさえ集まれば真人間に戻る」と信じて疑わず、ほぼ放し飼い状態になっている。

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最終更新:2019年01月14日 18:44