【名前】芥子菜 蠍(からしな さそり)
【性別】男
【学年・職業】18歳/死体処理班
【容姿】
身長175㎝、体重やや重め。
肩まで伸ばされた暗緑色の髪にギザ歯、特に鋭い犬歯と橙色の瞳がかろうじて見える細い目が特徴の男。そのうち右目が焼失しており、一部の髪も燃え尽きたためこの部分が急所と化した。
腰と臀部の境目に50㎝程の蠍の尾があり、それを隠すために長めのコートを着用している。

変身すると関節や胴体前面の一部を除いた身体が甲殻に覆われた姿になる他、尾の太さが人の腕ほどまで肥大化する。鋏の大きさは片方だけでも上半身のほとんどを覆えるほど巨大。
現在左腕の甲殻が喪失。

【性格】
妙な笑い声と時折ある嫌みを除けば恐らくは常識的な人物。からかえる相手はとことんからかうし、敵わないと見ればすぐに下手に出ることも珍しくないため相手によって印象は異なるもの。
この性格は猫被りであり、実際は他人を笑い、虐げることを好む人好きされることは滅多にない性根。

【能力】
『蠍』
身体の一部だけ、または全身が暗緑色の甲殻に覆われた蠍の体のように変化する。頭部は甲殻に覆われるだけだったり、胴の前面の甲殻は胸部と上腹部だけと少なかったり、脚が増えたりはしないため完全な蠍化とは別物。
頭部の口からは牙が生え、手足は全体の太さが増した上で手首辺りから分厚い鋏に変わり、尾は最長で4m程まで伸びている。他、尾の先端には変新前からでも鋭い鉤針が備わっている。
甲殻は弱い部分でも果物ナイフ等では傷一つ負わないほどの堅牢さを持ち、特に鋏の甲殻は刀剣類すら防げる程の硬さを持つ。
咬力の強めた頭部の牙と尾の鉤針からは麻痺を誘発する毒液を分泌でき、麻痺毒の効果は時間をかけて流し込むほどに効果が大きくなる。
鋏のみならず四肢の力も発達しており、鋏は開く大きさこそ狭いが挟めば人の肉すら容易く断ち切り、跳躍の高さも人を軽々と超えられるほどになる。
尾の威力も甲殻と合わさり相当で、先端の針は射出可能になっている。その際には麻痺毒も溜め込んだ分を打ち込めるが一度発射すると一日かけないと新しい針が生えてこないのが欠点。
なお甲殻の損傷などは浅いものは日を跨げば治り、尾に至っては失っても日を置けば再生する上に千切れた尾そのものを喰らうことが出来れば再生の速度は早めることが可能。

【概要】
一応『Disposal』隊員。なのだが変身してると制服がそれに覆われるため場合によっては知らない同僚にも気付かれない。
能力の発現にドラマ性も運命性も無く、ただ知った時から小さくあれど利用しており、それが肥大化した結果が今の能力になっている。
他者からの頼まれ事を受ける基準は自分にとって楽しめるかどうかが大事なため、真面目に遂行するかどうかが不安要素である。ただ『上』からの扱いは怖いのかそっちの仕事は真面目。
なお変身するとやや猫背気味になるが鋏が重いなどではなく、その体勢の方が都合が良いと考えてるためであるため動きそのものは見た目より軽快である。
食人を行うこともあるがほとんどの場合遺体が残るため後処理には向かず、それが理由で他者に見つかることも珍しくない。……が最近は自由にし過ぎた反動も経てかせめて持ち帰るようにはなっている。

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最終更新:2019年02月28日 02:13