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収支分岐点

これは、損益分岐点の経常収支バージョンともいえるものである。
損益分岐点の公式を x=f÷(1-v/s) とする
(x:損益分岐点売上高 s:当期の売上高 v:当期の変動費 f:当期の固定費 n:非資金的な費用)

この公式に売上収入・費用(主に運転資金等)を加味して発展させると下記の公式になる
x=[(f-n)-(期首売掛金+期首棚卸資産-期首買掛債務)]÷[(1-v/s)-(売掛金回転期間+棚卸資産回転期間-買掛債務回転期間) ]
となる。

(2)実務への応用
①実務的には使いづらいため、取引条件変化部分である運転資金回転期間を不変として除外する。
②固定的支出=固定費+追加的支出とし、追加的支出=借入金返済+減価償却費とする。
図に現すと、下記となる。


③更に、法人税を考慮すると下記になる

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最終更新:2019年12月31日 23:15