まがいもん

異世界に迷い込み、そこの住民に「まがいもん」と呼ばれてしまう話をいくつか紹介します。



【不思議な】電車に乗って変な場所に行った【体験】

【不思議な】電車に乗って変な場所に行った【体験】(VIP+)より。
いずみがもりという駅から異世界に入った話です。一人称は俺ですが女性の様です。ログはこちら

1:名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 16:43:59.10 ID:0yfW+ag30
地元の小さな駅なんだがそこって電車が走ってるときでも無人駅だったんだ
出発駅から到着駅まで駅員さんがいる駅は5駅くらいであと無人

それくらい田舎の駅だった
そんな鉄道も利用者の少なさから10年くらい前に廃止になった

ちょっと前に実家に帰り散歩してたんだ
そこで学生の時に自分が利用してた駅の方まで無意識に歩いててさ
懐かしくなって残されたベンチに腰掛けた

線路の上は草がちょっと無造作に生えててレールは撤去されてた
懐かしくも悲しくなりものおもいにふけってた


みてる人いるかわからんが思い出し思い出し書いてく

ちょっとスタンドバイミーみたいな気分になって線路の上に降りて一駅歩くことにしたんだ
田舎方面に歩くか、都会方面に進むか考えた
都会方面といっても田舎方面よりはちょっとだけ店があるって程度だぞ
俺は折角の田舎にきたわけだしより田舎を選ぶことにした

一駅到着してまたベンチに腰掛けた
この辺同級生の家とか結構あるよな
誰かに会わないかな?とか思ったが田舎暮らしなんて車がデフォだから
まずこんな寂れた駅にくることはないなと自分に言い聞かせた

ベンチに座りながら田舎の美味しい空気と緑を堪能していたら
いつのまにか眠ってしまっていたようだった
気づくと空は暗かった
といっても時間は8時くらい

でも田舎は街頭がほとんどといってないため真っ暗だった
都会の明るさになれてしまった自分は田舎の暗さは
大げさかもしれんが深淵に近いものを感じた
まあそれくらい暗いってことだ

とりあえず線路歩くには暗すぎて怖いからせめて車の通り道まででようと立った
すると遠くから光が見えた


みてくれてるひとありがとう

そして光とともにカタンコトンカタンコトンと音が聞こえてくる
その音が段々と近づいてくる
どうみてもチンチン電車ちっくなのがレールのない線路を走ってきていた

軽くパニックに入る
これ夢か?
いや起きてスマホで時間も確認したし
ちゃんと起きたはずだ
固まったように足が動かなくなってしまった

深呼吸をして落ち着け落ち着けと呪文のように唱えていた

電車は駅でとまった
電車の中の床は板っぱちで懐かしい感じがした
駅員が足元にお気をつけてお乗りくださいとアナウンスした

いや、乗らないし、俺乗らないしと頭で分かってるのに
さっきまで固まった足が嘘のように動いて電車に乗り込んでいく
自分の意思とは正反対に電車に乗り込んでいく


電車に乗ってしまった俺はあたりを見回した
薄暗い社内には奥におばあさんと中学生くらいの男の子が乗っていた

社内の天井に設置された扇風機がまわっていたんだが
この扇風機の風がものすごくうっとおしく思えた

俺はチン電なら次の駅で止まるだろうすぐに降りてやると思っていた
駅と駅の間はそんなに距離はなく早いところでは3分くらいで着く
なのに3分どころか5分10分とたってもとまる気配はない
外は真っ暗でどこを走っているかも分からない

運転手に次は何時とまるんだ?とたずねた
あぶないのでちゃんと座ってくださいとしか言わない
しつこく聞くとあなた自分で乗ってきたのに何を言ってるんだ?と呆れたように言われた

埒が明かないので男の子に話しかける決心をした
あの、きみはどの駅で降りるの?
するといずみがもりと答えた

地元にその名前の場所はあるがそこは駅ではないし
一番近くの駅を降りたとしても歩いて15分くらいはするところだ
あ、あとどれくらいで着くのかな?
もう少しと男の子は答えた

スマホで誰かに連絡しようにも圏外で通じない
時間は電車に乗り込んでから軽く30分はたっていた

つぎはーいずみがもりーいずみがもりーとアナウンスが流れた
俺は男の子を横目でチェックしながら降りる準備をした


降りるときに運転手に券は?と聞かれた
最初こそ?となったが無人駅では駅ごとに発券機が置いてあり
その券の色でどこから乗ったか判断し駅員も確認するという流れだ

でも撤廃された駅に発券機が置いてあっても動いてあるわけもなく
俺は持っていないと答えた
幸い?運転手は乗ってる人少ないからあんたがどこから乗ってきたか分かってるし
120円と言われあわてて120円払った


駅を降りると星空がすごく綺麗だった
そして灯篭?みたいなものが道にポツポツと置いてあり
正直神秘的で綺麗だった

電車に乗っていた男の子を引きとめどこかに電話ないかと聞いた
相変わらずスマホは圏外だったんだ
男の子はでんわ?と不思議そうに答えた
ちょっとこれ繋がらなくてさ公衆電話から連絡したいと言ったんだが
怪訝そうな顔をされた

俺わかんないからあそこで聞けば?と
立ち飲みやみたいな所を指差して教えてくれた
お礼を言って俺はそこへむかった
賑やかな声が聞こえてて何だか安堵した

近づくとよりいっそう賑やかな声や笑い声が聞こえてきた
俺が店に入った瞬間その声はピタリと止み客であろう人たちと店主が
一斉に俺のほうを見た

2,3秒沈黙が続くとまた元のように一斉に賑やかになりだした
俺は店主にここから○○(実家の住所)に行くにはどういけばいいか訪ねた
ここから歩いていくのか?よっぽど時間かかるぞ?
じゃタクシーよんでもらってもいいですか?とお願いすると
たくしー?と怪訝そうな顔をされた
変な違和感とうまくいかないイライラ感で発狂しそうになった

おそくてごめん。
おもいだしながら書いてるから


店主は電車ならもう少しで最終だけど
と教えてくれたが正直電車に乗る気はしなかった

もうだんだんどうにでもなれ感がでてきて俺は店主に礼を言い
その辺を自分で歩くことに決めた
店を出るとき賑やかさはそのままで全員が俺のほうを見ていたのが薄ら寒かった

灯篭もどきと星空のお陰でそこまで暗くはなかった
あの深淵の暗闇に比べたら全然景色も見えた

暗いからちゃんとした景色はわからんがどことなく知っている
町のような感じもしてた
こんなとこあったっけ?って景色と
これみたことあんなって景色が入り混じってた

俺的にはずっと地元に帰ってきてなかったから新しくできた
ものもあるんだろう的なポジティブに考えていた

いずみがもりって言ってたし近くにあるかもしれん
おれは見たことのある景色だけをたどっててくてくと歩いていた
こんな状況になっているのに星の綺麗さと心地良い風のせいで
少し感覚が麻痺していたのかもしれない

何県での話?
何県とは一応かかないでおくよ

不思議なことに車をまったくみかけない
といっても自分で車を運転していてもだいたい10時近くになると
すれ違う車すらほとんどないくらいだからな

でかい道○○○号にでたからいくら田舎で車少ないといっても
一台くらいはみかけてもいいだろうと思っていた

大きな道を歩いていたがこんなに緑多かったっけ?
ってくらい緑が豊かになっていた
20分くらい歩いてようやく社が見えた

あれ?こんなに立派だったっけここ?
それに夜はもっと暗いはずなのに
まるでお祭りとか夜桜を見るための時みたいに明るかった

夏とかもここは涼しくて田舎に帰ってくると俺はドライブがてらたまに来るんだが
いつも感じているよりも厳かな雰囲気が漂っていた


とりあえずお参りをした
少し神社を散策した
しばらく来ない間に立派になったんだな
こんなでかい木あったっけ?
ってちょっとびっくりした

そして湧き水の方に向かってみた
すると袴?みたいな立派な感じの和服着たおっさんがいた
とりあえずこんばんはと声をかけた

おっさんは少しの間俺を見て何故ここに来た?と訪ねた
何故って言われてもなんとなくとしか・・・
そうとしか答えられなかった

おっさんは少し怪訝そうに早く帰ったほうがいいと言ってきた
俺だって早く帰りたい。でも電話繋がらないし・・・と泣きそうになった
おっさんはちょっとこっちに来なさいと社の中に案内してくれた

俺は昔その社の中に入ったことがあるんだ
選挙の手伝いをしたときにそこで始まる前に祈祷みたいなのを全員で受けたから
何か立派な鏡とか色々あってwktkしてたのを思い出した

いずみがもり?

茨城県日立市のか?
場所はいわないでおくよ


その時よりもなんだかやっぱり厳かな感じがした
なんか綺麗な水の中に足をいれた感じっていうかピーンって頭をすっきりさせる感じがした

自分が何故ここに来たか思い出せるか?と聞かれ
最初から話した
飲み屋で全員に見られてなんか気味悪かったのも言った

するとおっさんは
みんなお前がここの住人ではないことを知っているからだと言った
うんうん頷いて聞いていたが
勢いで自分がうんうん言ってることに気づいた

ここの住人でないって・・は?
自分が元いた場所と違くはないのか?
確かに少し違和感がある
でもそれは自分が何年もここに帰ってきてなかったから
少し景色が変わっていただけっておもって

おっさんは言った
この世界にはいくつも「穴」があいていてその穴にたまたま入り込んでしまう人がいると
その穴の先はお前のいる場所いだったりまたまったく違う場所だったりもすると

2chでたまにみる異世界の世界だと他人事な気がした

長くここに留まるといけないといわれた
でもそう言われても帰り方が分からない
また電車に乗るのは怖いとも言った

おっさんは時間的に電車はもう終電終わってしまったし乗ることは出来ないよと言った
こっちの世界もあっちの世界も田舎の電車は終電が早かった

そうこうしてると外が少し騒がしかった
おっさんがここにいなさいと変な四角の中に入れられた
人一人分の塩みたいな灰みたいなのを俺の周りにおいて
声も出すななるべく呼吸も最小限にしろといわれた

社の扉を開けるとさっきの飲み屋のおっさんとあと5人しらないおっさんがいた

ここに女こなかったか?と聞いている
どうみても俺の事だと分かった
でも俺は社の部屋の真ん中にいる
隠れたいって思ったがおっさんが動くな喋るな息すうなって言った
とにかくおっさんの言うとおりにした

あ?女性だったの?

場所は言わないじゃなくて創作だから言えないんだろ?
本当なら伏せるメリットなんて無いだろ
終点の駅は鮎川とだけいっておくよ
これで地元の奴はわかるから


おっさんはみていないとごまかしてくれていた
飲み屋のおっさん達はまがいもんが来たと言っていた
よくねえことがおこっとこまっぺと言っていた

一体今自分のいる場所がどう見えているのか
ばれたらどうなるのか
怖かった

おっさんは見つけたらすぐにしらせると言い
まがいもんを見た人には後日祓うから知り合いやらなんやらにしらせろと
言っていた
その準備もするから出来る限り町内に知らせろと言っていた

飲み屋のおっさん達がいなくなったあと
おっさんはこういった
こっちではまがいもんを見ても見ぬフリをすると
でも声をかけられてしまった場合はどうしようもないんだと
頼られてしまってもどうしようもないことのほうが多いから
それで憑かれてもどうしようもないだろうと

よくオカ板で幽霊みてもしらんぷりするとか波長を合わせないようにするとか
そういうことなのか?と思った
俺は幽霊なのか?と

ちょっとコーヒーいれてくる

あと少しで終わるから


おっさんはこうも言った

お前の事結構な人数が見えてるからタチが悪いと
俺は聞いた
じゃ俺みたいに穴通ってきた奴を見えない人もいるのか?と
おっさんは見えないことの方がほとんどだと言った
だいたいそういう奴はすぐに消えるのだそうだ

ほんとこっちでいう幽霊と一緒だというシステムだった
見える人には見える
ぼやけてみえるのも入ればハッキリとまるで人みたいにみえるやつもいる
たいていはっきりみえるやつほど悪かったり力が強い
そこの場所に長くとどまってるやつほど悪い
まったく零感までもが見えるってのはヤバイ

簡単にいうとこんな感じみたいだ

とにかく俺だって帰りたい除霊でもなんでもいいから帰してくれ
とおっさんに頼んだ


おっさんは俺を泉に連れていき
ここで身を清めろと俺に入れと言った
服きたまんま入るのかと聞くと
好きにしろという

どちらにしても見られていると恥ずかしいとおっさんに言った
おっさん的には霊がなにはずかしがってんだって感じだったろうな
服を脱いで入ったら声をかけろと言った
まだ5月だ。夏の泉は冷たくて気持ちいいくらいなんだ

5月じゃ寒い
はいりまぢだ・・・といいガタガタ震えていた
今思うと除霊されてる霊ってこんな感じなんじゃねって思った
自分の肩抱いて涙目でガタガタ震えてんの
もうがんべんじてくだじゃい・・・・みたいな

そんな事を考えていた
俺がガタガタしている間おっさんはなんかブツブツいってた
しばらく入ってて慣れてきて魚とかが近くに寄ってきて肌をかするとふぃんってなった


そんなこんなで服を着てまた社に戻った
おっさんに座るよう言われて酒みたいなのかけられて
祈祷みたいなのされた

段々眠くなってくるっていうか意識が遠のいていく感じがした
このまま戻れんのか?って思った時おっさんになんのお礼も言ってないことに気づいた
最後の意識を振り絞っておっさんにありがとう!って言った

頭の中が真っ白になったとおもったら最初にいた駅にいた
電車に乗った駅ではなく最初にいた駅
服は一部濡れていた
相変わらず街頭なしの真っ暗な深淵だった
星空は綺麗だったけど

俺は友達に電話をして都会方面の駅に向かって歩いてるから
迎えに来てくんね?と頼んだ
駅で待っていてまた電車が来ても困るし

これがGWあけて実家に帰ったときに体験した不思議な話

質問あったら答える

戻ったとき何時間経ってた?
10時くらいだったよ

途中で書き込みしちまった

向こうの世界では4、5時間いたような感覚だったんだが
こっちでは2時間くらいしかたってなかったんだよな

なんだ夢か
いや寝ていたなら最初の駅にはいないと思うんだ
寝ていたのは田舎方面に歩いていった駅だし


でもこんな話しても信じてはもらえないよな
迎えに来た友達にも信じられんって言われて
今から神社いこうず言われて行ったし

面白い話だなぁ~。
まるでパラレルワールドにでも迷い込んだ感じだなぁ。
ある物は一緒だけど、存在しない物が有ったり。
元に戻ってきて神社行ったら向こうほど豪華っていったら変だけどじゃなかったし
大きな木もなかったしね。暗かったし
不思議だった

向こうでなんか食べた?
食べてない
ただ泉の沸き水と酒はおっさんに飲まされた

異世界で行った社だろ?
結果くわしく!
俺が知ってる神社だったよ
泉の湧き水は暗くてあれだけど昼間いったって相変わらず綺麗だったし
水も美味しかった
震災の時一週間水がとまってたりした地域だから
にそこの湧き水で助かった家はたくさんあるんじゃないか?
ちゃんとお礼も言ってきた
おっさんに届くかわからないけどさ

帰って来られないんだっけ
そうなのか!?
でもあそこにいた人たちにもてなされるって感じではなかったからなー

そうそう、定番だから聞いてみた

水と酒はおkなのかねー
泉に紙か葉っぱ沈めたら届いたりしそうだな。
おおー!届きそうな感じだな
盆に実家帰ったらやってみようかな
とにかく暑い日のあそこはオアシスだぞー
気持ち良いんだ

所持金が減ってたかどうかが知りたい
小銭なかったなそういえば
迎えに来てくれた友達にお礼にファミレスでごちったんだが小銭なくて
5000札出したもんな

いつ考えたの?
考えてNE-YO

社が古いとかじゃなく、ちょっと違ったならパラレルワールドっぽかったのかな。
神社のおっさんは全くの別人なのかな。
俺そこで神主?ってんだっけみたのって選挙の
手伝いやって祈祷みたいなのしてもらったときしか
みたことないんだよね

そこの神社の人って
ただその時のおっさんよりは確実に若かった

お前女なのに一人称が俺だからややこしいわ
私とか言うと女アピールうぜえっていうんだろ
勝手だぜ

どんな電車だった?
1両編成のチン電
都内で言うなら都電みたいなこじんまりした古い電車でした

なんだ、水郡線の話かw
まだ廃線になってないよ、失礼だなw
ぐんせんじゃねーよ

向こうの世界に行って客を連れて帰ってきた

向こうの世界に行って客を連れて帰ってきた(VIP+)より。
異世界に入り、あきちゃんという見えない女の子と友達になったという体験談です。トリップは◆hUUqlh4RqZmN。ログはこちら

1 :名も無き被検体774号+ 2012/08/15(水) 21:33:28.79 ID:oSzntI6l0
夏休み部活の練習の帰り嫌なやつらに会ってしまった
違う部のやつらだしクラスも違うんだけどいじがわるくて有名なやつら
荷物重いからちょっと持ってーって4人分渡された
早く帰りたくて仕方なかったのに帰る途中にある防空壕みたいな穴
あいてるところに寄り道された

「肝試ししよーよーアンタが一番最初に行かなきゃうちら次いけなーい」
とか言い出しやがった
自分は怖がりだし昼過ぎとはいえ穴の中は暗くて絶対にいきたくなかった
無理ですってずっと言ってたら
お前みたいなウジウジしてるやつほんとむかつくと言われて
荷物を持っていかれてしまった
しばらくして穴からでてきたC子はこんなんでびびるとかwww
まじうけんだけどーとか言ってこんなやつといるだけ時間の無駄と
4人は帰ってしまった


4人が帰った後自分の荷物をどうしようかおろおろしていた
本当に暗いところが苦手で人通りもほぼない田舎だし
いくら昼過ぎとはいえ一人でいくのは怖かった
でも時間がたてばたつほど外だって暗くなる
せめて明るいうちにと意を決して中に入った

明るいところから暗いところに入ると目が慣れなくて
余計に怖かった。音もないしモワモワしてるし
どこまでいけば荷物があるのか穴の距離はどのくらいなのか
時間も長く感じて半泣きになりながら足早に歩いていた

結構歩いたと思うんだけどゴール?にまだつかない
戻りの道を見ても暗いただひたすら足場やに歩いた

妄想乙
別に妄想と思われてもいいです


正面に明かりが見えたから本当にホッとした
走って外に出た
荷物を探してみたけど見当たらない
くる途中に捨てられたのかな?と思ったけどもう一度長い穴にすぐに入る気にも
なれなくてしばらくまわりにないか探してた

そしたら後ろから声が聞こえたんだ
「なにこれ」
振り返ったけど声がした方向にだれもいないの。気のせいかと思ったら
なにかが自分のほっぺたに触れた。虫かと思ってうおっって言いながら顔を振った
キョロキョロしてると「あの・・・」と声が聞こえた
絶対気のせいなんかじゃないとさらにキョロキョロした
でもまわりはなんにもないの
怖くなって逃げたの。そしたらうしろから足音が聞こえて手首掴まれた
もうすごい悲鳴をあげたとおもう
ずっとアーーーーあーーーーあーーーあーーーーって叫んでた
「うるさいだまって!少しおちついて!」背中をトントンされた


もう何が何だか分からなくて泣いた
「泣かないでよ!」
結構強い口調で言われてびびってしまった
「ねえ私の事みえないの?」と聞かれてうなづいた
「私はあなたのことうっすら見えるよ。気をつけてみないと見えないくらいにうすく
声は聞こえるんだね?」
うなづいた。
ここでなにしていたのかと聞かれたから、自分の荷物を隠されてしまって探しに来たと答えた。
どうやらこのへんにカバンの類はみていないと言われた
とりあえず自分は元の穴を探してみると伝えた
はたからみたらひとりごといってるようだなと思った
「ねー、あの穴からきたって?掘ったの?」
何をいってるんだろうと思った。
「穴にあるかもしれないなら一緒に探してあげる」と声の主に手を繋がれた
正直最初は怖かったけど声だけ聞いてると普通に誰かと電話で話してるかんじで
怖いのはうすれてきた
あとあの暗い中姿は見えなくても誰かが一緒に来てくれるというのは正直ありがたかった


みてくれてるひとありがとう

穴に入った時に声の主は私あきこっていうのと自己紹介をしてくれた
暗いし怖いしだからこういう話題も嬉しかった
自分も名前を教えた。
あきちゃんはカバンないねーと探してくれていた。その間も手はつないでくれていた
体感的には20mくらい?歩いたら行き止まりだった
そんなはずない!とあきちゃんに言ってみたけど「ここは前からこうだよ?」と言われた
ぼーぜんとした
「とりあえず暑いから外でようか」とひっぱってくれた
ここにくるまでの過程をあきちゃんに説明した
あきちゃんは肩をトントンしてくれて「わかった信じるよ」と言ってくれた
あきちゃんはとりあえず家きなよと引っ張ってくれた

道中の会話はお互いの詳しい自己紹介
あきちゃんは17歳だって。私の1個上だった
声と喋った感じから自分とは正反対の人だなーとうっすらおもった


あきちゃんの家についた。おじゃましますとあがった
あきちゃんはおかーさんおやつ二個用意してーと言っていた
あきちゃんのおかーさんはあんた二個とかゆきこのおやつなくなっちゃうでしょ
と言っていたので玄関先でおかまいなくと言った
おばさんからは何の反応もなくいきなり人を家に連れてきたから嫌がってるのかな?
と思って台所の入り口付近まで行きおなかもすいてないし本当におかまいなくと言った

あきちゃんもおばさんの姿も見えない
まるで留守のお宅に入ってしまったようだった
でも声だけは聞こえるという謎の現象

「おかーさんあそこになんかみえたりする?」
「虫でもいるの?」
「あーなんでもないわー。とにかくおなかすいてるから2個もってく」

あきちゃんに腕を掴まれて二階に連れて行かれた

句点もスペースも一切無しだと、読みづらいと思わない?
○読み系を仕込んでたらスマソ
読みづらくてごめんなさい
分昇格の苦手で


「おかーさんみえてなかったみたいだね。声も聞こえてないみたい。おかーさんのことみえた?」
自分には声しか聞こえないと言った
「このおやつはみえる?」
おやつはみえていた。何かボワーってかすんだ感じ?うすく明るいもやがかかったかんじ
「何だろうね不思議だね。ねー?こんな事言ったら怒るかもしれないけど○ちゃん霊とか?」
むしろ自分からしたらあきちゃんの方がおばけみたいなんだけどと思った

「これは見える?写真なんだけど」
何か白黒でぼやーっと見えたと言ったら
「え?色ついてるでしょ?白黒に見えるの?」
とあきちゃんはびっくりしていた
なんとなくだけどあきちゃんの顔が少しわかったのが嬉しかった


しばらくあきちゃんと話しているとただいまーっと声が聞こえた
下のほうで何か騒がしかった
まばらに聞こえてくるのはなにこのにおい!
何かやったの?とかだった

うるさいのが帰ってきたーとあきちゃんは言った
階段を駆け上がってくる音が聞こえた
ドアが勢いよく開いた
「おかえりー」
「おねーなにそいつ!なんでそんなの家につれてきてんの!?」
ハッキリとその子の姿が見えた。なんか鬼の形相で怖い・・・
「なにあんたみえるの?普段霊がみえるとかいってんのって嘘じゃなかったんだwwww狂言かと思ってたwww」
「こんなのつれてくるとか!!憑かれたら祓うのだってめんどいんだよ?それにいやなにおい」
「なんのにおいがするってーのよ。鼻おかしいんじゃないの?」
姉妹喧嘩が始まってしまいオロオロするしかなかった
しかも自分くさいって・・・


今までにあった出来事をあきちゃんは妹のゆきちゃんに説明した
自分はゆきちゃんの姿がハッキリみえることを言った
ゆきちゃんは自分と同い年で昔から霊感があったみたい
あきちゃんは嘘ってよくいってたみたいだけど
ゆきちゃんが言うには霊を見ると吐き気がしたり、いやなにおいがしたり
耳鳴りがしたりするんだって。自分はそんな強い力をもってるわけじゃないから
そこまでひどいわけじゃないみたい。だから姿もぼやけてしかみえないと。

気をつけてみてないとすーってうすくなってみえなくなるような感じなんだって
それはあきちゃんにも言われた

とりあえず神社連れて行こうよとゆきちゃんが提案した
道中ゆきちゃんにはくさくてごめんねと謝った
悪い霊じゃないみたいだからそれは仕方ないし謝らなくていいと言ってくれた

てか自分ちゃんと生きてるんだけど?と言ったんだけどゆきちゃんは自分が死んだことに
気づいてないんだねと言ってきた
もし死んだなら洞窟でなにかあったのかな?
とか色々考えた。

神社に連れて行かれてすいませーんとあきちゃんが家みたいなところで声をかけた
中からおばさんがでてきた
この人もハッキリくっきりみえた。ゆきちゃん以上に少し光がかって見えた

おばさんは自分を見てこっちにきなさいと案内してくれた

あとからおじさんもきた。でもその人はぼんやり程度にしか見えなかった。


あきちゃんがこれまでのことを説明してくれた
ゆきちゃんがこの人自分が死んだことに気づいてないんですというと
おばさんはこういった
「このこは死んでなんかいないよー。霊でもない。まがいもんだよ」と

「年寄り連中や田舎の方ではまがいもんの話はけっこうな人が知ってるんだけどねー
今の若い子はしらないようだから教えちゃるねー
この世界にはいたるところに世界と世界をつなぐ道ができてるのね
よその世界からこっちに来ちゃった人の事をまがいもんとよぶんだよー
ただまがいもんが出たときは不幸なことが起こるっていわれてるんね
実際どんな不幸がおきたかっていうと震災だったり火事だったり人の不幸だったり
でもね起きないこともあるんだよ?
起きたことのほうばかりが人の記憶に残ってしまうから仕方ないけどね
だからまがいもんがきたらいたるところを祓わなきゃいけないんだよー」

おじさん以外みんなポカーンだったと思う
ゆきちゃんはあんぐりしてた
あきちゃんはみえないから分からないけど

「じゃーこっちの世界の人が○ちゃんの世界に行ってしまうこともあるんですか?」
あきちゃんが聞いた
「こっちにこれるくらいだからこっちからもいけるんじゃないのかねー?
聞いた事はないんだけど」
自分もそんな話は聞いた事がない
今更ながらあきちゃんはこっちの世界に興味を抱きだした

「まずはこのこ返してあげんといかんね。その後にここいら一体を祓いの儀式しないとねー」

ちなみにこの神社おじさんは婿養子にきたみたいでおばさんの方が色々と力がつよいみたい

>>1って男?女?
女です


おばさんに元来た場所に案内しなさいと言われ5人で向かった
何かおじさんが小さい祭壇みたいなのをおいていた
おばさんが清めるからと塩とお酒かな?なんか体にピュッピュってかけられた
呪文みたいなの唱え始めると何か体が浮くような沈むような感じになってきて
座っていられなくなった
「歩くのもつらいかも知れないけど来た道を戻っていきなさい。這ってでも」
本当に這うような感じで穴の中に入っていったんだ怖かったけど
途中いきなり肩をすくわれた
あきちゃんだってわかった
おばさんはなにをするつもりなのと向こうで叫んでいた
このままいくよ!半ばあきちゃんに引きづられるような形で連れて行かれた
行き止まりだった穴の向こうに光が見えた
穴を出た後帰ってきたと安堵して気を失った


気づくと夕方くらいだった
カバンとスポーツバッグもあった
そしてうっすらと見える人型がいた
あきちゃんだった

あきちゃんは自分の事が見えなくなったといっていた
自分は気をつけて見るとあきちゃんの姿が見えた

こっちにきちゃってみんな心配してるよっていったんだけど
あきちゃんは自分が気を失ってる間穴の中に入ったんだって
でもふさがってたみたいで

今あきちゃんは家にきています
こっちのPCとかうすいテレビみてびっくりしてます


あきちゃんをどうにかむこうにかえしてあげたいんだけど
どうすればいいのか自分ではわからないんです
誰か詳しい人いますか?

仮にその話が本当なら神社行くしかないな
神社に連れて行くって思いつきませんでした
明日たずねたいと思います

ちなみにあきちゃんを写メで取ろうとしてもうつらないんです
でも見える人が見たらみえるのかなー?
うちの両親はあきちゃんのこと見えてないし声も聞こえてません

あきちゃんの写真うp
あきちゃんの写メとってみますね

あきちゃんボーカロイドに興味もってます
こんなのがあるんだねーって

ちょっととってきます

うpろだどこかおしえてください

ボカロに興味があるのかwwって事はボカロ聞かせたの?www
こっちで何がはやってるの?って聞かれて
ニコニコ動画でファミマの見せてこういうのだよーって説明したら
人間が歌わないで機械が歌うんだ!って興味もったようです
あたらしい!っていってる。



見えるかな?

48 :名も無き被検体774号+:2012/08/15(水) 23:38:09.92 ID:oSzntI6l0
IDの紙とコップもってもらったんですが
どっちもあきちゃんがもってしまうとうつりませんでした


じゃあこんどはIDの紙を持って離して離した瞬間を
紙はなすのはむずかしかったです。しゃったーいいかんじにきれたとおもっても紙がうつってなかったりおちたときだったり
あきちゃんおこってますよなんなの!って
生ハム食べてきげん直してもらってます

じゃあ寝てもらって枕と顔うつしてくれ

これで写真はさいごにしてっていってます
本当に誰も見えてないんですか?
あきちゃんロングヘアーで髪綺麗で美人ですよ

あと漫画の話になってこっちで人気の漫画を向こうで出せば
うれるかなって言ってます
NARUTOとワンピースとハンターをさらっとおしえておきました

霊感が強い人と撮ったら写るんじゃない?
残念ながら自分はそんなに友達多くもないし
見えるっていうお友達や知り合いもいないです
でもあきちゃんは本当にここにいるんです
自分もうっすらとしかみえないけど
でも耳鳴りはずーっとしてます。あきちゃんに近づくと耳鳴りの音もすごくおおきくなります

だから何でソファーは写るんだよ
さあ?それは自分もわかりません

そういや向こうは今何年なんだ?
そもそも平成なのか?
何年とかあるの?って聞いてみたら
れいめい21年だよっていってます

こっちの人は知らない人と会話できるんだねーとかんしんしてますが
そこまで仲良くもないのに失礼なこというひとが多いんだね
とも言ってます
それはネットだから^^;と説明しておきました

ネットって言って通じたの?それとも説明したの?
もちろん説明しました。大雑把にですが。
知らない人とも会話できていろんな情報みたりあげたり交流できるのがネットと教えました

70 :名も無き被検体774号+:2012/08/16(木) 00:06:51.25 ID:OsXVEiJG0
あきちゃん何歳?
上にも書いてありますがあきちゃんは17。自分とゆきちゃんは16です


こっちの情報が色々ありすぎて頭がいっぱいになるって言ってます

向こうでは漫画とか何がはやってるの?って聞いたんですが
手話のバトルものみたいです

長い呪文を手話でやるらしいですが
く、早い!とかが決まり文句みたいでよく使われるみたいです

ネットって言って通じたの?それとも説明したの?
もちろん説明しました。大雑把にですが。
知らない人とも会話できていろんな情報みたりあげたり交流できるのがネットと教えました

向こうにもテレビはあるの?
ぶあついのがありましたよ
それはみてます自分も

なるほどー、さぞビックリしそうだね
びっくりはそこまでしてないですが感心しまくってます

こっちで手話バトル漫画かいたら流行りますかね?

歌はゆっくりめな歌が多いみたいで
こっちのハイテンポな歌はおいつけない音にって言ってました
AKBみたいにたくさんで踊っててのもないみたいで
こういうの向こうであったら新しくてくいつきそうっていってます
自分としてはボーカロイドの技術が向こうにもできてほしいなとおもうところです

言葉が通じてるから向こうも日本という事だよね?
向こうの世界はパラレルワールドで進んだ世界と考えると
向こうの歴史がどうなってるのか気になるな
311の震災の事聞いてみました
むこうでは津波は起きてないみたいです
10年前に富士山が噴火したとは言ってます。たくさんの人が亡くなったようです

一番勢いのある国ってどこなの?と聞いたらソレンと言ってるんですが
こっちにはない国ですよね。アメリカじゃないの?ってきいたらアメリカはロシアの次って言ってました
あきちゃん歴史は得意じゃないよーって言ってます
ソレン、ロシア、アメリカ、ドイツが勢いっていうか有名?って言ってます

中国韓国は?と聞いたところ
中国は人口が減少しつつあるみたいです
韓国は中国の一部でしょって言われました

やっぱりソファー凹んでる気がしなくもないな
もしかしたらあきちゃんみたいなパターンの人が他にもいるかもしれないから調べてみたら?
どうやってしらべるのかここで聞くくらいしか検討がつかないです

明日が早いのでそろそろ寝たいのですがこれといってもう聞きたいこともないですよね?

あきちゃんの置かれてる状況ってのは俗に言うパラレルワールドってやつだよね?
そうなんだとおもいます
あきちゃんけっこうあっけらかんとしてて楽しんでますが
ゆきちゃんたちは心配してるだろうなと思います
お祓いみたいなのもやるとかいってたし
帰ってからあきちゃんがヒソヒソされるようなことにならないかだけが心配です

富士山の噴火について調べたけど最後の大規模な噴火が1701年だとよ
こっちでも富士山噴火とかしちゃうんですか?

まさにこんな感じですよね
自分が向こうにいったときはなんかふるくさいかんじがしてました
家具とか家とか


それでは寝ます

明日用事が終わったらあきちゃんと近所の神社に行って来ようと思います

ねこさんだっこしてうぷは?
ねこさんは気がついてるみたい?
猫はシャーって言ってます
あきちゃんには近寄りません

それではおやすみなさい

136 :名も無き被検体774号+:2012/08/16(木) 23:22:41.64 ID:32DnHJYC0
戻りました
今日神社2件まわったのですがどちらもあきちゃんのことは
みえていなくて向こうの世界のことを言っても妄想扱いされてしまって終わりましたー
というかずっと書き込みがエラーになっててできませんでした

明日も部活で早いのでまた進展がありましたら書き込みします
おやすみなさい

163 :名も無き被検体774号+:2012/08/17(金) 22:43:12.89 ID:xbghBFBm0
戻りました。
なにからはなせばいいか

まず結論から言うと?
そのあと順をおって説明よろ
実は今日穴のところいったんです
そしたらいじの悪いやつらが3人そこにいました
とおくから写メだけ撮ろうとしたんですけど後ろから4人目がジュース買いに行ってたみたいで
戻ろうとしてるところでみつかってしまいました
それで自分達が写メとられてるのかと思ったみたいで
スマホとりあげられて写真を全部消されました
そして肖像権の侵害だとか色々言われて
襟をつかまれたりしました


あきちゃんはまだいます
ただ今自分のまわりで手一杯になってしまいました
あきちゃんは大丈夫だよといってくれてます

あきちゃんが4人の中で一人ぼやけて見える人がいたようで
自分を助けてくれようとぼやけて見える子の手を掴んでひっぱったんです
ぼやけて見える子をAとします
Aは引っ張られて転びました
お前なにしてくれてんだよとさらにいちゃもんがはじまりました
たまたま後ろに小石やらがあってAはすりむいたんです

散々いろいろいわれて開放された後家に電話が来ました

うちの子に怪我させたとAの親からクレームがきたのです
それにこっそりお宅の娘は盗撮もしようとしていたみたいじゃないかと

それについてはやつらをとるつもりはなくても結果そう思われても仕方ないから
何もいえませんでした
ただ普段自分達が色々と嫌なことしてくるくせになんなんだと悪くないと親にも言いました
その流れで向こうの世界にいったことあきちゃんに助けてもらったことを親に言いました
親は信じてくれず何かの現実逃避で妄想でもしているのか
何かストレスでもあるのかとか色々言われて後日病院に行こうとも言い出しました

スマホは盗撮の件で親にあずかられました


なので今日は神社に行くこともできず
親に相談したけどとりあってもらえず
空想の人物と友達になっていると思われている常態です
Aの家には後日改めてお詫びにうかがいますと親が言ってました

こんな状態でどうしようというところです
あきちゃんは自分が引っ張ったせいでごめんとおちこんでます

あきちゃん、学校は?
向こうも夏休みなのかな。お風呂とか着替えやトイレはどうしてるの?
あきちゃん普通にトイレとかいってますよ
でもなぜか流す音聞いてないかも
お風呂は一緒にいきます

まとめサイトから来ました。一枚目と二枚目、ロングの可愛い子見えました。あとは見えない。
>>1が、ロングの子って言ったときビビった。
見える人やっぱりいるんですね!うれしいです


とりあえず謝って穏便にすませて早くあきちゃんを元の世界に帰す方法を探したいと思います

とりあえず酉つけとけば?
とりってどうやってつけるんです?

#のあとに任意の文字列

182 : ◆hUUqlh4RqZmN :2012/08/17(金) 23:13:55.81 ID:xbghBFBm0
どうかな?

おしえてくれたひとありがとうございます

まさかとは思うが
「のあとに任意の文字列」
って入れてないよな?
大丈夫ですよー

とりきえた・・

178:
写真撮ろうとしてマグカップ消えてとれないいうてたわけで
目の前で持たせて消えたら存在の証明になるんじゃないんか

>>1の母さんの前で>>178をやってみて
ナイスアイディアです!
ちょっといってきます


おかーさんが何かが入るという事は理解したようです
ただやっぱり自分がみたものが信じられていないようで
あんた他の人におばけがみえるとかいったの!?
と怒鳴られました。おとーさんはかばってくれました
おばけがみえるとか人前でベラベラ言うんじゃないとも言われました
あきちゃんはおばけじゃなくてちゃんと存在してるんだといっても
おかーさんはちゃんとききいれてくれません
おとーさんも苦い顔してますがとりあえずお祓いが出来る人を探してみるといってました
おかーさんにしたら娘がとりつかれてるとでも思ってるんでしょうか
すごくピリピリしていてこの書き込みとかもみつかったら叱られそうで怖いです

ひとまずはおとーさんにみてもらえるひとを探してもらうということになるので
安心ですかね
あとスマホはおかーさんがまだあずかっておくといわれました
こんなのも誰かにみせるんじゃないともいわれました

コップが消える瞬間を動画で撮れない?
スマホはとりあげられたままだし
もしとってうpしたとなったらおかーさんから何言われるか

お、戻ってきてたか
あきちゃんの親は心配してるんじゃないの?
ホームシックになってないか?
あきちゃんだって寂しい思いしてると思います
でも大丈夫だからって笑ってくれます
本当にあきちゃんはやさしくってお姉ちゃんみたいな大事な存在になってます

あきちゃんお腹減ったりしないの?
あきちゃんとはこっそりいままで一緒に食べてましたよ
自分の時もなんですが食べ物がぼやけて光って見えるんです
何かお供え物あれてる仏様もこんなかんじだったりするのかなー?
不思議だねーってあきちゃんと話しました
でも特別量が減ったように見えたり見えなかったりなんですよね
飲み物とかも置いておくとあきちゃん飲んでるんですが減ってなかったり
気づくとちょっと減ってたり
自分の時はあきちゃんの家でおやつを食べましたがほんの少しかじっただけなのに
おなかいっぱいになりました
あれだけの量でおなかいっぱいになったり出来るんならダイエットもつらくないのにと
今は思います

207 : ◆hUUqlh4RqZmN :2012/08/18(土) 00:01:09.58 ID:nSDcwxCV0
あの写真にある生ハムそんままくうとしょっぱくないか?w
しょっぱいけど美味しいですよ
暑い部屋でハム食べてごくごくお茶を飲むのが最高なんです
それをあきちゃんにもすすめたらなまはむすきになったようで

一番気になるのはパラレルがどっから分岐してるのかってことなんだが、大まかな歴史を聞きたい
おおまかな歴史のことですがあきちゃん歴史くわしくないので知ってる範囲でざーっというといってます

ソレンとロシアがなんか仲いいみたいでそれでアメリカをおさえこんでるかんじ?
この二国が宇宙開発とか一緒にやっててよくとばしてるみたいで何年か前に火星に人を送る準備
してるみたい
アメリカは色んな国の人が混じっててそれで国内でよく争いみたいな運動がおこってるって
中国はなんか病気はやっててそれが薬きかないやつで人口減ったって
日本はのらりくらりって感じで世界で特別目立ってないって
あとアメリカにある大きい山が2年位前から噴火するかもーってえらいひとがいってたみたい

向こうの世界の通貨とか、西暦を聞いてみてくれないか?
2012年だって
お金は普通に円みたい

向こうの世界でおやつって具体的に何食べたの? 味とかは普通?
むこうのおやつは自分は光ってぼやけてしかみえてないんだけど
こっちで言う笹かまの包装?紙っぽいかんじのに入ってる感じで
しっとりとパサパサの間な感じのスポンジにクリーム入ってるお菓子でした

向こうの世界では
童貞は崇められていますか?
別に?みたいです

スマホ取られて動画撮影出来ないって?
タイミング良すぎwww
Aの親から電話かかってきた後にもうとりあげられてるんですが

そのソレンってのはどこにある国なんだ?
ソ連とは別物なのか?
どこにあんの?って聞いたら地図の上のほうじゃないのー?斜め上?
あきちゃんも勉強は好きじゃないみたいです

ゆきちゃんの服装はどんなのだった?
半そでのブラウスにショーパンですよ

あきちゃんお風呂とかどうすんの?
一緒に入ってましたよ
意識してみようとしないでって。私は○ちゃんのことなんにも見えないのにずるい
言われました

こっちでは西暦1991年にソ連(ソビエト社会主義共和国連邦の略でソレンね)が崩壊して
ロシア連邦になったんだけど、あきちゃんの世界では、ソ連とロシアが共存してるんだね・・・
いつ分裂したんだろ?
国って崩壊するんですか?
北朝鮮でも崩壊しないのに?
なんか勉強できいたきもしなくないですがなんかすごいですね
あきちゃんにきいてみたら何が分裂?休みの日に勉強やだーって行ってます

まとめで記事になってるって聞いてググって見て来たけど
>>48でうpされた画像ではあきちゃん氏の目の部分ってどこあたりにある?
まとめのってるんですか?
なんか写真とか勝手に転載されるものなんですね・・・・
椅子の横についてるやつの半分よりちょっと下あたりですよ
だらーんってしてる

あきちゃんて、日本のどの地域に住んでるの?
北関東とだけ
まとめにのったならこのAの親からのくだりとかでばれそうでこわい

あきちゃんと自分は同じ県なので

ちょっとあきちゃんにここに書き込んでもらってよ
あきちゃんにこの下から書き込んでもらいます



こんばんわ
こっちのひとはひとのじじょうもこうりょしないでずけずけといってくるのがすきじゃない
おわり


ローマ字はこっちもむこうも一緒ですね
キーボードもぼやけて見えるみたいだから打つのが遅かったですね


代打です

○ちゃんはネットだからと言って私が言った事を少し丁寧な言葉になおして書いてるみたいだけど
私はそんなの関係ないから丁寧な感じにしてくれなくてもいいそのまま打ってもらうから
興味津々なのはわかるけどなんなの?写真とかビデオとれとか人にもの頼む態度じゃないよね
とらなきゃ嘘だとか別に信じてもらわなくてもいいからそれならみなきゃいいじゃん
いい人もいるみたいだけどあまりにも悪い人の方が目立つ 以上

そのまま打ってみました

今更だけどなんで>>1が異世界に行った時にあきちゃんは洞窟のとこに居たわけ?
ダイエットの為に歩いてうろうろしてだだけ

あきちゃんがいったことはそのままうつことにしたので^^:

ごめんな、あきちゃん
ここはそんなとこなんだわ
あきちゃんもそんな感じでバンバン言ってくれて構わんぞ
って言っといてくれ
いわれなくてもバンバンいう

まあ洞窟通ってこっち来たんだったら洞窟通れば戻れると思うけどね

逆に下手にこっちに居座ったら戻れなくなるんでねの?
明日一緒に穴行ってみます

戻って欲しくはないけどそれは単なるわがままですもんね
あきちゃんが家に帰れなかったらやっぱり悲しいし


おかーさんにいつまで起きてるのって起こられたので落ちます
何か進展あったらまたきます

321 :名も無き被検体774号+:2012/08/18(土) 11:12:43.71 ID:ngmOZvto0
こんにちは

さっと目を通しただけなので全部に答えられるかどうか

あきちゃんの世界では日本で一番地位の高い人は誰?
天皇陛下?
もし天皇陛下以外だったら、天皇陛下(皇族)はどんな扱いになってるの?
天皇はいるみたいですよ
日本の天皇は世界でも有名みたいです

あきちゃんへ→あとアメリカにある大きい山が2年位前から噴火するかもー
っていうのはイエローストーンのこと?だったらヤバいよ
あと山はイエローストンそんな感じな名前だったと思う

だそうです

小学生未満のスクツかよ
こなきゃいいしみなけりゃいいじゃんあなたそれ以下よ


あと戦争のことでしたね

一回大きいのがあったみたいですよ
アメリカとロシアがやってロシアがまけたみたいです
日本は戦争ないって

俺の時代はローマ字入力以前にローマ字表記を小学生レベルで学習したんだが
ゆとりはそうじゃないらしいな
今の底辺は小学生レベルを大学で教わるんだっけ(笑)
あんたいつまでここみてるの?
文句言ってるならみなきゃいいじゃないきもちわるい

書けば帰る方法探せ
書かなかったら逃げた本当にへんなとこ

ここに書いてたって色々聞かれるだけで何の手がかりもないのに
書き込む意味あるの?
文句ばっかり言われてさ
見える人探してくれるっていってるんだしここに来てもなんの実もないと思うんだけど

だそうです
自分もできることはやってるつもりだけど正直ローマ字のこととかどうでもいいことに
むきになられて疲れます
向こうでもローマ字とかならうんだなー程度の感想だったんですけど

あとあきちゃんと穴にいってきましたがふさがったままでした
毎日穴はみにいこうとは思いますがあとは親にまかせたいとおもいます

穴が塞がってるかもって思って穴に行くんじゃなくて出口があると思って穴を通ってれば繋がるんじゃね?
もちろんあいてるかもとおもっていきましたよ

1人でないと戻れなさそう 塞がっている所はあきちゃんのみで行ったのか
二人でいきました

これから叔母さんがくるみたいなのでまたしばらく書き込めないです


またしばらくしたら席をはずしますがそれまでにあったことかきます
簡単に言うとあきちゃんをかえせるかもしれません

実は叔母さんがその手の人でした
自分はあまりあったことなかったんです
おかーさんと叔母さんは仲が悪いみたいで

小さい時からおばさんは霊がみえるとかあの人明日死ぬとかいって近所の人から気味悪がられたり
おかーさんは友達からも色々といわれたり嫌がらせをされたようです
おじーちゃんが叔母さんの力を信じて宗教に走り自分の娘には不思議な力がある
と言いその宗教にものめりこみ家族はおかしくなったと
みかねたおかーさんは叔母さんにみえてもそんなことは言うなとなにもみえないといえといったそうです
おじーちゃんにきかれても見えないしらないをとおしたおかげで今度はおじーちゃんは詐欺師呼ばわり
お金はなくなりおばーちゃんは苦労の末離婚をしたそうです
おかーさんはとにかく叔母さんのそんな力がなければ普通の家庭でいられたのにとおかーさんはすごい顔をしていました
本当なら会いたくはなかったと
でも娘のためにはあんたにたよるしかないといってました
泣いていました
叔母さんは黙っていました

その後に自分に起きたことを説明しました
叔母さんはなんか違和感があったとあきちゃんをみていいました
死んでる霊には見えないしでも生きてるわけでもないけど限りなく生きてる人にも近い
なんか生霊とかそっちに近い感じがしなくもないと

とりあえず異世界ってのは初めてのパターンだけど○ちゃんが向こうの人にしてもらったようなことも
こっちでしてみるから。ちょっと用意するからしばらく待っていてと
今待っているところです


叔母さんはお風呂を借りるといってなんか入りに行きました

あきちゃんはあんなにはっきり見えるんだね
○ちゃんも神社のおばさんみたときこんなかんじだったの?
とちょっとはしゃいでます
帰れるかもしれないって希望が見えて嬉しいのかな


ただいま

あきちゃん無事に帰れました
叔母さんがどうなるかわからないけど除霊する感じでやっていくって
なんか叔母さんがブツブツ言ってしばらくしたらあきちゃんがゆらゆら揺れだして
すごくつらそうにしてました
自分の時と同じ感じだって思わず声に出してしまいました
叔母さんは自分の帰る道が見えるはずだから!いける?いきなさいと言いました
あきちゃんすごくつらそうにふらふらしながら穴に入っていきました
途中でひざをついたので助けに行きました
そしたらあきちゃん「大丈夫。一人で行けるから向こうで見てて」って
その間も叔母さんはブツブツ何か言ってました
助けたいの側にいけないもどかしさがつらかったです
ずっとあきちゃんがんばれ!ずっと友達だからねって自分は叫んでました
あきちゃんが穴に向かってから10分くらいかな?もっとたってたかもしれないけど
叔母さんの呪文みたいなのがとまったの
あきちゃん向こうにいけたの?って聞くと叔母さんもわからないって
おばさんと二人で穴に入った
そこは真っ暗で20mほどいったところで行き止まりになった
あきちゃんの姿はなかったから無事に帰れたんだって思った


とりあえず皆で車に乗って家に帰った
家に着いて叔母さんはすぐに帰ろうとした
おとーさんがお茶くらいは飲んでいって欲しいと家に入れました
おかーさんはかえって欲しそうだった
居間でおとーさんが今回の事迷惑かけてすまないそして助かったありがとう
と叔母さんにお礼を言った
自分も叔母さんにはとても感謝していたしあきちゃんのことむこうの世界の事
叔母さんと色々話してみたかった
でもおかーさんはそれを許してはくれないんじゃないかと思った

おかーさんがちょっと疲れたから少し休んでくるわと寝室にいった
しばらくして叔母さんがおかーさんが私をよく思わないのは当然だと思うし
今回の騒ぎで昔と何か重なって自分の家庭までもが壊れてしまうんじゃないか
と怖かったとおもうの
霊とかみえないにこしたことないし、○ちゃんも色々知りたいことあるかもしれないけど
おかーさんの気持ちも察してあげてねと言われました
そして私も疲れたから家に帰って休むとするわと叔母さんは車に乗り込んで帰っていきました


あきちゃんも向こうで怒られたりしてないかそれも心配です
あとこれから上にあったやつを読んできます

上にあったやつとは『【不思議な】電車に乗って変な場所に行った【体験】』スレッドです。)

読んできましたーにてますねー。
叔母さんとは和解なしです。
スマホはまだかえしてもらってません
Aの家にも謝罪に行くといってますし
疲れたのでもう寝ますいろんなことがここ数日でいっぱいあって
疲れました
応援してくれた人ありがとうございました


おなかがすいて目を覚ましてしまいました
よく考えるとあんまり食べてなかった

Aの家に謝罪には行きます
やられた嫌がらせの事を親に言いましたそのことはちゃんと向こうにもいってくれるみたいだし
お前も言いなさいといわれてます
ただ怪我したこと(実際あきちゃんがひっぱっている)写真の事は盗撮と思われても仕方のないことだと
それはお前も謝らないといけないことだといわれました

>1さんお疲れです
あきちゃんとは他にどんなことを話したの?
あきちゃんとはお互いの事、お互いの世界の事
ファッション、マンガ、文化なんかの話をしました
あと恋話もしましたそんな感じです

あきちゃんはどーでもいいよ
見えてないんだから、こけたのは本人の足腰が弱いせいにしとけ

盗撮じゃないんだから、そのことについては絶対に謝るな。
おまえさーこのスレでキレるときも、あきちゃんのふりして書き込むときだけだし
なんでもかんでも他人のせいにして生きてんじゃねーぞ。
そうやって自分で考えずに親任せにしてるからイジメられんだよバーカ

ネタじゃないんだったら、の話だけどさ
たとえば盗撮じゃなくても公園の風景とって裸の幼女がうつってたら
言い訳聞いてもらえますか?
盗撮したつもりなくても3人の姿はうつってました
その旨は三人にも言ったし後でも言うつもりです

それからあきちゃんのせいにしてきれてなんかないですよ
そういういいがかりはやめてください

で、カバンは見つかったの?
みつかってますよ


釣りだとおもうならそれでも結構です
痛くもかゆくもないです
自分はあきちゃんと会えた。むこうにいったそれだけです

久しぶりに電車に乗ったら変な駅についた話

久しぶりに電車に乗ったら変な駅についた話(VIP+)より。
まがいもんという言葉こそ出て来ないものの、非常に良く似た話です。ログはこちら

1:名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 22:36:48.99 ID:iLnJJvM4O
立てばパソコンから

3 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 22:45:47.44 ID:CtKYv5/s0
きさらぎ駅だろ
駅名は漢字だったけど
どんな漢字だったか忘れちゃった


普段、仕事に行くには車を使ってた
首都圏みたく都会じゃなくて、通勤に電車を使う方が少ないような田舎だ
客はもっぱら学生がメインだと思う

その日、会社の飲み会があったんだけど
ちょっとした打ち上げみたいな漢字で
少し遠出することになったから
車じゃなくて、電車とバスを乗り継いで会社に行ったんだ


仕事をいつも通りにこなしていって
終業時間の少し前、電車の時間を前もって調べていたので
みんなで少し早めに仕事を切り上げて駅に向かった

目的地は1時間もかかるところで
それだけいけばさすがにある程度栄えた街

何事も無く目的地に到着
飲み会もまぁまぁ盛り上がった


二次会に行く組と、帰る組にわかれた

朝から体調も良くなかったし、
次の日にちょっと大事な取引先との打ち合わせがあったから
帰ることにした

一緒に帰ることになったのは
同僚のAと、先輩のB
電車は何人か立ち乗りがいる程度の込み方だった
3人座るとことはなさそうなのでたっていた

3駅くらい行けば座れるようになるよねー
とか適当に話をしていた


案の定、3駅進むと学生は結構降りた
それでも乗ってくる人と足し引きすると
まだ座れそうになかった
3人バラバラになるならもうちょっとたってようかってなって

そこからさらに数駅進むと同僚のAが
「俺、今日彼女んとこに泊まるんでwwwwwっw」
と言い出して降りることになった
「>>1も早く相手見つけろよwwwwwwww」
とか言ってくるし本当にうざいやつだ
フラレて風邪ひけって言っといた


Aが降りて、先輩と二人になった
「>>1、駅ついたらどうやって帰るんだ?」
「タクシーにしようかなぁと」
「羽振りいいなww俺、嫁さん迎えに来てるんだけど乗ってけば?」
「え、でも悪いですよ」
「気にすんな、>>1の話したら会ってみたいって言ってるしっw」

いったいどんな恥話をされていたのかと思うと心当たりがありすぎて嫌になるので
細かいことは考えずに、お言葉に甘えることにした

そんなことを話しながら考えながら電車に揺られていると
いつの間にか寝てしまったようだたt

電車が止まった感じがして目が覚めた


隣を見ると先輩がいなかった

寝過ごした!っていうか起こしてくれればいいのに!
とか思って慌てて電車を降りた

他にも何人か降りた人がいた
駅名を探して見てみたけど、見たことない駅だった
乗り過ごして偉いとこ来ちゃったよ、と思った

とりあえず携帯を取り出して時間を見ると
帰りの駅の到着時間を10分くらい過ぎてた

1駅か2駅くらいならタクシーでもそんなにお金かかんないな
とか思った


先輩に電話をかけた

呼び出し音は鳴るけど一向に出ない
何回かかけてみたけどダメだった
しかたがないので、乗り過ごしたんでどうにかして自分で帰ります
と先輩にメールを送った

ところが、何度やっても送信できませんでしたって出る
圏外でもない
メアド変えられたのか?とか
なんだか先輩への不信感が募った

周りを見ると、誰もいなくなっていた
無人駅
降りた客ももう去ったあとみたいだった


街頭の明かりもかなり暗い
無人駅なだけあって誰もいないし車もない

乗り過ごしたのが1駅だけだったとしても
東京みたく歩ける距離ではなくて、10kmくらいはあると見て間違いない
さすがに歩いてたら死んじまうと思った

隣の駅くらいならタクシー呼べばきてくれるはずと思い
たくしー会社に電話してみた
先輩みたく呼び出し音だけナルり続けるわけじゃないよな
とか思っていると割りとすぐに出た

「はい、○○ハイヤーです」
「えーと、△△駅(そこの駅名)に1台お願いしたいんですけど」
「はい?」
「△△駅です」
「それは~…どのあたりですか?」
「え、○○駅から下りで1駅か2駅くらいだと思うんですけど」
「○○駅の次は□□駅で、その次は○△駅ですよ」
「え…」

いや、確かに考えてみればそうだ
いくら普段、電車に乗らないとはいえ
近くの駅の名前くらいだいたい見当がつく
普通に考えて△△なんて地名はこのへんじゃ見たことがない


それに気づくと急にこわくなった
とにかく人のいるところに行きたかった
大きい国道に出れば、田舎とはいえトラックくらい走ってるはず

耳を澄ませてみてまた気づいた
なんの音もしない

9月だってまだまだ虫が泣いていていいはずだし
風で木が揺れる音や近くに車が走っていれば音が聞こえるはず
それがなにもない
聞こえるのは自分の呼吸と足音だけ
足と息をとめると本当に無音
静かすぎて、キィィィィィンって耳鳴りが聞こえてくる始末

周りを見渡すと、月の見える方向はすぐ山になっているよう
その反対側は少し離れたところに山があるように見えた

駅舎に時刻表とかは無かったの?
そこまで木が回らなかったなぁ
木造の古いちっちゃい小屋があるくらいだったから



○○も山に囲まれてるところだからそんなに離れたところじゃなさそうだけど
その雰囲気というか空気は明らかにおかしい

とにかく、月の反対側に方に向かって走りだした
きっとそのうち大きめな道路に出るはずだと思った

走ってる間も音がしない
風の音はする
でもなんだか、空気がいつもと違うような
やけに冷たくて、やたらと体に絡みつくような気持ちの悪い感覚があった


少し走ると、大きな鳥居が見えた
うっすら明かりも見えてかすかに物音も聞こえてきた

やっと人がいたと思って一目散に鳥居をくぐった

すると、それまであった明かりやかすかな物音が消えた
急に消えたというより
元から何もなってなかったような感じ

何がどうなってるのかさっぱりわからない
「すみませーん!!」
と声を上げても反応はなし

くっそ細かくて申し訳ないが、虫は鳴くな。
知ってる
漢字の変換は適当だから脳内補完よろ


諦めて鳥居をくぐって戻るとまたうっすら明かりでついていて
物音も聞こえる

それも、急に再開したという漢字でなくて
元からそうでしたって感じでそうなってる

わけがわからなくて数回鳥居を通っては戻ってを繰り返した

>>1はスマホじゃないの?
マップとか見なかったんか?
ガラクタケータイでやんす


数回繰り返すうちにひらめいた
鳥居くぐんなきゃいんじゃね?

で、鳥居の外を通ってみると
案の定明かりも音も消えなかった

そのまま明かりの元に行きたかったけど
なんだかこの鳥居が気になってしまった
鳥居の外を通って境内へ
そのまま境内から鳥居をくぐるとどうなるんだろう


境内から鳥居をくぐって出てみると
なんか空気が変わった
周りの景色の色味がなくなった
夜だしもともとわかりにくかったけど
明らかに灰色っぽい空気になった感じがした

慌てて戻って、そのまま明かりの下へ行った

明かりの見える建物の扉の前に行ってみると
ワイワイガヤガヤと聞こえてくる
宴会のような感じで笑い声とかも混ざってる

そーっと扉を開けて顔を出してみると
中には中年の男性が4人しかいなかった

そしてその4人が4人とも怪訝な顔をしてこっちを見た


「あのー、○○に行きたいんですけど」

4人は返事をしてくれず
同じ顔でこっちを見ている

「ここはどこですか?」
「なにしてるんですか?」
「日本ですよね?」
いくつか質問をしてみたけど
それでも4人は返事をくれずこちらをじっと睨むように見ている

苛立ちとこわさでその場を立ち去ることにした


鳥居の外を通って道へもどり
すぐに鳥居をくぐって境内へ入った
さっきと同じで明かりも音もない

さっき4人がいたところへ行って扉を開けた
「誰かいませんかー!!」
返事はないが、何かがいる気配を感じた
動物か人間かわからないけど絶対になにかいる
でも暗くて見えない
携帯の明かりで照らそうと携帯を出すと
すぐ後ろにも気配を感じた
何かが動いて後ろにきたような風を感じた

「なにをしている」
「あ、あ…ここは、あの、○○に」
「閉めろ」
その声がとても低くて、怖くて慌てて扉を閉めた

58 :名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 00:12:32.49 ID:6gDjiqWp0
扉を閉めて、後ろを向くと
人がたってた

でもその人の顔には紙が貼ってあった
ちょうど、夏目友人帳のやつみたいな感じで

それがとても怖くて鳥居に向かって一目散に走りだした
その人が追いかけてきたかはわからないけど
鳥居をくぐって振り向くと明かりが戻っていて、その人はいなくなっていた


神社は怖くて、他に民家や道路を探そうと道を進むことにした
なんだか一気に疲れが襲ってきて歩いてた


しばらく歩いても民家はないし、大きな道路にもぶつからない
もういい加減泣きそうだ

その場にしゃがみこんで途方にくれていると
後ろから人の声が聞こえてきた
足音も複数聞こえる
走ってるみたいだ

誰かきた!助かる!と思ってそっちへ歩いた
暗くて姿は見えないけど、まだちょっと距離がありそうだ

「こっちに行ったはずだ!」
「絶対捕まえろ!」

そんなことを叫んでいた


そんなのを聞いてしまったら逃げなきゃいけない木がして
道路から外れて茂みに隠れた
足音がどんどん近づいてきて
話してることも聞こえてくる

「あっちがわから迷い込んできたらいいことがねぇからな」
「さっさと捕まえて役場に渡しちまおう」

とかなんかいろんなことを話してる
息を潜めて隠れていると
どうにかやり過ごせたようだった

念のためもう少しそこに隠れてて
本当にさっきの4人と思しき音が聞こえなくなるまでそこにいた


もう大丈夫だろうと道路に戻った

4人を追いかけるような形になるけど
そっちに行かないとさっきの神社や駅に戻ってしまうからそっちに進んだ

歩きながら考えた
さっきの4人が捕まえろって言ってたってこと
4人が何かやらかしてるところを見てしまったからなのか
役場に渡すってことは、それはないだろう
なんで捕まえられなきゃいけないのか
さっぱりわからない
でも、誰彼かまわず助けを乞うわけにはいかなさそうだなぁと思った

そんなふうに歩いていると、反対側の山についた
行き止まり
途中、交差点なんかはなかった
あったのは神社だけだ


どうしていいかわからなくった
携帯を見ると圏外になってた

とりあえず携帯がつながるところまで戻ろう
それから警察なりどこなりに電話して助けてもらおう

そう考えてきた道を引き返すことにした
その時点で、駅から歩き出して1時間半たってた

ある程度歩いては携帯を開く
というのを繰り返していると
30分くらいで神社についた

なんかやけに近いなぁと思った
と同時に、なんかおかしい
さっき、駅から出てきた時は右側に神社があった
今引き返してきたんだから左側にあるはずなのになぜか右側にある
空を見上げると、月が後ろにあった


携帯は圏外のまま

子供の頃、ばあちゃんがよくしてくれた話の一つに
キツネに化かされるっていうものがあった
もしかして今キツネにばかされてるのかと思うくらいに現実離れしてる現象

もうさっきから涙が止まらない

神社の明かりは消えていた

もう本当に何がなにやらわからない
もうなんか諦めが強くなってた
さっきの4人に捕まって
殺されるなりしてしまった方が楽な気がした


鳥居の足元に座って誰かが通るのを待つことにした
きっとそのうちさっきの4人か誰か通るだろうと

情けなくもメソメソ泣いていると
境内の方からだから歩いてくる音が聞こえた

あぁ、これで人生おしまいか
なんでこんなことになったんだ

なんて考えたりしてると
「あんた、何してる?」
なんか少しかすれたような声で話しかけられた


見ると、着物を着た老人だった
老人に促されるがまま境内の建物の中に入った

そこでその老人はいろんなころを教えてくれた

ここは、元の世界とはちょっと違う場所らしい
たまに私のように迷い込んでくる者がある
そういうのはこっち側の人に害があるらしい
それを捕まえて役場に出すとお金がもらえる
鳥居をくぐると何か変な感じがしたってのは老人もわからないらしい
確かに、今境内に来るときはなんともなかっった
顔に紙を貼った人も何のことかわからないよう


駅から電車に乗っても戻れるかわからないという
でも戻る方法はいくつかあるらしい

一番てっとり早いのは
神社の奥の森に小さい祠があって
そこが元の世界とこっちがわの通り道になっているらしい

そこに案内してもらえることになった
祠が見えてきたところで老人が足を止めた
「こっちがわの人間は、あの祠に近づきすぎると気が触れちまう」
という
祠の扉の開ける手順やしきたりやなんかをその場で教えてもらった

老人にお礼をいうと
「お互い関わりっこなしでいこうや」
と苦笑いをしてた
迷い込んでしまったのだからしょうがないけど
なんか申し訳なくなった


言われた通りにその祠の扉を開けて中を見ると真っ暗だった
なんか吸い込まれる感じがしたと思ったら気を失った


気がつくと、電車の中だった
○○駅に着く直前だった
「あ、起きたか、起こしてあげようと思ったのに」
「あ…私ずっとここにいましたか?」
「ん?うん、ずっと寝てたけど?」

携帯を見ると、確かに時間も戻ってた
発信履歴には先輩とタクシー会社が残ってた
先輩に着信いってないかと聞くと
「来てないけど」といいながら携帯を取り出すと
私からの着信が残っていた

靴にも茂みに隠れたときについたような
雑草の緑色の汚れがついていた


というわけで、これで終わりです

一応、地名は伏せておきます

>>1が女だったことに一番驚いたわ
隠す必要もないけどわざわざいう必要もないかと思って
そのへんは説明しなかったです

戻ってこれて良かったね
よかった
本当に

んで天狗の抜け穴は小さい祠とどこに付いてたなり?
滝の裏?にもあるとか
あと街にもって言われたけど街にどうやって行くのかはわからない

>>1はこういう不思議な体験て、ネット越しじゃなく直に誰かに喋ったらどうなると思うかな
何かあるかもしれないし喋りたくない出来事だと思う?
それとも酒の席で『そういえば…』的な話として知り合いに披露出来る?
話そうとは思わないかな
ばあちゃんには電話で話したけど
よくわからんって反応だったし

携帯に着信残ってたとはいえ
実際にずっと隣で寝てたの見てるわけだから
そんな話したところで夢だって言われるの目に見えてる


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最終更新:2022年04月24日 16:45