ターラ14世

たーら14せい

第三文明圏外国アルタラス王国国王。
温和だが、娘であるルミエスには少々甘く、良き父親でいようとしてしている。

パーパルディア皇国からのシルウトラス鉱山割譲と王女の奴隷化と言う、とてもではないが飲めない要求を出されて、怒りに任せて断交を宣言、迫るパーパルディア皇国の監察軍相手に抗戦の準備をする。
国を預かるものとしてはやや性急だが、実際のアルタラス軍は質の劣る監察軍(フェンに向かった東洋艦隊程度の)相手になら勝利できうるほどの戦力を保持しており、その実力をもって早期講和を狙う算段だったものの、その後の描写から考えるに皇国は最初から完全支配する前提の侵略戦争の口実が欲しかっただけであり、実際は格上の本国軍が襲来してくることになる。*1
そのため、指導者として失格とは思いつつも娘を日本に逃がしつつ、迫るパーパルディア皇国軍相手に悲壮な戦いを挑む。

結局、魔導戦列艦ワイバーンロードリントヴルムマスケット兵による竜甲戦術によってアルタラス王国軍は脆くも3日で陥落、彼自身も導力火炎弾を食らい戦死してしまった。

関連項目
人物アルタラス王国ルミエス

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過去のコメント
  • ただ日本にかくまってもらうことを期待して娘を送り出したら、それが日本の協力を得るきっかけになったんだから、結果論ながら指導者失格どころか最善の一手になるという、悲劇の人にして幸運の人 - 名無しさん (2019-12-14 01:13:24)
    • 見方を変えれば、娘可愛さの私情で開戦して結果的に国を滅ぼして国民に塗炭の苦しみをもたらした愚物の疫病神、という解釈も成り立つ - 名無しさん (2019-12-16 02:27:13)
      • 娘を犠牲にしたって同じことになってただろ - 名無しさん (2021-05-12 22:55:36)
      • パ皇は攻める気満々だったからどうにも出来ないところではあるけどね - 名無しさん (2021-05-13 08:40:16)
  • まぁ半ば無理を承知で条件押し付けて拒否次第軍隊を派遣するってのは当時の地球でもそんなに珍しくなかったので、そこに限って言えばパ皇が極悪かって言われたら微妙ですね。(最も、その後の統治手法は明らかにやりすぎですが、、、、) - 名無しさん (2021-09-24 13:45:26)
    • まぁ、この世界にもどんな無理難題ふっかけてもヘラヘラしてて、さらに無茶振りしたらいきなりプッツン行って先制攻撃してくる国民性の国はなかったんだろうな…… - 名無しさん (2023-09-25 03:32:28)

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〔最終更新日:2019年06月05日〕

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最終更新:2019年06月05日 20:06

*1 やり方も非常に陰湿かつ周到で、まず大使が国家経済の要である魔石鉱山の無条件譲渡に加えて国民にも人気のある王女をたかが1公人の大使が私欲で要求し、さらに国王との対談もわざわざ座席を外させ立たせたまま不遜な態度で行うという国家間でありえない対応を行っている。おまけにルディアスが断交を知ってから5日で宣戦、その10日後には300隻以上(低く見積もっても数万以上の兵は有している)もの大艦隊でアルタラス軍を海・陸で撃破、征服を果たしているため、要求通達のかなり前から予め準備していたものと思われる