AH-64D アパッチ・ロングボウ


えーえいちろくよんでぃー あぱっち・ろんぐぼう

陸上自衛隊所属の攻撃ヘリコプター。実在する。

※出典:陸上自衛隊ホームページ (https://www.flickr.com/photos/90465288@N07/8464412687/

乗員 2名
全長 17.73m(胴体長14.96m)
全高 4.9m
全幅 14.63m(スティンガーランチャー搭載時5.70m)
全備重量 10,400kg(最大)
発動機 IHI T700-IHI-701C
出力 1,662SHP×2
最高速度 約270km/h
武装 空対空ミサイル「スティンガー」
70mmロケット弾
ヘルファイアミサイル
30mm機関砲

概要

AH-64D アパッチ・ロングボウ(AH-64D Apache Longbow)は、マクドネル・ダグラス社が開発したAH-64Aにロングボウ火器管制レーダー(メインローター上部のコブのような構造物)を搭載し、性能向上を図ったAH-64の派生機体で、アメリカ陸軍の他、イギリス陸軍や日本国陸上自衛隊などで採用されている。

陸上自衛隊では、AH-1Sの後継機としてAH-1Zとの比較が行われ、結果2001年よりAH-64Dの採用が決定したが、非常に高価な戦闘ヘリとして年に1機〜2機と配備が進まず、アメリカ合衆国でAH-64DブロックIIの生産が終了した事から、2008年に調達が打ち切られる。
最終的な調達数は13機と、非常に少ないものとなった。(事故により現在の保有機数は12機)

そして防衛力整備計画にて攻撃ヘリの廃止が決定。本機もしくは後継機が配備される可能性は非常に低くなった。さらに開発元のアメリカも次期攻撃偵察ヘリ(FARA)の開発を断念して無人機の開発に力を入れる方針に変更したので、今後戦闘ヘリ自体が戦場から徐々に姿を消していくことになると思われる。

随時加筆をお願いします。

劇中での活躍


ジンハーク攻防戦において7機のAH-1Sと共に3機のAH-64Dが第7師団の支援要請を受けて出撃してロウリア軍を蹴散らした。王城突入時には降下部隊の支援のために一機が護衛に付いており、降下地点の近衛隊に攻撃を加えている。
フェン王国の戦いでは、ゴトク平野で3機のAH-64Dがパーパルディア皇国陸戦隊を機関砲で密集隊形に追い込み、特科隊による制圧射撃のお膳立てをしている。
エストシラント沖大海戦において、海上自衛隊のDDH-182「いせ」から発艦し、皇国海軍第1、第2艦隊の戦列艦および竜母に機関砲とロケット弾を撃ち込み、多数を航行不能にした。このときはAH-1Sと合計で7機であった。
ヒノマワリ王国の奪還作戦時には、地上戦力の迎撃のために展開していたシーン暗殺部隊を殲滅した。

コミカライズ版では、名前でしか登場しておらず原作で登場したシーンは全てAH-1SとUH-1Jに置き換わっている。なおジン・ハーク攻防戦でAH-64Dの発艦を指示しているため戦闘に参加していない訳では無いと思われる。

外伝:竜の伝説でのカルアミーク王国への国交開設の派遣時に3機がDDH-183「いずも」に搭載されていたが、内乱に巻き込まれた外交官や自衛隊員を救助するためにAH-1S5機とOH-11機と共に出撃*1ワイバーンの導力火炎弾すら効かない魔炎駆動式戦車に対して対戦車ミサイルを発射、これを撃破。その後にロケット弾と機関砲の掃射によってマウリ・ハンマンの魔獣軍を一掃することに成功。

関連項目
兵器自衛隊AH-1SOH-1

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  • 有識者の皆さん、記事の充実にご協力ください。 - 名無しさん (2019-01-04 00:17:06)
  • AH-64Dの調達断念には色々な噂あったね、ボ社下請けのK国製造の機体部品が富士重にボロボロの状態で送られてきたとか、F仕様に切り替えられなかったとか、陸さんの運用が想定以上に大変だったとか、初めからAH-1Zの方が向いてたとか - 名無しさん (2020-03-07 23:22:15)
  • 歩兵が携行できる地対空ミサイルの発展によって現代の戦闘ヘリは時代遅れな雰囲気になりかけてる気がします。 しかし日本国召喚の世界観ならば、実は一番使い勝手の良い兵器なのではないでしょうか。 - 名無しさん (2020-05-12 22:05:35)
    • ただ戦闘ヘリ自体は米陸軍、米海兵隊、中国軍、露軍でバリバリ新規開発と絶賛量産中ですけどね、彼らは時代遅れなんて微塵にも思ってない - 名無しさん (2020-08-25 22:45:53)
  • 召喚のブログで次世代ヘリはどうなるのだろ?って提案したら、稼働率がどうとかと関係無い話されてボロクソにされたよ - 名無しさん (2020-08-26 00:55:39)

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最終更新:2024年02月23日 05:30
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*1 このとき、エアカバーがないため、火喰い鳥相手にも格闘戦を挑む可能性もあった