いしゅたむ
グラ・バルカス帝国本国艦隊・第52地方艦隊の通称。別名「
死神イシュタム」。出撃シーンから艦隊の母港は帝都
ラグナと思われる。
占領地の護衛と、その地における反乱防止を専門とする艦隊で、つまりは
弱者を一方的に蹂躙し恐怖を植え付けるための艦隊である。
役割上、司令官から一兵卒に至るまで残虐・非道・粗暴で品性下劣なサディストが集められており、そのあまりの狂暴さゆえに、現地人から恐怖と畏怖を込めて「死神イシュタム」と呼ばれていた。
同じ理由で、軍の大部分を含め国の上層部から相当蔑視されているが、当人たちは意にも介さないようで、「ようやく来た出番」と「再び弱い者苛めができること」に喜んでいた。
なお、司令官
メイナードは青白い顔をした病人のような男で、それが「死神」の異名に一役買っているのかもしれない。
その艦隊戦力は、
戦艦1隻、
正規空母1隻、軽空母1隻、重巡洋艦3隻、巡洋艦3隻、駆逐艦12隻、補給艦3隻の計24隻。
元が外地駐留艦隊だったせいか、地方隊とは名ばかりの一個艦隊に相当する戦力である。
なお、イシュタムが報告を行わないまま全滅したため、グラ・バルカス本国は、彼らが消息を絶った原因を突き止めるのに、かなりの日数を要した模様。
にもかかわらず「どこかで沈んでいても心は痛まない」と記載されており、軍部からは相当疎まれる存在であったことを窺わせる。
ちなみにWeb版でも描写が存在しなかっただけで、イシュタムによる作戦そのものは行われており、書籍版同様に全滅している。
余談だが「イシュタム」の名は、「死神」と呼ばれることから見て、大元は、おそらく
これであろう。
主な構成員
保有艦艇
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〔最終更新日:2023年12月22日〕
最終更新:2023年12月22日 20:11