Hiroは長年、決算システムの担当をしてきたが、次回の異動で海外へ赴任することが判明した。後任者のKeiは入社5年目の中堅社員であるが、自身でシステムを開発・運用した経験はない。
自身と比べて経験の少ない後任者に、業務内容を説明するにはどうするべきか?
Hiroが自身と同じだけの能力を前提として引き継ぎを行った場合、Keiは引き継がれた知識を全く理解できない。
Keiは自身の経験や知識不足について認識している。引き継ぎ期間中に、Hiroの知識をしっかり理解しようとしている。
引き継ぎのための時間は、しっかりと確保されている。
後任者を育てるつもりで、丁寧に時間をかけて指導しよう
Hiroは、引き継ぎ期間中にKeiを育てるという認識の元、丁寧に決算システムについて説明をした。
Keiは決算システムの基本について理解をすることができ、さらに応用的な知識について、しっかりと身につけることができた。
引き継ぎ終了時には、Hiroの後任者として立派に育っていた。
最終更新:2016年12月08日 18:10