天下御免の侍戦隊!

【番組名】 侍戦隊シンケンジャー
【読み方】 さむらいせんたいしんけんじゃー
【放送開始】 2009年2月15日
【放送終了】 2010年2月7日
【話数】 全49話+劇場版2作+OV1話
【TV朝日公式サイト】 http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/
【東映公式サイト】 http://www.toei.co.jp/tv/shinken/
【前作】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【次作】 天装戦隊ゴセイジャー

【あらすじ】

この世とあの世の狭間を流れる三途の川に棲む怪物「外道衆」は遥かな昔から人間達を襲い苦しめてきた。
その外道衆と代々戦ってきたのが、殿と家臣で構成される侍戦隊シンケンジャー。

志葉家の現当主を務める志葉丈瑠は当初はシンケンレッドとして1人で外道衆と戦っていた。
だが、後見役の日下部彦馬は外道衆の本格的な攻勢が始まる事を察知しており、いずれ殿1人での戦いに限界が来る事を危惧し、家臣の子孫に当たる4人の若者を招集、「侍戦隊シンケンジャー」を結成した。

こうして「殿」と「家臣」達は「外道衆」との戦いに身を投じていく。

スーパー戦隊シリーズ33作目。

モチーフは初めて「侍」を採用、スーツも和服のデザインに近く頭部もそれぞれのメンバーが扱う属性の漢字一文字があしらわれるというある種奇抜なものとなった。
同作品では通例のキャスト表記が平成仮面ライダーの様な表記になっている(後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』で主要キャストだけ表記が違う仕様が復活。)。

上記のとおり、初期メンバーは「殿(レッド)」と「家臣達(それ以外のメンバー)」で構成されており明確な上下関係が存在。
上下関係が時代錯誤だと作中でもしょっちゅう取り上げられるが、物語に深みを与える結果となった。
また、本作の世界観の基礎として「真面目に馬鹿なことをやろうとする」が取り入れられている。

作中では徹底的に「和風」が取り入れられ、「シンケンジャー」の拠点はもちろんモヂカラと呼ばれる特殊な力を駆使。

『仮面ライダーディケイド』と本編中で共演を果たす。
異世界を渡り歩くディケイドならではの企画と言えるが、異世界からの来訪者の影響でシンケンジャーの世界にも異変(チノマナコ)が生じており単なるお祭り企画にならず本編とリンクしている(「シンケンジャーの世界」の脚本は同作メインライターの小林靖子氏。)。

シリーズ終盤で初めて「女性レッド」が登場する作品で、海外リメイク版は「パワーレンジャー・サムライ」、「パワーレンジャー・スーパーサムライ」の2作構成となった。

最終更新:2019年09月24日 17:36