「ペシャンゴにしてやる!」

【名前】 デーボ・ペシャンゴ
【読み方】 でーぼ・ぺしゃんご
【声】 石野竜三
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ2「ガブリンチョ!カミツキがったい」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 哀しみの戦騎 アイガロン
【考え】 「住処を破壊された人間は哀しむ」
【集める感情】 哀しみ
【成分】 スクラップカー、フォーククロー、ハエ叩き、ランマーなど
【配合】 ペシャン光線
【特記事項】 働き者のために暇を潰すのは苦手
【名前の由来】 ぺしゃんこ(「潰れる」という意味の比喩表現)+
ャンゴ

【詳細】

アイガロンの「住処を破壊された人間は哀しむ」という考えによって誕生したデーボモンスター。

どんな物でも潰して破壊する能力を有し、ペシャン光線で特殊な破壊エネルギーを発生させ、自身の何倍も巨大な建物も一瞬で潰す事ができる。
「破壊」という任務の遂行には忠実だが、潰しの効かない破壊職人でもある。

恐竜博の会場に出現し、レッドと交戦するも追い詰められ、倒されそうになったところをアイガロンに助けられる。
ブルー以外の3人も遅れて参戦、ガブティラファングを装備したレッドのガブティラ岩烈パンチに怯み、子供達が作った恐竜の像を破壊して哀しみの感情を入手して撤退。

同じ場所に出現、子供達の哀しみなどをを得るのに周辺を破壊しようとするもノブハルが直された恐竜の像を使った捨て身の行動に出て邪魔され、変身したキョウリュウジャー3人(レッド、ブルー、ピンク)と交戦。
自身の使うゾーリ魔を3人に全滅させられる。
更に自身もステゴシールドを装備したブルーに追い込まれ、レッドがガブティラとステゴッチの獣電池を装填して放った「獣電ブレイブフィニッシュ」により敗北。

その直後、スクスクジョイロの力で巨大化する。
無数の高層ビルを一斉に潰そうとするが、駆け付けた獣電竜ガブティラの攻撃に怯み、更に獣電竜ステゴッチと獣電竜ドリケラも参戦し、3体がカミツキ合体したキョウリュウジンを口からの光線で攻撃するが、キョウリュウジンの力の前になす術もなく、最期は「キョウリュウジン・ブレイブフィニッシュ」を受け爆散した。

【余談】

本編において初の巨大化したデーボモンスターとなる。
同ブレイブで初登場するノブハルの妹・福井優子役の木下あゆ美氏は『特捜戦隊デカレンジャー』でデカイエロー/礼紋茉莉花(ジャスミン)役としてレギュラー出演している。

デザイナーのK-SuKe氏によると「『ペシャンゴ』という語感から『潰す』をテーマにし、重機や工具の他にもスクラップや金網製のハエ叩きを入れ込み、スクラップ工場のジオラマ怪人にした」らしく、他にも「頭頂部のフォーククローで潰されている自動車は『エルヴィス・プレスリー氏の愛車』という事でピンク色のキャデラックにした」とコメントしている(公式完全読本『KYORYUGER ETERNAL BRAVE』より)。

最終更新:2018年10月12日 07:04