【名前】 アリエナイザー
【読み方】 ありえないざー
【登場作品】 特捜戦隊デカレンジャー
【名前の由来】 異星人(英:alien)、有り得ない

【詳細】

『デカレンジャー』に登場する惑星間宇宙犯罪者の総称。

特に自身の特殊能力を使った犯罪を起こす者を指し、綴りは「Alienizer」となっている。
「エイリアン」に「有り得ない」をかけているが、普通に「エイリアン」と「ありえない」と読めなくもない。

犯罪は宇宙警察の各星にある署に所属する特捜刑事チーム「デカレンジャー」によって捜査される。
デカレンジャーに発見された容疑者はその場でSPライセンスを使い、「ジャッジメント!」のコールと共に宇宙裁判所による裁判にかけられ、裁判所は有罪か無罪かの判決が下し、有罪の場合は量刑が即座に決定され、デリート(死刑)許可が出た場合はデカレンジャーがその場でデリートを執行する。

デリート許可は必ずと言っていい程に出ているが、は登場した者のほとんどが1人どころではない殺人に手を染めているからだったりする。
複数の惑星で犯罪を犯した者、或いは大量虐殺を行った者も珍しくなく、宇宙裁判所の判決は絶対公平にして絶対正確とされている。
直接捜査に当たったデカレンジャーも知らない事実なども勘酌され、冤罪だけでなく、重過ぎたり軽過ぎる量刑が発生する事は絶対ない。
どうやって情報を入手したのかは不明だが、度重なる成りすまし行為で冤罪がなかったとは言い切れないケースもある。

『10 YEARS AFTER』にてかなりの時間をかけている事が判明。

スーパー戦隊シリーズにおいて珍しく巨大化方法が共通せず、基本的に巨大戦では怪重機に乗って戦うが、薬物などで巨大化する個体もいる。

本編に登場する多くがエージェント・アブレラの紹介や手引きで地球に侵入し、アブレラから購入したドロイドや怪重機などの商品で犯罪を犯している。
本編のメイン以外のアリエナイザーはアブレラが関与しない場合も多い

同じ犯罪者モチーフでも罪を悔いた者もいた『未来戦隊タイムレンジャー』のロンダー囚人とは大いに異なる。
デリート許可が降りた者は往生際が悪く、意外にも自身の罪を悔いて自らデリートを望み、自害した者は登場しない。

犯罪を犯していない普通の異星人は普通に「エイリアン」と呼ばれ、広く社会に受け入れられている。

【余談】

スーパー戦隊シリーズの悪役にしては珍しく、「敵組織」という概念はほとんどない。

巨大化時の声はエコーで二重に加工されている。
海外リメイク版『パワーレンジャー・S.P.D.』においてはデリートでなく、カードに収監される演出となっている。

最終更新:2018年10月25日 14:25