「今日の死体役、お前に決定ぃ!」

【名前】 リザードマン
【読み方】 りざーどまん
【声/俳優】 植田圭輔
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【登場話】 第2話「魔法使いになりたい」
第14話「帰って来た映画監督」
第15話「ラストシーンの後は」
【分類】 ファントム
【宿主】 石井悟史(翔生大学映画研究会SPOOL)
【狙ったゲート】 真中千鶴
【特色/力】 怪力と剣を使った攻撃、硬い装甲、
足場の悪さをものともしない身のこなし
【怪物モチーフ】 リザードマン

【詳細】

晴人とコヨミが経験した「サバトの儀式」で生まれたファントムの1体。

強靭な筋肉で覆われた肉体を更に硬質な装甲で纏い、極めて頑強な身体を有し、鋭い剣「スケイルソード」を振るう他、頭部から光線を発射する。

第2話で晴人の回想に登場し、「サバトの儀式」から生還して呆然としていた操真晴人に襲い掛かるが、白い魔法使いの妨害に弾かれて失敗に終わった。
凶悪な性格らしく、勝手に人間に襲い掛かり、ゲートになる可能性がある人間の数を減らし、ミサ達に命を狙われている。

独断で排除を行い、第14話でミサに粛清されかけるが、「まだ絶望していないゲート」と誤解したウィザードに救われる。

その後、成り行きで晴人達に護衛される身分となり、彼らを欺いて逃走したところをミサ達に捕らえられる。
ウィザードが誤解している事に目を付け、ミサから贖罪の代わりにウィザードの暗殺を命じられる。

暗殺がことごとく失敗し、逆上して本性を表すとウィザードと交戦。
彼らを心配してきた女優・真中千鶴を人質に取るが、ゲートと見抜いたミサに「殺害されては都合が悪い」と阻止され、乱入に混じって撤退。

免罪の条件をウィザードの抹殺から千鶴の絶望に変更され、晴人が千鶴に真実を告げれない事をいい事に堂々と接近し、心の支えが「かつて撮影した映画のフィルム」と突き止める。
保管されていたフィルムを盗み出し、更に絶望させる方法を模索、本当の心の支えが「その映画の撮影を通して千鶴の背中を押した悟史自身」と知り、ラストシーンのロケ地の湾岸でフィルムを破壊、千鶴の絶望を目論む。

行動を先読みした晴人によって眠らされた千鶴は引き離され、計画を壊された怒りからウィザードと交戦。
湾岸から近くの廃工場に場所を移し、自動車の運転などの多彩な奇襲を掛けるが、攻撃で吹き飛ばされて湾岸に戻る。

「場が悪い」と判断すると海中に逃走しようとするが、ウォータードラゴンに変身したウィザードが具現化したドラゴンの尻尾で海面を割られ、更にブリザードで海と共に凍結されてしまい、最期は「ドラゴンスマッシュ」を受け爆散した。

敗北後、最後まで事実を聞かされなかった千鶴は晴人の「悟史はアメリカに映画の勉強をするために留学した」という嘘を信じる事になる。
自身は半年前に晴人を仕留め損なった因縁を根に持っているらしく、ミサの交換条件を「面白そうなゲーム」として従っていた。

【余談】

「リザードマン」はファンタジー系のゲームに登場する怪物の1つとされ、主にトカゲやワニなどの爬虫類のような姿。
明確な伝説や謂れはないが、湿地帯や洞窟に住むらしい。
スーツは後にセイレーンに改造。武器のスケイルソードはヘルハウンドの剣を流用、後にマンティコアの剣に流用。
他のファントムは上級ファントムに対して敬語だが、タメ口で発言。

最終更新:2018年11月16日 16:21