Unconfirmed Info

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「けものフレンズ」監督降板騒動、「ある関係者」が「真の原因」であると判明か?

人気アニメ「けものフレンズ(以下けもフレ)」のたつき監督は9月25日、twitterでカドカワ方面からの通達でけものフレンズのアニメから外れる事になったとツイート。
たつき監督のつぶやきはネット上を激震させ、数時間で数十万回のリツイートが行われた。
それを受け、けものフレンズプロジェクトA(以下KPFA)は9月27日深夜、けものフレンズ公式サイト上にてヤオヨロズ株式会社(以下ヤオヨロズ)に情報共有や連絡が無いままでの作品利用があり、情報は事前に共有して欲しい旨の正常化を申し入れたが、8月にヤオヨロズよりその条件は受け入れられないので辞退したいという話を受けたと発表した。
日本は著作権管理を非常に重視しており、KPFAの発表は非常に深刻な権利侵害の申し立てだった為、ネット上では激しい論争を巻き起こした。
その為、ヤオヨロズが制作したけもフレとのコラボ宣伝アニメについてJRA(日本中央競馬会)と日清食品に許諾の確認電話が相次ぎ、JRAと日清食品は自社サイトで許諾を受けていると表明した。
疑いはたつき監督がネット上で二次創作品として発表した「12.1話 ばすてき」へと移ったが、KFPAはすでに12.1話を事実上公認していた為、情報共有や連絡がいままでの作品利用が何を指していたのかは現在も不明である。


けものフレンズプロジェクトのほころび

10月7日、中国で少し奇妙なニュースが現れた。
「主催者がたつき監督の所属するアニメ制作会社」「株式会社KADOKAWA(以下KADOKAWA)ではなく、ヤオヨロズを通して輸入した中国のライブイベント」
これは中国でライブイベント主催者の一人であるAninewsがWebio公式アカウント上で発信したものを「JPbeta」というネットメディアが転載したものだ。
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もしもこのライブイベントがヤオヨロズを通して輸入され、KADOKAWAが一切関わっていないとすれば、ヤオヨロズの権利侵害は明白であるが、イベントの主催者リストにヤオヨロズは載っていない。
JPBetaの記事を執筆した王氏はAninewsのWebioアカウント管理者であり、Aninewsの親会社である「上海索罗游信息技术有限公司」に勤務しており、上海牡丹影視传播有限公司(萬代南宫夢文化中心)とも関係を築いていると判明している。
記事には「けものフレンズのIP保有者である株式会社Age Global NetworksにKay Productionを紹介したのは、ヤオヨロズの福原慶匡氏であり、両社は互いにコミュニケーションをとり、KADOKAWAを通さずにライブイベントを輸入した」とも書かれている。


株式会社Kay Production(以下KayPro)とは?

KayProは2017年に日本で設立された小さな会社(総従業員は10人以下)で、2017年7月5日に中国で「上海旭逸文化传媒有限公司」として登録された。
そんな設立間もない小さな会社がどうやってけものフレンズのようなヒットアニメの仕事を取れたのか?
KayProの創業者である張永青氏は2015年から2016年の間にDMM.futureworks(以下DMMf)に入社して取締役の福原氏と出逢っており、両者が友達である事はFacebook上で確認することができる。
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さらに張永青氏はJPBetaの記事を書いた王氏と同じ上海出身で、彼らは両方とも「二次元狂熱」と呼ばれる雑誌に掲載するための記事を書いており、密接な関係である。


中国上映会

2017年8月上旬、張永青氏は福原氏を通じて日本のAge Grobal Netoworks(以下Age)と連絡を取り、中国では主催者団体とプロモーション企業(シャンハイ牡丹テレビメディア株式会社(上海牡丹影视传播有限公司)及び張永青氏が創立したシャンハイ旭逸文化メディア株式会社(上海旭逸文化传媒有限公司)を含む)と連絡を取った。
彼が仲介することで、Ageは中国企業と交渉し、上映会を実現することが出来たが、ヤオヨロズがこの件に関わることは一切なかった。
9月25日にたつき監督がTwitterで降板を表明、ファンのボイコットを受けてチケット販売は難航した。
張永青氏はチケットの売り上げ向上を目論み「上映会はヤオヨロズからの輸入で、KADOKAWAとは一切関係がない」旨の売り文句を書くよう王氏に依頼、WeiboやJPBetaに王氏が記事を執筆した。


Age Grobal Networks

AgeはKPFAのメンバーとしてけもフレの宣伝販売を担当しており、過去のけもフレイベントにおいてチケット販売、宣伝などの仕事を行った(あるいは協力していた)。
一つ注目して頂きたいのは、けもフレのロゴ設計担当会社のサイトに書かれている顧客リストの中にあるのは「株式会社KADOKAWA」及び「Age Global Networks株式会社」この2社だけであるという事実だ。
つまり、Ageは製作委員会においての出資が高く、KADOKAWAに並ぶほどの地位を得ているということだ。
福原氏とAgeのコネができたのはAgeの志村麻奈貴氏と福原氏が「ガールフレンド(♪)」という作品で仕事をすることがあり、志村麻奈貴氏がけもフレの宣伝も担当していたためである。
Ageの傘下にある「Clion Market」はけもフレ関連のグッズを販売しており、けもフレの舞台劇DVDの制作発行も担当しており、志村麻奈貴氏が管理業務にも携わっている。
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事件の真実に迫る

皆さんご存知の通り中国の市場は大きく、日本のサブカルチャー産業への消費と投資が増える一方である。
KADOKAWAが中国でけもフレのための窓口を用意していたにも関わらず、中国での初イベントはKADOKAWA抜きでKayProとAgeによって行われた。
KADOKAWAからすれば、けもフレを代表する窓口が他人に乗っ取られたも同然である。
さらに、以前行われた別のイベント活動に関する記事には、主催団体は全てKADOKAWAの株式子会社であると明記されており、KADOKAWAのけもフレに関するイベント主催の権利を手に入れたいという意向は明白である。
なぜヤオヨロズは排除されたのか?
アニメが大ヒットした際に、「死にかけだったプロジェクト」が立ち直ったのはたつき監督のおかげだと視聴者が思う一方で、プロジェクトに出資したKADOKAWAは、その状況をただ「乗り心地が良い」とだけ思っていたことが原因であり、
一人で場を取り仕切り、長時間かけてクオリティの高いアニメを制作するというたつき監督の方針が、KADOKAWAの迅速なコンテンツ大規模展開のニーズに合わなかったことが原因だったと考えられる。
つまり勝手に行われたKayProのライブイベントがKADOKAWAのけもフレを手中に収めコントロールしたいという考えを固くし、KayProの嘘宣伝がKADOKAWAにヤオヨロズを非難する口実を与えてしまったということだ。
ここでひとつ言いたいのは、ヤオヨロズとたつき監督が作ったそのアニメこそが、死にかけたプロジェクトを生き返らせ、熱いコンテンツへと、人気作品へと一変させたということである。
それこそがけもフレの魅力である。
制作会社や監督の変更が合法的に認められても、視聴者からすれば死にかけのプロジェクトを再生した監督が追い払われたという事実に過ぎない。
視聴者がみな憧れていたヒーローが、現実の商業利益の前ではただの使い捨てカイロのような役回りでしかなかった。
この悲劇的な結末は誰もが納得できるものではない。


この文章を発表する直前、筆者はKayPro及び張永青氏にインタビューの申し込みを試みたが、両者から断られてしまった。
その後、張永青氏は福原氏をFacebookのフレンドから削除している。
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最終更新:2017年11月12日 01:07