特徴
「Summer Sideshow 2018」で追加されたロボット。初のスペシメンでない敵キャラである。
Horzine社の試作セキュリティロボットが、アウトブレイクによって発動した緊急プロトコルにより暴走した姿。
StalkerとHuskのスポーン時に、一定確率で置き換わるようにスポーンする。
次の3タイプが存在し、基本特性・ヘルスは全タイプ共通。
- レーザーを連射するブラスター型(画像中央)
- 肩部からロケットを放つボンバー型(画像左)
- 拘束ビームでプレイヤーの移動と視界を阻害してくるトラッパー型(画像右)
いずれもZedへのFF判定があるため、特にロケットを当てさせれば雑魚を一掃することもできる。
基本特性
まず、人体を変異させて創出されたZedとは違い、頭部センサーが破壊されても行動不能にならないという特徴がある。
頭部の代わりに胴体アーマーの下にあるコア部分が弱点であり、ピストル数発で自爆するという変わった構造をしている。
一方で全身を金属質の外骨格で覆っており、当然柔らかくはないため非常に頑強でピストル程度では歯がたたない。
頭部アーマー、胴体アーマー、頭部、胴体、コアの5点でそれぞれ独立した耐久値を持つ。
火炎や爆発物などの範囲攻撃を受けた際は、残っているアーマーに対して均等にダメージが入る。(Rioterの鎧と同じような仕様)
接近するとタイプにかかわらず格闘で近接攻撃をしてくる。射撃するとクイックブーストサイドステップで回避行動をとる。
回避行動はある程度間隔を置くので連射力があれば問題ないが、単発武器だと回避されやすい。
他のZED同様に頭も破壊できるが、胴体よりも体力が高いうえに破壊しても死亡せず遠距離攻撃の精度が低下・攻撃頻度が減少・回避行動をしなくなるといった弱体化をする。また、胴体アーマーを破壊するとダッシュと回避行動をしなくなる。
胴体アーマーを破壊するとあばらのあたりに横向きの電池のようなコアが露出し、これを破壊するとしめやかに爆発四散する。
爆発に巻き込まれたZEDはEMP状態になるため時間を稼げるが、暴れながら徘徊するため狙いにくくなるという問題も…。
タイプ別の特殊攻撃
全体的な特徴として、接近時では格闘攻撃を行うことができる。
ブラスター型
両肩にブラスター砲を載せている型。ここから赤いレーザー弾を連射してくる。射線が通っていればかなり遠距離からでも使用してくる。
中距離でモタついているとあっという間に体力を削られるが、弾速はそれほど速くなく、バラつきもあるため左右に移動するだけでも回避できる。
とはいえ銃器を使用できるようなものなので、他のスペシメンを盾に撃たれ続けると思わぬ時にアーマーを剥がされてしまう。
発射時にブザーのような非常にやかましい音が鳴るので、それが聞こえたらとりあえず射線を切ればよい。
ボンバー型
両肩にミサイルポッドを抱えている型。中遠距離で小型ミサイルを連発してくる。こちらも射線さえ通っていれば遠距離から撃ってくる。
ミサイルには爆風がある為、着弾時に視界が大きく揺れ、更に直撃するとノックバックを受ける。
また、背後に壁や柱がある場合、直撃をかわしても爆風でダメージを受けてしまう。
ブラスターと同じくロボットらしい効果音が鳴るので、とりあえず射線を切ろう。
但し、射線を切るためのカバーが小さいと、直撃こそ避けられるが爆風で少しずつアーマーを削ってくる。
トラッパー型
両肩に機動ユニット、腕部に怪しげなコイルを装着している型。近~中距離で独特なチャージ音とともに拘束ビームを撃ち、プレイヤーを行動不能にする。射程はブロートの毒吐きの2倍程度。
また機動ユニットで軽快に動くためか他の型よりも白兵戦を重視し、接近戦では回し蹴りや踵落としなどのマーシャルアーツを使用する。
拘束ビームのダメージと射程は大したこと無く、アーマーを破壊してダッシュを封じればキャンプ中はそれほど脅威にはならない。
ただしFPやMatriarchといった大型の目の前で拘束されると悲惨な目に合うので、他の型同様早めに始末しておくに越したことはない。
Data
人数・難易度別ヘルス
プレイヤー人数 |
体力(Body / Head / Core) |
Normal |
Hard |
Suicidal |
HoE |
6人 |
581 / 262 / 150 |
775 / 350 / 150 |
775 / 350 / 150 |
1007 / 385 / 150 |
プレイヤー人数 |
アーマー耐久値(Body / Head) |
6人 |
52 / 600 |
※頭を破壊されても死亡しないが、代わりに胴体のコアを破壊されると即死する。
アーマーの耐久値は完全に独立しており、アーマーに攻撃が当たっても本体HPが減ることは無い。
各種耐性倍率
種類 |
貫通 |
斬撃 |
打撃 |
毒 |
火炎 |
マイクロウェーブ |
爆発 |
毒(回復放射器) |
種類別倍率 |
0.85倍 |
1.25倍 |
1.25倍 |
0.05倍 |
1.5倍 |
3.25倍 |
2.5倍 |
1.2倍 |
武器種 |
サブマシンガン |
アサルトライフル |
ショットガン |
ハンドガン |
ライフル |
武器種耐性倍率 |
1.05倍 |
1.05倍 |
1.2倍 |
1倍 |
1倍 |
部位 |
頭 |
胴体コア |
その他 |
部位別倍率 |
1.001倍 |
3.5倍 |
1倍 |
※アーマーへのダメージのみ出血5倍
本体へのダメージのみアークジェネレーターのプライマリ直撃とプライマリ・オルトのチェイン3.5倍、オルトの直撃2倍
対処法
2019 Grim Treatmentアップデートにて胴体アーマーの耐久値が激減した。
胴体中央のコア部分を狙い撃ちすればすぐに倒しやすくなったほか、一撃のダメージが95以上の攻撃ならアーマーの上から胴体コアに命中すればアーマーごと一撃で倒せる計算となっている。
ヘッドショットにより頭部を破壊しても倒すことができないため、HS狙いはメリットが無い。
射撃Perkなら胴体を攻撃してアーマーを破壊し、コアを狙おう。
特に相性が良いのはマイクロウェーブ、爆発ダメージ、ショットガンなど。
しかし極端に耐性が高いのは毒のみ(たった5%しか通らない)なので、どんな武器でも胴体のアーマーを破壊→露出したコアを狙い撃ちするのが最も確実かつ安定する。
バーサーカーの場合は胴体を狙って殴るだけでいい。
近づこうとしたらダメージを受けそうな場合は無理に近接攻撃を挑まずに9mmを胴体に連射したほうが早いこともある。
最終更新:2022年09月10日 00:18