久藤睦月(T21)

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久藤睦月(T21) - (2017/10/10 (火) 23:04:30) のソース

*部品構造

-大部品: 久藤睦月(T21) RD:167 評価値:12
--大部品: 玄霧の民 RD:10 評価値:5
---大部品: 森国人 RD:9 評価値:5
----大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2
-----部品: 長い耳
-----部品: 長身痩躯
-----部品: 長い髪
----部品: 革製の日常着
----部品: 瞑想通信を使うことが出来る
----部品: 基本の職業適性
----部品: 森国人の習慣
----部品: 森の恵みを得る
----部品: 森国人の流用実績
---部品: 玄霧藩国の森国人
--大部品: 玄霧藩国の名医 RD:44 評価値:9
---大部品: 一般医用携行装備 RD:10 評価値:5
----部品: 止血帯
----部品: 救急包帯
----部品: アドレナリン注射キット
----部品: 人工呼吸マスク
----部品: メス(刃物)
----部品: 医療用グローブ
----部品: 白衣
----部品: 縫合セット(医療用)
----部品: 消毒薬一式
----部品: 一般医用携行装備の流用実績
---大部品: 名医 RD:29 評価値:8
----大部品: 医師(現代版)(職業) RD:17 評価値:6
-----大部品: 現代医の能力と技能 RD:10 評価値:5
------部品: 人体への理解
------部品: 基礎医学の心得
------部品: 地域医療の実地実習経験
------部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
------部品: 一次救命処置能力
------部品: 患者とのコミュニケーション能力
------部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
------部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
------部品: 臨床研修で得た経験
------部品: 6年間の医学生生活
-----大部品: 医師の心得 RD:6 評価値:4
------部品: 医療関連ルールを遵守する
------部品: 生涯を人道に捧げる誓い
------部品: 患者へ尽力する誓い
------部品: 公平で公正な治療行う誓い
------部品: 人命尊重の誓い
------部品: 医師という職業への誓い
-----部品: 医師の流用実績
----大部品: 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD:5 評価値:3
-----部品: 礼儀作法(医療
-----部品: 医師に求められる外見
-----部品: 正確な診断力・検査力
-----部品: ムンテラ力
-----部品: 最新医療知識の維持
----大部品: 鋼の心臓(医師) RD:3 評価値:2
-----部品: 動揺しても態度に出さない。
-----部品: 経験と実績から発生する自負心
-----部品: 強い自制心
----大部品: 医師の腕力 RD:3 評価値:2
-----部品: うなされるほどの練習
-----部品: 無駄のない手技
-----部品: 瞬時判断
----部品: 名医の流用実績
---大部品: 医師としてのステップアップ RD:5 評価値:3
----部品: 難しい症例に取り組む
----部品: 人々の信頼を得る
----部品: 患者を診察して治療する
----部品: 医師の経験を積む
----部品: 医師としてのステップアップの流用実績
--大部品: うどん職人 RD:14 評価値:6
---部品: うどん職人とは何か
---大部品: うどん職人の仕事内容 RD:4 評価値:3
----部品: 手打ちの麺作り
----部品: 季節に合わせた微調整
----部品: 麺つゆ作り
----部品: 衛生管理
---大部品: うどん職人の修行 RD:6 評価値:4
----部品: うどん職人になった理由
----部品: 弟子入り
----部品: 下積み時代
----部品: 見て覚える、技を盗む
----部品: とにかくうどんを打つ
----部品: うどんへの理解を深める
---大部品: うどんの調理道具 RD:3 評価値:2
----部品: 麺切り包丁
----部品: 麺棒
----部品: その他の調理器具
--大部品: あはき師 RD:29 評価値:8
---部品: あはき師とは
---部品: 3年間の養成課程と国家試験
---大部品: 鍼灸師 RD:3 評価値:2
----部品: 鍼灸術とは
----部品: 鍼灸の成り立ち
----部品: 鍼灸治療による作用
---部品: 医学の知識と理解
---部品: 作用への理解と適切な選択
---部品: 東洋医学への理解
---大部品: 施術上の注意点 RD:6 評価値:4
----部品: リスク管理
----部品: 禁忌部位
----部品: 安全刺入
----部品: 鍼灸治療の禁忌
----部品: 清潔と消毒
----部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応
---部品: 四診能力
---部品: コミュニケーション能力
---部品: 自身の健康管理
---部品: 清潔な衣類
---部品: 手ぬぐい
---部品: 鍼灸道具
---大部品: 信頼される施術者 RD:6 評価値:4
----部品: 生涯研修
----部品: 数々の臨床経験
----部品: 包括的な思考
----部品: 地域社会との連携
----部品: 身近な存在
----部品: 継続的な治療
---部品: 応急手当の知識と能力
---大部品: あん摩マッサージ指圧師(あはき師) RD:2 評価値:1
----部品: あん摩・マッサージ・指圧とは
----部品: 治療作用
--大部品: かくれんぼ上手 RD:7 評価値:4
---部品: かくれんぼ上手とは
---部品: そもそもかくれんぼってなに?
---部品: 物陰にひそむ
---部品: 音と気配のコントロール
---部品: 誘導
---部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
---部品:  運
--大部品: 情報収集能力 RD:13 評価値:6
---部品: 情報を集めるということ
---大部品: メディアから RD:3 評価値:2
----部品: 目的のものを探し出す
----部品: 要点をかいつまむ
----部品: 記録を写す
---大部品: 現場や状況から RD:3 評価値:2
----部品: 注意深い調査
----部品: 危険性の考慮
----部品: そこに至るまでの経緯の考慮
---大部品: 人や知的生物から RD:4 評価値:3
----部品: 会話から得る情報
----部品: 表情や動作の観察
----部品: 外見への注目
----部品: 相手の力量を量る
---部品: 自身の活動跡について
---部品: ダミーへの注意
--大部品: 実戦的な柔道技術 RD:5 評価値:3
---部品: 柔道とは
---部品: 投げ技
---部品: 固め技
---部品: 当て身技
---部品: 柔道の鍛錬とその経験
--大部品: 柔道整復術 RD:5 評価値:3
---部品: 柔道整復術とはなにか
---部品: 整復法
---部品: 固定法
---部品: 後療法
---部品: テーピング療法
--大部品: 久藤睦月の人物像 RD:5 評価値:3
---大部品: 日常生活 RD:2 評価値:1
----部品: 習慣
----部品: コミュニケーション
---部品: 久藤睦月という人物の概要
---部品: 久藤百佳との関係について
---部品: 環状線駅周辺施設の管理者
--大部品: 久藤睦月の自宅 RD:11 評価値:5
---大部品: 住宅の機能 RD:6 評価値:4
----部品: 外壁
----部品: 水回り
----部品: 煮炊き
----部品: 気温調節
----部品: 居室
----部品: 住宅の機能の流用実績
---部品: 久藤睦月の自宅の概要
---部品: 自室
---部品: リビング
---部品: 空き部屋
---部品: 裏庭の空き地
--大部品: 大吏族久藤睦月 RD:22 評価値:7
---大部品: 大吏族 RD:21 評価値:7
----大部品: 吏族 RD:13 評価値:6
-----部品: 尚書省への出仕
-----部品: 工部事務
-----部品: 紋章事務
-----部品: 財務事務
-----部品: 運輸事務
-----部品: 出仕者の作業
-----部品: 吏族試験
-----部品: 藩国における役割
-----部品: 起家・栄達
-----部品: 功労に対する対価
-----部品: 不正に対する罰則について
-----部品: 報告と連絡と相談
-----部品: 吏族の流用実績
----大部品: 権限と義務 RD:4 評価値:3
-----部品: 吏族3級以上資格を有すること
-----部品: チェックリーダー権限
-----部品: チェック作業の奏上権
-----部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
----大部品: 自衛能力 RD:3 評価値:2
-----部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
-----部品: 尚書省での射撃訓練
-----部品: 生き延びるための防御法
----部品: 大吏族の流用実績について
---部品: 吏族としての実績と能力
--大部品: 久藤睦月の来歴(T21) RD:2 評価値:1
---部品: あご氏に師事
---部品: うどん職人九条イズミ氏に弟子入り



*部品定義

**部品: 長い耳
長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。

**部品: 長身痩躯
種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。

**部品: 長い髪
森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。

**部品: 革製の日常着
天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。

**部品: 瞑想通信を使うことが出来る
森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 

**部品: 基本の職業適性
人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。

**部品: 森国人の習慣
自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。

**部品: 森の恵みを得る
森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。

**部品: 森国人の流用実績
このアイドレスは玄霧藩国が製作しました。
飛翔@海法よけ藩国さんに流用いただきました。
ありがとうございます。

**部品: 玄霧藩国の森国人
森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。

**部品: 止血帯
出血に対する対処は救急で最も重要な要素の一つである。止血帯は主に四肢の重大な出血への応急処置に用いられるバンドを指す。ゴム式や空気圧式の他、緊急用で強力なベルトと締め上げバーを併用するものもある。

**部品: 救急包帯
傷や出血などの箇所に、包帯での圧迫によって出血を止めたり、吸水性の高い綿で血や膿などを吸収させたり、あるいは清潔を保つために当てる保護ガーゼを固定するガーゼ生地の布である。
救急用のものは滅菌パックに梱包された状態で使用しやすいように畳まれて収納されている。

**部品: アドレナリン注射キット
危急時の昇圧や、アナフィラキシーショックなどで血圧が急激に低下した場合にはアドレナリンが使用される。
緊急時にパニックにならず使用できるようワンタッチで筋肉注射できるようなキットも存在している。劇薬でもあるため、医師と認められている者か、使用講習を受けている者のみ所持できる。

**部品: 人工呼吸マスク
人工呼吸を行うためのマスク。医療者と患者相互の感染予防を目的として用いられる。空気弁とフィルムのみの簡易な物の他、医療者を介さず人工呼吸を可能とするバッグバルブマスクもある。医療者用。

**部品: メス(刃物)
医師が治療に用いる鋭利な刃物。ランセットとも呼ばれる。現在では感染予防の観点から一般的な金属製もの他に、プラスチックの柄に替刃あらかじめ装着してあり、滅菌パックから取り出して使い捨てにするディスポーザブル式も良く用いられる。
替刃には様々な種類があり、使用される部位や組織によって使い分けられる。

**部品: 医療用グローブ
医療用のグローブ。主にラテックスグローブなどの極薄のゴム手袋を指す。術者と患者双方の感染予防のために用いられる。天然ゴムアレルギーのある医師向けも含めて様々な素材のものが存在するが、総じて手によくなじみ、器具の操作を邪魔しないものが多い。

**部品: 白衣
主に医療従事者が用いる服の上から羽織る外衣。その名の通り一般的には白であり、汚染部を発見しやすく、清潔を保ちやすい。
コート型が一般的。

**部品: 縫合セット(医療用)
医療従事者が使用する、主に傷口を縫い合わせるために使用される道具一式。
持針器、ピンセット、はさみで構成される。滅菌済みの清拭用ガーゼや消毒用綿球、各種縫合針と糸を併せて携帯する事が多い。

**部品: 消毒薬一式
ドラッグストアなどでも入手可能な消毒薬や湿布、外用薬一式。携帯しやすいよう袋にまとめられている。中身が見やすいように透明な袋に入れ、暗所でも一目でわかるよう用途をパッケージに書き足す工夫をしている医療者もいる。

**部品: 一般医用携行装備の流用実績
以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html

(申請順)(敬称略)
竜宮・司@詩歌藩国:竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
マリモ@玄霧藩国:玄霧藩国の医師
マリモ@玄霧藩国:玄霧藩国の名医
阪明日見@akiharu国:阪明日見

**部品: 人体への理解
医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。

**部品: 基礎医学の心得
人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。


**部品: 地域医療の実地実習経験
医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。

**部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。
清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。

**部品: 一次救命処置能力
医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。
この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。
救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。
C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。

**部品: 患者とのコミュニケーション能力
医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。
このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。

**部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。
患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。
いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。

**部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。
これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。

**部品: 臨床研修で得た経験
一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。
臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。

**部品: 6年間の医学生生活
医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。
これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、
同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。
なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。

**部品: 医療関連ルールを遵守する
医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。

**部品: 生涯を人道に捧げる誓い
医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。

**部品: 患者へ尽力する誓い
医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。

**部品: 公平で公正な治療行う誓い
医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。

**部品: 人命尊重の誓い
医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。


**部品: 医師という職業への誓い
医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。

**部品: 医師の流用実績
以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html

(申請順)(敬称略)
涼原秋春@akiharu国:医者(akiharu国版)
不変空沙子@FVB:不変空沙子
竜宮・司@詩歌藩国:竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
セントラル越前:設問205に提出:https://www65.atwiki.jp/wanwanempire/pages/172.html
マリモ@玄霧藩国:独自職業、玄霧藩国の医師に流用
結城由羅@世界忍者国:独自職業、マルチフィクサーに流用
たらすじ@後ほねっこ男爵領:たらすじ




**部品: 礼儀作法(医療
医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。
しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。
その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。


**部品: 医師に求められる外見
第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。
よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。
余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。


**部品: 正確な診断力・検査力
高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。
医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。
余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。

**部品: ムンテラ力
ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。
患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。
望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。
医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。
治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。
敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。

**部品: 最新医療知識の維持
正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。
納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。
何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強!
これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。

**部品: 動揺しても態度に出さない。
医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。
予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。

**部品: 経験と実績から発生する自負心
ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。

**部品: 強い自制心
患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。
当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。
実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。

**部品: うなされるほどの練習
治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。
緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。

**部品: 無駄のない手技
名医の治療は早い。
何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。

**部品: 瞬時判断
どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。

**部品: 名医の流用実績
以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html

(申請順)(敬称略)
矢上ミサ@鍋の国:独自職業、鍋の国の名医さん
マリモ@玄霧藩国:独自職業、玄霧藩国の名医
神室@紅葉国:紅葉国の神室(T20)




**部品: 難しい症例に取り組む
医師としての修行を続けていくと、難しい症例に取り組むこともある。もちろん、自分の医師としての腕は大事である。だがしかし、それ以上に、仲間である医師とともに治療にあたる必要がある。一人では助けられなくても、沢山の力でならどうにかなることもあるだろう。

**部品: 人々の信頼を得る
名医と呼ばれるためには、医師としての腕を磨き、人々を治療して、信頼を得ねばならない。腕があるから名医なのではなく、そのうえで、他の人々から認められてこそなのである。

**部品: 患者を診察して治療する
診察した患者の症例をもとに、適切な治療を施していく。他の医師とも連携を取りつつ行っていくことを肌で覚える。

**部品: 医師の経験を積む
医師として経験を積んでいき、腕をレベルアップしていく。もちろん、症例によっては、何も手を打てないことも、終末治療をするしかないこともあるだろう。

**部品: 医師としてのステップアップの流用実績
流用実績については、下記URLにて管理しています。
根拠:http://kaiho.main.jp/wforum/wforum.cgi?no=2700&reno=2699&oya=2699&mode=msgview

**部品: うどん職人とは何か
うどん職人とは、うどんを作る職人のことである。
何年うどんを作っているからうどん職人だ、というものではなく、ひとにおいしいと言ってもらえるうどんを作れるようになったところで、初めて自分からうどん職人と名乗れるのだ。

**部品: 手打ちの麺作り
小麦粉と水と塩を、練って、寝かせて、踏む。
この踏むという工程が重要であり、よく踏むことによって、手打ちうどん最大の特徴であるコシを出すことができる。
出来上がった生地を麺棒で平たく伸ばし、重ねて折りたたみ、包丁で切ると麺が完成する。

**部品: 季節に合わせた微調整
生地は季節や天気によってだれたり硬くなったりするので、水と塩の量を調整する必要がある。
しかし、これに決まったレシピがあるわけではない。感覚で学ぶものなのだ。
職人になっても毎日が修行と言える。

**部品: 麺つゆ作り
つゆはカツオや昆布、いりこの煮出汁に、醤油と砂糖、みりんから作る。
そうやって出来た麺つゆは、薄めてたっぷりかけたり、濃いままのつゆをちょっとかけたり、天ぷらのつゆにしたりといろいろな使い方がある。

**部品: 衛生管理
食料を扱うので、食中毒や異物の混入を避けるために、手指や衣服の消毒を徹底している。
また、清掃や消毒を定期的に行い、調理設備を衛生的に保っている。

**部品: うどん職人になった理由
うどんが好き。おいしいうどんが食べたい。いっそ作りたい。みんなに食べてもらいたい。
その気持ちでうどんを作り始め、気がついたらうどん職人を目指していた。

**部品: 弟子入り
一から独学で、という手ももちろんある。が、しかし、誰かに師事し、その技術を継承することも大事だ。
自分だけでは気づけないこともたくさんある。そんなとき、師匠がいるのはとても心強いものだ。

**部品: 下積み時代
まずは接客や雑用などをすることになるが、どんなメニューがあってどれが人気なのか、サイドメニューはどうなのか、どんな道具を使って、どういう流れで調理をするのかなど、色々知ることができる。この時期に覚えた情報は後々も役に立つ。

**部品: 見て覚える、技を盗む
師匠に教えてもらうだけでなく、どんなことをしているのか、どうしたらいいのかを自分で見て覚え、その技を盗み、自分のものにする。

**部品: とにかくうどんを打つ
うどんの作り方を覚えたら、毎日とにかく打つ。
季節や天気で塩や水の量がかわることや、小麦粉によっても味が全然違うことなどを実践で覚えていく。

**部品: うどんへの理解を深める
うどんの成り立ちやその歴史、文化などのほか、様々な地域の食べ方やうどんを使った調理法、どうしてコシが出るのかなど、うどんを作る以外のことを知る。
新しいメニューを考えるときなど、きっとなにかの役に立つ。

**部品: 麺切り包丁
うどんやそばを切るための専用包丁。
延ばした生地を折り重ねて切り、長い麺にするため、麺切り包丁は刃渡りが長く、柄の下まで刃が伸びた特殊な形をしている。

**部品: 麺棒
麺の生地を延ばすために利用される、木でできた細長い棒。太さは均一。
長さと太さは様々で、自分の用いやすいものを使うのが一般的。

**部品: その他の調理器具
調理器具の基本である普通の包丁やまな板はもちろん、計量カップ、おたま、麺を茹でるための大きな鍋など、いろいろな調理器具も用意している。

**部品: あはき師とは
あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。
「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。

**部品: 3年間の養成課程と国家試験
あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。
国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。
3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。
国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。

**部品: 鍼灸術とは
鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。
灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。
どちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。
生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。



**部品: 鍼灸の成り立ち
鍼灸治療の生まれは経験療法である。
原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。
やがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。
また、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。
そしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。

**部品: 鍼灸治療による作用
鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。
・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。
・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。
・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。
・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。
・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。
・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。
・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。
・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。

特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、
「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。

**部品: 医学の知識と理解
あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。
そのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。
また患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。

**部品: 作用への理解と適切な選択
あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。
まんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。
生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 

**部品: 東洋医学への理解
東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。
「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。


**部品: リスク管理
施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。
環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。
常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。

万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。


**部品: 禁忌部位
刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。
また、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。
灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。

**部品: 安全刺入
過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。
解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。

**部品: 鍼灸治療の禁忌
鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。
しかし、一般には
・安静が必要な場合
・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合
・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合
は鍼灸治療を避ける。
また、
・妊娠中
・救急救命や手術を必要としている場合
・出血性の疾患
・悪性腫瘍の腫瘍部への治療
も治療の選択をすべきでないとされている。

**部品: 清潔と消毒
手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。
汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。
施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。
感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。
滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。
可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。

**部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応
あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。
これを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。
もし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。
医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。
以下に禁忌症の一例を示す。

・急性の伝染病、熱性病
・悪性腫瘍
・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など)
・急性炎症(虫垂炎など)
・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後)
・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後)
・重症の内臓疾患

**部品: 四診能力
四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。

「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。
「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。
「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。
「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。

鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。

**部品: コミュニケーション能力
患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。
それは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。
患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。


**部品: 自身の健康管理
患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。
自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。

**部品: 清潔な衣類
服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。
医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。
外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。

**部品: 手ぬぐい
治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。
およそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。
いずれにせよ清潔を心がける。
有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。


**部品: 鍼灸道具
鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。

鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。
針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。
材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。
また、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。

艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。
柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。
線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。
灸に着火する際に用いる。


**部品: 生涯研修
免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。
目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。

**部品: 数々の臨床経験
書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。
多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。

**部品: 包括的な思考
施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。
養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。

**部品: 地域社会との連携
地域の医療、福祉との連携も大事なことである。
患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。
また逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。

**部品: 身近な存在
施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。
治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。
また負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。

**部品: 継続的な治療
悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。
しかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。
継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。
それらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。

**部品: 応急手当の知識と能力
医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。
有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。


**部品: あん摩・マッサージ・指圧とは
 あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。
主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。
マッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。
求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。
指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。
押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。

あん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。


**部品: 治療作用
 あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。

「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。
この手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。
運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。
「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。
この手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。
神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。
「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。
興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。


**部品: かくれんぼ上手とは
かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。
かくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。
判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。
何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。
大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。

**部品: そもそもかくれんぼってなに?
「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。
鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。
一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。
子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。


**部品: 物陰にひそむ
隠れる側の基本は隠密である。
鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。
建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。
そして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。
もし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。

**部品: 音と気配のコントロール
人がいる音というのは存外目立つものである。
この音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。
「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。
足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。
膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。
また、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。

**部品: 誘導
より能動的な隠密として、誘導がある。
自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。
失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。

**部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。
相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。
自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。

**部品:  運
運も実力のうちである。
たまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。
実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。

**部品: 情報を集めるということ
何か行動を起こす前に必要なものとは情報である。
情報を元に予測を行い、それに基づきリスク管理と行動決定を行うことで、行動の成功率は段違いに上がる。
このとき情報は正確なものでなければならず、また物事のあらゆる側面から集めるのが好ましい。
そのため情報と一口に言えど種類は様々である。
情報収集力に長けた人物とは、求める情報に応じて情報源を絞り、効率よく正確な情報を集めることが出来る人のことを指す。


**部品: 目的のものを探し出す
メディアから情報を得る場合、まず求める情報に関連するそれらを探し、集める必要がある。
紙媒体なら図書館や本屋でかき集めて調べるのが最も良いかもしれないし、誰か個人の所有する本や書類、もしかしたら手紙が必要かもしれない。政府保管の書類にしか記されていないかもしれない。
データならネットワークにあるものかもしれないし、厳重なセキュリティの元記録媒体に保存されているかもしれない。
そういった求める情報が有りそうな場所への知識、それを手に入れるためのコネや手段があればあるほど、情報を手に入れやすい。


**部品: 要点をかいつまむ
媒体に記録されていること全てが必要な情報とは限らない。迅速に情報を収集する為、要点を把握し、重要な箇所だけを詳細に確認する必要がある。

**部品: 記録を写す
手に入れた文書等が持ち出せない場合、情報を正確に写す用意をしておく必要がある。メモや写真等方法は様々。
特に予め急いで写す必要があることがわかっている場合、情報収集時はそれなりの準備をもちろんしていく。

**部品: 注意深い調査
現場を調べる場合、そこに存在する全ての物が情報となる。
一見してわかる情報の他、
非常に小さな手がかりが残されていたり、通常では見えない場所に情報が潜んでいることもある。
魔法や技術で隠蔽されているかもしれない。
また何気ない物や状態でも、論理的に考えれば矛盾を孕んでいる可能性がある。
五感全てを活用し、思考を働かせながら情報を獲得する事に励む。

**部品: 危険性の考慮
何かの調査を行う場合、周囲や己の安全に気を配らなければ、思わぬ被害をこうむることがある。
毒性の植物だったり、人為的に仕掛けられた罠であったり、ぽっかり空いた穴だったり。
そういった危険に気を配り、手袋などの道具を効果的に使いながら調査を行う必要がある。


**部品: そこに至るまでの経緯の考慮
出来事とは、目に見えているものだけがすべてではない。
そこに至るまでの経緯を手に入れた情報と知識を元に推測することによって、
更なる情報を得ることができたり、目の前の情報に惑わされず正しい情報を獲得することが出来る。


**部品: 会話から得る情報
相手が知っている情報や知識を得るには、会話をして話してもらうのが最も簡単である。
相手の話しやすい雰囲気を作り、的確な質問で情報を引き出すテクニックは非常に有用だ。
また多くの人物から話を聞くことでより正確な情報を入手することが出来る。

**部品: 表情や動作の観察
言葉よりも時に雄弁に表情や人の動作が情報を語ることもある。
会話をしながら相手の反応を伺い真実を探ったり、体の動かし方で相手の調子を確認したり、時には攻撃手段等を想定することが出来る。


**部品: 外見への注目
相手の外見によって、相手自身のことや、相手が置かれている状況や今の状態を推測することが出来る。
服装、清潔感、怪我の跡や靴の泥等、注意深く見れば見る程、相手のパーソナリティがわかるのだ。


**部品: 相手の力量を量る
咄嗟の行動や運動時の身のこなし、戦闘の動き等から、相手の戦闘時の力量を量ることは大切な技術だ。
それには武器や道具、魔法などの肉体以外の要素もすべてまとめて情報として活用する。
相手が自分より強いのか弱いのかを正確に把握することで、無駄な怪我を避けることが出来る。
そして相手の動きをよく知ることで対処を行うことが出来る。
相手の力量を量るにはそれなりの戦闘の知識が必要なこともある。

**部品: 自身の活動跡について
自身が情報を集めていたことを誰かに知られたくない場合、自身が活動した痕跡を残さないことが重要だ。
その為には内密に行動したり、怪しまれないように自分の行動に注意を払ったり、
調べた場所の完璧な復元を行ったりする必要がある。
また逆に、自分が調査済みであることを他の誰かに知らせたい場合、あえて痕跡を残すこともある。
それを行うことで共に調査する味方の時間節約をしたり、敵対する相手の警戒心を煽り注意を惹きつけることが出来る。


**部品: ダミーへの注意
入手した情報がすべて正しいとは限らない。誰かに作為的に用意された偽物(ダミー)の可能性もある。
そのため常に手に入れた情報に疑いを持ち、それにまつわるより多くの情報を入手して、
その情報が信頼できるかどうか判断するように心がける。

**部品: 柔道とは
柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。
スポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。


**部品: 投げ技
投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。
立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。
相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。
無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。


**部品: 固め技
固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。
実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。


**部品: 当て身技
相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。
急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、あばら、下腹部、睾丸などがある。
危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。 

**部品: 柔道の鍛錬とその経験
基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。
練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。 

**部品: 柔道整復術とはなにか
柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。
整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである。

**部品: 整復法
整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。
患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。

**部品: 固定法
固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。
患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。
固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。


**部品: 後療法
後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。
運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。
それぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。

**部品: テーピング療法
テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。
主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。 

**部品: 習慣
習慣には二種類ある。必要だから義務的に行うものと、自発的なものだ。
前者は「家事」「仕事」「ルールを守る」といった、生存するため、社会生活を送るために必要な習慣である。
後者は「趣味」「休暇」で、中間で揺れ動いているのが「社交」だ。
/*/
まず家事の説明から行こう。これは「家計」「料理」「ハウスキーピング」によって構成されている。
/*/
「家計」は、「普段のやりくり」が主となる。
誰しもが、税の支払いや食料品、雑貨といった消耗品の購入、およびそれをするための金銭と時間を支払って、普段の生活を送っているからである。
自給自足で賄ったり、物々交換する文化の場合は、目的のものを手に入れるまでの時間的コストを支払っているものとみなす。
どういった形にせよ、収入相応の日常的支出は起こる。
収入が少なければ優先度の低い出費を諦めるか、または切り詰めるために安いものを探すし、多ければ経済を回し、豊かな生活を送るために、金の使いみちを工夫する。
一時的に足りなければ借り受けるし、その返済も行わなければならない。そうならないよう、普段から無理のない範囲で貯金したり、投資で増やしておくこともできる。
緊急で必要とされるだろう分、あるいは特定のタイミングで必要になってくるだろう分の積み立てや、そのための仕組みを利用するのだ。
/*/
「料理」とは、自分、または家族の好みと、自分の知る限りでの栄養バランスに配慮し、コストパフォーマンスと安全の双方から見て買い集めた素材を用いて、時間を掛けすぎずに作れる、いつもの味の料理のことだ。
たまには失敗するし、手に入る素材も常に一定ではなく、料理自体、腕前によって出来不出来は出て来るものだ。
どのような形でも、生きている以上、何かを食べなければ生きられないし、どうせならおいしいものを食べたい。
出来合いのものを買って済ませることもあるし、プロの作ったものを食べて帰ったり、あるいはプロを雇うこともある。
/*/
「ハウスキーピング」は、「ゴミ捨て」「清掃」「整理整頓」「補充」で出来ている。
/*/
「ゴミ捨て」は、溜まったゴミを廃棄するか、公共の処理施設に回収してもらうため、所定の位置に出すことだ。
場所によっては捨てるゴミの種類に応じてコストが掛かる。また、捨てる際の作法にも夜間ゴミ出し禁止であったりネットをかけるといったローカルルールが存在する。
分別には気をつけて行おう。

「清掃」は、生活の中でついた汚れを払ったり拭ったり、溜まった埃を掃きまとめて捨てたり、曇っている箇所を磨いたりして、美観を整えることである。

「整理整頓」は、所定の場所に物を戻す、あるいは置き場所が定まっていないものに対して置き場を用意してやり、不要になった物は廃棄、売却、または譲渡して家の中から追い出すこと。

「補充」は、物品の消耗や破損、故障に対して、代替品を入手してくることである。

これらを始めとした、「住居の快適性」を維持するための要素の組み合わせて「ハウスキーピング」は成立している。
/*/
「仕事」は、「業務」および、それを支える「労働と報酬」の原理によって回っている。
/*/
「業務」は、就いている職業または身分に相応しい行動を送ることだ。
時間帯および行動の内容はそれぞれの状況に応じて異なる。

「労働と報酬」とは、契約に応じた報酬を、所定の労働と引き換えに得ることである。
支払いの形態、たとえば何を支給の対象とするか、どういった計算で支払いを計上するかは、それぞれが所属する藩国および組織の法と規則に従った上で、双方の合意を結んで定める。
判断能力を持たないものに関しては、利害関係のない第三者を立て、不当な搾取の起こらないよう、責任を持って公的機関がこれを監視する。
/*/
「ルールを守る」とは、「法」と「ローカルルール」の把握、および遵守によって行われる。
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「法」とは、「所属陣営」「藩国」「自治体」という階層構造で発布・施行されている、強制力を伴った規則である。

「所属陣営の法律」は、藩国を超えて所属陣営全体に広がっている。
一国が敷くよりも守るべき必然性が非常に強いため、破った際の処罰が重く、強制力も高いことを普通は知っているため、これをよく注意して守ることになる。

「藩国の法律」とは、所属している藩国の法律のことだ。
ここの国民で居続けるためには守って欲しいルールですよという内容であり、国民全員に共有されていることが前提となる。
多くの民にとり、もっとも身近な法であり、藩国の強制力と順法意識とのバランス次第で程度の差は出るが、注意して守る。

「自治体の条例」は、上記2点の法よりも優先度は低いかもしれない。
判断が分かれるような細かい個別の事例に対して制定しているためで、危険だったり困る行為は、そもそも条例以前の段階で網羅されているからだ。
自治体が引っ越してきた際に周知することが義務付けられている。
独自の罰則が設けられているため、順法意識によって程度の差はあるがそれなりに守ろうとするだろう。

これらを守ろうとする中で、必然的に様々な手続きが発生し、日々の生活の中で細々とこなしていくことになる。
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「ローカルルール」とは、集団内の「しきたり」や「家庭内ルール」のことである。
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「しきたり」は、法的な根拠はないが、その集団に所属するためには守るべきであると所属者の大半が考えているルールだ。
不合理であり、守る必要はないと感じる場合もあるが、発端となった経緯を聞くことで分かる事情もある。
人によっては守らないし、それですぐさま大きな問題にはならなくとも、不和のもとになりうることは理解している。

「家庭内ルール」には関係に応じた種類があり、ここでは代表的なものを例として取り上げる。

まず、「親子の約束」だ。
社会的なルールを守らせるための約束であり、同じ生活空間で暮らして血の繋がりもあるが、別々の個人として互いを尊重しあうための約束でもある。
明文化されることは珍しく、しばしば口頭で結ばれるし、誤っている、非合理であるとの互いの主張によって見直しも入る。
破った際に罰則を設けるかどうかは家庭次第だろう。

次に、「夫婦の約束」である。
他人同士が一つの家族を作り上げるにあたって結んだ約束だ。
明文化されることは少なく、また、生活しているうちに暗黙の了解となって築き上げられる条項もある。
互いに確認しあい、守るためにはどのように工夫したらよいかを話し合うことで維持される。
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自発的な習慣の説明に移る。「趣味」と「休暇」だ。
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「趣味」は、要するに「やる必要はないがやりたい行動」だ。

「一人の時間」の中では、趣味に没頭し、自分の時間を持つことになるだろう。
集中を邪魔されると気分を害するので、家族は配慮することが求められるが、家族内のルールに従っていない場合は問題としてよい。

趣味を過ごすためには、「趣味の予算」も必要である。
コツコツと積み立てた時間的・金銭的・資材的な予算を用いて、思うがままに趣味を満喫するためのものである。
または、思うままに趣味が満喫出来ない不自由さまでを含めて、趣味の時間を満喫するためのものでもある。

中には「秘め事」だってあるだろう。
これは専用の空間で内緒のことをしている。何をするかって? それはここには書けないな。何故なら、人に教えられない事をするのが内緒のことだからだ。
誰にだって秘密にしておきたいことの一つや二つ、あるものだ。
隠すのは、反社会的な行いだからではなく、マニアックだったり恥ずかしかったりするので、人に知られるのが怖いからだとだけ書いておこう。
案外くだらなかったりする。

「空想」などは典型的な趣味の一つ。
そのものずばり、あれやこれやを空想する。現実的な事柄、現実には起こり得ない事柄を問わない。
現実的なものも、現実には社会的制約があって取っちゃいけない行動、現実的に取れるんだけれども勇気が無くて出来ない行動まで、実に様々。
空想は場所も時間も問わない。
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「休暇」は、つまり「何もしていない時間」で、「自由な時間」のことだ。
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「何もしていない時間」にも色々ある。
自分にとって意味があると思えない行動を取っている時、人の心は頭の中や感情を整理しているからである。
ただ寝転がっているだけであれ、ぷちぷちを延々と潰しているのであれ、何も考えず空を眺めているのであれ、目的がなければ、それは本人にとって何もしていない時間なのだ。

逆に「自由な時間」の条件はシンプルだ。
何をしなければいけない、何をやればいいだろう、そういった義務感や焦燥感から解き放たれた、自由な時間である。
それまで与えられていた方向性から解き放たれ、他人からも自分からも自由だということだ。
改めて同じことをやるのもいいし、何もやらないのもいいし、突拍子のない新しさに踏み出してもいい。
そんな素敵でポジティブな時間である。
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「社交」は、やりたいからやる場合と、やらざるを得ないからやる場合の間で大きく揺れ動いている。
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「一緒に遊ぼう」、「食事しよう」といった、何らかの行動を共有する事が、社交の主な要素となってくる。
関係性を深めるため、あるいは深めたという手続きが済んだとみなすために行うと、義務感が強くなる。
相手や自分を元気づけるため、何らかの区切りをつけるために行う場合は、自発性が強い。
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ここでは「元気づけるため」「区切りをつけるため」にする社交の一例を挙げていく。
「そうではない感」があったら、相手に対し、義務的に行っているということである。

まず、一緒に何か遊ぼうと誘う。
これは普段からやっている場所や内容でもいいし、それらにこれまでにない新鮮さを求めてもよい。
気晴らしになる。

また、元気がない時は大体ご飯も美味しく食べられていない。
一人で食べさせるより、一緒にご飯を食べれば気分もまた変わってくる。
外で飲んだり美味いものを食べてもいいし、誰かの家でそうしてもいい。

元気づける時に限らず、区切りにはプレゼントやお小遣いを贈るのも良いだろう。
誰かの記念日であったり、贈りたい気持ちになった時、あるいは贈答品の習慣のある文化に組み込まれている場合、相手や関係に応じて見繕って、作ったり、買ってくるのだ。
お小遣いの場合は、理由をつけて奢るのでもいいし、自由になるお小遣いを、名目を見繕って渡し、使うための余暇まで新たに割り与えることが大事だ。

ご馳走もいい。
これは、家計と普段の手間暇から見て、大きくコストを割り増している食事のことだ。
いい素材を買い集め、普段食べないものを食べるだけでなく、見栄えや器、盛り方を工夫すれば普段の料理でもそれなりのご馳走になるし、手の込んだ料理をするだけでもよい。
外に赴く場合、雰囲気と味はより重要になってくる。

また、ご馳走まではいかずとも、普段は用意しないもう一品があると、特別感は与えられるだろう。

物だけでなく、言葉や行動によるねぎらいも大事だ。
お疲れ様、ありがとうから始まって、普段どこを頑張ってくれているかを具体的に挙げ、その働きを褒めることで、自己肯定感を与えられるだろう。
これは普段からやってもいい。

行動のねぎらいとは、つまり手伝いである。
本来その人が分担しているはずの仕事や役割を、その時だけは、手伝うか、または代行して全部やってしまうのも関係を深めるのによい。
社会の大半は分業によって成り立つ。しかし、同じ行動を、しかも自分がやり続けなければいけないという状況は、ひどく疲れてしまう。

念入りな掃除によって、普段の生活空間をピカピカに綺麗にして、装いも新たにしてあげると、相手の気分も変わるだろう。
これにより、今日は普段とはちょっと違う雰囲気だなと思わせることが出来る。
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これらの他に、移動といった基本的な日常行動や、睡眠や排泄といった機構的必然のある行動もまた、広く習慣として含めることだろう。

たとえば移動には、まず、目的地が必要だ。
どこへ行くにしても、目的地を定めている場合はルートを決める必要がある。ゴールが決まっている以上、通らなければならないポイントが出てくるのである。

次に移動手段。
徒歩、公共交通機関、または私用・公用の乗り物、騎乗用動物など、それぞれの文化の日常で用いるに相応しい移動手段を使って行う。

寄り道もあるだろう。
これは、本来の目的から外れ、普段とは異なるルートを辿ること。または、そのルートそのものである。
気分転換になるし、新しい発見にもつながる。

そして定住者なら最終的には行って帰る。
生活の拠点である家から出発して、目的地に辿りつき、また家まで戻ってくる。中間地点を複数経るとしても、帰る場所が決まっている以上は、行って帰る。

放浪者であれば、 新たな地に辿りつくだろう。
定まった住居を持たない場合、移動したまま戻らず、別の地に行くことがある。
それがかつて居たことのある場所か、それとも全くの新天地かは問わない。
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知性体として内観を働かせることも、習慣と言える。

精神の内面においては、感情と思考の把握。
自分が何を感じているのか、感じたものの性質は何かを、衝動や言動、行いといった内外に現れている要素を観察して把握すること。
また、頭の中で考えていることを、具体的な文字やイメージに落とし込み、掘り下げる中で、より明らかな形にしていくことである。

外部との接点においては、身体と環境の把握。
体の各部位に感じている痛みや快調さから、それぞれの状態がどのようになっているのか、見た目以外からも判断し、これを理解すること。
自分が今何処にいて、それはどのような環境であり、どう対応するべきなのかを、都度感じ分け、また対処する中で理解を深めていくこと。

こうした内観の働きなくして、知性は知性たりえないのだから。
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他にも様々な習慣は存在する。それらはすべて、生きるために必要な行為なのである。
世界に存在する習慣の多様さはつまり、それだけ多様な生き方が存在しているという証左であるだろう。

**部品: コミュニケーション
基本は、「話を聞く」「意見を述べる」の二つで出来ている。
前者は、相手が話したがっていると様子を察した時、または相手が話しかけて来た時、相槌や反応を挟みつつ、自分の中で理解を進めながら、相手の話を受け止めること。
後者は、相手と現在共通のものとして扱っている話題に関して、適宜タイミングを見て自分の考えや感情を表現すること。
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次は、そこにどのような「感情表現」が含まれるかを説明しよう。
ポジティブなものなら「喜ぶ」「愛しい」、ネガティブなものなら「悲しい」「怒り」などがある。これらを一つずつ紹介する。
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喜びは、主に「嬉しい」と「めでたい」で出来ている。
「嬉しい」とは、自分や、我がことのように感じられる誰かにとって喜ばしい出来事があった際、その喜びを感情表現することだ。
そして「めでたい」とは、自分や誰かにいいことがあった時、何らかの行動に出て、積極的に祝おうとすることで、喜びの感情に具体的な形を付けてあげる行為である。

愛しさに至っては様々な表現方法がある。
そのうちの一つ、「甘える」は、「わがまま」や「おねだり」で出来ている。

「わがまま」とは、相手との親密度に応じて、自分に許される範囲だと思っているわがままを言ってみたり、わがままな態度を取ってみたりすることだ。
「おねだり」とは、何らかの物品や行動を代償なく要求すること。それ自体が欲しいのではなく、普通は受け容れられないような無理を、自分のためだけに聞いてくれるのが嬉しくてやっている。

また、すべての感情がそうであるように、愛しさにも段階が多く存在し、それらは「スキンシップ」によって進めたり、推し量る事が出来る。

たとえば「握手」だ。これは、手と手を握り交わす挨拶習慣である。
もっとも外界に触れる部位である掌を通じてお互いの肌を許し合うことで、互いに交渉の余地ありと認め合うか、または、そのことを再確認している。
種族によってはもっとも外界に触れる部位が掌ではない場合もあり、その際には適切な部位を用いて行うだろう。

次に、「ハグ」。
立った状態、または座った状態で、相手と向き合って抱きしめあうこと。相手の体温と触感を感じて落ち着ける。
相手との関係性や、相手の状態によっては拒絶される。

「キス」だと段階を推し量るのが文化や関係によって大分異なるので、難しくなってくる。
これは口を相手の体のどこかに触れさせる行為だが、触れさせることを許す場所や、その多さによって親密度が異なってくるからだ。

「撫でる」ことは、同じ種族間だけでなく、たとえば人と動物のような関係でもよく見られる行動だ。
相手の頭や髪、毛、肌などを撫でて行う。
痛みを取り払うためにする撫でさすりとは、部位の時点で明確に違い、愛情表現のために用いられているのである。

「セックス」、つまり性交渉は、多くの場合、性愛に基づいて行われる、深いスキンシップとなるだろう。
他の多くのスキンシップを内包して行うが、その要諦は性的な快感を高めること、または性的な感覚の充足を得ることである。

その次にやってくる段階としては、「繁殖」だろう。
性的なコミュニケーションの結果、子孫を作る行いだ。相手との関係性次第では生物学的な不可能が存在して行えなかったりもする。

これらの他に、頬ずりであったり、体を擦り付けたり、膝の上に載せる、ただ手を握るなど、単純に段階で分けられなかったりするのがスキンシップの奥深さである。
相手をどれだけ深いプライベートな感覚で長く感じたいかで、親密度を測るというのが、一つの物差しになる。
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生きる以上、ネガティブな感情表現も避けられない。
代表的なものが「悲しみ」や「怒り」だ。

生きていて、悲しければ泣いたり苦しんだりする。
泣くとは涙を流すことである。
涙を流さず、表情は別の感情の形を取っていても、悲しみの表現として強く感情表現をしている場合、心は泣いているのである。
そして、苦しむ。
これは、自分ではどうにも出来ない、あるいはどうにも出来ないと感じてしまったことに対して、それでもどうにかしたい、どうにかできないかと、感情が納得しない状態のまま、もがくことだろう。

また、怒れば「八つ当たり」をしたり、「いつもより過度な態度」になったりもするだろう。
八つ当たりとは、物や人に対して、それらが悪いわけでもないのに、攻撃的な態度や行動を取ってしまうことである。
そうすることで、行き場のない感情に無理やり矛先を作って発散しているのだ。
いつもより過度な態度とは、荒々しくなったり、冷淡になったり、丁寧になったり、人によって表現する方向は違うが、いずれも普段より過度な態度に傾くことで、怒りを心の内側から行動や態度へと溢れさせている。
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さて、コミュニケーションには基本があり、そこに感情表現が含まれるところまでを説明してきた。
では、具体的にどのような方法でコミュニケーションを取るかを、次に取り上げていく。
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コミュニケーションには「双方向的なもの」と「一方向的なもの」の二種類がある。

双方向的なら、関係性を築くため、または関係性に相応しい態度を取るために、様々な方法が存在する。
「手探り」「砕けた感じで」「理性的に」「衝突」といった具合だ。

一方向的なら、「情報の単純処理」「要求の発信」、そして「受け身」である。
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双方向的なコミュニケーション方法から説明していこう。

「手探り」というのは、大体が共通の話題探しの意味である。
初対面、またはそれに等しい関係から段階を経て行うものだ。
お互いに今共有している出来事、たとえば天気に関する意見だったり、今置かれている状況への意見だったりから入る。
そこで意見の一致を見出しつつ、その感じ方や話題のつながりによって、どのような志向を持つ人物かをお互いに探り合いつつ、次第に会話の範囲を狭め、親密度を増していく。

そこである程度の関係性が築ければ、「砕けた感じで」態度が変わっていく。

手探りを経た後、関係性は「雑談」に移る。
相手が関心を示した事柄に水を向けてみたり、自分の関心がどこに向いているかを口にしてみるところから始まる。
特に結論を求めている訳ではなく、互いに対する関心と理解が深まればそれでいい。

また、「ジョーク」は、会話の中で雰囲気を和ませるために行う話術の一つである。
タブーを踏み越えると笑えないので、相手によってタブーを見分ける。
身内ネタほど身内の受けは取りやすいため、共通の話題を見出して、そこからネタを見つけて距離感を詰める。

これらを経てたどり着くのが「身内トーク」である。
おはようから始まってお休みやさよならで終わる、挨拶を含む普段のコミュニケーションだ。
どういった関係性の身内と認定されたかによって内容は異なるが、今日はどんなことをしたという報告や、くだらない話、何気ない話もすることで、時間と感情を共有する。
共有の積み重ねによる関係性の強化が目的である。

逆に、関係性の度合いとは関係なしに行われるのが、「理性的な」コミュニケーションとなる。

「会議」は、共通の議題を持ったグループの間で、共有するべき話題について、集まって相談することである。
たとえば家族の会議だと、普段の夕食なら適当でよくても、記念日なら意見を募らなければならなかったり、普段の土日なら思いつきで行動してもいいが、長い旅行先はみんなで行き先を決めると言った次第で、必要になってくる。
また、ポジティブな話題だけではなく、家庭の経済状況といった深刻な問題や、子供の性教育といった真剣な問題についても相談する。
どういったグループであれ、感情を踏まえた上で、理性的に結論を求めていくのが会議という方法だ。

「議論」は、会議の中でも用いられる、議題を設定し、意見を交わしあう行為である。
どういう論理に従っているかを、いかに明瞭に相手に伝えるかが大事である。
自分の理解と相手の理解を確認しつつ進めていき、互いに結論を持つところで終える。
終わる際、必ずしも同じ意見に落ち着かなくともよい。

理性的に話をすすめるには、「整理」も必要になってくるだろう。
自分や相手の話した内容や行動を客観的に整理することだ。
言葉や文字、図表など、アウトプットした形で行う。
その方法としては、時系列順に並べたり、準拠している論理に従って並びを入れ替えたり、不要な情報を省いたりする。

ここまでは最初から主体的に参加している場合がほとんどだろうが、途中から参加する場合もある。

「仲裁」が、その最たるものとなるだろう。
口論や喧嘩の仲裁を行うのである。
口論であれば話を聞いて整理する。喧嘩であれば、まずは割って入って冷静にさせる。
和解できれば最上だが、行きずりで再現性がなさそうだと判断したら、再発を避けるために引き離すだけでもよい。
ことのきっかけやいさかいの途中で犯罪ないしは規則違反が発生していたら、タイミングを見てしかるべきところに報告する必要も出てくるだろう。

仲裁が必要なように、コミュニケーションの中には、「口喧嘩」や「文句を言う」といった、「衝突」を引き起こすものもある。

「口喧嘩」であれば、自分の意見を通すため、あるいは害された自分の気分を表現するために、相手との衝突を避けず、口にすることだ。
無闇に我を通せばいいという訳ではなく、関係に応じた引き際というものがある。
喧嘩をするのが目的ではなく、意見に折り合いがついたり、相手が自分の気持ちを理解してくれたらよい。

「文句を言う」のは、相手に対して感じた、または以前に感じていた、相手が悪いと思った箇所、直すべきだと思った箇所、自分や他人を害したと感じた箇所を、理屈や感情を交えながら表現することだ。

口頭だけに収まらず、物理的な衝突にまで発展しなければ解消しない場合もある。
そこまでやっても、物別れに終わる、関係が破綻することもあるのだから、コミュニケーションはまったく難しい。
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次に「一方向的」なコミュニケーションの説明に移る。
これは、「洞察」や「受容」「我慢」「愛される」といった一方的な受信と、「事務的伝達」や「頼る」「可愛がる」といった一方的な発信とに分かれる。
例外が、コミュニケーション自体を拒否するサインの発信である「関係の断絶」だろう。
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「洞察」は、「相手の状態」と「コミュニケーションの流れ」を察することで行われる。
相手の感情や思考が今どのような状態であるかを、これまでに得た経験と知識に照らし合わせる形で、その態度や表情、発言内容から推察したり、相手の表現がまとまっていなくとも、何を伝えようとしているか、その素振りやこれまでに出てきた言葉の方向性から当たりを付けて、これを成立させる。

「受容」は、「受諾」と「容認」の二つで成り立っているだろう。
「受諾」とは頼まれごとを引き受けること。また、その際に示す明確なシグナルや言葉、文面での了承だ。
受諾自体には感情的な要素は挟まれない。
「容認」は、相手のありようや提案、お願いといった、自分に向けてくる感情や物事の流れを、それでよいとして認め、受け止めてやることである。

需要に対して「我慢」は感情的な要素が大きい。
「やむを得ない我慢」は、誰に非があるわけでもなく、ただ自分の運が悪かったり、平等にみんなの状況が悪いと納得して、感情の矛先がなく、受け止めざるを得ないものとして飲み込む。
「無理やりする我慢」は、誰かには何らかの非があって、少なくとも自分にとってそれが誰かは明確なのだが、立場や状況がその追求を許さないため、一時的に飲み込む。
いずれも感情を自分の中に留める行為である。

「愛される」は、ネガティブな一方的受信の代表例となった我慢に対して、ポジティブな代表例だ。
「満足げにする」ことで、周りや相手が捧げてくる愛情や、それを示す愛情表現に対して、当然であるかのように受け取り、深くその全てを受け止めてやる。
「幸せに浸る」ことで、自分が愛されていることを噛み締め、満たされた気持ちになる。また、愛されている理由に納得し、これまでの自分の行いに対して正しさを感じる。
いずれも自己肯定感そのものに直結しており、自我の構成には不可欠である。
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ここまでが一方的受信の例で、ここからが一方的発信の話になってくる。

「事務的伝達」とは、つまり「報告」と「連絡」だ。
「報告」は、定められた情報をしかるべき宛先に伝えること。その方法や手順、タイミングは、報告の内容と、宛先が定める規則に従う。
「連絡」は、自分の思うところや、伝えるべきと思った情報を、それにふさわしいと思った相手に対して送ること。また、その相手と応答を続けること。
相手のリアクションまでは含まない。

事務的伝達の後によく来るのは、「頼る」という方法である。
「相談」は、こんなことで悩んでいる、どうすればいいか判断に迷うといった、具体性のあるものから、そもそも悩みを具体性あるところまで持っていくためにはどうしたらよいかと、助言を求めて行うこと。または、話しながら自分の中で成立をつけたり、背中を押してもらいたかったり、ただ悩んでいること自体を聞いて欲しかったりして行う。
相談ではなく、もう「お願い」になることもある。
それは、話を聞いてくれ、またはこんなことをしてくれと、相手にお願いする行為である。
しばしば、お願いそのものと話題が同時進行で話しかけて進められる。

要求を出す発信が頼るという方法なら、「可愛がる」とは、その真逆で、相手のリアクションを求めない。
「愛でる」場合、これはいいなあ、いいものだなあと、ひたすらに自分の感情に埋没しながら、対象に相応しいと思った態度で、抱いた感情を表現する。
「夢中になる」と、他のことが気にならなくなるほど対象に集中してしまい、それまで考えていたことや、やろうとしていたことを全て投げ出してしまう。
いずれも、ひとしきり終わった後に相手の反応を改めて受け止め、次の行動に移るものである。可愛がるとは、相手に対する純粋な存在肯定なのだ。

この、可愛がるという相手への存在肯定と真逆に位置する態度が、「断絶」である。
「会話の打ち切り」は、その始まりだ。
話を切り上げ、それ以上続けさせないような態度を取ることである。離席、言葉を遮る、次の話題に無理やり移るといった手段がある。
これが進むと、「無視」、つまり相手の話を聞かず、また、その存在があたかもないかのように振る舞う行動になる。
相手を傷つけるか、相手に非を認めさせようとする行為であり、相手が自分を認めない限り、自分も相手を認めないという態度のことなのだ。
/*/
ここまで挙げた以外にもコミュニケーションは様々に存在する。
関係性の数だけ、個人の数だけコミュニケーションは細かく表現の内容が分かれていく。
コミュニケーションとはつまり、そのすべてが誰かと共に生きるための手段なのだ。

**部品: 久藤睦月という人物の概要
久藤睦月(くどうむつき)。玄霧藩国の建国当初からの国民である。
主に大吏族として知られる他、外見が金髪ロングの女性風だった事で知られる(男性である)。元々はただ睦月という名前だった。
自信がなく、自分の能力を卑下しがちだが、やると決まった仕事をきっちりこなすことが出来るのは能力がある証であり、
特殊な能力や個性がないと言いつつも、その足跡は決して無個性なわけではない。
自分でそれに気づいていなかっただけだ。
近年はそれを克服しつつある様子。

**部品: 久藤百佳との関係について
個人ACEとして久藤百佳という女性ととても親しい関係にある。
元々は同じWTGが頭上に開いていた間柄であったが、アイドレスで直接対面したのち、分化が進んだ。
宰相府でパイロットをしていた百佳さんの助けになるべく、猫妖精のコパイロット能力を身に付けた過去があるほか、
玄霧藩国のPCとしては珍しく、魔法系のアイドレス着用を避けている。
百佳さんとの再会を願い、それを信じてアイドレスで再び戦う事を選んだ。

**部品: 環状線駅周辺施設の管理者
藩王玄霧より騎士に任じられ、玄霧藩国内にある共和国環状線の駅『大神殿前広場』および駅構内の自由市場の管理権限を持つ領主として働いている。
隣接する区画の管理者である摂政雅戌とは長い付き合いであり、管理対象の境界線についての合意を素早く形成し、そのルールの明示を積極的に行った
(久藤睦月の管理範囲は大神殿前広場と駅構内であり、階川雅成の管理範囲は駅前の商業施設と大神殿そのものの関連施設であるため、両者には明確な線引きがある)
環状線区画にも自身の領地を持ち、一人で住むにはやや広い家で暮らしている。

**部品: 外壁

防犯、防風、防雨(雪、潮)防砂機能をはたす。防火性も重要である。材質は建設される所在地の気候や施工主の好みによって、石、レンガ、コンクリートモルタル、木材などさまざまな種類から選ばれることになる。

**部品: 水回り
水道、もしくはタンクによる貯水などで飲用水、生活用水(入浴、洗濯、排泄処理など)が供給される。衛生を保つためにも上水と下水は分離されていなければならないし、家財の汚損を避けるためにしっかりとした配管設備は重要視される。

**部品: 煮炊き
キッチンに必要なのはコンロ、野菜や食器の洗い場と調理台であろう。コンロの口数やオーブン・食器洗浄機の有無、冷蔵庫や食器棚を配置可能なスペースなど、家人の好みで様々なレイアウトの選択が可能ともいえる。コンロについてはオール電化式、ガス式、かまど式など都市のインフラによる部分もある。


**部品: 気温調節
家が建築される風土によって空調の必要性なども異なる。セントラルヒーティング、エアーコンディショナー、オンドル、暖炉など、人が快適に暮らす環境が保たれるための工夫がさまざまな方式で発達してきた。


**部品: 居室
居間、ダイニング(食堂)、寝室、書斎、応接室、家族の個室など。設定された目的に応じて壁紙、灯火、窓とカーテン類などアレンジが行われる。基本的には自宅でくつろげる環境が重要視されることが多い。


**部品: 住宅の機能の流用実績
このアイドレスはマリモ@玄霧藩国が作成しました。
流用実績はこちらで管理しています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Rf4NQWXklAinxZg8nBi0aWEAZs8nnfcxkPvYAkWuVFw/edit?usp=sharing

**部品: 久藤睦月の自宅の概要
玄霧藩国の共和国環状線の駅ビルから徒歩10分の距離にある一軒家。
いづれ同居人が増える事を見越して一人暮らしには少々広め。
庭付きである

**部品: 自室
11畳のフローリングの部屋。ベッドと本棚、書類机がある。
本棚には漫画や小説、学術書、作業マニュアル等が乱雑に並べてある。
机の上には百佳の写真が入った写真立てがある。

**部品: リビング
風通しが良く、南向きの大きな窓があり、直接庭へ出入り出来る。
縁側も付いており、日向ぼっこには最適である。

**部品: 空き部屋
今はまだ空き部屋であるが、休みの日にせっせと掃除している。
いづれ増える同居人が来た時の為にとりあえずベッドだけは置いてある。

**部品: 裏庭の空き地
大きめの倉庫が建てられそうな空き地。いづれ何かに利用しようと考えているが、今はまだ用途は考えていない。
現在はもっぱら近所の子供達が遊ぶのに使われており、睦月が一緒になって遊んでいる所もたまに見られる。
(その後筋肉痛で寝込んでいる時もある)

**部品: 尚書省への出仕
各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。
それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。
また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保証される。

**部品: 工部事務
工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。

**部品: 紋章事務
紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。

**部品: 財務事務
財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。

**部品: 運輸事務
兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。

**部品: 出仕者の作業
出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。
これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。

**部品: 吏族試験
吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。

**部品: 藩国における役割
藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。

**部品: 起家・栄達
これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。
また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。

**部品: 功労に対する対価
尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。
藩国内での業務については藩国が労うこと。


**部品: 不正に対する罰則について
また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。
藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。

**部品: 報告と連絡と相談
基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。

**部品: 吏族の流用実績
[大吏族] 
[市司]
[暁の円卓藩国の戸籍と税制]

また、それ以外においては次のアイドレスにより流用されている。
[八守時緒(T20貴金属)] 
[出仕経歴] ([乃亜・クラウ・オコーネル(T20版)]内)
[八守時緒(T20鍋職人)]
[にゃんこ吏族育成組織紅葉国部]
[職業]([矢神サク(T20用)]内)
[桂林怜夜]
[事務処理系能力]([結城由羅_文官モード(T20)]内)
[装備職業アイドレス]([小鳥遊敦]内)
[ユーラ]
[竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン(中物理気味)]
[吏族としての阪明日見]
[職業(GENZ)]
[冴月]
[よんた(PCファンタジー)]
[近衛カケル]
[神室の政治能力(T20)]
[竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン(低物理ぎみ)]
[花陵ふみ]
[吏族5級]([クレール]内)


**部品: 吏族3級以上資格を有すること
大吏族は吏族階級3級以上でなければ着用することができない。
これは吏族試験を経由する、起家・栄達、特別栄達の種別に関わらず着用資格を満たす。


**部品: チェックリーダー権限
大吏族はチェック作業を行う際に、リーダーとして活動する権限が与えられる。
これは藩国における作業や職業においても作業グループ単位のリーダーに当たる役職につくことができる。


**部品: チェック作業の奏上権
尚書省では大吏族は新たなチェック作業を考案した場合それを奏上する権限を持つ。
もちろん奏上する権利なので、その奏上された内容は尚書や宰相に吟味され実施するかの判断を仰ぐことになる。

**部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
大吏族は相応の期間の業務実績を積み、尚書及び宰相による起家、栄達申請を受けるか、またはそれに相当するだけの試験実績を残し、尚書により認められた者だけがなることができる。
よって、それだけの業務をこなすだけの技量を備えているものと認められる。
また、この職業を着用している場合、高位吏族として扱われることができる。その時の身分は尚書省が証するため、確実な身分証明として機能する。

**部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
大吏族ともなればそのチェック作業で敵を作り狙われる可能性はある。そのため大吏族は射撃ぐらいは行えなければならないのだ。


**部品: 尚書省での射撃訓練
尚書省で伝えられる射撃訓練にて、理にかなった射撃姿勢や衝撃の逃し方を身につけることができる。
あくまで射撃は生き延びるための手段である。

**部品: 生き延びるための防御法
チェック作業を完遂しなければならない以上、いかなる場合でも生き延びなければならない。
そのために大吏族は自らの身を守るための防御法を学ぶのである。

**部品: 大吏族の流用実績について
大吏族の流用実績は自国の以下のアイドレスに流用されている。
 [職業(T20神奈版)]([工部尚書で暁の円卓摂政、風杜神奈]内)

また、それ以外においては次のアイドレスにより流用されている。
[吏族出仕三級]([事務作業特化型瀬戸口まつり]内)


**部品: 吏族としての実績と能力
吏族としての実績と能力
吏族としての出仕歴が多い他、公共事業としての吏族作業に従事する事が多く、吏族資格の位は高い。
大吏族としての活動が認められている数少ない人物の一人であり、尚書の補助や国内・領内の業務管理など、その仕事は幅広い。


**部品: あご氏に師事
医療技術の向上の為、玄霧藩国のあはき師あご氏に師事し、あん摩マッサージ師としての技能を収めた。
また護身術の一環として実践的な柔道を学ばせて貰う事によって自衛力が向上した。
またかくれんぼの技術も学ばせて貰った。


**部品: うどん職人九条イズミ氏に弟子入り
玄霧藩で最近大きなトレンドとなっているうどん、そしてうどん職人たる師匠、九条イズミ氏に弟子入りした。
吏族以外の芸探しをしていた睦月にとってはこれは運命だった。
うどんの持つ魅力と素晴らしさに感化された睦月は新たにうどん職人として生きる決意をしたのであった。



*提出書式

  大部品: 久藤睦月(T21) RD:167 評価値:12
  -大部品: 玄霧の民 RD:10 評価値:5
  --大部品: 森国人 RD:9 評価値:5
  ---大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2
  ----部品: 長い耳
  ----部品: 長身痩躯
  ----部品: 長い髪
  ---部品: 革製の日常着
  ---部品: 瞑想通信を使うことが出来る
  ---部品: 基本の職業適性
  ---部品: 森国人の習慣
  ---部品: 森の恵みを得る
  ---部品: 森国人の流用実績
  --部品: 玄霧藩国の森国人
  -大部品: 玄霧藩国の名医 RD:44 評価値:9
  --大部品: 一般医用携行装備 RD:10 評価値:5
  ---部品: 止血帯
  ---部品: 救急包帯
  ---部品: アドレナリン注射キット
  ---部品: 人工呼吸マスク
  ---部品: メス(刃物)
  ---部品: 医療用グローブ
  ---部品: 白衣
  ---部品: 縫合セット(医療用)
  ---部品: 消毒薬一式
  ---部品: 一般医用携行装備の流用実績
  --大部品: 名医 RD:29 評価値:8
  ---大部品: 医師(現代版)(職業) RD:17 評価値:6
  ----大部品: 現代医の能力と技能 RD:10 評価値:5
  -----部品: 人体への理解
  -----部品: 基礎医学の心得
  -----部品: 地域医療の実地実習経験
  -----部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
  -----部品: 一次救命処置能力
  -----部品: 患者とのコミュニケーション能力
  -----部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
  -----部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
  -----部品: 臨床研修で得た経験
  -----部品: 6年間の医学生生活
  ----大部品: 医師の心得 RD:6 評価値:4
  -----部品: 医療関連ルールを遵守する
  -----部品: 生涯を人道に捧げる誓い
  -----部品: 患者へ尽力する誓い
  -----部品: 公平で公正な治療行う誓い
  -----部品: 人命尊重の誓い
  -----部品: 医師という職業への誓い
  ----部品: 医師の流用実績
  ---大部品: 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD:5 評価値:3
  ----部品: 礼儀作法(医療
  ----部品: 医師に求められる外見
  ----部品: 正確な診断力・検査力
  ----部品: ムンテラ力
  ----部品: 最新医療知識の維持
  ---大部品: 鋼の心臓(医師) RD:3 評価値:2
  ----部品: 動揺しても態度に出さない。
  ----部品: 経験と実績から発生する自負心
  ----部品: 強い自制心
  ---大部品: 医師の腕力 RD:3 評価値:2
  ----部品: うなされるほどの練習
  ----部品: 無駄のない手技
  ----部品: 瞬時判断
  ---部品: 名医の流用実績
  --大部品: 医師としてのステップアップ RD:5 評価値:3
  ---部品: 難しい症例に取り組む
  ---部品: 人々の信頼を得る
  ---部品: 患者を診察して治療する
  ---部品: 医師の経験を積む
  ---部品: 医師としてのステップアップの流用実績
  -大部品: うどん職人 RD:14 評価値:6
  --部品: うどん職人とは何か
  --大部品: うどん職人の仕事内容 RD:4 評価値:3
  ---部品: 手打ちの麺作り
  ---部品: 季節に合わせた微調整
  ---部品: 麺つゆ作り
  ---部品: 衛生管理
  --大部品: うどん職人の修行 RD:6 評価値:4
  ---部品: うどん職人になった理由
  ---部品: 弟子入り
  ---部品: 下積み時代
  ---部品: 見て覚える、技を盗む
  ---部品: とにかくうどんを打つ
  ---部品: うどんへの理解を深める
  --大部品: うどんの調理道具 RD:3 評価値:2
  ---部品: 麺切り包丁
  ---部品: 麺棒
  ---部品: その他の調理器具
  -大部品: あはき師 RD:29 評価値:8
  --部品: あはき師とは
  --部品: 3年間の養成課程と国家試験
  --大部品: 鍼灸師 RD:3 評価値:2
  ---部品: 鍼灸術とは
  ---部品: 鍼灸の成り立ち
  ---部品: 鍼灸治療による作用
  --部品: 医学の知識と理解
  --部品: 作用への理解と適切な選択
  --部品: 東洋医学への理解
  --大部品: 施術上の注意点 RD:6 評価値:4
  ---部品: リスク管理
  ---部品: 禁忌部位
  ---部品: 安全刺入
  ---部品: 鍼灸治療の禁忌
  ---部品: 清潔と消毒
  ---部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応
  --部品: 四診能力
  --部品: コミュニケーション能力
  --部品: 自身の健康管理
  --部品: 清潔な衣類
  --部品: 手ぬぐい
  --部品: 鍼灸道具
  --大部品: 信頼される施術者 RD:6 評価値:4
  ---部品: 生涯研修
  ---部品: 数々の臨床経験
  ---部品: 包括的な思考
  ---部品: 地域社会との連携
  ---部品: 身近な存在
  ---部品: 継続的な治療
  --部品: 応急手当の知識と能力
  --大部品: あん摩マッサージ指圧師(あはき師) RD:2 評価値:1
  ---部品: あん摩・マッサージ・指圧とは
  ---部品: 治療作用
  -大部品: かくれんぼ上手 RD:7 評価値:4
  --部品: かくれんぼ上手とは
  --部品: そもそもかくれんぼってなに?
  --部品: 物陰にひそむ
  --部品: 音と気配のコントロール
  --部品: 誘導
  --部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
  --部品:  運
  -大部品: 情報収集能力 RD:13 評価値:6
  --部品: 情報を集めるということ
  --大部品: メディアから RD:3 評価値:2
  ---部品: 目的のものを探し出す
  ---部品: 要点をかいつまむ
  ---部品: 記録を写す
  --大部品: 現場や状況から RD:3 評価値:2
  ---部品: 注意深い調査
  ---部品: 危険性の考慮
  ---部品: そこに至るまでの経緯の考慮
  --大部品: 人や知的生物から RD:4 評価値:3
  ---部品: 会話から得る情報
  ---部品: 表情や動作の観察
  ---部品: 外見への注目
  ---部品: 相手の力量を量る
  --部品: 自身の活動跡について
  --部品: ダミーへの注意
  -大部品: 実戦的な柔道技術 RD:5 評価値:3
  --部品: 柔道とは
  --部品: 投げ技
  --部品: 固め技
  --部品: 当て身技
  --部品: 柔道の鍛錬とその経験
  -大部品: 柔道整復術 RD:5 評価値:3
  --部品: 柔道整復術とはなにか
  --部品: 整復法
  --部品: 固定法
  --部品: 後療法
  --部品: テーピング療法
  -大部品: 久藤睦月の人物像 RD:5 評価値:3
  --大部品: 日常生活 RD:2 評価値:1
  ---部品: 習慣
  ---部品: コミュニケーション
  --部品: 久藤睦月という人物の概要
  --部品: 久藤百佳との関係について
  --部品: 環状線駅周辺施設の管理者
  -大部品: 久藤睦月の自宅 RD:11 評価値:5
  --大部品: 住宅の機能 RD:6 評価値:4
  ---部品: 外壁
  ---部品: 水回り
  ---部品: 煮炊き
  ---部品: 気温調節
  ---部品: 居室
  ---部品: 住宅の機能の流用実績
  --部品: 久藤睦月の自宅の概要
  --部品: 自室
  --部品: リビング
  --部品: 空き部屋
  --部品: 裏庭の空き地
  -大部品: 大吏族久藤睦月 RD:22 評価値:7
  --大部品: 大吏族 RD:21 評価値:7
  ---大部品: 吏族 RD:13 評価値:6
  ----部品: 尚書省への出仕
  ----部品: 工部事務
  ----部品: 紋章事務
  ----部品: 財務事務
  ----部品: 運輸事務
  ----部品: 出仕者の作業
  ----部品: 吏族試験
  ----部品: 藩国における役割
  ----部品: 起家・栄達
  ----部品: 功労に対する対価
  ----部品: 不正に対する罰則について
  ----部品: 報告と連絡と相談
  ----部品: 吏族の流用実績
  ---大部品: 権限と義務 RD:4 評価値:3
  ----部品: 吏族3級以上資格を有すること
  ----部品: チェックリーダー権限
  ----部品: チェック作業の奏上権
  ----部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
  ---大部品: 自衛能力 RD:3 評価値:2
  ----部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
  ----部品: 尚書省での射撃訓練
  ----部品: 生き延びるための防御法
  ---部品: 大吏族の流用実績について
  --部品: 吏族としての実績と能力
  -大部品: 久藤睦月の来歴(T21) RD:2 評価値:1
  --部品: あご氏に師事
  --部品: うどん職人九条イズミ氏に弟子入り
  
  
  部品: 長い耳
  長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。
  
  部品: 長身痩躯
  種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。
  
  部品: 長い髪
  森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。
  
  部品: 革製の日常着
  天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。
  
  部品: 瞑想通信を使うことが出来る
  森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 
  
  部品: 基本の職業適性
  人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。
  
  部品: 森国人の習慣
  自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。
  
  部品: 森の恵みを得る
  森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。
  
  部品: 森国人の流用実績
  このアイドレスは玄霧藩国が製作しました。
  飛翔@海法よけ藩国さんに流用いただきました。
  ありがとうございます。
  
  部品: 玄霧藩国の森国人
  森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。
  
  部品: 止血帯
  出血に対する対処は救急で最も重要な要素の一つである。止血帯は主に四肢の重大な出血への応急処置に用いられるバンドを指す。ゴム式や空気圧式の他、緊急用で強力なベルトと締め上げバーを併用するものもある。
  
  部品: 救急包帯
  傷や出血などの箇所に、包帯での圧迫によって出血を止めたり、吸水性の高い綿で血や膿などを吸収させたり、あるいは清潔を保つために当てる保護ガーゼを固定するガーゼ生地の布である。
  救急用のものは滅菌パックに梱包された状態で使用しやすいように畳まれて収納されている。
  
  部品: アドレナリン注射キット
  危急時の昇圧や、アナフィラキシーショックなどで血圧が急激に低下した場合にはアドレナリンが使用される。
  緊急時にパニックにならず使用できるようワンタッチで筋肉注射できるようなキットも存在している。劇薬でもあるため、医師と認められている者か、使用講習を受けている者のみ所持できる。
  
  部品: 人工呼吸マスク
  人工呼吸を行うためのマスク。医療者と患者相互の感染予防を目的として用いられる。空気弁とフィルムのみの簡易な物の他、医療者を介さず人工呼吸を可能とするバッグバルブマスクもある。医療者用。
  
  部品: メス(刃物)
  医師が治療に用いる鋭利な刃物。ランセットとも呼ばれる。現在では感染予防の観点から一般的な金属製もの他に、プラスチックの柄に替刃あらかじめ装着してあり、滅菌パックから取り出して使い捨てにするディスポーザブル式も良く用いられる。
  替刃には様々な種類があり、使用される部位や組織によって使い分けられる。
  
  部品: 医療用グローブ
  医療用のグローブ。主にラテックスグローブなどの極薄のゴム手袋を指す。術者と患者双方の感染予防のために用いられる。天然ゴムアレルギーのある医師向けも含めて様々な素材のものが存在するが、総じて手によくなじみ、器具の操作を邪魔しないものが多い。
  
  部品: 白衣
  主に医療従事者が用いる服の上から羽織る外衣。その名の通り一般的には白であり、汚染部を発見しやすく、清潔を保ちやすい。
  コート型が一般的。
  
  部品: 縫合セット(医療用)
  医療従事者が使用する、主に傷口を縫い合わせるために使用される道具一式。
  持針器、ピンセット、はさみで構成される。滅菌済みの清拭用ガーゼや消毒用綿球、各種縫合針と糸を併せて携帯する事が多い。
  
  部品: 消毒薬一式
  ドラッグストアなどでも入手可能な消毒薬や湿布、外用薬一式。携帯しやすいよう袋にまとめられている。中身が見やすいように透明な袋に入れ、暗所でも一目でわかるよう用途をパッケージに書き足す工夫をしている医療者もいる。
  
  部品: 一般医用携行装備の流用実績
  以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html
  
  (申請順)(敬称略)
  竜宮・司@詩歌藩国:竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
  マリモ@玄霧藩国:玄霧藩国の医師
  マリモ@玄霧藩国:玄霧藩国の名医
  阪明日見@akiharu国:阪明日見
  
  部品: 人体への理解
  医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。
  
  部品: 基礎医学の心得
  人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。
  
  
  部品: 地域医療の実地実習経験
  医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。
  
  部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
  医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。
  清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。
  
  部品: 一次救命処置能力
  医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。
  この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。
  救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。
  C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。
  
  部品: 患者とのコミュニケーション能力
  医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。
  このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。
  
  部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
  医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。
  患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。
  いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。
  
  部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
  一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。
  これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。
  
  部品: 臨床研修で得た経験
  一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。
  臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。
  
  部品: 6年間の医学生生活
  医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。
  これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、
  同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。
  なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。
  
  部品: 医療関連ルールを遵守する
  医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。
  
  部品: 生涯を人道に捧げる誓い
  医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。
  
  部品: 患者へ尽力する誓い
  医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。
  
  部品: 公平で公正な治療行う誓い
  医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。
  
  部品: 人命尊重の誓い
  医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。
  
  
  部品: 医師という職業への誓い
  医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。
  
  部品: 医師の流用実績
  以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html
  
  (申請順)(敬称略)
  涼原秋春@akiharu国:医者(akiharu国版)
  不変空沙子@FVB:不変空沙子
  竜宮・司@詩歌藩国:竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
  セントラル越前:設問205に提出:https://www65.atwiki.jp/wanwanempire/pages/172.html
  マリモ@玄霧藩国:独自職業、玄霧藩国の医師に流用
  結城由羅@世界忍者国:独自職業、マルチフィクサーに流用
  たらすじ@後ほねっこ男爵領:たらすじ
  
  
  
  
  部品: 礼儀作法(医療
  医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。
  しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。
  その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。
  
  
  部品: 医師に求められる外見
  第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。
  よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。
  余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。
  
  
  部品: 正確な診断力・検査力
  高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。
  医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。
  余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。
  
  部品: ムンテラ力
  ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。
  患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。
  望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。
  医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。
  治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。
  敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。
  
  部品: 最新医療知識の維持
  正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。
  納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。
  何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強!
  これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。
  
  部品: 動揺しても態度に出さない。
  医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。
  予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。
  
  部品: 経験と実績から発生する自負心
  ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。
  
  部品: 強い自制心
  患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。
  当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。
  実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。
  
  部品: うなされるほどの練習
  治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。
  緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。
  
  部品: 無駄のない手技
  名医の治療は早い。
  何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。
  
  部品: 瞬時判断
  どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。
  
  部品: 名医の流用実績
  以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html
  
  (申請順)(敬称略)
  矢上ミサ@鍋の国:独自職業、鍋の国の名医さん
  マリモ@玄霧藩国:独自職業、玄霧藩国の名医
  神室@紅葉国:紅葉国の神室(T20)
  
  
  
  
  部品: 難しい症例に取り組む
  医師としての修行を続けていくと、難しい症例に取り組むこともある。もちろん、自分の医師としての腕は大事である。だがしかし、それ以上に、仲間である医師とともに治療にあたる必要がある。一人では助けられなくても、沢山の力でならどうにかなることもあるだろう。
  
  部品: 人々の信頼を得る
  名医と呼ばれるためには、医師としての腕を磨き、人々を治療して、信頼を得ねばならない。腕があるから名医なのではなく、そのうえで、他の人々から認められてこそなのである。
  
  部品: 患者を診察して治療する
  診察した患者の症例をもとに、適切な治療を施していく。他の医師とも連携を取りつつ行っていくことを肌で覚える。
  
  部品: 医師の経験を積む
  医師として経験を積んでいき、腕をレベルアップしていく。もちろん、症例によっては、何も手を打てないことも、終末治療をするしかないこともあるだろう。
  
  部品: 医師としてのステップアップの流用実績
  流用実績については、下記URLにて管理しています。
  根拠:http://kaiho.main.jp/wforum/wforum.cgi?no=2700&reno=2699&oya=2699&mode=msgview
  
  部品: うどん職人とは何か
  うどん職人とは、うどんを作る職人のことである。
  何年うどんを作っているからうどん職人だ、というものではなく、ひとにおいしいと言ってもらえるうどんを作れるようになったところで、初めて自分からうどん職人と名乗れるのだ。
  
  部品: 手打ちの麺作り
  小麦粉と水と塩を、練って、寝かせて、踏む。
  この踏むという工程が重要であり、よく踏むことによって、手打ちうどん最大の特徴であるコシを出すことができる。
  出来上がった生地を麺棒で平たく伸ばし、重ねて折りたたみ、包丁で切ると麺が完成する。
  
  部品: 季節に合わせた微調整
  生地は季節や天気によってだれたり硬くなったりするので、水と塩の量を調整する必要がある。
  しかし、これに決まったレシピがあるわけではない。感覚で学ぶものなのだ。
  職人になっても毎日が修行と言える。
  
  部品: 麺つゆ作り
  つゆはカツオや昆布、いりこの煮出汁に、醤油と砂糖、みりんから作る。
  そうやって出来た麺つゆは、薄めてたっぷりかけたり、濃いままのつゆをちょっとかけたり、天ぷらのつゆにしたりといろいろな使い方がある。
  
  部品: 衛生管理
  食料を扱うので、食中毒や異物の混入を避けるために、手指や衣服の消毒を徹底している。
  また、清掃や消毒を定期的に行い、調理設備を衛生的に保っている。
  
  部品: うどん職人になった理由
  うどんが好き。おいしいうどんが食べたい。いっそ作りたい。みんなに食べてもらいたい。
  その気持ちでうどんを作り始め、気がついたらうどん職人を目指していた。
  
  部品: 弟子入り
  一から独学で、という手ももちろんある。が、しかし、誰かに師事し、その技術を継承することも大事だ。
  自分だけでは気づけないこともたくさんある。そんなとき、師匠がいるのはとても心強いものだ。
  
  部品: 下積み時代
  まずは接客や雑用などをすることになるが、どんなメニューがあってどれが人気なのか、サイドメニューはどうなのか、どんな道具を使って、どういう流れで調理をするのかなど、色々知ることができる。この時期に覚えた情報は後々も役に立つ。
  
  部品: 見て覚える、技を盗む
  師匠に教えてもらうだけでなく、どんなことをしているのか、どうしたらいいのかを自分で見て覚え、その技を盗み、自分のものにする。
  
  部品: とにかくうどんを打つ
  うどんの作り方を覚えたら、毎日とにかく打つ。
  季節や天気で塩や水の量がかわることや、小麦粉によっても味が全然違うことなどを実践で覚えていく。
  
  部品: うどんへの理解を深める
  うどんの成り立ちやその歴史、文化などのほか、様々な地域の食べ方やうどんを使った調理法、どうしてコシが出るのかなど、うどんを作る以外のことを知る。
  新しいメニューを考えるときなど、きっとなにかの役に立つ。
  
  部品: 麺切り包丁
  うどんやそばを切るための専用包丁。
  延ばした生地を折り重ねて切り、長い麺にするため、麺切り包丁は刃渡りが長く、柄の下まで刃が伸びた特殊な形をしている。
  
  部品: 麺棒
  麺の生地を延ばすために利用される、木でできた細長い棒。太さは均一。
  長さと太さは様々で、自分の用いやすいものを使うのが一般的。
  
  部品: その他の調理器具
  調理器具の基本である普通の包丁やまな板はもちろん、計量カップ、おたま、麺を茹でるための大きな鍋など、いろいろな調理器具も用意している。
  
  部品: あはき師とは
  あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。
  「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。
  
  部品: 3年間の養成課程と国家試験
  あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。
  国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。
  3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。
  国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。
  
  部品: 鍼灸術とは
  鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。
  灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。
  どちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。
  生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。
  
  
  
  部品: 鍼灸の成り立ち
  鍼灸治療の生まれは経験療法である。
  原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。
  やがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。
  また、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。
  そしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。
  
  部品: 鍼灸治療による作用
  鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。
  ・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。
  ・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。
  ・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。
  ・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。
  ・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。
  ・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。
  ・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。
  ・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。
  
  特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、
  「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。
  
  部品: 医学の知識と理解
  あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。
  そのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。
  また患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。
  
  部品: 作用への理解と適切な選択
  あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。
  まんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。
  生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 
  
  部品: 東洋医学への理解
  東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。
  「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。
  
  
  部品: リスク管理
  施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。
  環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。
  常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。
  
  万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。
  
  
  部品: 禁忌部位
  刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。
  また、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。
  灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。
  
  部品: 安全刺入
  過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。
  解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。
  
  部品: 鍼灸治療の禁忌
  鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。
  しかし、一般には
  ・安静が必要な場合
  ・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合
  ・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合
  は鍼灸治療を避ける。
  また、
  ・妊娠中
  ・救急救命や手術を必要としている場合
  ・出血性の疾患
  ・悪性腫瘍の腫瘍部への治療
  も治療の選択をすべきでないとされている。
  
  部品: 清潔と消毒
  手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。
  汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。
  施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。
  感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。
  滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。
  可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。
  
  部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応
  あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。
  これを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。
  もし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。
  医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。
  以下に禁忌症の一例を示す。
  
  ・急性の伝染病、熱性病
  ・悪性腫瘍
  ・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など)
  ・急性炎症(虫垂炎など)
  ・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後)
  ・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後)
  ・重症の内臓疾患
  
  部品: 四診能力
  四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。
  
  「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。
  「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。
  「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。
  「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。
  
  鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。
  
  部品: コミュニケーション能力
  患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。
  それは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。
  患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。
  
  
  部品: 自身の健康管理
  患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。
  自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。
  
  部品: 清潔な衣類
  服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。
  医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。
  外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。
  
  部品: 手ぬぐい
  治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。
  およそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。
  いずれにせよ清潔を心がける。
  有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。
  
  
  部品: 鍼灸道具
  鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。
  
  鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。
  針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。
  材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。
  また、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。
  
  艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。
  柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。
  線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。
  灸に着火する際に用いる。
  
  
  部品: 生涯研修
  免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。
  目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。
  
  部品: 数々の臨床経験
  書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。
  多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。
  
  部品: 包括的な思考
  施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。
  養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。
  
  部品: 地域社会との連携
  地域の医療、福祉との連携も大事なことである。
  患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。
  また逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。
  
  部品: 身近な存在
  施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。
  治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。
  また負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。
  
  部品: 継続的な治療
  悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。
  しかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。
  継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。
  それらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。
  
  部品: 応急手当の知識と能力
  医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。
  有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。
  
  
  部品: あん摩・マッサージ・指圧とは
   あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。
  主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。
  マッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。
  求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。
  指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。
  押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。
  
  あん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。
  
  
  部品: 治療作用
   あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。
  
  「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。
  この手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。
  運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。
  「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。
  この手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。
  神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。
  「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。
  興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。
  
  
  部品: かくれんぼ上手とは
  かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。
  かくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。
  判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。
  何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。
  大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。
  
  部品: そもそもかくれんぼってなに?
  「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。
  鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。
  一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。
  子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。
  
  
  部品: 物陰にひそむ
  隠れる側の基本は隠密である。
  鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。
  建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。
  そして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。
  もし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。
  
  部品: 音と気配のコントロール
  人がいる音というのは存外目立つものである。
  この音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。
  「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。
  足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。
  膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。
  また、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。
  
  部品: 誘導
  より能動的な隠密として、誘導がある。
  自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。
  失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。
  
  部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
  万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。
  相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。
  自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。
  
  部品:  運
  運も実力のうちである。
  たまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。
  実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。
  
  部品: 情報を集めるということ
  何か行動を起こす前に必要なものとは情報である。
  情報を元に予測を行い、それに基づきリスク管理と行動決定を行うことで、行動の成功率は段違いに上がる。
  このとき情報は正確なものでなければならず、また物事のあらゆる側面から集めるのが好ましい。
  そのため情報と一口に言えど種類は様々である。
  情報収集力に長けた人物とは、求める情報に応じて情報源を絞り、効率よく正確な情報を集めることが出来る人のことを指す。
  
  
  部品: 目的のものを探し出す
  メディアから情報を得る場合、まず求める情報に関連するそれらを探し、集める必要がある。
  紙媒体なら図書館や本屋でかき集めて調べるのが最も良いかもしれないし、誰か個人の所有する本や書類、もしかしたら手紙が必要かもしれない。政府保管の書類にしか記されていないかもしれない。
  データならネットワークにあるものかもしれないし、厳重なセキュリティの元記録媒体に保存されているかもしれない。
  そういった求める情報が有りそうな場所への知識、それを手に入れるためのコネや手段があればあるほど、情報を手に入れやすい。
  
  
  部品: 要点をかいつまむ
  媒体に記録されていること全てが必要な情報とは限らない。迅速に情報を収集する為、要点を把握し、重要な箇所だけを詳細に確認する必要がある。
  
  部品: 記録を写す
  手に入れた文書等が持ち出せない場合、情報を正確に写す用意をしておく必要がある。メモや写真等方法は様々。
  特に予め急いで写す必要があることがわかっている場合、情報収集時はそれなりの準備をもちろんしていく。
  
  部品: 注意深い調査
  現場を調べる場合、そこに存在する全ての物が情報となる。
  一見してわかる情報の他、
  非常に小さな手がかりが残されていたり、通常では見えない場所に情報が潜んでいることもある。
  魔法や技術で隠蔽されているかもしれない。
  また何気ない物や状態でも、論理的に考えれば矛盾を孕んでいる可能性がある。
  五感全てを活用し、思考を働かせながら情報を獲得する事に励む。
  
  部品: 危険性の考慮
  何かの調査を行う場合、周囲や己の安全に気を配らなければ、思わぬ被害をこうむることがある。
  毒性の植物だったり、人為的に仕掛けられた罠であったり、ぽっかり空いた穴だったり。
  そういった危険に気を配り、手袋などの道具を効果的に使いながら調査を行う必要がある。
  
  
  部品: そこに至るまでの経緯の考慮
  出来事とは、目に見えているものだけがすべてではない。
  そこに至るまでの経緯を手に入れた情報と知識を元に推測することによって、
  更なる情報を得ることができたり、目の前の情報に惑わされず正しい情報を獲得することが出来る。
  
  
  部品: 会話から得る情報
  相手が知っている情報や知識を得るには、会話をして話してもらうのが最も簡単である。
  相手の話しやすい雰囲気を作り、的確な質問で情報を引き出すテクニックは非常に有用だ。
  また多くの人物から話を聞くことでより正確な情報を入手することが出来る。
  
  部品: 表情や動作の観察
  言葉よりも時に雄弁に表情や人の動作が情報を語ることもある。
  会話をしながら相手の反応を伺い真実を探ったり、体の動かし方で相手の調子を確認したり、時には攻撃手段等を想定することが出来る。
  
  
  部品: 外見への注目
  相手の外見によって、相手自身のことや、相手が置かれている状況や今の状態を推測することが出来る。
  服装、清潔感、怪我の跡や靴の泥等、注意深く見れば見る程、相手のパーソナリティがわかるのだ。
  
  
  部品: 相手の力量を量る
  咄嗟の行動や運動時の身のこなし、戦闘の動き等から、相手の戦闘時の力量を量ることは大切な技術だ。
  それには武器や道具、魔法などの肉体以外の要素もすべてまとめて情報として活用する。
  相手が自分より強いのか弱いのかを正確に把握することで、無駄な怪我を避けることが出来る。
  そして相手の動きをよく知ることで対処を行うことが出来る。
  相手の力量を量るにはそれなりの戦闘の知識が必要なこともある。
  
  部品: 自身の活動跡について
  自身が情報を集めていたことを誰かに知られたくない場合、自身が活動した痕跡を残さないことが重要だ。
  その為には内密に行動したり、怪しまれないように自分の行動に注意を払ったり、
  調べた場所の完璧な復元を行ったりする必要がある。
  また逆に、自分が調査済みであることを他の誰かに知らせたい場合、あえて痕跡を残すこともある。
  それを行うことで共に調査する味方の時間節約をしたり、敵対する相手の警戒心を煽り注意を惹きつけることが出来る。
  
  
  部品: ダミーへの注意
  入手した情報がすべて正しいとは限らない。誰かに作為的に用意された偽物(ダミー)の可能性もある。
  そのため常に手に入れた情報に疑いを持ち、それにまつわるより多くの情報を入手して、
  その情報が信頼できるかどうか判断するように心がける。
  
  部品: 柔道とは
  柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。
  スポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。
  
  
  部品: 投げ技
  投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。
  立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。
  相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。
  無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。
  
  
  部品: 固め技
  固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。
  実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。
  
  
  部品: 当て身技
  相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。
  急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、あばら、下腹部、睾丸などがある。
  危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。 
  
  部品: 柔道の鍛錬とその経験
  基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。
  練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。 
  
  部品: 柔道整復術とはなにか
  柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。
  整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである。
  
  部品: 整復法
  整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。
  患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。
  
  部品: 固定法
  固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。
  患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。
  固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。
  
  
  部品: 後療法
  後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。
  運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。
  それぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。
  
  部品: テーピング療法
  テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。
  主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。 
  
  部品: 習慣
  習慣には二種類ある。必要だから義務的に行うものと、自発的なものだ。
  前者は「家事」「仕事」「ルールを守る」といった、生存するため、社会生活を送るために必要な習慣である。
  後者は「趣味」「休暇」で、中間で揺れ動いているのが「社交」だ。
  /*/
  まず家事の説明から行こう。これは「家計」「料理」「ハウスキーピング」によって構成されている。
  /*/
  「家計」は、「普段のやりくり」が主となる。
  誰しもが、税の支払いや食料品、雑貨といった消耗品の購入、およびそれをするための金銭と時間を支払って、普段の生活を送っているからである。
  自給自足で賄ったり、物々交換する文化の場合は、目的のものを手に入れるまでの時間的コストを支払っているものとみなす。
  どういった形にせよ、収入相応の日常的支出は起こる。
  収入が少なければ優先度の低い出費を諦めるか、または切り詰めるために安いものを探すし、多ければ経済を回し、豊かな生活を送るために、金の使いみちを工夫する。
  一時的に足りなければ借り受けるし、その返済も行わなければならない。そうならないよう、普段から無理のない範囲で貯金したり、投資で増やしておくこともできる。
  緊急で必要とされるだろう分、あるいは特定のタイミングで必要になってくるだろう分の積み立てや、そのための仕組みを利用するのだ。
  /*/
  「料理」とは、自分、または家族の好みと、自分の知る限りでの栄養バランスに配慮し、コストパフォーマンスと安全の双方から見て買い集めた素材を用いて、時間を掛けすぎずに作れる、いつもの味の料理のことだ。
  たまには失敗するし、手に入る素材も常に一定ではなく、料理自体、腕前によって出来不出来は出て来るものだ。
  どのような形でも、生きている以上、何かを食べなければ生きられないし、どうせならおいしいものを食べたい。
  出来合いのものを買って済ませることもあるし、プロの作ったものを食べて帰ったり、あるいはプロを雇うこともある。
  /*/
  「ハウスキーピング」は、「ゴミ捨て」「清掃」「整理整頓」「補充」で出来ている。
  /*/
  「ゴミ捨て」は、溜まったゴミを廃棄するか、公共の処理施設に回収してもらうため、所定の位置に出すことだ。
  場所によっては捨てるゴミの種類に応じてコストが掛かる。また、捨てる際の作法にも夜間ゴミ出し禁止であったりネットをかけるといったローカルルールが存在する。
  分別には気をつけて行おう。
  
  「清掃」は、生活の中でついた汚れを払ったり拭ったり、溜まった埃を掃きまとめて捨てたり、曇っている箇所を磨いたりして、美観を整えることである。
  
  「整理整頓」は、所定の場所に物を戻す、あるいは置き場所が定まっていないものに対して置き場を用意してやり、不要になった物は廃棄、売却、または譲渡して家の中から追い出すこと。
  
  「補充」は、物品の消耗や破損、故障に対して、代替品を入手してくることである。
  
  これらを始めとした、「住居の快適性」を維持するための要素の組み合わせて「ハウスキーピング」は成立している。
  /*/
  「仕事」は、「業務」および、それを支える「労働と報酬」の原理によって回っている。
  /*/
  「業務」は、就いている職業または身分に相応しい行動を送ることだ。
  時間帯および行動の内容はそれぞれの状況に応じて異なる。
  
  「労働と報酬」とは、契約に応じた報酬を、所定の労働と引き換えに得ることである。
  支払いの形態、たとえば何を支給の対象とするか、どういった計算で支払いを計上するかは、それぞれが所属する藩国および組織の法と規則に従った上で、双方の合意を結んで定める。
  判断能力を持たないものに関しては、利害関係のない第三者を立て、不当な搾取の起こらないよう、責任を持って公的機関がこれを監視する。
  /*/
  「ルールを守る」とは、「法」と「ローカルルール」の把握、および遵守によって行われる。
  /*/
  「法」とは、「所属陣営」「藩国」「自治体」という階層構造で発布・施行されている、強制力を伴った規則である。
  
  「所属陣営の法律」は、藩国を超えて所属陣営全体に広がっている。
  一国が敷くよりも守るべき必然性が非常に強いため、破った際の処罰が重く、強制力も高いことを普通は知っているため、これをよく注意して守ることになる。
  
  「藩国の法律」とは、所属している藩国の法律のことだ。
  ここの国民で居続けるためには守って欲しいルールですよという内容であり、国民全員に共有されていることが前提となる。
  多くの民にとり、もっとも身近な法であり、藩国の強制力と順法意識とのバランス次第で程度の差は出るが、注意して守る。
  
  「自治体の条例」は、上記2点の法よりも優先度は低いかもしれない。
  判断が分かれるような細かい個別の事例に対して制定しているためで、危険だったり困る行為は、そもそも条例以前の段階で網羅されているからだ。
  自治体が引っ越してきた際に周知することが義務付けられている。
  独自の罰則が設けられているため、順法意識によって程度の差はあるがそれなりに守ろうとするだろう。
  
  これらを守ろうとする中で、必然的に様々な手続きが発生し、日々の生活の中で細々とこなしていくことになる。
  /*/
  「ローカルルール」とは、集団内の「しきたり」や「家庭内ルール」のことである。
  /*/
  「しきたり」は、法的な根拠はないが、その集団に所属するためには守るべきであると所属者の大半が考えているルールだ。
  不合理であり、守る必要はないと感じる場合もあるが、発端となった経緯を聞くことで分かる事情もある。
  人によっては守らないし、それですぐさま大きな問題にはならなくとも、不和のもとになりうることは理解している。
  
  「家庭内ルール」には関係に応じた種類があり、ここでは代表的なものを例として取り上げる。
  
  まず、「親子の約束」だ。
  社会的なルールを守らせるための約束であり、同じ生活空間で暮らして血の繋がりもあるが、別々の個人として互いを尊重しあうための約束でもある。
  明文化されることは珍しく、しばしば口頭で結ばれるし、誤っている、非合理であるとの互いの主張によって見直しも入る。
  破った際に罰則を設けるかどうかは家庭次第だろう。
  
  次に、「夫婦の約束」である。
  他人同士が一つの家族を作り上げるにあたって結んだ約束だ。
  明文化されることは少なく、また、生活しているうちに暗黙の了解となって築き上げられる条項もある。
  互いに確認しあい、守るためにはどのように工夫したらよいかを話し合うことで維持される。
  /*/
  自発的な習慣の説明に移る。「趣味」と「休暇」だ。
  /*/
  「趣味」は、要するに「やる必要はないがやりたい行動」だ。
  
  「一人の時間」の中では、趣味に没頭し、自分の時間を持つことになるだろう。
  集中を邪魔されると気分を害するので、家族は配慮することが求められるが、家族内のルールに従っていない場合は問題としてよい。
  
  趣味を過ごすためには、「趣味の予算」も必要である。
  コツコツと積み立てた時間的・金銭的・資材的な予算を用いて、思うがままに趣味を満喫するためのものである。
  または、思うままに趣味が満喫出来ない不自由さまでを含めて、趣味の時間を満喫するためのものでもある。
  
  中には「秘め事」だってあるだろう。
  これは専用の空間で内緒のことをしている。何をするかって? それはここには書けないな。何故なら、人に教えられない事をするのが内緒のことだからだ。
  誰にだって秘密にしておきたいことの一つや二つ、あるものだ。
  隠すのは、反社会的な行いだからではなく、マニアックだったり恥ずかしかったりするので、人に知られるのが怖いからだとだけ書いておこう。
  案外くだらなかったりする。
  
  「空想」などは典型的な趣味の一つ。
  そのものずばり、あれやこれやを空想する。現実的な事柄、現実には起こり得ない事柄を問わない。
  現実的なものも、現実には社会的制約があって取っちゃいけない行動、現実的に取れるんだけれども勇気が無くて出来ない行動まで、実に様々。
  空想は場所も時間も問わない。
  /*/
  「休暇」は、つまり「何もしていない時間」で、「自由な時間」のことだ。
  /*/
  「何もしていない時間」にも色々ある。
  自分にとって意味があると思えない行動を取っている時、人の心は頭の中や感情を整理しているからである。
  ただ寝転がっているだけであれ、ぷちぷちを延々と潰しているのであれ、何も考えず空を眺めているのであれ、目的がなければ、それは本人にとって何もしていない時間なのだ。
  
  逆に「自由な時間」の条件はシンプルだ。
  何をしなければいけない、何をやればいいだろう、そういった義務感や焦燥感から解き放たれた、自由な時間である。
  それまで与えられていた方向性から解き放たれ、他人からも自分からも自由だということだ。
  改めて同じことをやるのもいいし、何もやらないのもいいし、突拍子のない新しさに踏み出してもいい。
  そんな素敵でポジティブな時間である。
  /*/
  「社交」は、やりたいからやる場合と、やらざるを得ないからやる場合の間で大きく揺れ動いている。
  /*/
  「一緒に遊ぼう」、「食事しよう」といった、何らかの行動を共有する事が、社交の主な要素となってくる。
  関係性を深めるため、あるいは深めたという手続きが済んだとみなすために行うと、義務感が強くなる。
  相手や自分を元気づけるため、何らかの区切りをつけるために行う場合は、自発性が強い。
  /*/
  ここでは「元気づけるため」「区切りをつけるため」にする社交の一例を挙げていく。
  「そうではない感」があったら、相手に対し、義務的に行っているということである。
  
  まず、一緒に何か遊ぼうと誘う。
  これは普段からやっている場所や内容でもいいし、それらにこれまでにない新鮮さを求めてもよい。
  気晴らしになる。
  
  また、元気がない時は大体ご飯も美味しく食べられていない。
  一人で食べさせるより、一緒にご飯を食べれば気分もまた変わってくる。
  外で飲んだり美味いものを食べてもいいし、誰かの家でそうしてもいい。
  
  元気づける時に限らず、区切りにはプレゼントやお小遣いを贈るのも良いだろう。
  誰かの記念日であったり、贈りたい気持ちになった時、あるいは贈答品の習慣のある文化に組み込まれている場合、相手や関係に応じて見繕って、作ったり、買ってくるのだ。
  お小遣いの場合は、理由をつけて奢るのでもいいし、自由になるお小遣いを、名目を見繕って渡し、使うための余暇まで新たに割り与えることが大事だ。
  
  ご馳走もいい。
  これは、家計と普段の手間暇から見て、大きくコストを割り増している食事のことだ。
  いい素材を買い集め、普段食べないものを食べるだけでなく、見栄えや器、盛り方を工夫すれば普段の料理でもそれなりのご馳走になるし、手の込んだ料理をするだけでもよい。
  外に赴く場合、雰囲気と味はより重要になってくる。
  
  また、ご馳走まではいかずとも、普段は用意しないもう一品があると、特別感は与えられるだろう。
  
  物だけでなく、言葉や行動によるねぎらいも大事だ。
  お疲れ様、ありがとうから始まって、普段どこを頑張ってくれているかを具体的に挙げ、その働きを褒めることで、自己肯定感を与えられるだろう。
  これは普段からやってもいい。
  
  行動のねぎらいとは、つまり手伝いである。
  本来その人が分担しているはずの仕事や役割を、その時だけは、手伝うか、または代行して全部やってしまうのも関係を深めるのによい。
  社会の大半は分業によって成り立つ。しかし、同じ行動を、しかも自分がやり続けなければいけないという状況は、ひどく疲れてしまう。
  
  念入りな掃除によって、普段の生活空間をピカピカに綺麗にして、装いも新たにしてあげると、相手の気分も変わるだろう。
  これにより、今日は普段とはちょっと違う雰囲気だなと思わせることが出来る。
  /*/
  これらの他に、移動といった基本的な日常行動や、睡眠や排泄といった機構的必然のある行動もまた、広く習慣として含めることだろう。
  
  たとえば移動には、まず、目的地が必要だ。
  どこへ行くにしても、目的地を定めている場合はルートを決める必要がある。ゴールが決まっている以上、通らなければならないポイントが出てくるのである。
  
  次に移動手段。
  徒歩、公共交通機関、または私用・公用の乗り物、騎乗用動物など、それぞれの文化の日常で用いるに相応しい移動手段を使って行う。
  
  寄り道もあるだろう。
  これは、本来の目的から外れ、普段とは異なるルートを辿ること。または、そのルートそのものである。
  気分転換になるし、新しい発見にもつながる。
  
  そして定住者なら最終的には行って帰る。
  生活の拠点である家から出発して、目的地に辿りつき、また家まで戻ってくる。中間地点を複数経るとしても、帰る場所が決まっている以上は、行って帰る。
  
  放浪者であれば、 新たな地に辿りつくだろう。
  定まった住居を持たない場合、移動したまま戻らず、別の地に行くことがある。
  それがかつて居たことのある場所か、それとも全くの新天地かは問わない。
  /*/
  知性体として内観を働かせることも、習慣と言える。
  
  精神の内面においては、感情と思考の把握。
  自分が何を感じているのか、感じたものの性質は何かを、衝動や言動、行いといった内外に現れている要素を観察して把握すること。
  また、頭の中で考えていることを、具体的な文字やイメージに落とし込み、掘り下げる中で、より明らかな形にしていくことである。
  
  外部との接点においては、身体と環境の把握。
  体の各部位に感じている痛みや快調さから、それぞれの状態がどのようになっているのか、見た目以外からも判断し、これを理解すること。
  自分が今何処にいて、それはどのような環境であり、どう対応するべきなのかを、都度感じ分け、また対処する中で理解を深めていくこと。
  
  こうした内観の働きなくして、知性は知性たりえないのだから。
  /*/
  他にも様々な習慣は存在する。それらはすべて、生きるために必要な行為なのである。
  世界に存在する習慣の多様さはつまり、それだけ多様な生き方が存在しているという証左であるだろう。
  
  部品: コミュニケーション
  基本は、「話を聞く」「意見を述べる」の二つで出来ている。
  前者は、相手が話したがっていると様子を察した時、または相手が話しかけて来た時、相槌や反応を挟みつつ、自分の中で理解を進めながら、相手の話を受け止めること。
  後者は、相手と現在共通のものとして扱っている話題に関して、適宜タイミングを見て自分の考えや感情を表現すること。
  /*/
  次は、そこにどのような「感情表現」が含まれるかを説明しよう。
  ポジティブなものなら「喜ぶ」「愛しい」、ネガティブなものなら「悲しい」「怒り」などがある。これらを一つずつ紹介する。
  /*/
  喜びは、主に「嬉しい」と「めでたい」で出来ている。
  「嬉しい」とは、自分や、我がことのように感じられる誰かにとって喜ばしい出来事があった際、その喜びを感情表現することだ。
  そして「めでたい」とは、自分や誰かにいいことがあった時、何らかの行動に出て、積極的に祝おうとすることで、喜びの感情に具体的な形を付けてあげる行為である。
  
  愛しさに至っては様々な表現方法がある。
  そのうちの一つ、「甘える」は、「わがまま」や「おねだり」で出来ている。
  
  「わがまま」とは、相手との親密度に応じて、自分に許される範囲だと思っているわがままを言ってみたり、わがままな態度を取ってみたりすることだ。
  「おねだり」とは、何らかの物品や行動を代償なく要求すること。それ自体が欲しいのではなく、普通は受け容れられないような無理を、自分のためだけに聞いてくれるのが嬉しくてやっている。
  
  また、すべての感情がそうであるように、愛しさにも段階が多く存在し、それらは「スキンシップ」によって進めたり、推し量る事が出来る。
  
  たとえば「握手」だ。これは、手と手を握り交わす挨拶習慣である。
  もっとも外界に触れる部位である掌を通じてお互いの肌を許し合うことで、互いに交渉の余地ありと認め合うか、または、そのことを再確認している。
  種族によってはもっとも外界に触れる部位が掌ではない場合もあり、その際には適切な部位を用いて行うだろう。
  
  次に、「ハグ」。
  立った状態、または座った状態で、相手と向き合って抱きしめあうこと。相手の体温と触感を感じて落ち着ける。
  相手との関係性や、相手の状態によっては拒絶される。
  
  「キス」だと段階を推し量るのが文化や関係によって大分異なるので、難しくなってくる。
  これは口を相手の体のどこかに触れさせる行為だが、触れさせることを許す場所や、その多さによって親密度が異なってくるからだ。
  
  「撫でる」ことは、同じ種族間だけでなく、たとえば人と動物のような関係でもよく見られる行動だ。
  相手の頭や髪、毛、肌などを撫でて行う。
  痛みを取り払うためにする撫でさすりとは、部位の時点で明確に違い、愛情表現のために用いられているのである。
  
  「セックス」、つまり性交渉は、多くの場合、性愛に基づいて行われる、深いスキンシップとなるだろう。
  他の多くのスキンシップを内包して行うが、その要諦は性的な快感を高めること、または性的な感覚の充足を得ることである。
  
  その次にやってくる段階としては、「繁殖」だろう。
  性的なコミュニケーションの結果、子孫を作る行いだ。相手との関係性次第では生物学的な不可能が存在して行えなかったりもする。
  
  これらの他に、頬ずりであったり、体を擦り付けたり、膝の上に載せる、ただ手を握るなど、単純に段階で分けられなかったりするのがスキンシップの奥深さである。
  相手をどれだけ深いプライベートな感覚で長く感じたいかで、親密度を測るというのが、一つの物差しになる。
  /*/
  生きる以上、ネガティブな感情表現も避けられない。
  代表的なものが「悲しみ」や「怒り」だ。
  
  生きていて、悲しければ泣いたり苦しんだりする。
  泣くとは涙を流すことである。
  涙を流さず、表情は別の感情の形を取っていても、悲しみの表現として強く感情表現をしている場合、心は泣いているのである。
  そして、苦しむ。
  これは、自分ではどうにも出来ない、あるいはどうにも出来ないと感じてしまったことに対して、それでもどうにかしたい、どうにかできないかと、感情が納得しない状態のまま、もがくことだろう。
  
  また、怒れば「八つ当たり」をしたり、「いつもより過度な態度」になったりもするだろう。
  八つ当たりとは、物や人に対して、それらが悪いわけでもないのに、攻撃的な態度や行動を取ってしまうことである。
  そうすることで、行き場のない感情に無理やり矛先を作って発散しているのだ。
  いつもより過度な態度とは、荒々しくなったり、冷淡になったり、丁寧になったり、人によって表現する方向は違うが、いずれも普段より過度な態度に傾くことで、怒りを心の内側から行動や態度へと溢れさせている。
  /*/
  さて、コミュニケーションには基本があり、そこに感情表現が含まれるところまでを説明してきた。
  では、具体的にどのような方法でコミュニケーションを取るかを、次に取り上げていく。
  /*/
  コミュニケーションには「双方向的なもの」と「一方向的なもの」の二種類がある。
  
  双方向的なら、関係性を築くため、または関係性に相応しい態度を取るために、様々な方法が存在する。
  「手探り」「砕けた感じで」「理性的に」「衝突」といった具合だ。
  
  一方向的なら、「情報の単純処理」「要求の発信」、そして「受け身」である。
  /*/
  双方向的なコミュニケーション方法から説明していこう。
  
  「手探り」というのは、大体が共通の話題探しの意味である。
  初対面、またはそれに等しい関係から段階を経て行うものだ。
  お互いに今共有している出来事、たとえば天気に関する意見だったり、今置かれている状況への意見だったりから入る。
  そこで意見の一致を見出しつつ、その感じ方や話題のつながりによって、どのような志向を持つ人物かをお互いに探り合いつつ、次第に会話の範囲を狭め、親密度を増していく。
  
  そこである程度の関係性が築ければ、「砕けた感じで」態度が変わっていく。
  
  手探りを経た後、関係性は「雑談」に移る。
  相手が関心を示した事柄に水を向けてみたり、自分の関心がどこに向いているかを口にしてみるところから始まる。
  特に結論を求めている訳ではなく、互いに対する関心と理解が深まればそれでいい。
  
  また、「ジョーク」は、会話の中で雰囲気を和ませるために行う話術の一つである。
  タブーを踏み越えると笑えないので、相手によってタブーを見分ける。
  身内ネタほど身内の受けは取りやすいため、共通の話題を見出して、そこからネタを見つけて距離感を詰める。
  
  これらを経てたどり着くのが「身内トーク」である。
  おはようから始まってお休みやさよならで終わる、挨拶を含む普段のコミュニケーションだ。
  どういった関係性の身内と認定されたかによって内容は異なるが、今日はどんなことをしたという報告や、くだらない話、何気ない話もすることで、時間と感情を共有する。
  共有の積み重ねによる関係性の強化が目的である。
  
  逆に、関係性の度合いとは関係なしに行われるのが、「理性的な」コミュニケーションとなる。
  
  「会議」は、共通の議題を持ったグループの間で、共有するべき話題について、集まって相談することである。
  たとえば家族の会議だと、普段の夕食なら適当でよくても、記念日なら意見を募らなければならなかったり、普段の土日なら思いつきで行動してもいいが、長い旅行先はみんなで行き先を決めると言った次第で、必要になってくる。
  また、ポジティブな話題だけではなく、家庭の経済状況といった深刻な問題や、子供の性教育といった真剣な問題についても相談する。
  どういったグループであれ、感情を踏まえた上で、理性的に結論を求めていくのが会議という方法だ。
  
  「議論」は、会議の中でも用いられる、議題を設定し、意見を交わしあう行為である。
  どういう論理に従っているかを、いかに明瞭に相手に伝えるかが大事である。
  自分の理解と相手の理解を確認しつつ進めていき、互いに結論を持つところで終える。
  終わる際、必ずしも同じ意見に落ち着かなくともよい。
  
  理性的に話をすすめるには、「整理」も必要になってくるだろう。
  自分や相手の話した内容や行動を客観的に整理することだ。
  言葉や文字、図表など、アウトプットした形で行う。
  その方法としては、時系列順に並べたり、準拠している論理に従って並びを入れ替えたり、不要な情報を省いたりする。
  
  ここまでは最初から主体的に参加している場合がほとんどだろうが、途中から参加する場合もある。
  
  「仲裁」が、その最たるものとなるだろう。
  口論や喧嘩の仲裁を行うのである。
  口論であれば話を聞いて整理する。喧嘩であれば、まずは割って入って冷静にさせる。
  和解できれば最上だが、行きずりで再現性がなさそうだと判断したら、再発を避けるために引き離すだけでもよい。
  ことのきっかけやいさかいの途中で犯罪ないしは規則違反が発生していたら、タイミングを見てしかるべきところに報告する必要も出てくるだろう。
  
  仲裁が必要なように、コミュニケーションの中には、「口喧嘩」や「文句を言う」といった、「衝突」を引き起こすものもある。
  
  「口喧嘩」であれば、自分の意見を通すため、あるいは害された自分の気分を表現するために、相手との衝突を避けず、口にすることだ。
  無闇に我を通せばいいという訳ではなく、関係に応じた引き際というものがある。
  喧嘩をするのが目的ではなく、意見に折り合いがついたり、相手が自分の気持ちを理解してくれたらよい。
  
  「文句を言う」のは、相手に対して感じた、または以前に感じていた、相手が悪いと思った箇所、直すべきだと思った箇所、自分や他人を害したと感じた箇所を、理屈や感情を交えながら表現することだ。
  
  口頭だけに収まらず、物理的な衝突にまで発展しなければ解消しない場合もある。
  そこまでやっても、物別れに終わる、関係が破綻することもあるのだから、コミュニケーションはまったく難しい。
  /*/
  次に「一方向的」なコミュニケーションの説明に移る。
  これは、「洞察」や「受容」「我慢」「愛される」といった一方的な受信と、「事務的伝達」や「頼る」「可愛がる」といった一方的な発信とに分かれる。
  例外が、コミュニケーション自体を拒否するサインの発信である「関係の断絶」だろう。
  /*/
  「洞察」は、「相手の状態」と「コミュニケーションの流れ」を察することで行われる。
  相手の感情や思考が今どのような状態であるかを、これまでに得た経験と知識に照らし合わせる形で、その態度や表情、発言内容から推察したり、相手の表現がまとまっていなくとも、何を伝えようとしているか、その素振りやこれまでに出てきた言葉の方向性から当たりを付けて、これを成立させる。
  
  「受容」は、「受諾」と「容認」の二つで成り立っているだろう。
  「受諾」とは頼まれごとを引き受けること。また、その際に示す明確なシグナルや言葉、文面での了承だ。
  受諾自体には感情的な要素は挟まれない。
  「容認」は、相手のありようや提案、お願いといった、自分に向けてくる感情や物事の流れを、それでよいとして認め、受け止めてやることである。
  
  需要に対して「我慢」は感情的な要素が大きい。
  「やむを得ない我慢」は、誰に非があるわけでもなく、ただ自分の運が悪かったり、平等にみんなの状況が悪いと納得して、感情の矛先がなく、受け止めざるを得ないものとして飲み込む。
  「無理やりする我慢」は、誰かには何らかの非があって、少なくとも自分にとってそれが誰かは明確なのだが、立場や状況がその追求を許さないため、一時的に飲み込む。
  いずれも感情を自分の中に留める行為である。
  
  「愛される」は、ネガティブな一方的受信の代表例となった我慢に対して、ポジティブな代表例だ。
  「満足げにする」ことで、周りや相手が捧げてくる愛情や、それを示す愛情表現に対して、当然であるかのように受け取り、深くその全てを受け止めてやる。
  「幸せに浸る」ことで、自分が愛されていることを噛み締め、満たされた気持ちになる。また、愛されている理由に納得し、これまでの自分の行いに対して正しさを感じる。
  いずれも自己肯定感そのものに直結しており、自我の構成には不可欠である。
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  ここまでが一方的受信の例で、ここからが一方的発信の話になってくる。
  
  「事務的伝達」とは、つまり「報告」と「連絡」だ。
  「報告」は、定められた情報をしかるべき宛先に伝えること。その方法や手順、タイミングは、報告の内容と、宛先が定める規則に従う。
  「連絡」は、自分の思うところや、伝えるべきと思った情報を、それにふさわしいと思った相手に対して送ること。また、その相手と応答を続けること。
  相手のリアクションまでは含まない。
  
  事務的伝達の後によく来るのは、「頼る」という方法である。
  「相談」は、こんなことで悩んでいる、どうすればいいか判断に迷うといった、具体性のあるものから、そもそも悩みを具体性あるところまで持っていくためにはどうしたらよいかと、助言を求めて行うこと。または、話しながら自分の中で成立をつけたり、背中を押してもらいたかったり、ただ悩んでいること自体を聞いて欲しかったりして行う。
  相談ではなく、もう「お願い」になることもある。
  それは、話を聞いてくれ、またはこんなことをしてくれと、相手にお願いする行為である。
  しばしば、お願いそのものと話題が同時進行で話しかけて進められる。
  
  要求を出す発信が頼るという方法なら、「可愛がる」とは、その真逆で、相手のリアクションを求めない。
  「愛でる」場合、これはいいなあ、いいものだなあと、ひたすらに自分の感情に埋没しながら、対象に相応しいと思った態度で、抱いた感情を表現する。
  「夢中になる」と、他のことが気にならなくなるほど対象に集中してしまい、それまで考えていたことや、やろうとしていたことを全て投げ出してしまう。
  いずれも、ひとしきり終わった後に相手の反応を改めて受け止め、次の行動に移るものである。可愛がるとは、相手に対する純粋な存在肯定なのだ。
  
  この、可愛がるという相手への存在肯定と真逆に位置する態度が、「断絶」である。
  「会話の打ち切り」は、その始まりだ。
  話を切り上げ、それ以上続けさせないような態度を取ることである。離席、言葉を遮る、次の話題に無理やり移るといった手段がある。
  これが進むと、「無視」、つまり相手の話を聞かず、また、その存在があたかもないかのように振る舞う行動になる。
  相手を傷つけるか、相手に非を認めさせようとする行為であり、相手が自分を認めない限り、自分も相手を認めないという態度のことなのだ。
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  ここまで挙げた以外にもコミュニケーションは様々に存在する。
  関係性の数だけ、個人の数だけコミュニケーションは細かく表現の内容が分かれていく。
  コミュニケーションとはつまり、そのすべてが誰かと共に生きるための手段なのだ。
  
  部品: 久藤睦月という人物の概要
  久藤睦月(くどうむつき)。玄霧藩国の建国当初からの国民である。
  主に大吏族として知られる他、外見が金髪ロングの女性風だった事で知られる(男性である)。元々はただ睦月という名前だった。
  自信がなく、自分の能力を卑下しがちだが、やると決まった仕事をきっちりこなすことが出来るのは能力がある証であり、
  特殊な能力や個性がないと言いつつも、その足跡は決して無個性なわけではない。
  自分でそれに気づいていなかっただけだ。
  近年はそれを克服しつつある様子。
  
  部品: 久藤百佳との関係について
  個人ACEとして久藤百佳という女性ととても親しい関係にある。
  元々は同じWTGが頭上に開いていた間柄であったが、アイドレスで直接対面したのち、分化が進んだ。
  宰相府でパイロットをしていた百佳さんの助けになるべく、猫妖精のコパイロット能力を身に付けた過去があるほか、
  玄霧藩国のPCとしては珍しく、魔法系のアイドレス着用を避けている。
  百佳さんとの再会を願い、それを信じてアイドレスで再び戦う事を選んだ。
  
  部品: 環状線駅周辺施設の管理者
  藩王玄霧より騎士に任じられ、玄霧藩国内にある共和国環状線の駅『大神殿前広場』および駅構内の自由市場の管理権限を持つ領主として働いている。
  隣接する区画の管理者である摂政雅戌とは長い付き合いであり、管理対象の境界線についての合意を素早く形成し、そのルールの明示を積極的に行った
  (久藤睦月の管理範囲は大神殿前広場と駅構内であり、階川雅成の管理範囲は駅前の商業施設と大神殿そのものの関連施設であるため、両者には明確な線引きがある)
  環状線区画にも自身の領地を持ち、一人で住むにはやや広い家で暮らしている。
  
  部品: 外壁
  
  防犯、防風、防雨(雪、潮)防砂機能をはたす。防火性も重要である。材質は建設される所在地の気候や施工主の好みによって、石、レンガ、コンクリートモルタル、木材などさまざまな種類から選ばれることになる。
  
  部品: 水回り
  水道、もしくはタンクによる貯水などで飲用水、生活用水(入浴、洗濯、排泄処理など)が供給される。衛生を保つためにも上水と下水は分離されていなければならないし、家財の汚損を避けるためにしっかりとした配管設備は重要視される。
  
  部品: 煮炊き
  キッチンに必要なのはコンロ、野菜や食器の洗い場と調理台であろう。コンロの口数やオーブン・食器洗浄機の有無、冷蔵庫や食器棚を配置可能なスペースなど、家人の好みで様々なレイアウトの選択が可能ともいえる。コンロについてはオール電化式、ガス式、かまど式など都市のインフラによる部分もある。
  
  
  部品: 気温調節
  家が建築される風土によって空調の必要性なども異なる。セントラルヒーティング、エアーコンディショナー、オンドル、暖炉など、人が快適に暮らす環境が保たれるための工夫がさまざまな方式で発達してきた。
  
  
  部品: 居室
  居間、ダイニング(食堂)、寝室、書斎、応接室、家族の個室など。設定された目的に応じて壁紙、灯火、窓とカーテン類などアレンジが行われる。基本的には自宅でくつろげる環境が重要視されることが多い。
  
  
  部品: 住宅の機能の流用実績
  このアイドレスはマリモ@玄霧藩国が作成しました。
  流用実績はこちらで管理しています。
  https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Rf4NQWXklAinxZg8nBi0aWEAZs8nnfcxkPvYAkWuVFw/edit?usp=sharing
  
  部品: 久藤睦月の自宅の概要
  玄霧藩国の共和国環状線の駅ビルから徒歩10分の距離にある一軒家。
  いづれ同居人が増える事を見越して一人暮らしには少々広め。
  庭付きである
  
  部品: 自室
  11畳のフローリングの部屋。ベッドと本棚、書類机がある。
  本棚には漫画や小説、学術書、作業マニュアル等が乱雑に並べてある。
  机の上には百佳の写真が入った写真立てがある。
  
  部品: リビング
  風通しが良く、南向きの大きな窓があり、直接庭へ出入り出来る。
  縁側も付いており、日向ぼっこには最適である。
  
  部品: 空き部屋
  今はまだ空き部屋であるが、休みの日にせっせと掃除している。
  いづれ増える同居人が来た時の為にとりあえずベッドだけは置いてある。
  
  部品: 裏庭の空き地
  大きめの倉庫が建てられそうな空き地。いづれ何かに利用しようと考えているが、今はまだ用途は考えていない。
  現在はもっぱら近所の子供達が遊ぶのに使われており、睦月が一緒になって遊んでいる所もたまに見られる。
  (その後筋肉痛で寝込んでいる時もある)
  
  部品: 尚書省への出仕
  各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。
  それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。
  また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保証される。
  
  部品: 工部事務
  工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。
  
  部品: 紋章事務
  紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。
  
  部品: 財務事務
  財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。
  
  部品: 運輸事務
  兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。
  
  部品: 出仕者の作業
  出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。
  これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。
  
  部品: 吏族試験
  吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。
  
  部品: 藩国における役割
  藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。
  
  部品: 起家・栄達
  これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。
  また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。
  
  部品: 功労に対する対価
  尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。
  藩国内での業務については藩国が労うこと。
  
  
  部品: 不正に対する罰則について
  また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。
  藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。
  
  部品: 報告と連絡と相談
  基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。
  
  部品: 吏族の流用実績
  [大吏族] 
  [市司]
  [暁の円卓藩国の戸籍と税制]
  
  また、それ以外においては次のアイドレスにより流用されている。
  [八守時緒(T20貴金属)] 
  [出仕経歴] ([乃亜・クラウ・オコーネル(T20版)]内)
  [八守時緒(T20鍋職人)]
  [にゃんこ吏族育成組織紅葉国部]
  [職業]([矢神サク(T20用)]内)
  [桂林怜夜]
  [事務処理系能力]([結城由羅_文官モード(T20)]内)
  [装備職業アイドレス]([小鳥遊敦]内)
  [ユーラ]
  [竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン(中物理気味)]
  [吏族としての阪明日見]
  [職業(GENZ)]
  [冴月]
  [よんた(PCファンタジー)]
  [近衛カケル]
  [神室の政治能力(T20)]
  [竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン(低物理ぎみ)]
  [花陵ふみ]
  [吏族5級]([クレール]内)
  
  
  部品: 吏族3級以上資格を有すること
  大吏族は吏族階級3級以上でなければ着用することができない。
  これは吏族試験を経由する、起家・栄達、特別栄達の種別に関わらず着用資格を満たす。
  
  
  部品: チェックリーダー権限
  大吏族はチェック作業を行う際に、リーダーとして活動する権限が与えられる。
  これは藩国における作業や職業においても作業グループ単位のリーダーに当たる役職につくことができる。
  
  
  部品: チェック作業の奏上権
  尚書省では大吏族は新たなチェック作業を考案した場合それを奏上する権限を持つ。
  もちろん奏上する権利なので、その奏上された内容は尚書や宰相に吟味され実施するかの判断を仰ぐことになる。
  
  部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
  大吏族は相応の期間の業務実績を積み、尚書及び宰相による起家、栄達申請を受けるか、またはそれに相当するだけの試験実績を残し、尚書により認められた者だけがなることができる。
  よって、それだけの業務をこなすだけの技量を備えているものと認められる。
  また、この職業を着用している場合、高位吏族として扱われることができる。その時の身分は尚書省が証するため、確実な身分証明として機能する。
  
  部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
  大吏族ともなればそのチェック作業で敵を作り狙われる可能性はある。そのため大吏族は射撃ぐらいは行えなければならないのだ。
  
  
  部品: 尚書省での射撃訓練
  尚書省で伝えられる射撃訓練にて、理にかなった射撃姿勢や衝撃の逃し方を身につけることができる。
  あくまで射撃は生き延びるための手段である。
  
  部品: 生き延びるための防御法
  チェック作業を完遂しなければならない以上、いかなる場合でも生き延びなければならない。
  そのために大吏族は自らの身を守るための防御法を学ぶのである。
  
  部品: 大吏族の流用実績について
  大吏族の流用実績は自国の以下のアイドレスに流用されている。
   [職業(T20神奈版)]([工部尚書で暁の円卓摂政、風杜神奈]内)
  
  また、それ以外においては次のアイドレスにより流用されている。
  [吏族出仕三級]([事務作業特化型瀬戸口まつり]内)
  
  
  部品: 吏族としての実績と能力
  吏族としての実績と能力
  吏族としての出仕歴が多い他、公共事業としての吏族作業に従事する事が多く、吏族資格の位は高い。
  大吏族としての活動が認められている数少ない人物の一人であり、尚書の補助や国内・領内の業務管理など、その仕事は幅広い。
  
  
  部品: あご氏に師事
  医療技術の向上の為、玄霧藩国のあはき師あご氏に師事し、あん摩マッサージ師としての技能を収めた。
  また護身術の一環として実践的な柔道を学ばせて貰う事によって自衛力が向上した。
  またかくれんぼの技術も学ばせて貰った。
  
  
  部品: うどん職人九条イズミ氏に弟子入り
  玄霧藩で最近大きなトレンドとなっているうどん、そしてうどん職人たる師匠、九条イズミ氏に弟子入りした。
  吏族以外の芸探しをしていた睦月にとってはこれは運命だった。
  うどんの持つ魅力と素晴らしさに感化された睦月は新たにうどん職人として生きる決意をしたのであった。