薬草酒『濃霧の一滴』

「薬草酒『濃霧の一滴』」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

薬草酒『濃霧の一滴』」(2017/08/10 (木) 01:39:43) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

ページ作成:玄霧 シャルトリューズ的な何か。現代のエリクシル剤を目指して! #ls() #contents *部品構造 -大部品: 薬草酒『濃霧の一滴』 RD:15 評価値:6 --大部品: 秘伝のレシピ RD:8 評価値:5 ---部品: 襲名者は3名のみ ---部品: 口伝で伝えられる ---部品: 完成品を食べて継承を確認 ---部品: 継承者が途絶えたときに備えて ---部品: レシピ流出の際の罰則 ---部品: 襲名者の利点 ---部品: 名前の継承 ---部品: 秘伝部分以外は一般公開される --部品: 度数70%以上 --部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 --部品: 基本の飲み方 --部品: 「気付け薬」としての効果 --部品: エリクシル剤の噂 --部品: 複雑な製法 --部品: 熟成に必要な年月 *部品定義 **部品: 襲名者は3名のみ このアイテムのレシピ(ブレンドの比率や焼き加減、熟成加減など、アイテムによって様々)は、三人の「襲名者」しか知らないとされている。 三名の「襲名者」は常に協力し合う関係であり、お互いが作ったものの品質を検査しあう関係である。 レシピを知るものは、製作の場を引退するとき、又は腕が鈍り始めて続けられなくなった時にそなえ、自分が見込んだ者一人を選び、後継者として育てる義務がある。 その後継者に、全てを教え、完全に継いだとされた際にようやく引退できる。 引退した後は、製法を守るために殺される……等ということはなく、基本的には国より補助金が出て、悠々自適に暮らせるように配慮されている。 **部品: 口伝で伝えられる レシピの内容は一切を書類に残すことを禁じられている。 これは、レシピの流出を防ぐ目的の他、細かな気温や湿度等の変化で微妙に変わる部分を、マニュアルですべて網羅することが出来ないから、とされる。 そのため、内容は全て口伝により伝えられ、もはや「修行」と称されるレベルの練習を経て、継承される。 **部品: 完成品を食べて継承を確認 口伝で伝える関係上、完成品の正しい姿も書類には記されない。 そのため、正しく敬称されたかについては、出来上がったものを直接食べて確認される。 この際、伝承されている3名がそろい、3名全員が了承を出さない限り、継承されたとは認められない。 **部品: 継承者が途絶えたときに備えて 3人だけに伝えられるレシピであるが、何らかの理由で継承が途絶えた際に復元できなくなる事を避けるため、レシピを持つ国の藩王もしくは摂政が継承する必要がある。 これは「3人」には含まれず、普段の作業にも関わらない。あくまでも、伝統を途絶えさせないための決まり事である。 **部品: レシピ流出の際の罰則 極めて秘匿性の高いレシピであるため、内容を継承者以外に話したものは、厳しく罰せられる。 継承修行中の者が流出させたのであれば、内容を精査の上で罰則を決めるが、逮捕と資格の剥奪は確定されている。 現役の者が流出させたのであれば、逮捕の上、あらゆる資格の剥奪。 引退した者が流出させた場合は、逮捕の上、補助金等の停止を行う。 これらは全て、継承する際に念書をかかされ、藩王の確認の元、政庁に納められる。 **部品: 襲名者の利点 秘密を漏らすものには重い罰則が与えられるが、しっかりと守り、伝統の守護者として関わり続ける限りは、様々な利点が与えられる。 医療費の免除比率を多くする、年度ごとに報奨金が与えられる、等の資金的なものや、引退した後はいわゆる「人間国宝」として扱われる為、名誉としても高いものがある。 **部品: 名前の継承 レシピを継承した場合は、本名の他に「〇代目~~」のように、名前も継承していくこととなる。 基本的には継承元の名前を継ぐが、伝承が途絶え、藩国側で保持した知識からの継承が行われた際はその限りではない。 **部品: 秘伝部分以外は一般公開される 昨今は食品衛生の観点から、「何を使用したものか」という部分が重要視される。 そのため、原材料等は基本的に公開される。あくまでも秘伝となる部分は、配合の分量や調節であり、そこに至るまでの仕込みや手入れは大勢で行う。 襲名者の3人だけで作業をするのではなく、最終工程を3名が行い、そこまでの作業は、工房の作業員たちが行うのだ。 **部品: 度数70%以上 このお酒は極めて度数が高い。 そのまま飲むこともできるが、トニックやソーダ、果汁などで割ったりして飲むことが推奨される。 **部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 分類上、「濃霧の一滴」はリキュールではあるが、100mlの薬用瓶に詰められ、木製のケースに入れられて保管される。 これは、日光等での成分変化を防ぐためである。 **部品: 基本の飲み方 1瓶100mlであること、度数70%以上であることから、そのまま飲むには適さない。 推奨される飲み方は「スポイトで吸い上げ、角砂糖の上に数滴落とし、しみ込んだ角砂糖を舌の上で溶かしながら飲む」とされている。 こうすることで、砂糖の甘味の中に強いハーブ香と甘味にも負けない苦みがほんのりと感じられ、活力が湧いてくるような気分にさせてくれる。 **部品: 「気付け薬」としての効果 『濃霧の一滴』は極めて薬効成分が高く、そのまま飲むと味わいも何もあったものではない。 が、スポイトで吸い上げて意識を失った患者の口に少量流し込むことで、高いアルコール度数とハーブ香、薬草独特の苦みにより気付け薬としての効果が見込める。 そのほか、体力の落ちた患者にスプーン一杯の砂糖か角砂糖にたっぷりしみこませて含ませることで、体の活力を補うことも可能。 勿論、このような使い方をする際には、必ず医師の判断の元行う事。 **部品: エリクシル剤の噂 「一口飲めば如何なる病も治すことができる」 「一口飲めば永遠の命を得ることができる」 こういったようなお話に出てくるような万能薬のことをエリクシル剤(エリクサー)と呼ぶ。 『濃霧の一滴』はここまでの効果は勿論ないが、それに近い効果が得られるという噂が流れる程度には薬効が高いとされる。 **部品: 複雑な製法 ベースは果実の蒸留酒(ブランデー)である。 砂糖とキリハチミツに、アンゼリカ、シナモン、ナツメグをはじめとする凡そ130種類のハーブを加える。 それらを5回に分けて漬け込み、4度の蒸留の後、樽に入れて熟成される。 以上が、判明している製法である。細かな配合や時間等は、レシピの襲名者しか知らない。 **部品: 熟成に必要な年月 基本的には3年間の熟成が必要とされる。 それ以上に熟成するものもあるが、最長で10年ほどとなる。 勿論、10年物は極めて高価で、成分も凝縮されているため効果も高い。 *提出書式 大部品: 薬草酒『濃霧の一滴』 RD:15 評価値:6 -大部品: 秘伝のレシピ RD:8 評価値:5 --部品: 襲名者は3名のみ --部品: 口伝で伝えられる --部品: 完成品を食べて継承を確認 --部品: 継承者が途絶えたときに備えて --部品: レシピ流出の際の罰則 --部品: 襲名者の利点 --部品: 名前の継承 --部品: 秘伝部分以外は一般公開される -部品: 度数70%以上 -部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 -部品: 基本の飲み方 -部品: 「気付け薬」としての効果 -部品: エリクシル剤の噂 -部品: 複雑な製法 -部品: 熟成に必要な年月 部品: 襲名者は3名のみ このアイテムのレシピ(ブレンドの比率や焼き加減、熟成加減など、アイテムによって様々)は、三人の「襲名者」しか知らないとされている。 三名の「襲名者」は常に協力し合う関係であり、お互いが作ったものの品質を検査しあう関係である。 レシピを知るものは、製作の場を引退するとき、又は腕が鈍り始めて続けられなくなった時にそなえ、自分が見込んだ者一人を選び、後継者として育てる義務がある。 その後継者に、全てを教え、完全に継いだとされた際にようやく引退できる。 引退した後は、製法を守るために殺される……等ということはなく、基本的には国より補助金が出て、悠々自適に暮らせるように配慮されている。 部品: 口伝で伝えられる レシピの内容は一切を書類に残すことを禁じられている。 これは、レシピの流出を防ぐ目的の他、細かな気温や湿度等の変化で微妙に変わる部分を、マニュアルですべて網羅することが出来ないから、とされる。 そのため、内容は全て口伝により伝えられ、もはや「修行」と称されるレベルの練習を経て、継承される。 部品: 完成品を食べて継承を確認 口伝で伝える関係上、完成品の正しい姿も書類には記されない。 そのため、正しく敬称されたかについては、出来上がったものを直接食べて確認される。 この際、伝承されている3名がそろい、3名全員が了承を出さない限り、継承されたとは認められない。 部品: 継承者が途絶えたときに備えて 3人だけに伝えられるレシピであるが、何らかの理由で継承が途絶えた際に復元できなくなる事を避けるため、レシピを持つ国の藩王もしくは摂政が継承する必要がある。 これは「3人」には含まれず、普段の作業にも関わらない。あくまでも、伝統を途絶えさせないための決まり事である。 部品: レシピ流出の際の罰則 極めて秘匿性の高いレシピであるため、内容を継承者以外に話したものは、厳しく罰せられる。 継承修行中の者が流出させたのであれば、内容を精査の上で罰則を決めるが、逮捕と資格の剥奪は確定されている。 現役の者が流出させたのであれば、逮捕の上、あらゆる資格の剥奪。 引退した者が流出させた場合は、逮捕の上、補助金等の停止を行う。 これらは全て、継承する際に念書をかかされ、藩王の確認の元、政庁に納められる。 部品: 襲名者の利点 秘密を漏らすものには重い罰則が与えられるが、しっかりと守り、伝統の守護者として関わり続ける限りは、様々な利点が与えられる。 医療費の免除比率を多くする、年度ごとに報奨金が与えられる、等の資金的なものや、引退した後はいわゆる「人間国宝」として扱われる為、名誉としても高いものがある。 部品: 名前の継承 レシピを継承した場合は、本名の他に「〇代目~~」のように、名前も継承していくこととなる。 基本的には継承元の名前を継ぐが、伝承が途絶え、藩国側で保持した知識からの継承が行われた際はその限りではない。 部品: 秘伝部分以外は一般公開される 昨今は食品衛生の観点から、「何を使用したものか」という部分が重要視される。 そのため、原材料等は基本的に公開される。あくまでも秘伝となる部分は、配合の分量や調節であり、そこに至るまでの仕込みや手入れは大勢で行う。 襲名者の3人だけで作業をするのではなく、最終工程を3名が行い、そこまでの作業は、工房の作業員たちが行うのだ。 部品: 度数70%以上 このお酒は極めて度数が高い。 そのまま飲むこともできるが、トニックやソーダ、果汁などで割ったりして飲むことが推奨される。 部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 分類上、「濃霧の一滴」はリキュールではあるが、100mlの薬用瓶に詰められ、木製のケースに入れられて保管される。 これは、日光等での成分変化を防ぐためである。 部品: 基本の飲み方 1瓶100mlであること、度数70%以上であることから、そのまま飲むには適さない。 推奨される飲み方は「スポイトで吸い上げ、角砂糖の上に数滴落とし、しみ込んだ角砂糖を舌の上で溶かしながら飲む」とされている。 こうすることで、砂糖の甘味の中に強いハーブ香と甘味にも負けない苦みがほんのりと感じられ、活力が湧いてくるような気分にさせてくれる。 部品: 「気付け薬」としての効果 『濃霧の一滴』は極めて薬効成分が高く、そのまま飲むと味わいも何もあったものではない。 が、スポイトで吸い上げて意識を失った患者の口に少量流し込むことで、高いアルコール度数とハーブ香、薬草独特の苦みにより気付け薬としての効果が見込める。 そのほか、体力の落ちた患者にスプーン一杯の砂糖か角砂糖にたっぷりしみこませて含ませることで、体の活力を補うことも可能。 勿論、このような使い方をする際には、必ず医師の判断の元行う事。 部品: エリクシル剤の噂 「一口飲めば如何なる病も治すことができる」 「一口飲めば永遠の命を得ることができる」 こういったようなお話に出てくるような万能薬のことをエリクシル剤(エリクサー)と呼ぶ。 『濃霧の一滴』はここまでの効果は勿論ないが、それに近い効果が得られるという噂が流れる程度には薬効が高いとされる。 部品: 複雑な製法 ベースは果実の蒸留酒(ブランデー)である。 砂糖とキリハチミツに、アンゼリカ、シナモン、ナツメグをはじめとする凡そ130種類のハーブを加える。 それらを5回に分けて漬け込み、4度の蒸留の後、樽に入れて熟成される。 以上が、判明している製法である。細かな配合や時間等は、レシピの襲名者しか知らない。 部品: 熟成に必要な年月 基本的には3年間の熟成が必要とされる。 それ以上に熟成するものもあるが、最長で10年ほどとなる。 勿論、10年物は極めて高価で、成分も凝縮されているため効果も高い。 *インポート用定義データ [ { "title": "薬草酒『濃霧の一滴』", "type": "group", "children": [ { "title": "秘伝のレシピ", "type": "group", "children": [ { "title": "襲名者は3名のみ", "description": "このアイテムのレシピ(ブレンドの比率や焼き加減、熟成加減など、アイテムによって様々)は、三人の「襲名者」しか知らないとされている。\n三名の「襲名者」は常に協力し合う関係であり、お互いが作ったものの品質を検査しあう関係である。\nレシピを知るものは、製作の場を引退するとき、又は腕が鈍り始めて続けられなくなった時にそなえ、自分が見込んだ者一人を選び、後継者として育てる義務がある。\nその後継者に、全てを教え、完全に継いだとされた際にようやく引退できる。\n引退した後は、製法を守るために殺される……等ということはなく、基本的には国より補助金が出て、悠々自適に暮らせるように配慮されている。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "口伝で伝えられる", "description": "レシピの内容は一切を書類に残すことを禁じられている。\nこれは、レシピの流出を防ぐ目的の他、細かな気温や湿度等の変化で微妙に変わる部分を、マニュアルですべて網羅することが出来ないから、とされる。\nそのため、内容は全て口伝により伝えられ、もはや「修行」と称されるレベルの練習を経て、継承される。", "type": "parts" }, { "title": "完成品を食べて継承を確認", "description": "口伝で伝える関係上、完成品の正しい姿も書類には記されない。\nそのため、正しく敬称されたかについては、出来上がったものを直接食べて確認される。\nこの際、伝承されている3名がそろい、3名全員が了承を出さない限り、継承されたとは認められない。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "継承者が途絶えたときに備えて", "description": "3人だけに伝えられるレシピであるが、何らかの理由で継承が途絶えた際に復元できなくなる事を避けるため、レシピを持つ国の藩王もしくは摂政が継承する必要がある。\nこれは「3人」には含まれず、普段の作業にも関わらない。あくまでも、伝統を途絶えさせないための決まり事である。", "type": "parts" }, { "title": "レシピ流出の際の罰則", "description": "極めて秘匿性の高いレシピであるため、内容を継承者以外に話したものは、厳しく罰せられる。\n継承修行中の者が流出させたのであれば、内容を精査の上で罰則を決めるが、逮捕と資格の剥奪は確定されている。\n現役の者が流出させたのであれば、逮捕の上、あらゆる資格の剥奪。\n引退した者が流出させた場合は、逮捕の上、補助金等の停止を行う。\nこれらは全て、継承する際に念書をかかされ、藩王の確認の元、政庁に納められる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "襲名者の利点", "description": "秘密を漏らすものには重い罰則が与えられるが、しっかりと守り、伝統の守護者として関わり続ける限りは、様々な利点が与えられる。\n医療費の免除比率を多くする、年度ごとに報奨金が与えられる、等の資金的なものや、引退した後はいわゆる「人間国宝」として扱われる為、名誉としても高いものがある。\n", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "名前の継承", "description": "レシピを継承した場合は、本名の他に「〇代目~~」のように、名前も継承していくこととなる。\n基本的には継承元の名前を継ぐが、伝承が途絶え、藩国側で保持した知識からの継承が行われた際はその限りではない。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "秘伝部分以外は一般公開される", "description": "昨今は食品衛生の観点から、「何を使用したものか」という部分が重要視される。\nそのため、原材料等は基本的に公開される。あくまでも秘伝となる部分は、配合の分量や調節であり、そこに至るまでの仕込みや手入れは大勢で行う。\n襲名者の3人だけで作業をするのではなく、最終工程を3名が行い、そこまでの作業は、工房の作業員たちが行うのだ。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "度数70%以上", "description": "このお酒は極めて度数が高い。\nそのまま飲むこともできるが、トニックやソーダ、果汁などで割ったりして飲むことが推奨される。", "type": "parts" }, { "title": "薬用瓶と木製ケースでの保管", "description": "分類上、「濃霧の一滴」はリキュールではあるが、100mlの薬用瓶に詰められ、木製のケースに入れられて保管される。\nこれは、日光等での成分変化を防ぐためである。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "基本の飲み方", "description": "1瓶100mlであること、度数70%以上であることから、そのまま飲むには適さない。\n推奨される飲み方は「スポイトで吸い上げ、角砂糖の上に数滴落とし、しみ込んだ角砂糖を舌の上で溶かしながら飲む」とされている。\nこうすることで、砂糖の甘味の中に強いハーブ香と甘味にも負けない苦みがほんのりと感じられ、活力が湧いてくるような気分にさせてくれる。", "type": "parts" }, { "title": "「気付け薬」としての効果", "description": "『濃霧の一滴』は極めて薬効成分が高く、そのまま飲むと味わいも何もあったものではない。\nが、スポイトで吸い上げて意識を失った患者の口に少量流し込むことで、高いアルコール度数とハーブ香、薬草独特の苦みにより気付け薬としての効果が見込める。\nそのほか、体力の落ちた患者にスプーン一杯の砂糖か角砂糖にたっぷりしみこませて含ませることで、体の活力を補うことも可能。\n勿論、このような使い方をする際には、必ず医師の判断の元行う事。", "type": "parts" }, { "title": "エリクシル剤の噂", "description": "「一口飲めば如何なる病も治すことができる」\n「一口飲めば永遠の命を得ることができる」\nこういったようなお話に出てくるような万能薬のことをエリクシル剤(エリクサー)と呼ぶ。\n『濃霧の一滴』はここまでの効果は勿論ないが、それに近い効果が得られるという噂が流れる程度には薬効が高いとされる。", "type": "parts" }, { "title": "複雑な製法", "description": "ベースは果実の蒸留酒(ブランデー)である。\n砂糖とキリハチミツに、アンゼリカ、シナモン、ナツメグをはじめとする凡そ130種類のハーブを加える。\nそれらを5回に分けて漬け込み、4度の蒸留の後、樽に入れて熟成される。\n以上が、判明している製法である。細かな配合や時間等は、レシピの襲名者しか知らない。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "熟成に必要な年月", "description": "基本的には3年間の熟成が必要とされる。\nそれ以上に熟成するものもあるが、最長で10年ほどとなる。\n勿論、10年物は極めて高価で、成分も凝縮されているため効果も高い。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ]
ページ作成:玄霧 シャルトリューズ的な何か。現代のエリクシル剤を目指して! #ls() #contents *部品構造 -大部品: 薬草酒『濃霧の一滴』 RD:15 評価値:6 --大部品: 秘伝のレシピ RD:8 評価値:5 ---部品: 襲名者は3名のみ ---部品: 口伝で伝えられる ---部品: 完成品を食べて継承を確認 ---部品: 継承者が途絶えたときに備えて ---部品: レシピ流出の際の罰則 ---部品: 襲名者の利点 ---部品: 名前の継承 ---部品: 秘伝部分以外は一般公開される --部品: アルコール度数70%以上 --部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 --部品: 基本の飲み方 --部品: 「気付け薬」としての効果 --部品: エリクシル剤の噂 --部品: 複雑な製法 --部品: 熟成に必要な年月 *部品定義 **部品: 襲名者は3名のみ このアイテムのレシピ(ブレンドの比率や焼き加減、熟成加減など、アイテムによって様々)は、三人の「襲名者」しか知らないとされている。 三名の「襲名者」は常に協力し合う関係であり、お互いが作ったものの品質を検査しあう関係である。 レシピを知るものは、製作の場を引退するとき、又は腕が鈍り始めて続けられなくなった時にそなえ、自分が見込んだ者一人を選び、後継者として育てる義務がある。 その後継者に、全てを教え、完全に継いだとされた際にようやく引退できる。 引退した後は、製法を守るために殺される……等ということはなく、基本的には国より補助金が出て、悠々自適に暮らせるように配慮されている。 **部品: 口伝で伝えられる レシピの内容は一切を書類に残すことを禁じられている。 これは、レシピの流出を防ぐ目的の他、細かな気温や湿度等の変化で微妙に変わる部分を、マニュアルですべて網羅することが出来ないから、とされる。 そのため、内容は全て口伝により伝えられ、もはや「修行」と称されるレベルの練習を経て、継承される。 **部品: 完成品を食べて継承を確認 口伝で伝える関係上、完成品の正しい姿も書類には記されない。 そのため、正しく敬称されたかについては、出来上がったものを直接食べて確認される。 この際、伝承されている3名がそろい、3名全員が了承を出さない限り、継承されたとは認められない。 **部品: 継承者が途絶えたときに備えて 3人だけに伝えられるレシピであるが、何らかの理由で継承が途絶えた際に復元できなくなる事を避けるため、レシピを持つ国の藩王もしくは摂政が継承する必要がある。 これは「3人」には含まれず、普段の作業にも関わらない。あくまでも、伝統を途絶えさせないための決まり事である。 **部品: レシピ流出の際の罰則 極めて秘匿性の高いレシピであるため、内容を継承者以外に話したものは、厳しく罰せられる。 継承修行中の者が流出させたのであれば、内容を精査の上で罰則を決めるが、逮捕と資格の剥奪は確定されている。 現役の者が流出させたのであれば、逮捕の上、あらゆる資格の剥奪。 引退した者が流出させた場合は、逮捕の上、補助金等の停止を行う。 これらは全て、継承する際に念書をかかされ、藩王の確認の元、政庁に納められる。 **部品: 襲名者の利点 秘密を漏らすものには重い罰則が与えられるが、しっかりと守り、伝統の守護者として関わり続ける限りは、様々な利点が与えられる。 医療費の免除比率を多くする、年度ごとに報奨金が与えられる、等の資金的なものや、引退した後はいわゆる「人間国宝」として扱われる為、名誉としても高いものがある。 **部品: 名前の継承 レシピを継承した場合は、本名の他に「〇代目~~」のように、名前も継承していくこととなる。 基本的には継承元の名前を継ぐが、伝承が途絶え、藩国側で保持した知識からの継承が行われた際はその限りではない。 **部品: 秘伝部分以外は一般公開される 昨今は食品衛生の観点から、「何を使用したものか」という部分が重要視される。 そのため、原材料等は基本的に公開される。あくまでも秘伝となる部分は、配合の分量や調節であり、そこに至るまでの仕込みや手入れは大勢で行う。 襲名者の3人だけで作業をするのではなく、最終工程を3名が行い、そこまでの作業は、工房の作業員たちが行うのだ。 **部品: アルコール度数70%以上 このお酒は極めて度数が高い。 そのまま飲むこともできるが、トニックやソーダ、果汁などで割ったりして飲むことが推奨される。 **部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 分類上、「濃霧の一滴」はリキュールではあるが、100mlの薬用瓶に詰められ、木製のケースに入れられて保管される。 これは、日光等での成分変化を防ぐためである。 **部品: 基本の飲み方 1瓶100mlであること、度数70%以上であることから、そのまま飲むには適さない。 推奨される飲み方は「スポイトで吸い上げ、角砂糖の上に数滴落とし、しみ込んだ角砂糖を舌の上で溶かしながら飲む」とされている。 こうすることで、砂糖の甘味の中に強いハーブ香と甘味にも負けない苦みがほんのりと感じられ、活力が湧いてくるような気分にさせてくれる。 **部品: 「気付け薬」としての効果 『濃霧の一滴』は極めて薬効成分が高く、そのまま飲むと味わいも何もあったものではない。 が、スポイトで吸い上げて意識を失った患者の口に少量流し込むことで、高いアルコール度数とハーブ香、薬草独特の苦みにより気付け薬としての効果が見込める。 そのほか、体力の落ちた患者にスプーン一杯の砂糖か角砂糖にたっぷりしみこませて含ませることで、体の活力を補うことも可能。 勿論、このような使い方をする際には、必ず医師の判断の元行う事。 **部品: エリクシル剤の噂 「一口飲めば如何なる病も治すことができる」 「一口飲めば永遠の命を得ることができる」 こういったようなお話に出てくるような万能薬のことをエリクシル剤(エリクサー)と呼ぶ。 『濃霧の一滴』はここまでの効果は勿論ないが、それに近い効果が得られるという噂が流れる程度には薬効が高いとされる。 **部品: 複雑な製法 ベースは果実の蒸留酒(ブランデー)である。 砂糖とキリハチミツに、アンゼリカ、シナモン、ナツメグをはじめとする凡そ130種類のハーブを加える。 それらを5回に分けて漬け込み、4度の蒸留の後、樽に入れて熟成される。 以上が、判明している製法である。細かな配合や時間等は、レシピの襲名者しか知らない。 **部品: 熟成に必要な年月 基本的には3年間の熟成が必要とされる。 それ以上に熟成するものもあるが、最長で10年ほどとなる。 勿論、10年物は極めて高価で、成分も凝縮されているため効果も高い。 *提出書式 大部品: 薬草酒『濃霧の一滴』 RD:15 評価値:6 -大部品: 秘伝のレシピ RD:8 評価値:5 --部品: 襲名者は3名のみ --部品: 口伝で伝えられる --部品: 完成品を食べて継承を確認 --部品: 継承者が途絶えたときに備えて --部品: レシピ流出の際の罰則 --部品: 襲名者の利点 --部品: 名前の継承 --部品: 秘伝部分以外は一般公開される -部品: アルコール度数70%以上 -部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 -部品: 基本の飲み方 -部品: 「気付け薬」としての効果 -部品: エリクシル剤の噂 -部品: 複雑な製法 -部品: 熟成に必要な年月 部品: 襲名者は3名のみ このアイテムのレシピ(ブレンドの比率や焼き加減、熟成加減など、アイテムによって様々)は、三人の「襲名者」しか知らないとされている。 三名の「襲名者」は常に協力し合う関係であり、お互いが作ったものの品質を検査しあう関係である。 レシピを知るものは、製作の場を引退するとき、又は腕が鈍り始めて続けられなくなった時にそなえ、自分が見込んだ者一人を選び、後継者として育てる義務がある。 その後継者に、全てを教え、完全に継いだとされた際にようやく引退できる。 引退した後は、製法を守るために殺される……等ということはなく、基本的には国より補助金が出て、悠々自適に暮らせるように配慮されている。 部品: 口伝で伝えられる レシピの内容は一切を書類に残すことを禁じられている。 これは、レシピの流出を防ぐ目的の他、細かな気温や湿度等の変化で微妙に変わる部分を、マニュアルですべて網羅することが出来ないから、とされる。 そのため、内容は全て口伝により伝えられ、もはや「修行」と称されるレベルの練習を経て、継承される。 部品: 完成品を食べて継承を確認 口伝で伝える関係上、完成品の正しい姿も書類には記されない。 そのため、正しく敬称されたかについては、出来上がったものを直接食べて確認される。 この際、伝承されている3名がそろい、3名全員が了承を出さない限り、継承されたとは認められない。 部品: 継承者が途絶えたときに備えて 3人だけに伝えられるレシピであるが、何らかの理由で継承が途絶えた際に復元できなくなる事を避けるため、レシピを持つ国の藩王もしくは摂政が継承する必要がある。 これは「3人」には含まれず、普段の作業にも関わらない。あくまでも、伝統を途絶えさせないための決まり事である。 部品: レシピ流出の際の罰則 極めて秘匿性の高いレシピであるため、内容を継承者以外に話したものは、厳しく罰せられる。 継承修行中の者が流出させたのであれば、内容を精査の上で罰則を決めるが、逮捕と資格の剥奪は確定されている。 現役の者が流出させたのであれば、逮捕の上、あらゆる資格の剥奪。 引退した者が流出させた場合は、逮捕の上、補助金等の停止を行う。 これらは全て、継承する際に念書をかかされ、藩王の確認の元、政庁に納められる。 部品: 襲名者の利点 秘密を漏らすものには重い罰則が与えられるが、しっかりと守り、伝統の守護者として関わり続ける限りは、様々な利点が与えられる。 医療費の免除比率を多くする、年度ごとに報奨金が与えられる、等の資金的なものや、引退した後はいわゆる「人間国宝」として扱われる為、名誉としても高いものがある。 部品: 名前の継承 レシピを継承した場合は、本名の他に「〇代目~~」のように、名前も継承していくこととなる。 基本的には継承元の名前を継ぐが、伝承が途絶え、藩国側で保持した知識からの継承が行われた際はその限りではない。 部品: 秘伝部分以外は一般公開される 昨今は食品衛生の観点から、「何を使用したものか」という部分が重要視される。 そのため、原材料等は基本的に公開される。あくまでも秘伝となる部分は、配合の分量や調節であり、そこに至るまでの仕込みや手入れは大勢で行う。 襲名者の3人だけで作業をするのではなく、最終工程を3名が行い、そこまでの作業は、工房の作業員たちが行うのだ。 部品: アルコール度数70%以上 このお酒は極めて度数が高い。 そのまま飲むこともできるが、トニックやソーダ、果汁などで割ったりして飲むことが推奨される。 部品: 薬用瓶と木製ケースでの保管 分類上、「濃霧の一滴」はリキュールではあるが、100mlの薬用瓶に詰められ、木製のケースに入れられて保管される。 これは、日光等での成分変化を防ぐためである。 部品: 基本の飲み方 1瓶100mlであること、度数70%以上であることから、そのまま飲むには適さない。 推奨される飲み方は「スポイトで吸い上げ、角砂糖の上に数滴落とし、しみ込んだ角砂糖を舌の上で溶かしながら飲む」とされている。 こうすることで、砂糖の甘味の中に強いハーブ香と甘味にも負けない苦みがほんのりと感じられ、活力が湧いてくるような気分にさせてくれる。 部品: 「気付け薬」としての効果 『濃霧の一滴』は極めて薬効成分が高く、そのまま飲むと味わいも何もあったものではない。 が、スポイトで吸い上げて意識を失った患者の口に少量流し込むことで、高いアルコール度数とハーブ香、薬草独特の苦みにより気付け薬としての効果が見込める。 そのほか、体力の落ちた患者にスプーン一杯の砂糖か角砂糖にたっぷりしみこませて含ませることで、体の活力を補うことも可能。 勿論、このような使い方をする際には、必ず医師の判断の元行う事。 部品: エリクシル剤の噂 「一口飲めば如何なる病も治すことができる」 「一口飲めば永遠の命を得ることができる」 こういったようなお話に出てくるような万能薬のことをエリクシル剤(エリクサー)と呼ぶ。 『濃霧の一滴』はここまでの効果は勿論ないが、それに近い効果が得られるという噂が流れる程度には薬効が高いとされる。 部品: 複雑な製法 ベースは果実の蒸留酒(ブランデー)である。 砂糖とキリハチミツに、アンゼリカ、シナモン、ナツメグをはじめとする凡そ130種類のハーブを加える。 それらを5回に分けて漬け込み、4度の蒸留の後、樽に入れて熟成される。 以上が、判明している製法である。細かな配合や時間等は、レシピの襲名者しか知らない。 部品: 熟成に必要な年月 基本的には3年間の熟成が必要とされる。 それ以上に熟成するものもあるが、最長で10年ほどとなる。 勿論、10年物は極めて高価で、成分も凝縮されているため効果も高い。 *インポート用定義データ [ { "title": "薬草酒『濃霧の一滴』", "type": "group", "children": [ { "title": "秘伝のレシピ", "type": "group", "children": [ { "title": "襲名者は3名のみ", "description": "このアイテムのレシピ(ブレンドの比率や焼き加減、熟成加減など、アイテムによって様々)は、三人の「襲名者」しか知らないとされている。\n三名の「襲名者」は常に協力し合う関係であり、お互いが作ったものの品質を検査しあう関係である。\nレシピを知るものは、製作の場を引退するとき、又は腕が鈍り始めて続けられなくなった時にそなえ、自分が見込んだ者一人を選び、後継者として育てる義務がある。\nその後継者に、全てを教え、完全に継いだとされた際にようやく引退できる。\n引退した後は、製法を守るために殺される……等ということはなく、基本的には国より補助金が出て、悠々自適に暮らせるように配慮されている。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "口伝で伝えられる", "description": "レシピの内容は一切を書類に残すことを禁じられている。\nこれは、レシピの流出を防ぐ目的の他、細かな気温や湿度等の変化で微妙に変わる部分を、マニュアルですべて網羅することが出来ないから、とされる。\nそのため、内容は全て口伝により伝えられ、もはや「修行」と称されるレベルの練習を経て、継承される。", "type": "parts" }, { "title": "完成品を食べて継承を確認", "description": "口伝で伝える関係上、完成品の正しい姿も書類には記されない。\nそのため、正しく敬称されたかについては、出来上がったものを直接食べて確認される。\nこの際、伝承されている3名がそろい、3名全員が了承を出さない限り、継承されたとは認められない。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "継承者が途絶えたときに備えて", "description": "3人だけに伝えられるレシピであるが、何らかの理由で継承が途絶えた際に復元できなくなる事を避けるため、レシピを持つ国の藩王もしくは摂政が継承する必要がある。\nこれは「3人」には含まれず、普段の作業にも関わらない。あくまでも、伝統を途絶えさせないための決まり事である。", "type": "parts" }, { "title": "レシピ流出の際の罰則", "description": "極めて秘匿性の高いレシピであるため、内容を継承者以外に話したものは、厳しく罰せられる。\n継承修行中の者が流出させたのであれば、内容を精査の上で罰則を決めるが、逮捕と資格の剥奪は確定されている。\n現役の者が流出させたのであれば、逮捕の上、あらゆる資格の剥奪。\n引退した者が流出させた場合は、逮捕の上、補助金等の停止を行う。\nこれらは全て、継承する際に念書をかかされ、藩王の確認の元、政庁に納められる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "襲名者の利点", "description": "秘密を漏らすものには重い罰則が与えられるが、しっかりと守り、伝統の守護者として関わり続ける限りは、様々な利点が与えられる。\n医療費の免除比率を多くする、年度ごとに報奨金が与えられる、等の資金的なものや、引退した後はいわゆる「人間国宝」として扱われる為、名誉としても高いものがある。\n", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "名前の継承", "description": "レシピを継承した場合は、本名の他に「〇代目~~」のように、名前も継承していくこととなる。\n基本的には継承元の名前を継ぐが、伝承が途絶え、藩国側で保持した知識からの継承が行われた際はその限りではない。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "秘伝部分以外は一般公開される", "description": "昨今は食品衛生の観点から、「何を使用したものか」という部分が重要視される。\nそのため、原材料等は基本的に公開される。あくまでも秘伝となる部分は、配合の分量や調節であり、そこに至るまでの仕込みや手入れは大勢で行う。\n襲名者の3人だけで作業をするのではなく、最終工程を3名が行い、そこまでの作業は、工房の作業員たちが行うのだ。", "type": "parts" } ], "expanded": true }, { "title": "アルコール度数70%以上", "description": "このお酒は極めて度数が高い。\nそのまま飲むこともできるが、トニックやソーダ、果汁などで割ったりして飲むことが推奨される。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "薬用瓶と木製ケースでの保管", "description": "分類上、「濃霧の一滴」はリキュールではあるが、100mlの薬用瓶に詰められ、木製のケースに入れられて保管される。\nこれは、日光等での成分変化を防ぐためである。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "基本の飲み方", "description": "1瓶100mlであること、度数70%以上であることから、そのまま飲むには適さない。\n推奨される飲み方は「スポイトで吸い上げ、角砂糖の上に数滴落とし、しみ込んだ角砂糖を舌の上で溶かしながら飲む」とされている。\nこうすることで、砂糖の甘味の中に強いハーブ香と甘味にも負けない苦みがほんのりと感じられ、活力が湧いてくるような気分にさせてくれる。", "type": "parts" }, { "title": "「気付け薬」としての効果", "description": "『濃霧の一滴』は極めて薬効成分が高く、そのまま飲むと味わいも何もあったものではない。\nが、スポイトで吸い上げて意識を失った患者の口に少量流し込むことで、高いアルコール度数とハーブ香、薬草独特の苦みにより気付け薬としての効果が見込める。\nそのほか、体力の落ちた患者にスプーン一杯の砂糖か角砂糖にたっぷりしみこませて含ませることで、体の活力を補うことも可能。\n勿論、このような使い方をする際には、必ず医師の判断の元行う事。", "type": "parts" }, { "title": "エリクシル剤の噂", "description": "「一口飲めば如何なる病も治すことができる」\n「一口飲めば永遠の命を得ることができる」\nこういったようなお話に出てくるような万能薬のことをエリクシル剤(エリクサー)と呼ぶ。\n『濃霧の一滴』はここまでの効果は勿論ないが、それに近い効果が得られるという噂が流れる程度には薬効が高いとされる。", "type": "parts" }, { "title": "複雑な製法", "description": "ベースは果実の蒸留酒(ブランデー)である。\n砂糖とキリハチミツに、アンゼリカ、シナモン、ナツメグをはじめとする凡そ130種類のハーブを加える。\nそれらを5回に分けて漬け込み、4度の蒸留の後、樽に入れて熟成される。\n以上が、判明している製法である。細かな配合や時間等は、レシピの襲名者しか知らない。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "熟成に必要な年月", "description": "基本的には3年間の熟成が必要とされる。\nそれ以上に熟成するものもあるが、最長で10年ほどとなる。\n勿論、10年物は極めて高価で、成分も凝縮されているため効果も高い。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: