食糧倉庫

ページ作成:玄霧

なんか食糧倉庫もできた






部品構造


  • 大部品: 食糧倉庫 RD:20 評価値:7
    • 部品: 食糧倉庫の意味
    • 大部品: 倉庫の管理体制 RD:10 評価値:5
      • 部品: 人員の管理
      • 部品: 重量・形状による管理
      • 部品: 温度と湿度の管理
      • 部品: 数量の管理
      • 部品: 品種による管理
      • 部品: 映像による管理
      • 部品: ミスと在庫の管理
      • 部品: 時間経過に関する管理
      • 部品: 複数の場所に分ける
      • 部品: 警備体制
    • 大部品: 食糧の管理・備蓄について RD:9 評価値:5
      • 部品: 虫対策
      • 部品: ネズミ対策
      • 部品: 穀物の場合
      • 部品: 根菜の場合
      • 部品: 青果物の場合
      • 部品: 肉類の場合
      • 部品: 海産物の場合
      • 部品: 乾物・燻製・漬物の場合
      • 部品: 液体の場合



部品定義


部品: 食糧倉庫の意味

食糧は、そのまま放置しておけば(当たり前だが)時間がたてばたつほど劣化していくし、虫が食ったり、雨ざらし日ざらしでカビが生えたり焼けたりしてしまう。
そういうことを避けるために、食糧倉庫がある。
また、同系統の物を同じ場所にそろえて保管することで、数量の確認や管理のコストが下がるという利点もある。
そのうえで、数量や種類がはっきりすることで、必要な生産や消費の配分もわかるため、作ったものをそのまま売る、加工するよりも、余剰を出さす、不足を出さないという風に、効率的な生産と消費にもつながるため極めて重要な設備である。


部品: 人員の管理

倉庫に搬入されるものは、須らく重要な物資である。
そのため、「誰が」「何時」「どのような理由で」倉庫に出入りしたか、厳格に管理される。
これにより、(完全ではないが)盗難は勿論、火付けや異物混入を防ぐことができる。

部品: 重量・形状による管理

管理形式を統一することでミスなどを減らす目的で、基本的には全て「kg単位」で管理される。
但し、ほぼ同じ形状であったりする品物に関しては、「〇本」「〇枚」等で管理される。
例として、穀物の袋はkg単位だが、鉄の棒材などは定型の場合は4m棒〇本、といった形で管理される。
これらの管理形式は国によって若干の違いはあるが、基本は統一されている。

部品: 温度と湿度の管理

物資によって適切な温度・湿度は違ってくるため、それらに配慮した空調管理により、常に一定の温度・湿度に保たれている。
空調管理については、低物理の国ならば魔法や氷室等。高物理の国ならば、機械的な環境により対応されている。

部品: 数量の管理

物資の搬入・供給等で、備蓄されている物資は常に変動する。
有事の際に「何が」「どれだけ」あるかが分からないのは危険である。
それらを明確に管理するため、帳簿を毎日つけることが義務付けられている。
これらは、物理域にかかわらず存在できるよう、基本的には紙媒体に残され、責任者のサインと判子で管理される。

部品: 品種による管理

搬入される物資によって必要な管理(温度や湿度等)は違う。
低温が望ましいもの、乾燥しているほうがよいもの、その逆に常温~高温がよいもの、多湿が良いもの。
それらを保存するコストを削減するべく、同種の品はまとめて置くことで、管理コストの低下と効率化を図ることが出来る。

部品: 映像による管理

万が一、盗難や異物混入等が起きた際に、書類上のチェックの他、映像によるチェックが必要となる。
そのため、倉庫内は高物理であれば監視カメラ、低物理であれば記録の魔法などで24時間体制で記録されている。
記録媒体の取り換えタイミングや取り換えるカメラなどについては、担当以外には秘密にされている。

部品: ミスと在庫の管理

品物によっては、管理の漏れや消費・納入のミスなどで予定よりも品物が足りない・余ることがある。
余った場合は、その旨を明記してそれらを「在庫」として扱い、優先的に処理する。
足りなかった際は、「在庫」から消費する、別のところから融通してもらうなどで対応する。
このように、ミスの記録もしっかりと残し、以後のトラブル回避の材料とすることが推奨されている。

部品: 時間経過に関する管理

倉庫の中には次々と品物が入り、また、出ていく。
その際に、基本的には古いものを出し、新しいものを備蓄するのが原則とされる。
これは、時間経過による劣化を防ぐ目的と、物資の消費量の確認から、生産数の調整を行うためにも必要となる。
数年前のものがずっと残っている、というものは、生産をやや抑える等で対応し、生産力を別の元に振り分ける。
または、死蔵しかねないものを活用するものを新しく作る等、これらの管理から生産力の向上の可能性も見えてくるため、重要な管理と言える。

部品: 複数の場所に分ける

倉庫は同種のものを同じ場所に集め、管理することでコストを下げる目的がある。
しかし、全てを一つの場所に集めてしまうと、そこで火災や事故等が起きてしまった場合に全ての物資が消滅することもあり得る。
そういった危険を避けるため、また、流通の問題から、全てを一か所に集めるのではなく、藩国の各所に倉庫を作ることで事故や虫害等へのリスクを分散させ、一番近い倉庫から物資を消費する。
品物が足りない、等もこの方法を取っておくことで、ある程度の対応が出来る。

部品: 警備体制

倉庫の物資を守るために管理やチェックを厳しくしても、物理的・間接的な障害は起こりうる。
それらに対応するために、警備員等により、倉庫は常に警備体制が敷かれている。
これらは、各藩国によって特色ある警備員があてられることが多い。

部品: 虫対策

畑の対策と違い、こちらは倉庫内に沸く虫に対する対策となる。
ポピュラーな物であればゴキブリなどだが、穀物に沸く米くい虫、葉物に着く蝶の幼虫等も気を付けなければならない。
そのため、倉庫に納入する前に品種別で「振るいにかける」「水洗いする」などの対策を経て納入される。
そうして、虫の卵などの侵入を防いだうえで、倉庫内の清潔を保つ、隙間を作らない等の対策をされ、外と中からの被害を軽減する方策がとられている。


部品: ネズミ対策

所謂獣害だが、畑と違って、小さなネズミなどが入り込んで食料を齧ることを想定された対策となっている。
基本的には虫の対策と同じく、清潔を保ち、外から入り込む隙間等をふさぎ、そのうえで倉庫内にネズミとりの罠を仕掛ける等が対策とされる。
倉庫内に猫を放つこともあるが、その猫によって物資が荒らされることもあるため注意が必要である。

部品: 穀物の場合

一般的に、米や麦の場合は、脱穀されて粒の状態でキロ単位で通気性の良い袋に詰められて保管される。
トウモロコシなどは、乾燥したうえで粒で同様に袋詰めか、ものによってはそのまま箱詰めで保管される。
これらの保管の際には、涼しく、乾燥した通気性の良い場所が適しているため、そのように管理される。

部品: 根菜の場合

ジャガイモやサツマイモといったものは、傷がつかないように水洗いされ、そのまま箱詰めされる。
これらはキロ単位での管理が難しい(大きさや形状で個別に重さが違いすぎる)ため、10キロ、20キロなどの大きな単位で管理されることが多い。
ニンジンやダイコンといったものは、葉を根元から数センチ上で切られ、紙にくるまれるなどして箱詰めで保管される。
管理に関しては冷暗所で高温多湿を避けるのは穀物と変わらないが、含有水分量が違うため、あまり長期間の保存には向かないことを留意するべきである。

部品: 青果物の場合

野菜や果物、山菜やキノコを纏めて青果物として扱うが、これらは細かく保存方法が変わることが多い。
みずみずしいままの保管が望ましいものは、表面を水洗いする等だけで袋詰め、もしくは箱詰めされるが、傷がつくのもダメな高級品の場合、そもそも備蓄用倉庫に入らず直接梱包されて売られることも多い。
生のままの保存の場合は、基本的に低温で湿気の少ない状態だが、ものによっては多湿の状況を好むものもあるため、管理に注意せねばならない。
乾燥しての保管が可能な場合は、乾燥させて保管することが多いが、味や風味等が変わるため、用途次第である。

部品: 肉類の場合

家畜や狩りの獲物の肉の保管の場合は、その後の用途によって切り分け方法は変わるが、基本は冷凍となる。
常温や低温の保管では肉が熟成するメリットもあるが、長期間の保存は向かないためである。


部品: 海産物の場合

海産物は、保管が極めて難しい部類に入る。
というのも、通常であればそのまますべて冷凍するのが望ましいが、一度冷凍してしまえば生食の際の風味の違いは問題となる。
それを防ぐため、大きな生簀を作り、生きたまま保存する場合もある。
この場合は、専用の設備がどうしても必要となるため、生簀が無い倉庫もある。その場合は、すべて冷凍して保管される。

部品: 乾物・燻製・漬物の場合

肉類や魚介類や果物などは下処理(捌いて開く等)をした後、キノコなどはそのまま天日や工場で乾燥させることで乾物に。
燻煙用の木材などで温度を管理しながら燻すことで燻製に。
ぬか漬け、塩漬け、砂糖漬け、酢漬け、油漬けすることで漬物に。
それぞれの加工で日持ちする日数が増えるが、乾物以外は一年以上持たせるためには注意点があることに注意。
乾物や漬物は冷暗所、燻製は冷蔵・冷凍されることが基本となる。

部品: 液体の場合

酒や調味料などは樽や瓶で保管される。
水のものは、腐ることを避けるためにタンクに保管される。これは有事の際の給水用で保管されることが多いが、水の少ない国では、他国から買い付けたものを補完することもある。
低物理国家の場合、タンクがない代わりに防腐の魔法などで樽詰めされることもある。
牛乳のような、痛むのが早い品物は倉庫で保管されることは基本的にはない。



提出書式


 大部品: 食糧倉庫 RD:20 評価値:7
 -部品: 食糧倉庫の意味
 -大部品: 倉庫の管理体制 RD:10 評価値:5
 --部品: 人員の管理
 --部品: 重量・形状による管理
 --部品: 温度と湿度の管理
 --部品: 数量の管理
 --部品: 品種による管理
 --部品: 映像による管理
 --部品: ミスと在庫の管理
 --部品: 時間経過に関する管理
 --部品: 複数の場所に分ける
 --部品: 警備体制
 -大部品: 食糧の管理・備蓄について RD:9 評価値:5
 --部品: 虫対策
 --部品: ネズミ対策
 --部品: 穀物の場合
 --部品: 根菜の場合
 --部品: 青果物の場合
 --部品: 肉類の場合
 --部品: 海産物の場合
 --部品: 乾物・燻製・漬物の場合
 --部品: 液体の場合
 
 
 部品: 食糧倉庫の意味
 食糧は、そのまま放置しておけば(当たり前だが)時間がたてばたつほど劣化していくし、虫が食ったり、雨ざらし日ざらしでカビが生えたり焼けたりしてしまう。 
 そういうことを避けるために、食糧倉庫がある。 
 また、同系統の物を同じ場所にそろえて保管することで、数量の確認や管理のコストが下がるという利点もある。 
 そのうえで、数量や種類がはっきりすることで、必要な生産や消費の配分もわかるため、作ったものをそのまま売る、加工するよりも、余剰を出さす、不足を出さないという風に、効率的な生産と消費にもつながるため極めて重要な設備である。 
 
 
 部品: 人員の管理
 倉庫に搬入されるものは、須らく重要な物資である。
 そのため、「誰が」「何時」「どのような理由で」倉庫に出入りしたか、厳格に管理される。
 これにより、(完全ではないが)盗難は勿論、火付けや異物混入を防ぐことができる。
 
 部品: 重量・形状による管理
 管理形式を統一することでミスなどを減らす目的で、基本的には全て「kg単位」で管理される。
 但し、ほぼ同じ形状であったりする品物に関しては、「〇本」「〇枚」等で管理される。
 例として、穀物の袋はkg単位だが、鉄の棒材などは定型の場合は4m棒〇本、といった形で管理される。
 これらの管理形式は国によって若干の違いはあるが、基本は統一されている。
 
 部品: 温度と湿度の管理
 物資によって適切な温度・湿度は違ってくるため、それらに配慮した空調管理により、常に一定の温度・湿度に保たれている。
 空調管理については、低物理の国ならば魔法や氷室等。高物理の国ならば、機械的な環境により対応されている。
 
 部品: 数量の管理
 物資の搬入・供給等で、備蓄されている物資は常に変動する。
 有事の際に「何が」「どれだけ」あるかが分からないのは危険である。
 それらを明確に管理するため、帳簿を毎日つけることが義務付けられている。
 これらは、物理域にかかわらず存在できるよう、基本的には紙媒体に残され、責任者のサインと判子で管理される。
 
 部品: 品種による管理
 搬入される物資によって必要な管理(温度や湿度等)は違う。
 低温が望ましいもの、乾燥しているほうがよいもの、その逆に常温~高温がよいもの、多湿が良いもの。
 それらを保存するコストを削減するべく、同種の品はまとめて置くことで、管理コストの低下と効率化を図ることが出来る。
 
 部品: 映像による管理
 万が一、盗難や異物混入等が起きた際に、書類上のチェックの他、映像によるチェックが必要となる。
 そのため、倉庫内は高物理であれば監視カメラ、低物理であれば記録の魔法などで24時間体制で記録されている。
 記録媒体の取り換えタイミングや取り換えるカメラなどについては、担当以外には秘密にされている。
 
 部品: ミスと在庫の管理
 品物によっては、管理の漏れや消費・納入のミスなどで予定よりも品物が足りない・余ることがある。
 余った場合は、その旨を明記してそれらを「在庫」として扱い、優先的に処理する。
 足りなかった際は、「在庫」から消費する、別のところから融通してもらうなどで対応する。
 このように、ミスの記録もしっかりと残し、以後のトラブル回避の材料とすることが推奨されている。
 
 部品: 時間経過に関する管理
 倉庫の中には次々と品物が入り、また、出ていく。
 その際に、基本的には古いものを出し、新しいものを備蓄するのが原則とされる。
 これは、時間経過による劣化を防ぐ目的と、物資の消費量の確認から、生産数の調整を行うためにも必要となる。
 数年前のものがずっと残っている、というものは、生産をやや抑える等で対応し、生産力を別の元に振り分ける。
 または、死蔵しかねないものを活用するものを新しく作る等、これらの管理から生産力の向上の可能性も見えてくるため、重要な管理と言える。
 
 部品: 複数の場所に分ける
 倉庫は同種のものを同じ場所に集め、管理することでコストを下げる目的がある。
 しかし、全てを一つの場所に集めてしまうと、そこで火災や事故等が起きてしまった場合に全ての物資が消滅することもあり得る。
 そういった危険を避けるため、また、流通の問題から、全てを一か所に集めるのではなく、藩国の各所に倉庫を作ることで事故や虫害等へのリスクを分散させ、一番近い倉庫から物資を消費する。
 品物が足りない、等もこの方法を取っておくことで、ある程度の対応が出来る。
 
 部品: 警備体制
 倉庫の物資を守るために管理やチェックを厳しくしても、物理的・間接的な障害は起こりうる。
 それらに対応するために、警備員等により、倉庫は常に警備体制が敷かれている。
 これらは、各藩国によって特色ある警備員があてられることが多い。
 
 部品: 虫対策
 畑の対策と違い、こちらは倉庫内に沸く虫に対する対策となる。
 ポピュラーな物であればゴキブリなどだが、穀物に沸く米くい虫、葉物に着く蝶の幼虫等も気を付けなければならない。
 そのため、倉庫に納入する前に品種別で「振るいにかける」「水洗いする」などの対策を経て納入される。
 そうして、虫の卵などの侵入を防いだうえで、倉庫内の清潔を保つ、隙間を作らない等の対策をされ、外と中からの被害を軽減する方策がとられている。
 
 
 部品: ネズミ対策
 所謂獣害だが、畑と違って、小さなネズミなどが入り込んで食料を齧ることを想定された対策となっている。
 基本的には虫の対策と同じく、清潔を保ち、外から入り込む隙間等をふさぎ、そのうえで倉庫内にネズミとりの罠を仕掛ける等が対策とされる。
 倉庫内に猫を放つこともあるが、その猫によって物資が荒らされることもあるため注意が必要である。
 
 部品: 穀物の場合
 一般的に、米や麦の場合は、脱穀されて粒の状態でキロ単位で通気性の良い袋に詰められて保管される。
 トウモロコシなどは、乾燥したうえで粒で同様に袋詰めか、ものによってはそのまま箱詰めで保管される。
 これらの保管の際には、涼しく、乾燥した通気性の良い場所が適しているため、そのように管理される。
 
 部品: 根菜の場合
 ジャガイモやサツマイモといったものは、傷がつかないように水洗いされ、そのまま箱詰めされる。
 これらはキロ単位での管理が難しい(大きさや形状で個別に重さが違いすぎる)ため、10キロ、20キロなどの大きな単位で管理されることが多い。
 ニンジンやダイコンといったものは、葉を根元から数センチ上で切られ、紙にくるまれるなどして箱詰めで保管される。
 管理に関しては冷暗所で高温多湿を避けるのは穀物と変わらないが、含有水分量が違うため、あまり長期間の保存には向かないことを留意するべきである。
 
 部品: 青果物の場合
 野菜や果物、山菜やキノコを纏めて青果物として扱うが、これらは細かく保存方法が変わることが多い。
 みずみずしいままの保管が望ましいものは、表面を水洗いする等だけで袋詰め、もしくは箱詰めされるが、傷がつくのもダメな高級品の場合、そもそも備蓄用倉庫に入らず直接梱包されて売られることも多い。
 生のままの保存の場合は、基本的に低温で湿気の少ない状態だが、ものによっては多湿の状況を好むものもあるため、管理に注意せねばならない。
 乾燥しての保管が可能な場合は、乾燥させて保管することが多いが、味や風味等が変わるため、用途次第である。
 
 部品: 肉類の場合
 家畜や狩りの獲物の肉の保管の場合は、その後の用途によって切り分け方法は変わるが、基本は冷凍となる。
 常温や低温の保管では肉が熟成するメリットもあるが、長期間の保存は向かないためである。
 
 
 部品: 海産物の場合
 海産物は、保管が極めて難しい部類に入る。
 というのも、通常であればそのまますべて冷凍するのが望ましいが、一度冷凍してしまえば生食の際の風味の違いは問題となる。
 それを防ぐため、大きな生簀を作り、生きたまま保存する場合もある。
 この場合は、専用の設備がどうしても必要となるため、生簀が無い倉庫もある。その場合は、すべて冷凍して保管される。
 
 部品: 乾物・燻製・漬物の場合
 肉類や魚介類や果物などは下処理(捌いて開く等)をした後、キノコなどはそのまま天日や工場で乾燥させることで乾物に。
 燻煙用の木材などで温度を管理しながら燻すことで燻製に。
 ぬか漬け、塩漬け、砂糖漬け、酢漬け、油漬けすることで漬物に。
 それぞれの加工で日持ちする日数が増えるが、乾物以外は一年以上持たせるためには注意点があることに注意。
 乾物や漬物は冷暗所、燻製は冷蔵・冷凍されることが基本となる。
 
 部品: 液体の場合
 酒や調味料などは樽や瓶で保管される。
 水のものは、腐ることを避けるためにタンクに保管される。これは有事の際の給水用で保管されることが多いが、水の少ない国では、他国から買い付けたものを補完することもある。
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インポート用定義データ


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             "description": "ジャガイモやサツマイモといったものは、傷がつかないように水洗いされ、そのまま箱詰めされる。\nこれらはキロ単位での管理が難しい(大きさや形状で個別に重さが違いすぎる)ため、10キロ、20キロなどの大きな単位で管理されることが多い。\nニンジンやダイコンといったものは、葉を根元から数センチ上で切られ、紙にくるまれるなどして箱詰めで保管される。\n管理に関しては冷暗所で高温多湿を避けるのは穀物と変わらないが、含有水分量が違うため、あまり長期間の保存には向かないことを留意するべきである。",
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           {
             "title": "青果物の場合",
             "description": "野菜や果物、山菜やキノコを纏めて青果物として扱うが、これらは細かく保存方法が変わることが多い。\nみずみずしいままの保管が望ましいものは、表面を水洗いする等だけで袋詰め、もしくは箱詰めされるが、傷がつくのもダメな高級品の場合、そもそも備蓄用倉庫に入らず直接梱包されて売られることも多い。\n生のままの保存の場合は、基本的に低温で湿気の少ない状態だが、ものによっては多湿の状況を好むものもあるため、管理に注意せねばならない。\n乾燥しての保管が可能な場合は、乾燥させて保管することが多いが、味や風味等が変わるため、用途次第である。",
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           {
             "title": "肉類の場合",
             "description": "家畜や狩りの獲物の肉の保管の場合は、その後の用途によって切り分け方法は変わるが、基本は冷凍となる。\n常温や低温の保管では肉が熟成するメリットもあるが、長期間の保存は向かないためである。\n",
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           {
             "title": "海産物の場合",
             "description": "海産物は、保管が極めて難しい部類に入る。\nというのも、通常であればそのまますべて冷凍するのが望ましいが、一度冷凍してしまえば生食の際の風味の違いは問題となる。\nそれを防ぐため、大きな生簀を作り、生きたまま保存する場合もある。\nこの場合は、専用の設備がどうしても必要となるため、生簀が無い倉庫もある。その場合は、すべて冷凍して保管される。",
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           {
             "title": "乾物・燻製・漬物の場合",
             "description": "肉類や魚介類や果物などは下処理(捌いて開く等)をした後、キノコなどはそのまま天日や工場で乾燥させることで乾物に。\n燻煙用の木材などで温度を管理しながら燻すことで燻製に。\nぬか漬け、塩漬け、砂糖漬け、酢漬け、油漬けすることで漬物に。\nそれぞれの加工で日持ちする日数が増えるが、乾物以外は一年以上持たせるためには注意点があることに注意。\n乾物や漬物は冷暗所、燻製は冷蔵・冷凍されることが基本となる。",
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             "title": "液体の場合",
             "description": "酒や調味料などは樽や瓶で保管される。\n水のものは、腐ることを避けるためにタンクに保管される。これは有事の際の給水用で保管されることが多いが、水の少ない国では、他国から買い付けたものを補完することもある。\n低物理国家の場合、タンクがない代わりに防腐の魔法などで樽詰めされることもある。\n牛乳のような、痛むのが早い品物は倉庫で保管されることは基本的にはない。",
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玄霧 流用可能
最終更新:2017年08月14日 18:40