霧の結界術

作成者:佐藤ぶそあ


部品構造


  • 大部品: 霧の結界術(盟約魔法版) RD:11 評価値:6
    • 部品: 霧の結界術とは(盟約魔法版)
    • 大部品: 霧の護り(盟約魔法版) RD:10 評価値:5
      • 部品: 霧を発生させる(盟約魔法版)
      • 部品: 視線を遮る
      • 部品: 霧に濃淡をつける(盟約魔法版)
      • 部品: 霧の動きを把握する(盟約魔法版)
      • 部品: 魔法を妨害する(盟約魔法版)
      • 部品: 結界の防御相性
      • 部品: 複数人による結界の同時展開(盟約魔法版)
      • 部品: 結界基点の準備による強化(盟約魔法版)
      • 部品: 気象条件による効果(盟約魔法版)
      • 部品: 霧の迷路の魔法との連携(盟約魔法版)



部品定義


部品: 霧の結界術とは(盟約魔法版)

妖精女王に祈りと魔力を捧げ(A式)、玄霧藩国では馴染み深くもある濃密な霧を発生させ、これを操り魔法的な脅威から自身と周囲を護る(B式)という形の詠唱を行うことで発動する結界魔法である。
霧は視界を制限する効果もあり、結界内への侵入を躊躇わせることも効果のひとつと言える。
使用のためには前述のとおり妖精女王と盟約を結ぶ必要がある。
魔力を捧げる際の触媒としては、魔力ヨモギや、それを煎じて作るポーションなどが用いられることが多い。
また、この魔法を使う者は普段から玄霧藩国の山林へ入り、霧と草木に親しむ必要がある。森の奥にある妖精女王の神殿への参拝が代表的だが、草花や樹木の世話をするなどといったことも好んで行われる。

部品: 霧を発生させる(盟約魔法版)

霧の結界を発生させる。
基本的には自身を中心として周囲に発生させるが、複数の術者で共同して広い範囲に結界を張ったり、基点となる触媒で囲んだ範囲に発生させる場合もある。
個人で霧の結界を張る場合、その範囲の広さは妖精女王との盟約の強さと、触媒として捧げた魔力量による。
ただし、風通しの良い場所では霧が吹き散らかされるだろうし、逆に風通しの悪い場所では実力以上に広い範囲に霧を充満させることもできるだろう。魔法と頭は使いようである。

部品: 視線を遮る

霧の結界が十分に張り巡らされた場所では、濃密な霧によって視線が遮られ、霧の向こうに居る術者の姿を見ることは基本的にできない。
このため、弓矢などの射撃武器の単純な命中率は著しく低下することになる。
もちろん、術者の側から結界の外を見ることも出来なくなるため、注意が必要である。

部品: 霧に濃淡をつける(盟約魔法版)

霧は一様な濃度で散布するのでなく、意図的に濃淡をつけることができる。
ただし、一度結界を張った状態からさらに濃淡を操作する場合は、追加の詠唱を行い、さらに触媒を消費して魔力を捧げる必要がある。霧の濃淡の操作により、重点的に防御したいところに霧を集中させることができる。
また、霧の中に踏み込んできた者の視線を誘導する目的でも使うことができる。人間、霧の濃いところと薄い所があれば、まだしも先が見える場所へ進みたくなるものである。また、あえて霧の濃い場所に術者が潜んでいると予想する者もいるだろう。霧の結界の内部は、術者と侵入者の心理的な駆け引きの場でもある。

部品: 霧の動きを把握する(盟約魔法版)

霧の濃淡を変えることができるということは、すなわち霧の動きを理解しているということである。
霧の粒一つ一つの位置が分かるわけではないが、水中で水の動きからその流れを感じるように、霧の流れから結界内の動きを感じることができる。
これを応用して、霧の結界に踏み込んだものや魔法を把握し、そこへより多くの霧を送ることができる。

部品: 魔法を妨害する(盟約魔法版)

妖精女王の力を借りた霧で空間を満たすことで他の魔法を使いづらくすることができる。
濃密な霧の中でマッチに火を点けることが難しいように、既に他の力ある者の威に触れた(この場合は妖精女王による霧に包まれた)状態では、別の力ある者へ魔力を捧げることは難しくなるだろう。
ただし、これは術者の側も同じである。結界を張っている術者本人は他の魔法を使うことはできないし、その霧の中で魔法を使うという条件は同じであるため、仲間の術者にとっても魔法の妨害効果は発生する。
この課題を乗り越えるために、霧の結界術を使う者と共に戦う者は、普段から結界内での魔法行使の練習や、視界の悪い中での戦闘訓練を行う必要がある。

部品: 結界の防御相性

攻撃魔法、特に火炎の魔法のような炎系魔法に強い。魔力の矢を直接飛ばすような魔法に対しても、十分な減衰効果が期待できる。
反面、ストーンバレットを投げつけるような物理的効果のある魔法には効果が薄い。あくまでも霧の結界なのである。

部品: 複数人による結界の同時展開(盟約魔法版)

複数人で結界を作ることで効果を増大させることができる。より濃密な霧を発生させることも可能であるし、複数の術者自身が結界の基点として妖精女王へ魔力を捧げ、広い範囲に結界を展開することも可能である。
もちろん、この連携は一朝一夕にできるものではなく、普段から妖精女王や妖精に対して術者同士が共に戦う仲間であることを示すよう、協同して神殿での奉仕活動などを行う必要がある。

部品: 結界基点の準備による強化(盟約魔法版)

結界の基点となる触媒を用意することでより強力な結界を作ることができる。例えば、手間暇をかけて世話をした樹木や花壇などを基点とし、その土地や自然、そしてそこに住まう生き物を護るため妖精女王に力を借りることがある。

部品: 気象条件による効果(盟約魔法版)

じめっとした曇りの日などは発動も早いし効果も高い。砂漠などでは妖精女王へ捧げる必要のある魔力が増え、発動も遅くなる。
風の強い日はあまり広範囲に結界を広げることができない。代わりに風上から風下へと結界を普段より広く張ることができる。
自然の霧が出ている場合は効果が明らかに強くなるなど、気象条件によって効果の増大・減衰・変化の激しい魔法でもある。
このため、霧の結界術を使うものは天候を常に気にかけている。
ある意味では、屋内や洞窟の中など、閉所の方が強い効果を得ることができると言える。

部品: 霧の迷路の魔法との連携(盟約魔法版)

この魔法は、ゴロネコ藩国に伝わる霧の迷路の魔法と同時に使用することで、より効果の高い「霧の迷路の魔法」として発動することが出来る。
本来、霧の結界術はほかの魔法の発動を阻害するが、同じ妖精女王から力をお借りする魔法である霧の迷路の魔法との間では高い相乗効果を発揮する。
その迷路に入り込んだ者は、方向感覚を狂わされ、魔法の行使も阻害される状況に陥り、また、動きを把握されて誘導され、一度撤退するしかなくなるだろう。



提出書式


 大部品: 霧の結界術(盟約魔法版) RD:11 評価値:6
 -部品: 霧の結界術とは(盟約魔法版)
 -大部品: 霧の護り(盟約魔法版) RD:10 評価値:5
 --部品: 霧を発生させる(盟約魔法版)
 --部品: 視線を遮る
 --部品: 霧に濃淡をつける(盟約魔法版)
 --部品: 霧の動きを把握する(盟約魔法版)
 --部品: 魔法を妨害する(盟約魔法版)
 --部品: 結界の防御相性
 --部品: 複数人による結界の同時展開(盟約魔法版)
 --部品: 結界基点の準備による強化(盟約魔法版)
 --部品: 気象条件による効果(盟約魔法版)
 --部品: 霧の迷路の魔法との連携(盟約魔法版)
 
 
 部品: 霧の結界術とは(盟約魔法版)
 妖精女王に祈りと魔力を捧げ(A式)、玄霧藩国では馴染み深くもある濃密な霧を発生させ、これを操り魔法的な脅威から自身と周囲を護る(B式)という形の詠唱を行うことで発動する結界魔法である。 
 霧は視界を制限する効果もあり、結界内への侵入を躊躇わせることも効果のひとつと言える。
 使用のためには前述のとおり妖精女王と盟約を結ぶ必要がある。
 魔力を捧げる際の触媒としては、魔力ヨモギや、それを煎じて作るポーションなどが用いられることが多い。
 また、この魔法を使う者は普段から玄霧藩国の山林へ入り、霧と草木に親しむ必要がある。森の奥にある妖精女王の神殿への参拝が代表的だが、草花や樹木の世話をするなどといったことも好んで行われる。
 
 部品: 霧を発生させる(盟約魔法版)
 霧の結界を発生させる。
 基本的には自身を中心として周囲に発生させるが、複数の術者で共同して広い範囲に結界を張ったり、基点となる触媒で囲んだ範囲に発生させる場合もある。
 個人で霧の結界を張る場合、その範囲の広さは妖精女王との盟約の強さと、触媒として捧げた魔力量による。
 ただし、風通しの良い場所では霧が吹き散らかされるだろうし、逆に風通しの悪い場所では実力以上に広い範囲に霧を充満させることもできるだろう。魔法と頭は使いようである。
 
 部品: 視線を遮る
 霧の結界が十分に張り巡らされた場所では、濃密な霧によって視線が遮られ、霧の向こうに居る術者の姿を見ることは基本的にできない。
 このため、弓矢などの射撃武器の単純な命中率は著しく低下することになる。
 もちろん、術者の側から結界の外を見ることも出来なくなるため、注意が必要である。
 
 部品: 霧に濃淡をつける(盟約魔法版)
 霧は一様な濃度で散布するのでなく、意図的に濃淡をつけることができる。
 ただし、一度結界を張った状態からさらに濃淡を操作する場合は、追加の詠唱を行い、さらに触媒を消費して魔力を捧げる必要がある。霧の濃淡の操作により、重点的に防御したいところに霧を集中させることができる。
 また、霧の中に踏み込んできた者の視線を誘導する目的でも使うことができる。人間、霧の濃いところと薄い所があれば、まだしも先が見える場所へ進みたくなるものである。また、あえて霧の濃い場所に術者が潜んでいると予想する者もいるだろう。霧の結界の内部は、術者と侵入者の心理的な駆け引きの場でもある。
 
 部品: 霧の動きを把握する(盟約魔法版)
 霧の濃淡を変えることができるということは、すなわち霧の動きを理解しているということである。
 霧の粒一つ一つの位置が分かるわけではないが、水中で水の動きからその流れを感じるように、霧の流れから結界内の動きを感じることができる。
 これを応用して、霧の結界に踏み込んだものや魔法を把握し、そこへより多くの霧を送ることができる。
 
 部品: 魔法を妨害する(盟約魔法版)
 妖精女王の力を借りた霧で空間を満たすことで他の魔法を使いづらくすることができる。
 濃密な霧の中でマッチに火を点けることが難しいように、既に他の力ある者の威に触れた(この場合は妖精女王による霧に包まれた)状態では、別の力ある者へ魔力を捧げることは難しくなるだろう。
 ただし、これは術者の側も同じである。結界を張っている術者本人は他の魔法を使うことはできないし、その霧の中で魔法を使うという条件は同じであるため、仲間の術者にとっても魔法の妨害効果は発生する。
 この課題を乗り越えるために、霧の結界術を使う者と共に戦う者は、普段から結界内での魔法行使の練習や、視界の悪い中での戦闘訓練を行う必要がある。
 
 部品: 結界の防御相性
 攻撃魔法、特に火炎の魔法のような炎系魔法に強い。魔力の矢を直接飛ばすような魔法に対しても、十分な減衰効果が期待できる。
 反面、ストーンバレットを投げつけるような物理的効果のある魔法には効果が薄い。あくまでも霧の結界なのである。
 
 部品: 複数人による結界の同時展開(盟約魔法版)
 複数人で結界を作ることで効果を増大させることができる。より濃密な霧を発生させることも可能であるし、複数の術者自身が結界の基点として妖精女王へ魔力を捧げ、広い範囲に結界を展開することも可能である。
 もちろん、この連携は一朝一夕にできるものではなく、普段から妖精女王や妖精に対して術者同士が共に戦う仲間であることを示すよう、協同して神殿での奉仕活動などを行う必要がある。
 
 部品: 結界基点の準備による強化(盟約魔法版)
 結界の基点となる触媒を用意することでより強力な結界を作ることができる。例えば、手間暇をかけて世話をした樹木や花壇などを基点とし、その土地や自然、そしてそこに住まう生き物を護るため妖精女王に力を借りることがある。
 
 部品: 気象条件による効果(盟約魔法版)
 じめっとした曇りの日などは発動も早いし効果も高い。砂漠などでは妖精女王へ捧げる必要のある魔力が増え、発動も遅くなる。
 風の強い日はあまり広範囲に結界を広げることができない。代わりに風上から風下へと結界を普段より広く張ることができる。
 自然の霧が出ている場合は効果が明らかに強くなるなど、気象条件によって効果の増大・減衰・変化の激しい魔法でもある。
 このため、霧の結界術を使うものは天候を常に気にかけている。
 ある意味では、屋内や洞窟の中など、閉所の方が強い効果を得ることができると言える。
 
 部品: 霧の迷路の魔法との連携(盟約魔法版)
 この魔法は、ゴロネコ藩国に伝わる霧の迷路の魔法と同時に使用することで、より効果の高い「霧の迷路の魔法」として発動することが出来る。
 本来、霧の結界術はほかの魔法の発動を阻害するが、同じ妖精女王から力をお借りする魔法である霧の迷路の魔法との間では高い相乗効果を発揮する。
 その迷路に入り込んだ者は、方向感覚を狂わされ、魔法の行使も阻害される状況に陥り、また、動きを把握されて誘導され、一度撤退するしかなくなるだろう。
 
 


インポート用定義データ


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タグ:

佐藤ぶそあ
最終更新:2017年12月13日 23:36