製図

久藤睦月

再チェック頂いた事項を修正しました。(半角スペースの削除)
又、藩王チェックにより手書き製図の項目を若干修正
フリーハンドでの作図の項目を追加しました
再確認待ちです。


部品構造


  • 大部品: 製図 RD:16 評価値:6
    • 部品: 製図の概要・意義
    • 大部品: 製図の基礎 RD:15 評価値:6
      • 大部品: 製図の規格 RD:4 評価値:3
        • 部品: 製図における図面の定義
        • 部品: 図面の大きさ及び様式
        • 部品: 製図に用いられる線と文字について
        • 部品: 尺度と寸法(製図)
      • 大部品: 作図法(規格) RD:3 評価値:3
        • 部品: 平面図形
        • 部品: テクニカルイラストレーション
        • 部品: 投影法
      • 大部品: 2種類の作図方法 RD:8 評価値:5
        • 大部品: 手書きでの製図 RD:6 評価値:4
          • 部品: 手書き製図の概要
          • 部品: 線をひく・円をかく
          • 部品: 定規の活用
          • 部品: 鉛筆・ペンを使い分ける
          • 部品: 図面を汚さずに書く
          • 部品: フリーハンドでかく
        • 大部品: 機械を使用した製図 RD:2 評価値:2
          • 部品: 製図用機械を使った製図
          • 部品: CADによる製図



部品定義


部品: 製図の概要・意義

製図とは読んで字のごとく図面を制作する技術のことである。
あらゆる物は図面を引かなければ制作する事は出来ないがゆえ、重要な技術であり、
手書きや機械による作図の違いはあれど、熟練には長い年月を要する技術である。
又、製図には機械・電気・建築・土木・地図などの種類があり、
各種別ごとに個別の規格が制定されている場合もあるが、本項においては基本となる規格について記述する。


部品: 製図における図面の定義

図面の目的は図面使用者に要求事項を正確に伝達することである。
その為、必要とされる情報を確実に含み、明確でかつ理解しやすいように表現しなくてはならない。
又、図面の複写や保存、後日の検索や利用が確実に出来る内容と様式を備えたものでなくてはならない。

部品: 図面の大きさ及び様式

図面の大きさはA0横~A4横を使用する。A4のみ縦も可。
図面には必ず輪郭(図面の作図領域を表す線)、
表題欄(図番や件名、作図・変更年月日、尺度、管理番号などの管理情報)
中心マーク(図面の中心を表し、用紙の4辺に設ける)が必要となる。

部品: 製図に用いられる線と文字について

図面は線と文字によって表されるものである。
まず製図に用いられる線はその形・太さ・用途によって分類することが出来る。
形による分類では「実線」「破線」「一点鎖線」「二点鎖線」の4種類がある。
又、太い線と細い線の二種類の線を使用する。
次に線は用途によって外形線、かくれ線、中心線、寸法線、引出線、寸法補助線、ハッチング
破断線、想像線などがあり、これらは線の種類と太さを使い分けて表現される。
次に製図用の文字だが、太細をつけたり、はねたりしないで、太さを揃えて少し太めに書く。
数字などは右傾させて書く場合もあり、明確に紛らわしくないように書く必要がある。

部品: 尺度と寸法(製図)

図形は実物に対していろいろな大きさでかかれる。
この図形の実際の品物や物に対する大きさを尺度という。
尺度は現尺(1/1)、縮尺(1/2や1/4など)、倍尺(2倍や4倍など)に大別され、使用出来る尺度は規格によって定められている。
又、図形は寸法が記入されてはじめて、対象の形状・大きさが正確にわかる。
又、機械・建築・電気製図等にあっては制作する品物の精度・加工・順序などが分かるように記入しなければならない。
又、寸法は尺度に関係なく、実寸法で記入する。


部品: 平面図形

コンパスや定規などを使って図形を幾何学的に正確に書き表す方法を用器画法という。
用器画法を用いると角の等分、正多角形の作図、円すい曲線(だ円、放物線、双曲線)、歯形曲線、
三角関数曲線などを作図することが出来る。

部品: テクニカルイラストレーション

工業製品などの正投影図を参考にして、製品の構造や機能を分かり易く描いた立体図をテクニカルイラストレーションという。
これは製品を立体的に絵として表現でき、その製品の形態・機能を理解しやすいので、パンフレットなどの説明図によく使われる。


部品: 投影法

投影法とは空間にある物体の位置や形を、平面上に正しく示す為の図法である。
投影法によってかかれた図面を投影図と言う。
投影法には大きく分けて平行投影法と中心投影法がある。
平行投影法では主に設計図等に用いられ、物体や線の大きさが距離に関係なく、一定である。
平行投影法で示される図面には正投影図、軸測投影図、斜投影図の三種類がある。
正投影図は対象、または視点を90°ずつ回転させて平行投影を行う投影法で、正投影図には第三角法と第一角法がある。
第三角法は正面図の左に左側面図、右に右側面図、上に平面図、下に下面図と配置し、第一角法はその逆に配置する。
軸測投影図は物体を斜めに置き、その頂点から見た投影法で、等角図、二等角図、不等角図がある。
等角図は互いに直角となる3軸が120度に交わって見えるように投影した図方で物体を斜め上から俯瞰するような図形になる。
二等角図は2軸の角度が等しく、不等角図は3軸共異なるものである。
斜投影図は正面図をかき、その45°ずらした位置で側面図をかき、もう一方の正面図と結ぶ投影法である。
斜投影図にはキャビネット法(奥行を1/2の尺度にする)とキャバリエ法(実際の尺度で書く)の二種類がある。
中心投影法は透視投影(透視図)ともいい、は3次元の物体を見たとおりに作図する為、
立体の形状や遠近感を表現する事が出来るので説明図に利用される。
しかし、実際の長さを示すことが出来ないという特徴がある。


部品: 手書き製図の概要

手書きで製図を行う場合は通常は製図用紙と製図板、各種定規類、筆記用具を用いる。
製図用紙には一般にトレース紙及びケント紙が用いられ、紙の大きさはA0~A4の大きさのものを用い、製図板にテープなどで固定して使う。
実務上、製図用紙や製図板、定規などの道具がない場合は方眼紙と適当な板にフリーハンドで作図する場合もある。



部品: 線をひく・円をかく

線をひく場合は同じ太さ・濃さで線にむらが出来ないようにひく。
コンパスで円や円弧をかく際には力が弱くなったり、力が不均一にならないように注意する必要がある。
又、破線・鎖線は短線の長さや間隔が均一になるようにかく。
各種の線が互いに接続したり、交差したり、重なったりする場合、正しくかくようにする。


部品: 定規の活用

直線をひく際にはT定規と三角定規を用いる。T定規と一定の三角定規を組み合わせると、15°ごとの線が引ける。
又、コンパスでかくことが出来ない曲線をかく場合は雲形定規を用いる。
又、よく使うサイズの円や四角形、三角形などを纏めた製図用のテンプレート定規を用いる場合もある。

部品: 鉛筆・ペンを使い分ける

製図用紙あるいは線の太さによって使用する鉛筆やペンを使い分ける必要がある。
鉛筆のしんは円すい型あるいはくさび形に削り、不要な用紙でならして使用する。
又、かいている最中に芯の尖りが変わらないように回しながらかく必要がある。


部品: 図面を汚さずに書く

製図に用いられるトレース紙は非常に汚れやすい為、鉛筆の粉や消しカスには良く留意する。
線や文字の一部を消してかき直す時は、消しゴムの他に、消し板や羽ぼうきなどを用いると良い。


部品: フリーハンドでかく

定規やコンパスなどの製図用具、又製図用紙などがない場合、フリーハンドで作図することもある。
その場合は後日に正式な図面に起こせるように寸法、物の形状や配置等を間違えないようにコメントを入れるなどして明確にしておく必要がある。


部品: 製図用機械を使った製図

製図用機械とはドラフターとも呼ばれ、T定規・三角定規・ものさし・分度器などの機能をそなえたもの。
手書き製図の延長上にあり、製図作業の効率を上げる為に使われる。


部品: CADによる製図

CADと呼ばれるコンピューターを使用して設計や製図を行う場合もある。
データ作成や設定などで時間はかかるが、図面作成が正確に行え、編集が容易である。
機械・建築・電気・地図など各種別に応じた専用CADを用いる場合もある。



提出書式


 大部品: 製図 RD:16 評価値:6
 -部品: 製図の概要・意義
 -大部品: 製図の基礎 RD:15 評価値:6
 --大部品: 製図の規格 RD:4 評価値:3
 ---部品: 製図における図面の定義
 ---部品: 図面の大きさ及び様式
 ---部品: 製図に用いられる線と文字について
 ---部品: 尺度と寸法(製図)
 --大部品: 作図法(規格) RD:3 評価値:3
 ---部品: 平面図形
 ---部品: テクニカルイラストレーション
 ---部品: 投影法
 --大部品: 2種類の作図方法 RD:8 評価値:5
 ---大部品: 手書きでの製図 RD:6 評価値:4
 ----部品: 手書き製図の概要
 ----部品: 線をひく・円をかく
 ----部品: 定規の活用
 ----部品: 鉛筆・ペンを使い分ける
 ----部品: 図面を汚さずに書く
 ----部品: フリーハンドでかく
 ---大部品: 機械を使用した製図 RD:2 評価値:2
 ----部品: 製図用機械を使った製図
 ----部品: CADによる製図
 
 
 部品: 製図の概要・意義
 製図とは読んで字のごとく図面を制作する技術のことである。
 あらゆる物は図面を引かなければ制作する事は出来ないがゆえ、重要な技術であり、
 手書きや機械による作図の違いはあれど、熟練には長い年月を要する技術である。
 又、製図には機械・電気・建築・土木・地図などの種類があり、
 各種別ごとに個別の規格が制定されている場合もあるが、本項においては基本となる規格について記述する。
 
 
 部品: 製図における図面の定義
 図面の目的は図面使用者に要求事項を正確に伝達することである。
 その為、必要とされる情報を確実に含み、明確でかつ理解しやすいように表現しなくてはならない。
 又、図面の複写や保存、後日の検索や利用が確実に出来る内容と様式を備えたものでなくてはならない。
 
 部品: 図面の大きさ及び様式
 図面の大きさはA0横~A4横を使用する。A4のみ縦も可。 
 図面には必ず輪郭(図面の作図領域を表す線)、 
 表題欄(図番や件名、作図・変更年月日、尺度、管理番号などの管理情報) 
 中心マーク(図面の中心を表し、用紙の4辺に設ける)が必要となる。
 
 部品: 製図に用いられる線と文字について
 図面は線と文字によって表されるものである。
 まず製図に用いられる線はその形・太さ・用途によって分類することが出来る。 
 形による分類では「実線」「破線」「一点鎖線」「二点鎖線」の4種類がある。 
 又、太い線と細い線の二種類の線を使用する。 
 次に線は用途によって外形線、かくれ線、中心線、寸法線、引出線、寸法補助線、ハッチング 
 破断線、想像線などがあり、これらは線の種類と太さを使い分けて表現される。 
 次に製図用の文字だが、太細をつけたり、はねたりしないで、太さを揃えて少し太めに書く。 
 数字などは右傾させて書く場合もあり、明確に紛らわしくないように書く必要がある。
 
 部品: 尺度と寸法(製図)
 図形は実物に対していろいろな大きさでかかれる。 
 この図形の実際の品物や物に対する大きさを尺度という。 
 尺度は現尺(1/1)、縮尺(1/2や1/4など)、倍尺(2倍や4倍など)に大別され、使用出来る尺度は規格によって定められている。
 又、図形は寸法が記入されてはじめて、対象の形状・大きさが正確にわかる。 
 又、機械・建築・電気製図等にあっては制作する品物の精度・加工・順序などが分かるように記入しなければならない。 
 又、寸法は尺度に関係なく、実寸法で記入する。
 
 
 部品: 平面図形
 コンパスや定規などを使って図形を幾何学的に正確に書き表す方法を用器画法という。
 用器画法を用いると角の等分、正多角形の作図、円すい曲線(だ円、放物線、双曲線)、歯形曲線、
 三角関数曲線などを作図することが出来る。
 
 部品: テクニカルイラストレーション
 工業製品などの正投影図を参考にして、製品の構造や機能を分かり易く描いた立体図をテクニカルイラストレーションという。
 これは製品を立体的に絵として表現でき、その製品の形態・機能を理解しやすいので、パンフレットなどの説明図によく使われる。
 
 
 部品: 投影法
 投影法とは空間にある物体の位置や形を、平面上に正しく示す為の図法である。 
 投影法によってかかれた図面を投影図と言う。 
 投影法には大きく分けて平行投影法と中心投影法がある。 
 平行投影法では主に設計図等に用いられ、物体や線の大きさが距離に関係なく、一定である。 
 平行投影法で示される図面には正投影図、軸測投影図、斜投影図の三種類がある。
 正投影図は対象、または視点を90°ずつ回転させて平行投影を行う投影法で、正投影図には第三角法と第一角法がある。 
 第三角法は正面図の左に左側面図、右に右側面図、上に平面図、下に下面図と配置し、第一角法はその逆に配置する。 
 軸測投影図は物体を斜めに置き、その頂点から見た投影法で、等角図、二等角図、不等角図がある。 
 等角図は互いに直角となる3軸が120度に交わって見えるように投影した図方で物体を斜め上から俯瞰するような図形になる。 
 二等角図は2軸の角度が等しく、不等角図は3軸共異なるものである。
 斜投影図は正面図をかき、その45°ずらした位置で側面図をかき、もう一方の正面図と結ぶ投影法である。 
 斜投影図にはキャビネット法(奥行を1/2の尺度にする)とキャバリエ法(実際の尺度で書く)の二種類がある。
 中心投影法は透視投影(透視図)ともいい、は3次元の物体を見たとおりに作図する為、
 立体の形状や遠近感を表現する事が出来るので説明図に利用される。 
 しかし、実際の長さを示すことが出来ないという特徴がある。
 
 
 部品: 手書き製図の概要
 手書きで製図を行う場合は通常は製図用紙と製図板、各種定規類、筆記用具を用いる。
 製図用紙には一般にトレース紙及びケント紙が用いられ、紙の大きさはA0~A4の大きさのものを用い、製図板にテープなどで固定して使う。
 実務上、製図用紙や製図板、定規などの道具がない場合は方眼紙と適当な板にフリーハンドで作図する場合もある。
 
 
 
 部品: 線をひく・円をかく
 線をひく場合は同じ太さ・濃さで線にむらが出来ないようにひく。
 コンパスで円や円弧をかく際には力が弱くなったり、力が不均一にならないように注意する必要がある。
 又、破線・鎖線は短線の長さや間隔が均一になるようにかく。
 各種の線が互いに接続したり、交差したり、重なったりする場合、正しくかくようにする。
 
 
 部品: 定規の活用
 直線をひく際にはT定規と三角定規を用いる。T定規と一定の三角定規を組み合わせると、15°ごとの線が引ける。
 又、コンパスでかくことが出来ない曲線をかく場合は雲形定規を用いる。
 又、よく使うサイズの円や四角形、三角形などを纏めた製図用のテンプレート定規を用いる場合もある。
 
 部品: 鉛筆・ペンを使い分ける
 製図用紙あるいは線の太さによって使用する鉛筆やペンを使い分ける必要がある。
 鉛筆のしんは円すい型あるいはくさび形に削り、不要な用紙でならして使用する。
 又、かいている最中に芯の尖りが変わらないように回しながらかく必要がある。
 
 
 部品: 図面を汚さずに書く
 製図に用いられるトレース紙は非常に汚れやすい為、鉛筆の粉や消しカスには良く留意する。
 線や文字の一部を消してかき直す時は、消しゴムの他に、消し板や羽ぼうきなどを用いると良い。
 
 
 部品: フリーハンドでかく
 定規やコンパスなどの製図用具、又製図用紙などがない場合、フリーハンドで作図することもある。
 その場合は後日に正式な図面に起こせるように寸法、物の形状や配置等を間違えないようにコメントを入れるなどして明確にしておく必要がある。
 
 
 部品: 製図用機械を使った製図
 製図用機械とはドラフターとも呼ばれ、T定規・三角定規・ものさし・分度器などの機能をそなえたもの。
 手書き製図の延長上にあり、製図作業の効率を上げる為に使われる。
 
 
 部品: CADによる製図
 CADと呼ばれるコンピューターを使用して設計や製図を行う場合もある。
 データ作成や設定などで時間はかかるが、図面作成が正確に行え、編集が容易である。
 機械・建築・電気・地図など各種別に応じた専用CADを用いる場合もある。
 
 


インポート用定義データ


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                     "description": "線をひく場合は同じ太さ・濃さで線にむらが出来ないようにひく。\nコンパスで円や円弧をかく際には力が弱くなったり、力が不均一にならないように注意する必要がある。\n又、破線・鎖線は短線の長さや間隔が均一になるようにかく。\n各種の線が互いに接続したり、交差したり、重なったりする場合、正しくかくようにする。\n",
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                     "title": "定規の活用",
                     "description": "直線をひく際にはT定規と三角定規を用いる。T定規と一定の三角定規を組み合わせると、15°ごとの線が引ける。\n又、コンパスでかくことが出来ない曲線をかく場合は雲形定規を用いる。\n又、よく使うサイズの円や四角形、三角形などを纏めた製図用のテンプレート定規を用いる場合もある。",
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                     "title": "鉛筆・ペンを使い分ける",
                     "description": "製図用紙あるいは線の太さによって使用する鉛筆やペンを使い分ける必要がある。\n鉛筆のしんは円すい型あるいはくさび形に削り、不要な用紙でならして使用する。\n又、かいている最中に芯の尖りが変わらないように回しながらかく必要がある。\n",
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                     "title": "図面を汚さずに書く",
                     "description": "製図に用いられるトレース紙は非常に汚れやすい為、鉛筆の粉や消しカスには良く留意する。\n線や文字の一部を消してかき直す時は、消しゴムの他に、消し板や羽ぼうきなどを用いると良い。\n",
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                     "title": "フリーハンドでかく",
                     "description": "定規やコンパスなどの製図用具、又製図用紙などがない場合、フリーハンドで作図することもある。\nその場合は後日に正式な図面に起こせるように寸法、物の形状や配置等を間違えないようにコメントを入れるなどして明確にしておく必要がある。\n",
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                 "title": "機械を使用した製図",
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                     "title": "製図用機械を使った製図",
                     "description": "製図用機械とはドラフターとも呼ばれ、T定規・三角定規・ものさし・分度器などの機能をそなえたもの。\n手書き製図の延長上にあり、製図作業の効率を上げる為に使われる。\n",
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                     "title": "CADによる製図",
                     "description": "CADと呼ばれるコンピューターを使用して設計や製図を行う場合もある。\nデータ作成や設定などで時間はかかるが、図面作成が正確に行え、編集が容易である。\n機械・建築・電気・地図など各種別に応じた専用CADを用いる場合もある。",
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     "description": "玄霧藩国,久藤睦月"
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久藤睦月
最終更新:2017年11月07日 01:07