玄霧の民(T22)

部品構造


  • 大部品: 玄霧の民(T22) RD:12 評価値:6
    • 部品: おおよそ普通の森国人
    • 部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ
    • 部品: 長命の傾向と人格構成への影響
    • 部品: 力は強くないがすばしっこい
    • 部品: 魔法の素質と瞑想通信
    • 部品: 居住環境と生活圏
    • 部品: 魔法が当たり前にある文化
    • 部品: 経済との触れ方と流通好き
    • 部品: 食には興味があります
    • 部品: こだわり派
    • 部品: 自分語りが好き
    • 部品: 理解は喜び



部品定義


部品: おおよそ普通の森国人

玄霧の民とは、玄霧藩国に属する森国人の事を指す種族名である。
種族名と言っても、種として森国人から大きく分化した存在ではなく、単に文化的・特性的な個性を持つだけに留まる。
特に外見的特徴においては一般的な森国人そのものであり、他の森国国家の民と並んで立っている中で玄霧の民だけを見分けるというのは困難であろう。
つまり、総じて長身痩躯であり、耳が長く(付け根から先端までを数えて5cmくらいある)、衣類として革製品を日常的に使う。
長髪の傾向もあるが、制限がかけられているわけではないので、短髪のものも奇抜な髪型に整えるものもいるし、それが問題視される事はない。
衣類や体型についても同様の事が言え、全体の傾向があったとしても例外がないわけではないし、例外が許されないわけでもない。
なお、髪色は紫から茶色から金色から灰色まで多種多様であり、瞳の色も家系ごとに異なる。これには魔法的特性の影響が表れるという説があるが実証はされていない。


部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ

玄霧藩国に所属し、国籍を得ている場合、それは同時ににゃんにゃん共和国の民である事も意味し、
陣営および藩国のルールの適用対象になる。
これは法的な制限を受けるというだけでなく、人としての権利を守られていること、陣営や国が定めた保護を受ける資格を持っているという事も意味する。
共に和すから共和制。他者と手を取り合い助け合うのが共和国の大原則であり、玄霧藩国においてのそれは、朋友を助け支え続けてきた歴史と文化を守るという事でもある。
特に国民の愛国心が飛びぬけて高い国というわけではないが、玄霧藩国がいろんな人を助けてきたことを、国民達は誇りに思っている。


部品: 長命の傾向と人格構成への影響

T20~T22の時期における玄霧の民(を含んだ森国人全般)の傾向として、種族寿命が他種族と比較してはるかに長くなっているという特徴がある。
病気やケガなどで死ぬ事には変わりないが、老化による死亡は非常に発生しにくくなっており、長い人生経験を積む事になる者がとても多い。
これは現世界に充満している魔力が森国人という種族を活性化させている事によるものと考えられるが、
同時に出生率の大幅な低下をもたらしてもおり、種としての代替わりの必要性が薄れた事によって子供が生まれにくくなっているという大きな問題を同時に抱えている。
永遠の命という概念には大きな危険がある事が星見司の研究にて確認されている点も含め、早期の対処が望まれている案件でもある。
(T22において世界にあふれる魔力を大幅に減少させる計画が共和国にて準備されている事から、魔力の充満による長命化であれば抑止される見込みである)
なお、長命化によって長く生きすぎた個体は、生に対する情熱がどんどん薄れていき、精神状態の起伏が少なくなると言われている。


部品: 力は強くないがすばしっこい

身体能力という意味では、玄霧の民を含む森国人は余り優れた種族ではない。特に体格・筋力の育ちはあまり良い方ではなく、南国系やはてない国系の民と比較するとひよわと見られる事もある。
とはいえ、長身ではあるし、基礎体力面において大きく劣るわけではなく、
とりわけ敏捷性においては、秀でた才を持つ者が(全種族の統計分布と比較して)多めに現れる傾向がある。
木々に囲まれ山も谷もある国土で幼少期から過ごすので、足腰が鍛えられているからかもしれない。


部品: 魔法の素質と瞑想通信

森国系の種族を語る上で避けては通れないのが魔法能力であり、他の種族と比較した時に森国系の民が持つ一番の優位性といえば、それはやはり優れた魔法の資質であろう。
玄霧の民もこの例外ではなく、魔力を扱う適正が生まれついて高いものが非常に多く、
また文化的に魔法が身近なものであることから習熟環境も整っているため、魔法を習得する国民はとても多い。

なお、森国人が共通して保有する技術の一つとして瞑想通信のネットワークへのアクセス能力があり、
魔法樹を媒介にして複数人の森国人が車座になって瞑想をすることにより、魔法的な通信網を形成する事を可能としている。
テレパシーというほど容易いものではなく、端末一つで気軽に使える電子的ネットワークよりも利便性は落ちるが、
低物理域の技術しか動かない環境などにおいては、貴重な長距離連絡手段の一つとなる。


部品: 居住環境と生活圏

玄霧の民は、木々の生い茂る土地で暮らしている。
自然の強い環境なので近代化の波はあまり激しく訪れているわけではなく、森を大事にする文化もあって、
木々を切り開いて広い土地を作る、と言った事はあまり行われないが、環状線の通っている箇所を含めた都市部は
(藩国再建時に森林の生育をあまり行わなかった場所であるため)開けた土地として成立している。
住居としては木造のものや、木の洞に居住設備を設置した『木の中の家』が中心であるが、石造や鉄筋コンクリートの建物も全くないわけではない(水道は整備されているし、電気も引くことは可能である)。
地形的に大きな居住区を設置する事は難しいことから、小さな集落(5~15家族)を基本単位として各地に点在しており、
それらに隣接するように商業施設が大小さまざまに作られている。
国土に細かく網の目のように広がった国民の住環境を繋いでいるのは、舗装された(石畳の)道路であったり、空を飛ぶ魔法の馬であったりする。

道路があるにしても、国土のかなりの部分が森林におおわれている事から移動にかかる制限は大きく、
生活圏は魔法の馬(マジカルポニー)が利用できれば広く、そうでなければ狭くなる。
国内輸送網として空輸や幹線輸送によって盛んな物資の流通が行われる用意はされているため、魔法の馬が使えない環境においても集落が孤立するといった事はまず起きないとされている。
※なおT22時点では、魔力の増大によってこれらの環境は大きく変動している。

部品: 魔法が当たり前にある文化

人という種族として大きく逸脱していたりはしないが、魔法が当たり前に存在する文化の中で育つという特性は個性として強く存在する。
親も兄弟も隣人も、当たり前のように生活の中に魔法を盛り込んでいるので、子はそれが当たり前であると認識して育っていく。
(魔法以外による物事の解決も当たり前のように行われているし、それを子供が当たり前のこととして学習するのは変わらない)
玄霧藩国においては、国に認められた魔法使いが近所の子供たちを集めて魔法の基礎を学ばせる事で技術の伝承を行っており、
低位の魔法であればほとんどの子供が小学校を卒業するころには習得し始めている(魔法の種類は非常に多いので、全てをその年台で習得するわけではない)。

中位以上の魔法の習得には人格・技術・素質の成長が必要水準に達したと師に認められ、かつそれ以降の長い修行を経なければいけないので、
使える者の数は(国民の数から考えれば)限られており少ない。
優れた魔法使いは魔法を殆ど使わずにあらゆる問題に対処すると言われており、魔法を濫用する事が正しいとされているわけではない。
ただし、生まれついて魔法の素養の弱いものが不出来であるという評価を受けやすい事は、厳然たる事実として存在する。


部品: 経済との触れ方と流通好き

生活圏が狭い事もあり、自給自足に近い経済サイクルが身近なものとして知られている。
よって農作業に関わる者が多く、空陸を走る馬車による幹線輸送とそれによる物資の流通がなければ、
商売というものを知らずに終わるものもいるかもしれない。
それもあってか、経済観念については個人個人の落差が激しく、無頓着なものと情熱的なものの両極端な傾向にある。
経済に明るい者は「物と金が巡るのを見るのが好き」というタイプが多い。流通好きなのである。

部品: 食には興味があります

総じて、美味しい食事を愛する。
藩王玄霧が料理を好む事もあってか、美味しいご飯を作り出すことへの情熱が強い者が多数見受けられ、
美食に繋がる食材の生育、調理技術の研鑽、レシピの公開などがそれぞれ盛んにおこなわれている。
近年においては特にうどんを愛する者が増加傾向にあるという。
もちろん、倫理や法律に反する料理は認められない。

部品: こだわり派

何をするにつけ、自分の納得のいくまでとことんやってみる、という職人肌のこだわり派が多め。
魔法も医療も料理も農業も、それぞれ専門化が長じやすい傾向があり、このタイプが経済に無頓着な方である。
また、こだわるという事は倫理や法律という壁とぶつかりやすいという事でもあるため、
それらのルールがなぜ必要で、なぜ守られなければならないのかの説明を詳しく求める事が多い。

部品: 自分語りが好き

特に脈絡なく、自分や自分に起きた出来事についての話を他人に語りたがる傾向がある。
人口密集地が少なく、他人とのコミュニケーション機会がさほど多くないことから、うまい話題をあまり選べないのだと考えられるが、
大抵の場合、全く関係のない話の最中にいきなり自分語りを聞かされても反応に困るものであり、話がこじれやすく喧嘩の原因になりがち。
とはいえ、繰り返し何度もやっていれば、自分についての説明が上手くなっていくものである。

部品: 理解は喜び

森国の伝統として、知識を蓄える事がよろずの助けになると信じている側面があり、
広く知識を得て物事を理解していくことに喜びを見出している。
頭の回転が特別に速いかというとそこまでではないのだが、豊富な知識が最適解を導き出す助けになる事は多く、
結果的に正解にたどり着くまでの時間は(全種族平均から見て)かなり短い。
機械に触れることが少なく、データベースによる知識の検索・閲覧という文化に接することがないからこその特質と言えるかもしれない。



提出書式


 大部品: 玄霧の民(T22) RD:12 評価値:6
 -部品: おおよそ普通の森国人
 -部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ
 -部品: 長命の傾向と人格構成への影響
 -部品: 力は強くないがすばしっこい
 -部品: 魔法の素質と瞑想通信
 -部品: 居住環境と生活圏
 -部品: 魔法が当たり前にある文化
 -部品: 経済との触れ方と流通好き
 -部品: 食には興味があります
 -部品: こだわり派
 -部品: 自分語りが好き
 -部品: 理解は喜び
 
 
 部品: おおよそ普通の森国人
 玄霧の民とは、玄霧藩国に属する森国人の事を指す種族名である。
 種族名と言っても、種として森国人から大きく分化した存在ではなく、単に文化的・特性的な個性を持つだけに留まる。
 特に外見的特徴においては一般的な森国人そのものであり、他の森国国家の民と並んで立っている中で玄霧の民だけを見分けるというのは困難であろう。
 つまり、総じて長身痩躯であり、耳が長く(付け根から先端までを数えて5cmくらいある)、衣類として革製品を日常的に使う。
 長髪の傾向もあるが、制限がかけられているわけではないので、短髪のものも奇抜な髪型に整えるものもいるし、それが問題視される事はない。
 衣類や体型についても同様の事が言え、全体の傾向があったとしても例外がないわけではないし、例外が許されないわけでもない。
 なお、髪色は紫から茶色から金色から灰色まで多種多様であり、瞳の色も家系ごとに異なる。これには魔法的特性の影響が表れるという説があるが実証はされていない。
 
 
 部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ
 玄霧藩国に所属し、国籍を得ている場合、それは同時ににゃんにゃん共和国の民である事も意味し、
 陣営および藩国のルールの適用対象になる。
 これは法的な制限を受けるというだけでなく、人としての権利を守られていること、陣営や国が定めた保護を受ける資格を持っているという事も意味する。
 共に和すから共和制。他者と手を取り合い助け合うのが共和国の大原則であり、玄霧藩国においてのそれは、朋友を助け支え続けてきた歴史と文化を守るという事でもある。
 特に国民の愛国心が飛びぬけて高い国というわけではないが、玄霧藩国がいろんな人を助けてきたことを、国民達は誇りに思っている。
 
 
 部品: 長命の傾向と人格構成への影響
 T20~T22の時期における玄霧の民(を含んだ森国人全般)の傾向として、種族寿命が他種族と比較してはるかに長くなっているという特徴がある。
 病気やケガなどで死ぬ事には変わりないが、老化による死亡は非常に発生しにくくなっており、長い人生経験を積む事になる者がとても多い。
 これは現世界に充満している魔力が森国人という種族を活性化させている事によるものと考えられるが、
 同時に出生率の大幅な低下をもたらしてもおり、種としての代替わりの必要性が薄れた事によって子供が生まれにくくなっているという大きな問題を同時に抱えている。
 永遠の命という概念には大きな危険がある事が星見司の研究にて確認されている点も含め、早期の対処が望まれている案件でもある。
 (T22において世界にあふれる魔力を大幅に減少させる計画が共和国にて準備されている事から、魔力の充満による長命化であれば抑止される見込みである)
 なお、長命化によって長く生きすぎた個体は、生に対する情熱がどんどん薄れていき、精神状態の起伏が少なくなると言われている。
 
 
 部品: 力は強くないがすばしっこい
 身体能力という意味では、玄霧の民を含む森国人は余り優れた種族ではない。特に体格・筋力の育ちはあまり良い方ではなく、南国系やはてない国系の民と比較するとひよわと見られる事もある。
 とはいえ、長身ではあるし、基礎体力面において大きく劣るわけではなく、
 とりわけ敏捷性においては、秀でた才を持つ者が(全種族の統計分布と比較して)多めに現れる傾向がある。
 木々に囲まれ山も谷もある国土で幼少期から過ごすので、足腰が鍛えられているからかもしれない。
 
 
 部品: 魔法の素質と瞑想通信
 森国系の種族を語る上で避けては通れないのが魔法能力であり、他の種族と比較した時に森国系の民が持つ一番の優位性といえば、それはやはり優れた魔法の資質であろう。
 玄霧の民もこの例外ではなく、魔力を扱う適正が生まれついて高いものが非常に多く、
 また文化的に魔法が身近なものであることから習熟環境も整っているため、魔法を習得する国民はとても多い。
 
 なお、森国人が共通して保有する技術の一つとして瞑想通信のネットワークへのアクセス能力があり、
 魔法樹を媒介にして複数人の森国人が車座になって瞑想をすることにより、魔法的な通信網を形成する事を可能としている。
 テレパシーというほど容易いものではなく、端末一つで気軽に使える電子的ネットワークよりも利便性は落ちるが、
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 部品: 居住環境と生活圏
 玄霧の民は、木々の生い茂る土地で暮らしている。
 自然の強い環境なので近代化の波はあまり激しく訪れているわけではなく、森を大事にする文化もあって、
 木々を切り開いて広い土地を作る、と言った事はあまり行われないが、環状線の通っている箇所を含めた都市部は
 (藩国再建時に森林の生育をあまり行わなかった場所であるため)開けた土地として成立している。
 住居としては木造のものや、木の洞に居住設備を設置した『木の中の家』が中心であるが、石造や鉄筋コンクリートの建物も全くないわけではない(水道は整備されているし、電気も引くことは可能である)。
 地形的に大きな居住区を設置する事は難しいことから、小さな集落(5~15家族)を基本単位として各地に点在しており、
 それらに隣接するように商業施設が大小さまざまに作られている。
 国土に細かく網の目のように広がった国民の住環境を繋いでいるのは、舗装された(石畳の)道路であったり、空を飛ぶ魔法の馬であったりする。
 
 道路があるにしても、国土のかなりの部分が森林におおわれている事から移動にかかる制限は大きく、
 生活圏は魔法の馬(マジカルポニー)が利用できれば広く、そうでなければ狭くなる。
 国内輸送網として空輸や幹線輸送によって盛んな物資の流通が行われる用意はされているため、魔法の馬が使えない環境においても集落が孤立するといった事はまず起きないとされている。
 ※なおT22時点では、魔力の増大によってこれらの環境は大きく変動している。
 
 部品: 魔法が当たり前にある文化
 人という種族として大きく逸脱していたりはしないが、魔法が当たり前に存在する文化の中で育つという特性は個性として強く存在する。
 親も兄弟も隣人も、当たり前のように生活の中に魔法を盛り込んでいるので、子はそれが当たり前であると認識して育っていく。
 (魔法以外による物事の解決も当たり前のように行われているし、それを子供が当たり前のこととして学習するのは変わらない)
 玄霧藩国においては、国に認められた魔法使いが近所の子供たちを集めて魔法の基礎を学ばせる事で技術の伝承を行っており、
 低位の魔法であればほとんどの子供が小学校を卒業するころには習得し始めている(魔法の種類は非常に多いので、全てをその年台で習得するわけではない)。
 
 中位以上の魔法の習得には人格・技術・素質の成長が必要水準に達したと師に認められ、かつそれ以降の長い修行を経なければいけないので、
 使える者の数は(国民の数から考えれば)限られており少ない。
 優れた魔法使いは魔法を殆ど使わずにあらゆる問題に対処すると言われており、魔法を濫用する事が正しいとされているわけではない。
 ただし、生まれついて魔法の素養の弱いものが不出来であるという評価を受けやすい事は、厳然たる事実として存在する。
 
 
 部品: 経済との触れ方と流通好き
 生活圏が狭い事もあり、自給自足に近い経済サイクルが身近なものとして知られている。
 よって農作業に関わる者が多く、空陸を走る馬車による幹線輸送とそれによる物資の流通がなければ、
 商売というものを知らずに終わるものもいるかもしれない。
 それもあってか、経済観念については個人個人の落差が激しく、無頓着なものと情熱的なものの両極端な傾向にある。
 経済に明るい者は「物と金が巡るのを見るのが好き」というタイプが多い。流通好きなのである。
 
 部品: 食には興味があります
 総じて、美味しい食事を愛する。
 藩王玄霧が料理を好む事もあってか、美味しいご飯を作り出すことへの情熱が強い者が多数見受けられ、
 美食に繋がる食材の生育、調理技術の研鑽、レシピの公開などがそれぞれ盛んにおこなわれている。
 近年においては特にうどんを愛する者が増加傾向にあるという。
 もちろん、倫理や法律に反する料理は認められない。
 
 部品: こだわり派
 何をするにつけ、自分の納得のいくまでとことんやってみる、という職人肌のこだわり派が多め。
 魔法も医療も料理も農業も、それぞれ専門化が長じやすい傾向があり、このタイプが経済に無頓着な方である。
 また、こだわるという事は倫理や法律という壁とぶつかりやすいという事でもあるため、
 それらのルールがなぜ必要で、なぜ守られなければならないのかの説明を詳しく求める事が多い。
 
 部品: 自分語りが好き
 特に脈絡なく、自分や自分に起きた出来事についての話を他人に語りたがる傾向がある。
 人口密集地が少なく、他人とのコミュニケーション機会がさほど多くないことから、うまい話題をあまり選べないのだと考えられるが、
 大抵の場合、全く関係のない話の最中にいきなり自分語りを聞かされても反応に困るものであり、話がこじれやすく喧嘩の原因になりがち。
 とはいえ、繰り返し何度もやっていれば、自分についての説明が上手くなっていくものである。
 
 部品: 理解は喜び
 森国の伝統として、知識を蓄える事がよろずの助けになると信じている側面があり、
 広く知識を得て物事を理解していくことに喜びを見出している。
 頭の回転が特別に速いかというとそこまでではないのだが、豊富な知識が最適解を導き出す助けになる事は多く、
 結果的に正解にたどり着くまでの時間は(全種族平均から見て)かなり短い。
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         "description": "玄霧の民は、木々の生い茂る土地で暮らしている。\n自然の強い環境なので近代化の波はあまり激しく訪れているわけではなく、森を大事にする文化もあって、\n木々を切り開いて広い土地を作る、と言った事はあまり行われないが、環状線の通っている箇所を含めた都市部は\n(藩国再建時に森林の生育をあまり行わなかった場所であるため)開けた土地として成立している。\n住居としては木造のものや、木の洞に居住設備を設置した『木の中の家』が中心であるが、石造や鉄筋コンクリートの建物も全くないわけではない(水道は整備されているし、電気も引くことは可能である)。\n地形的に大きな居住区を設置する事は難しいことから、小さな集落(5~15家族)を基本単位として各地に点在しており、\nそれらに隣接するように商業施設が大小さまざまに作られている。\n国土に細かく網の目のように広がった国民の住環境を繋いでいるのは、舗装された(石畳の)道路であったり、空を飛ぶ魔法の馬であったりする。\n\n道路があるにしても、国土のかなりの部分が森林におおわれている事から移動にかかる制限は大きく、\n生活圏は魔法の馬(マジカルポニー)が利用できれば広く、そうでなければ狭くなる。\n国内輸送網として空輸や幹線輸送によって盛んな物資の流通が行われる用意はされているため、魔法の馬が使えない環境においても集落が孤立するといった事はまず起きないとされている。\n※なおT22時点では、魔力の増大によってこれらの環境は大きく変動している。",
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         "title": "魔法が当たり前にある文化",
         "description": "人という種族として大きく逸脱していたりはしないが、魔法が当たり前に存在する文化の中で育つという特性は個性として強く存在する。\n親も兄弟も隣人も、当たり前のように生活の中に魔法を盛り込んでいるので、子はそれが当たり前であると認識して育っていく。\n(魔法以外による物事の解決も当たり前のように行われているし、それを子供が当たり前のこととして学習するのは変わらない)\n玄霧藩国においては、国に認められた魔法使いが近所の子供たちを集めて魔法の基礎を学ばせる事で技術の伝承を行っており、\n低位の魔法であればほとんどの子供が小学校を卒業するころには習得し始めている(魔法の種類は非常に多いので、全てをその年台で習得するわけではない)。\n\n中位以上の魔法の習得には人格・技術・素質の成長が必要水準に達したと師に認められ、かつそれ以降の長い修行を経なければいけないので、\n使える者の数は(国民の数から考えれば)限られており少ない。\n優れた魔法使いは魔法を殆ど使わずにあらゆる問題に対処すると言われており、魔法を濫用する事が正しいとされているわけではない。\nただし、生まれついて魔法の素養の弱いものが不出来であるという評価を受けやすい事は、厳然たる事実として存在する。\n",
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         "title": "経済との触れ方と流通好き",
         "description": "生活圏が狭い事もあり、自給自足に近い経済サイクルが身近なものとして知られている。\nよって農作業に関わる者が多く、空陸を走る馬車による幹線輸送とそれによる物資の流通がなければ、\n商売というものを知らずに終わるものもいるかもしれない。\nそれもあってか、経済観念については個人個人の落差が激しく、無頓着なものと情熱的なものの両極端な傾向にある。\n経済に明るい者は「物と金が巡るのを見るのが好き」というタイプが多い。流通好きなのである。",
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         "title": "食には興味があります",
         "description": "総じて、美味しい食事を愛する。\n藩王玄霧が料理を好む事もあってか、美味しいご飯を作り出すことへの情熱が強い者が多数見受けられ、\n美食に繋がる食材の生育、調理技術の研鑽、レシピの公開などがそれぞれ盛んにおこなわれている。\n近年においては特にうどんを愛する者が増加傾向にあるという。\nもちろん、倫理や法律に反する料理は認められない。",
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         "title": "こだわり派",
         "description": "何をするにつけ、自分の納得のいくまでとことんやってみる、という職人肌のこだわり派が多め。\n魔法も医療も料理も農業も、それぞれ専門化が長じやすい傾向があり、このタイプが経済に無頓着な方である。\nまた、こだわるという事は倫理や法律という壁とぶつかりやすいという事でもあるため、\nそれらのルールがなぜ必要で、なぜ守られなければならないのかの説明を詳しく求める事が多い。",
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         "title": "自分語りが好き",
         "description": "特に脈絡なく、自分や自分に起きた出来事についての話を他人に語りたがる傾向がある。\n人口密集地が少なく、他人とのコミュニケーション機会がさほど多くないことから、うまい話題をあまり選べないのだと考えられるが、\n大抵の場合、全く関係のない話の最中にいきなり自分語りを聞かされても反応に困るものであり、話がこじれやすく喧嘩の原因になりがち。\nとはいえ、繰り返し何度もやっていれば、自分についての説明が上手くなっていくものである。",
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         "title": "理解は喜び",
         "description": "森国の伝統として、知識を蓄える事がよろずの助けになると信じている側面があり、\n広く知識を得て物事を理解していくことに喜びを見出している。\n頭の回転が特別に速いかというとそこまでではないのだが、豊富な知識が最適解を導き出す助けになる事は多く、\n結果的に正解にたどり着くまでの時間は(全種族平均から見て)かなり短い。\n機械に触れることが少なく、データベースによる知識の検索・閲覧という文化に接することがないからこその特質と言えるかもしれない。",
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雅戌
最終更新:2017年11月07日 00:51