ニム(T22)

ページ作成者:ニム

部品構造


  • 大部品: ニム(T22) RD:115 評価値:11
    • 大部品: ニムのパーソナリティ(T22) RD:7 評価値:5
      • 部品: ニムの外見
      • 部品: ニムの性格・趣向
      • 大部品: ニムの友好関係(T22) RD:2 評価値:2
        • 部品: 国内の友好関係
        • 部品: 国外の友好関係
      • 部品: ニムの信仰と魔法(T22)
      • 部品: ニムの職変遷
      • 部品: ニムの基本行動作戦
    • 大部品: 玄霧の民(T22) RD:14 評価値:6
      • 部品: おおよそ普通に森国人
      • 部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ
      • 部品: 長命化と森国木への変質を経て
      • 部品: 魔法の素質と盟約の魔法
      • 部品: 瞑想通信という技術とその使用制限
      • 部品: 魔法で何でもは出来ない
      • 部品: 魔法の適性が低いものも魔法のある国で暮らす
      • 部品: 力は強くないが身軽
      • 部品: こだわり派であるということは納得がいるということ
      • 部品: 理解を喜びとするために
      • 部品: 居住環境と生活圏
      • 部品: 経済との触れ方と流通好き
      • 部品: 食には興味があります
      • 部品: 自分語りが好き
    • 大部品: 情報収集能力 RD:13 評価値:6
      • 部品: 情報を集めるということ
      • 大部品: メディアから RD:3 評価値:3
        • 部品: 目的のものを探し出す
        • 部品: 要点をかいつまむ
        • 部品: 記録を写す
      • 大部品: 現場や状況から RD:3 評価値:3
        • 部品: 注意深い調査
        • 部品: 危険性の考慮
        • 部品: そこに至るまでの経緯の考慮
      • 大部品: 人や知的生物から RD:4 評価値:3
        • 部品: 会話から得る情報
        • 部品: 表情や動作の観察
        • 部品: 外見への注目
        • 部品: 相手の力量を量る
      • 部品: 自身の活動跡について
      • 部品: ダミーへの注意
    • 大部品: かくれんぼ上手 RD:7 評価値:5
      • 部品: かくれんぼ上手とは
      • 部品: そもそもかくれんぼってなに?
      • 部品: 物陰にひそむ
      • 部品: 音と気配のコントロール
      • 部品: 誘導
      • 部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
      • 部品: 運
    • 大部品: 暗号に関する技術 RD:18 評価値:7
      • 大部品: 暗号とは何か RD:3 評価値:3
        • 部品: 暗号の目的
        • 部品: 様々な形式
        • 部品: 暗号に関する技術を習得する環境の制限
      • 大部品: 暗号の考案 RD:5 評価値:4
        • 大部品: 暗号考案に関する技術 RD:3 評価値:3
          • 部品: 暗号の研究
          • 部品: 発想力
          • 部品: 情報を記す媒体や記録方法に関する多方面な知識
        • 部品: 複数人での研究・考案
        • 部品: 完成した暗号形式・アルゴリズムに対する認可と伝達
      • 大部品: 暗号解読 RD:5 評価値:4
        • 大部品: 暗号解読の為の情報を集める RD:2 評価値:2
          • 部品: 暗号の入手
          • 部品: 暗号に関連する状況の情報分析
        • 大部品: 暗号を解読する技術 RD:3 評価値:3
          • 部品: 変換前の情報の予測と暗号の照らし合わせ
          • 部品: 解読時のひらめき
          • 部品: 暗号解読のために必要な知識
      • 大部品: 情報の暗号化 RD:5 評価値:4
        • 部品: 状況に合わせた暗号の使用
        • 大部品: 暗号化アルゴリズム及び暗号鍵の高い機密性 RD:4 評価値:3
          • 部品: 暗号化を行える人物の制限
          • 部品: 暗号化アルゴリズム及び暗号鍵が記された媒体の機密性の保持
          • 大部品: 解読への対策 RD:2 評価値:2
            • 部品: 複数の暗号の形式・アルゴリズム・暗号鍵の使用
            • 部品: 定期的及び突発的な暗号の更新
    • 大部品: 存在感の調整 RD:7 評価値:5
      • 部品: 存在感による影響
      • 大部品: 目立たないようにする RD:3 評価値:3
        • 部品: 周囲に合った外見
        • 部品: 違和感の無い動作
        • 部品: 他に視線を向けさせる
      • 大部品: 目立たせる RD:3 評価値:3
        • 部品: 目立つようにする意図
        • 部品: 注目を集める
        • 部品: 視線を惹きつける
    • 大部品: 隠蔽技術 RD:11 評価値:6
      • 部品: 隠蔽技術の定義
      • 大部品: 隠蔽方法 RD:4 評価値:3
        • 部品: 状況に合わせて選択する
        • 部品: 同じものの中に紛れ込ませる
        • 部品: 何かの中に隠す
        • 部品: 姿かたちを変える
      • 大部品: 隠蔽作業 RD:3 評価値:3
        • 部品: 素早く隠蔽する
        • 部品: カモフラージュ技術
        • 部品: 別の対象への誘導
      • 大部品: 幻影を使った隠蔽 RD:3 評価値:3
        • 部品: 存在しないように見せる
        • 部品: 近寄らせないようにする
        • 部品: 触ればばれる
    • 大部品: 木登りの技術 RD:9 評価値:5
      • 部品: 木登りとは
      • 部品: 安全確認
      • 部品: 身体づくり
      • 大部品: さまざまな登り方 RD:3 評価値:3
        • 部品: 枝のしっかりした木の場合
        • 部品: 枝の少ない木の場合
        • 部品: 道具を使った登り方色々
      • 大部品: 生活のなかで RD:1 評価値:1
        • 部品: 遊びの一環として
      • 大部品: 軍事面 RD:2 評価値:2
        • 部品: 偵察
        • 部品: 侵入手段
    • 大部品: 健康への気遣い RD:4 評価値:3
      • 大部品: 健全な肉体 RD:2 評価値:2
        • 部品: 適度な運動
        • 部品: 栄養管理
      • 大部品: 正常な精神 RD:2 評価値:2
        • 部品: ストレスの発散
        • 部品: 自己理解を深める
    • 大部品: 対人関係の心得 RD:7 評価値:5
      • 部品: 対人関係とは
      • 部品: 相手を大切にする気持ち
      • 部品: 相手の立場に立った言動
      • 部品: わかりやすい言葉で
      • 部品: おだやかに
      • 部品: 報連相
      • 大部品: 対人関係の心得の流用実績 RD:1 評価値:1
        • 部品: 流用実績(対人関係の心得)
    • 大部品: 読書同好会 RD:11 評価値:6
      • 大部品: 同好会について RD:11 評価値:6
        • 部品: 読書同好会について
        • 部品: 活動拠点
        • 部品: シンボルマーク
        • 部品: ワインレッドの栞
        • 大部品: 在籍資格 RD:3 評価値:3
          • 部品: 本が好きであること
          • 部品: 本を、人を批判しないこと
          • 部品: 本に優劣をつけない
        • 大部品: 同好会主催のイベント RD:4 評価値:3
          • 部品: 読み聞かせボランティア
          • 部品: ブックマーケット
          • 部品: 再現料理の会
          • 部品: 聖地巡礼
    • 大部品: 生活能力 RD:6 評価値:4
      • 部品: 炊事
      • 部品: 洗濯
      • 部品: 掃除
      • 部品: 整理整頓
      • 部品: 金銭感覚
      • 部品: 流用実績(生活能力)
    • 大部品: 騎士叙勲 RD:1 評価値:1
      • 部品: ニムの騎士領(T22)



部品定義


部品: ニムの外見

森国人らしい長身痩躯であり、黒髪を肩のあたりでざっくばらんに切っている。
派手な服装を好まず、落ち着いていてなおかつ動きやすめな服装が多い。
三白眼に近く余り笑わないが、どこか童顔のため怖がられることは余りない。

部品: ニムの性格・趣向

基本的に冷静沈着、面倒くさがりを装っているが小心者。そのため情報を集め可能な限り確実な手段をとることを好む。
派手なものを好まず、注目を集めることが苦手で、また誰かを傷つけたり傷つけられることを好まない。
前線に立って戦闘を行ったり国の舵取りを行うよりも、影の働きとして補佐に徹する方が性に合っている。
組織のトップ等の経験も持つが、仕事自体は地味で目立たないものが多いので、本人は特に苦にしていない。
好きなものは本と読書。かつては魔法の鍛錬が趣味だったが、魔法から離れたため、今はより読書に傾倒しがちである。
より広い視野を持つために様々な場所へ出かけたりもする。
嫌いなものは痛みと病気と子供の泣き声。

部品: 国内の友好関係

組織のトップに立っていたこともあるため、知り合いは非常に多い。
愛想がいいわけではないが丁寧で誠実な関わり方を心がけており、立場上敵を作らないように気を使っている。
弟子を取らなくなったので、個人的な付き合いがあるのは藩国の幾人かの有力者、それとご近所さんくらいとなる。
また迷宮競技会で初心者向け課題をクリアした際、猫士の仁村がやってきた。新たな家族として一緒に家で暮らしている。
相性はそこそこ良く、仲の良い友達のような関係。


部品: 国外の友好関係

帝国の蒼梧藩国の羽黒と個人的な付き合いがある。
お互い忙しい立場の為顔を合わせることはほとんどないが、連絡をたまに取っている。
仁村の名付け親も彼女である。猫士の名前で困っている旨を手紙で相談したところ、達筆な字で名前が送られてきた。
近くはないが関わりが切れない一定の距離が楽だと感じ、また1人の人間として彼女に敬意を払っている。

部品: ニムの信仰と魔法(T22)

ニムは玄霧藩国で祀られている神々の全てに敬意を払っている。そして現時点で誰か一人を特別に強く信仰はしていない。
また盟約を結んでもいない。
ニムは神を信じ、その存在を敬うからこそ、その神々に何か起きたとき魔法が使えなくなるのではないか、というニム自身の懸念から、魔法を使うことをやめた。
自分の身に余る力である魔法を使うことで、自分たち人の身では解決できない何かが起きて魔法が使えなくなったとき、様々な問題に対処できなくなることを恐れたのである。
魔法技術の研鑽に力を入れていたニムとしては厳しい選択であったが、現在ニムは自身で魔法を使わない。
これまで使わせてもらっていた幻影と霧の結界術を司る赤の赤と妖精女王には、これまでのお詫びを含めて少し多めに神殿に訪れる。

部品: ニムの職変遷

ニムはかつて霧の結界術を使う幻影使いであったが、魔法の正常化に伴い魔法を使うことをやめた。
そのため現在は技術を生かし、諜報活動や事務作業にあたって国の発展・復興に尽力している。

部品: ニムの基本行動作戦

ニムは自身の持つ技術を活用し、玄霧藩国及び共和国の発展と復興に携わる。
玄霧の民として誇りを持ち日々の人としての生活を送るとともに、他種族、他生物を外見、思想、考え方で差別しないように心がけ、可能な限り対話を第一とする。
また物事を常に一歩ひいて見て、情報収集と情報分析を行い、軍事的な物を含む様々な活動の確実性と効率が上がるような提案を行う。
特に情報戦に強く、収集した情報を生かした政治活動の補助、存在感の調整による他人や自分の印象操作を得意とする。
暗号技術を応用した罠解除や情報伝達も行う。
潜入などを行う場合、存在感の調整や隠蔽技術、かくれんぼで培った隠れる技術による隠密行動に徹し、他人のサポートや偵察等を行う。
その代わり戦闘は苦手なため、情報を素早く集めて判断し、姿を隠してやり過ごしたり、隠密からの不意打ちを主とする。

部品: おおよそ普通に森国人

玄霧の民とは、玄霧藩国に属する森国人の事を指す種族名である。
種族名と言っても、種として森国人から大きく分化した存在ではなく、単に文化的・特性的な個性を持つだけに留まる。
特に外見的特徴においては一般的な森国人そのものであり、他の森国国家の民と並んで立っている中で玄霧の民だけを見分けるというのは困難であろう。
つまり、総じて長身痩躯であり、耳が長く(付け根から先端までを数えて5cmくらいある)、衣類として革製品を日常的に使う。
長髪の傾向もあるが、制限がかけられているわけではないので、短髪のものも奇抜な髪型に整えるものもいるし、それが問題視される事はない。
衣類や体型についても同様の事が言え、全体の傾向があったとしても例外がないわけではないし、例外が許されないわけでもない。
なお、瞳および髪色は紫から茶色から金色から灰色まで多種多様であり、ここに遺伝的特性はあまり感じられない。



部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ

玄霧藩国に所属し、国籍を得ている場合、それは同時ににゃんにゃん共和国の民である事も意味し、陣営および藩国のルールの適用対象になる。
これは法的な制限を受けるというだけでなく、人としての権利を守られていること、陣営や国が定めた保護を受ける資格を持っているという事も意味する。
共に和すから共和制。他者と手を取り合い助け合うのが共和国の大原則であり、玄霧藩国においてのそれは、朋友を助け支え続けてきた歴史と文化を守るという事でもある。
特に国民の愛国心が飛びぬけて高い国というわけではないが、玄霧藩国がいろんな人を助けてきたことを、国民達は誇りに思っている。
助ける、という姿勢が若干上から目線気味なのは悪癖かもしれない。


部品: 長命化と森国木への変質を経て

T20~21頃、魔法理論の異常に端を発するとみられる魔力の異常増殖が発生し、
それに伴って森国人の平均寿命が異常に長くなるという現象が見られた。
病気やケガによる死傷は普通に負うものの、老衰による死亡が起きなかったのである。また、出生率も大きく低下し、一時期は30年間ほぼ子供が生まれていない状況ですらあった。
また、『理想的な夢』を現実かのように体験できるほどの幻影技術が蔓延し、これをより効率よく受けるために身体を樹木化させる国民が多数発生した。
樹木として生きれば人間として生きるよりも生きるのにかかる苦労が少なく、かつ『理想的な夢』を低コストで見る事ができたためである。
この事態は魔法理論の健全化と信仰対象としての神の明確化、および神への信仰を集めた影響力で国民の魔法耐性が上がる事で解消されたが、
人間生活を長らく放棄し、社会基盤が失われきった玄霧藩国は、国としての物質文明を一度全て失ったのに近い。
この大きな失敗から学ぶことが出来なければ、玄霧藩国の民に未来はなかった。
これによる傾向の変化として、魔法の濫用(むやみやたらな使用)や何でも魔法で解決しようとする性向については大きく抑えられ、限られた能力の中でどう暮らし、どう周囲と協力していくかを学び取る文化が芽生えつつある。


部品: 魔法の素質と盟約の魔法

森国人に共通する特徴として、玄霧藩国の民も生来の魔法適性が高い水準にある。
神(やオーマの長など)との間に結んだ盟約によって魔法を運用する事ができる。
この時、実際に魔法を発動させるのは盟約を結んだ信仰対象であり、魔法使いと呼ばれる存在も、魔法を自分で発動させることができるわけではない。
ただ、魔力を体内に貯めて必要なときに使ったり、魔法の使い所を見極めたり、発動させてもらった魔法を適切に運用する事ができるというのは立派な技能であり、
玄霧の民はそういった観点において魔法を扱うのに向いた傾向を持つ。
もちろん、扱えるのは盟約を結んだ存在のありように沿った魔法系統だけであるので、魔法使い個人が魔法で何でもできるという事はもうない。
例えば、火の神を信仰し、火の神と盟約を結んだ民はもう、治療の魔法も空飛ぶ魔法の馬も使う事はできず、しかし火にまつわる系統の魔法(火の魔法によって灯りをつけたり、火炎の魔法によって外敵に対処したり)を扱う事はできる。


部品: 瞑想通信という技術とその使用制限

森国人全般が持つ技術として『瞑想通信』というものがあり、魔法樹を介して魔法的ネットワークを構築する能力を保有する。
ただしこの技術については、適切に運用するための技術整備が行われて共有されなければ使用ができない。

部品: 魔法で何でもは出来ない

盟約が結ばれる前のように誰もが魔法を使えて当たり前だった時代ほどではないが、それでも信仰対象と盟約を結んで魔法を扱えるようになる国民の割合は高い。
魔法を使える人間が多いのであれば、自然とその魔法は国民生活に根付いたものになっていき、魔法を使える人間がいる事が前提になった生活環境というのが生まれてくる。
『空を飛ぶことのできる魔法の馬』を扱う事ができる者(ペガサスを信仰して盟約を結んだ民)がいれば、空を飛ぶ馬が飛ぶ環境を整える必要があるし、
急いで移動したいときに魔法の馬に同乗させてもらう事もあるだろう。
一人が出来る事が限られているということは、他者と協力して得意な事で補い合えるということであり、
一人で何でもやらないという事は、人と関わり続け、社会を形成し続けるということである。
もちろん、強い魔法を日常生活の中で使おうとしても(信仰対象が濫用を許さない事もあるだろうし)、効果がコストや求める結果に見合わないであろうから、
魔法を使わなくてもよい状況であれば、可能な限り魔法を使わずに済ませるのが大事ではある。


部品: 魔法の適性が低いものも魔法のある国で暮らす

玄霧藩国民に魔法適性が高い傾向があるといっても、あくまで傾向であって個人差は存在するので、中には魔法の盟約を結べない個人や、盟約を結んでも上手く運用できない個人はいるし、
そういった個人または集団でも問題なく暮らしていける環境である事が、魔法を扱う国としての玄霧藩国が求めるべき姿である。
魔法理論の健全化によって盟約なき魔法が使えなくなった事は、この大きな後押しとなっており、魔法ではなく自らの手足や道具を使って生活を成り立たせて行ける環境が広く整備されたことで、
結果として魔法を全く使えない者でも暮らしやすい国が近づいたと言える。
もちろん、魔法を使える素質がある方が有利だという側面は存在するが、人間、足が速い子もいれば頭の良い子もいるし、手先の器用な子もいるのである。
魔法の素質が全てと呼べるほど、人間は単純ではないだろう。


部品: 力は強くないが身軽

身体能力という意味では、玄霧の民を含む森国人は余り優れた種族ではない。特に体格・筋力の育ちはあまり良い方ではなく、南国系やはてない国系の民と比較するとひよわと見られる事もある。
とはいえ、長身ではあるし、基礎体力面において大きく劣るわけではなく、
とりわけ敏捷性においては、秀でた才を持つ者が(全種族の統計分布と比較して)多めに現れる傾向がある。
木々に囲まれ山も谷もある国土で幼少期から過ごすので、足腰が鍛えられているからかもしれない。


部品: こだわり派であるということは納得がいるということ

何をするにつけ、自分の納得のいくまでやってみる、という職人肌のこだわり派が多め。
魔法も医療も料理も農業も、それぞれ専門化が長じやすい傾向があり、このタイプが経済に無頓着な方である。
ただ、こだわるという事は倫理や法律という壁とぶつかりやすいという事でもあるため、
それらのルールがなぜ必要で、なぜ守られなければならないのかの説明を詳しく求める事が多い。
損得よりも納得を優先させるのがこだわり派の傾向であるので、理由に納得ができればルールはちゃんと守る。
納得できない時は納得がいくまでしっかり話せばよいのだし、納得を求める人間たちに囲まれて育った者は、正しく伝わる説明の必要性をよく理解している。


部品: 理解を喜びとするために

森国の伝統として、知識を蓄える事がよろずの助けになると信じている側面があり、
広く知識を得て物事を理解していくことに喜びを見出している。
頭の回転が特別に速いかというとそこまでではないのだが、豊富な知識が問題解決の案を導き出す助けになる事は多い。
機械に触れることが少なく、データベースによる知識の検索・閲覧という文化に接することがないからこその特質と言えるかもしれない。
もちろん、理解の喜びを優先させすぎればやはり倫理や法の壁にぶつかるので、
喜びを喜びのままで享受するために、守るべき規範の在り方とその理由を学ぶことになるのである。
「なぜそのルールが存在するのか」「そのルールを守ることにどういった目的と益があるのか」を知るのもまた、楽しい事ではあるのだ。



部品: 居住環境と生活圏

玄霧の民は、木々の生い茂る土地で暮らしている。
自然の強い環境なので近代化の波はあまり激しく訪れているわけではなく、森を大事にする文化もあって、
木々を切り開いて広い土地を作る、と言った事はあまり行われないが、環状線の通っている箇所を含めた都市部は
(藩国再建時に森林の生育をあまり行わなかった場所であるため)開けた土地として成立している。
住居としては木造のものや、木の洞に居住設備を設置した『木の中の家』が中心であるが、石造や鉄筋コンクリートの建物も全くないわけではない(水道は整備されているし、電気も引くことは可能である)。
地形的に大きな居住区を設置する事は難しいことから、小さな集落(5~15家族)を基本単位として各地に点在しており、
それらに隣接するように商業施設が大小さまざまに作られている。
国土に細かく網の目のように広がった国民の住環境を繋いでいるのは、舗装された(石畳の)道路であったり、空を飛ぶ魔法の馬であったりする。
道路があるにしても、国土のかなりの部分が森林におおわれている事から移動にかかる制限は大きく、
生活圏は魔法の馬(マジカルポニー)が利用できれば広く、そうでなければ狭くなる。


部品: 経済との触れ方と流通好き

生活圏が狭い事もあり、自給自足に近い経済サイクルが身近なものとして知られている。
よって農作業に関わる者が多く、空陸を走る馬車による幹線輸送とそれによる物資の流通がなければ、
商売というものを知らずに終わるものもいるかもしれない。
それもあってか、経済観念については個人個人の落差が激しく、無頓着なものと情熱的なものの両極端な傾向にある。
経済に明るい者は「物と金が巡るのを見るのが好き」というタイプが多い。流通好きなのである。


部品: 食には興味があります

総じて、美味しい食事を愛する。
藩王玄霧が料理を好む事もあってか、美味しいご飯を作り出すことへの情熱が強い者が多数見受けられ、
美食に繋がる食材の生育、調理技術の研鑽、レシピの公開などがそれぞれ盛んにおこなわれている。
近年においては特にうどんを愛する者が増加傾向にあるという。
もちろん、倫理や法律に反する料理は認められない。

部品: 自分語りが好き

特に脈絡なく、自分や自分に起きた出来事についての話を他人に語りたがる傾向がある。
人口密集地が少なく、他人とのコミュニケーション機会がさほど多くないことから、うまい話題をあまり選べないのだと考えられるが、
大抵の場合、全く関係のない話の最中にいきなり自分語りを聞かされても反応に困るものであり、話がこじれやすく喧嘩の原因になりがち。
とはいえ、繰り返し何度もやっていれば、自分についての説明が上手くなっていくものである。
自分についてだけでなく、自分の好きなもの、好きなことについての説明が上手くなっていくようになると、友達は増えやすい。
嫌いなものについて語る事が上手くなると、友達は減っていく。



部品: 情報を集めるということ

何か行動を起こす前に必要なものとは情報である。
情報を元に予測を行い、それに基づきリスク管理と行動決定を行うことで、行動の成功率は段違いに上がる。
このとき情報は正確なものでなければならず、また物事のあらゆる側面から集めるのが好ましい。
そのため情報と一口に言えど種類は様々である。
情報収集力に長けた人物とは、求める情報に応じて情報源を絞り、効率よく正確な情報を集めることが出来る人のことを指す。


部品: 目的のものを探し出す

メディアから情報を得る場合、まず求める情報に関連するそれらを探し、集める必要がある。
紙媒体なら図書館や本屋でかき集めて調べるのが最も良いかもしれないし、誰か個人の所有する本や書類、もしかしたら手紙が必要かもしれない。政府保管の書類にしか記されていないかもしれない。
データならネットワークにあるものかもしれないし、厳重なセキュリティの元記録媒体に保存されているかもしれない。
そういった求める情報が有りそうな場所への知識、それを手に入れるためのコネや手段があればあるほど、情報を手に入れやすい。


部品: 要点をかいつまむ

媒体に記録されていること全てが必要な情報とは限らない。迅速に情報を収集する為、要点を把握し、重要な箇所だけを詳細に確認する必要がある。

部品: 記録を写す

手に入れた文書等が持ち出せない場合、情報を正確に写す用意をしておく必要がある。メモや写真等方法は様々。
特に予め急いで写す必要があることがわかっている場合、情報収集時はそれなりの準備をもちろんしていく。

部品: 注意深い調査

現場を調べる場合、そこに存在する全ての物が情報となる。
一見してわかる情報の他、
非常に小さな手がかりが残されていたり、通常では見えない場所に情報が潜んでいることもある。
魔法や技術で隠蔽されているかもしれない。
また何気ない物や状態でも、論理的に考えれば矛盾を孕んでいる可能性がある。
五感全てを活用し、思考を働かせながら情報を獲得する事に励む。

部品: 危険性の考慮

何かの調査を行う場合、周囲や己の安全に気を配らなければ、思わぬ被害をこうむることがある。
毒性の植物だったり、人為的に仕掛けられた罠であったり、ぽっかり空いた穴だったり。
そういった危険に気を配り、手袋などの道具を効果的に使いながら調査を行う必要がある。


部品: そこに至るまでの経緯の考慮

出来事とは、目に見えているものだけがすべてではない。
そこに至るまでの経緯を手に入れた情報と知識を元に推測することによって、
更なる情報を得ることができたり、目の前の情報に惑わされず正しい情報を獲得することが出来る。


部品: 会話から得る情報

相手が知っている情報や知識を得るには、会話をして話してもらうのが最も簡単である。
相手の話しやすい雰囲気を作り、的確な質問で情報を引き出すテクニックは非常に有用だ。
また多くの人物から話を聞くことでより正確な情報を入手することが出来る。

部品: 表情や動作の観察

言葉よりも時に雄弁に表情や人の動作が情報を語ることもある。
会話をしながら相手の反応を伺い真実を探ったり、体の動かし方で相手の調子を確認したり、時には攻撃手段等を想定することが出来る。


部品: 外見への注目

相手の外見によって、相手自身のことや、相手が置かれている状況や今の状態を推測することが出来る。
服装、清潔感、怪我の跡や靴の泥等、注意深く見れば見る程、相手のパーソナリティがわかるのだ。


部品: 相手の力量を量る

咄嗟の行動や運動時の身のこなし、戦闘の動き等から、相手の戦闘時の力量を量ることは大切な技術だ。
それには武器や道具、魔法などの肉体以外の要素もすべてまとめて情報として活用する。
相手が自分より強いのか弱いのかを正確に把握することで、無駄な怪我を避けることが出来る。
そして相手の動きをよく知ることで対処を行うことが出来る。
相手の力量を量るにはそれなりの戦闘の知識が必要なこともある。

部品: 自身の活動跡について

自身が情報を集めていたことを誰かに知られたくない場合、自身が活動した痕跡を残さないことが重要だ。
その為には内密に行動したり、怪しまれないように自分の行動に注意を払ったり、
調べた場所の完璧な復元を行ったりする必要がある。
また逆に、自分が調査済みであることを他の誰かに知らせたい場合、あえて痕跡を残すこともある。
それを行うことで共に調査する味方の時間節約をしたり、敵対する相手の警戒心を焦り注意を惹きつけることが出来る。


部品: ダミーへの注意

入手した情報がすべて正しいとは限らない。誰かに作為的に用意された偽物(ダミー)の可能性もある。
そのため常に手に入れた情報に疑いを持ち、それにまつわるより多くの情報を入手して、
その情報が信頼できるかどうか判断するように心がける。

部品: かくれんぼ上手とは

かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。
かくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。
判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。
何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。
大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。

部品: そもそもかくれんぼってなに?

「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。
鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。
一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。
子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。


部品: 物陰にひそむ

隠れる側の基本は隠密である。
鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。
建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。
そして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。
もし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。

部品: 音と気配のコントロール

人がいる音というのは存外目立つものである。
この音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。
「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。
足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。
膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。
また、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。

部品: 誘導

より能動的な隠密として、誘導がある。
自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。
失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。

部品: 走って逃げる。走って捕まえる。

万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。
相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。
自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。

部品: 運

運も実力のうちである。
たまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。
実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。

部品: 暗号の目的

暗号とは、文章や数字、言葉等様々な形態で伝達される情報を、情報の発信者及び受信者の間で共有されたアルゴリズムに基づき変換したもの、
またはその変換アルゴリズムそのものを指す。
第三者が情報を獲得、閲覧しても内容がわからないようにするために使われる。

部品: 様々な形式

暗号化する情報の形態や内容により、暗号には様々な形式が用いられる。
あらかじめ決められたアルゴリズムに従い、文字や音など、情報を構成するものを別のものに置換する形式、
特定の単語やフレーズ、色等にあらかじめ決められた別の言葉や読み方をあてがい関連付ける形式、
情報が記されている媒体そのものを、折ったり何かに巻いたりするといった特定の方法や手順で手を加えることで情報が現れる形式、などは高低どちらの物理域でも見られる形式である。
低物理域では魔法や魔力の性質を利用した暗号アルゴリズムに従った情報の暗号化を魔法によって行われる形式、
高物理域では情報であるデータをコンピューターのシステムにより自動でアルゴリズムを使用し暗号化し、別の鍵システムによって元のデータに戻す形式等が
それぞれ多く利用されがちであり、それらの解読の研究も盛んである事が多い。

部品: 暗号に関する技術を習得する環境の制限

子供たちの遊びや簡単なものを除く本格的な暗号は、一般的な国民が使うことはまずない。
また暗号の作成、情報の暗号化、暗号の研究等はアルゴリズムの流出を防ぐために、
組織内にあれば諜報組織、無い場合は情報を司る役割の人々でのみ行われている。
そのためこの技術を修得するには上記の組織に入って教えを乞う必要がある。
どの組織も暗号のアルゴリズムの研究には力を入れているため、その仕組みは日進月歩であり、
そのためこの技術を習得した人々でなければ、同様の技術を修得した人物が考案した暗号を解読することは難しい。



部品: 暗号の研究

これまでの歴史上使われてきた様々な暗号の形式やアルゴリズムを学び、研究を行うことが、新しい有効な暗号を発案するための最も純粋な近道である。
新しい技術やオリジナリティは無から生まれるわけではない。多くの過去の事例のうちいくつかを組み合わせたり、発展させたものなのだ。
そのために可能な限り多く、過去に使用された暗号やその仕組みを知ることは大変重要である。
よって暗号に携わるものは、自分の国の物理域で使用可能な暗号の研究を余念なく行う。


部品: 発想力

暗号の考案には、柔軟な発想力が求められる。
複雑にし過ぎれば情報の暗号化、また暗号の復元に時間や手間がかかり過ぎる。簡単すぎれば第三者に解読されてしまう。
暗号の形式やアルゴリズムを考える人は、ひょんな発想で一般的な人々には思いつかない手法に辿りつき、
解かれにくく使用しやすい暗号を考案するのである。

部品: 情報を記す媒体や記録方法に関する多方面な知識

暗号とはもともと存在する、伝えたい情報を別の何かに変換したものである。
その形式やアルゴリズムを考える時には、変換する情報の「媒体」に対する様々な側面からの知識が必要である。
それは文字を記す紙やインクに関する知識だったり、低物理域では魔法の術式や魔力の流れに関する知識だったり、
高物理域では情報を構成するデータやパソコン、通信方法そのものの技術に対する知識だったりする。


部品: 複数人での研究・考案

暗号の形式・アルゴリズムは、必ず複数人で考案し、作成しなければならないとされる。
これは専門的な知識を持つ者が複数人で関わることによりクオリティを高め、チェックを行うためであり、
またお互いを見張りあうことでアルゴリズムの考案者が外部の者に買収などをされ、新しい暗号のアルゴリズムが外部に漏れることを防ぐためである。


部品: 完成した暗号形式・アルゴリズムに対する認可と伝達

完成した暗号形式・アルゴリズムは、完成後即座には使用されず、必ず考案した組織の上に位置する組織、または人物の認可を受ける。
認可を出す組織や人物は、組織から許可を受けた人物たちによる正しい研究のうえ考案されたものであることが確認できた場合、認可を出すことができる。
認可後、組織内で情報の暗号化の作業を行う人々に新たな暗号に関する情報が報知され、使用が開始される。


部品: 暗号の入手

暗号解読の為には、まず暗号そのものを入手する必要がある。低物理域では秘密文書の入手や魔法的通信の傍受、高物理域では暗号データの入手や無線通信の傍受によって暗号を入手することが多い。
また一見何の変哲も無い本や手紙、光の瞬き等が暗号として使用されていることも多い。
暗号解読の技術のうち大切なもののひとつは、なんでもないようなものに隠された意味を見出し、「これは暗号である」と看破する技術なのだ。


部品: 暗号に関連する状況の情報分析

暗号は情報をつたえるものであるため、その暗号が使われたのがどういった状況であるか、が暗号を解読するための重要な手がかりとなる。
相手が撤退するたびに特定の言葉を使っていたとすれば、その言葉は「撤退」を表す、と仮定することができる、といった具合だ。
暗号とそれが使われる状況、状態を細かく分析分類すればするほど、解読に近づくのである。


部品: 変換前の情報の予測と暗号の照らし合わせ

入手した暗号と暗号が使われた状況より、暗号で変換される前の情報の予測を立て、その予測をもとに仮定を進め他の暗号を解いていく。
これが暗号解読の基本である。
よって入手した暗号の数や種類が多ければ多いほど、そして状況の情報が詳細であればあるほど、暗号解読は容易になる。
そして専門的な暗号解読の技術を持つ者は、より少ない暗号や情報からいくつもの仮定を導き、解読することが可能だ。


部品: 解読時のひらめき

暗号と暗号化される前の情報は、往々にして大きく異なっている。
暗号解読とはそれらを結びつける途方もない作業であり、時には突拍子もない関連付けや、解読方法を試すことにより暗号が解けることもある。
解読時のひらめきと、それをやってみる精神はとても大切なのだ。


部品: 暗号解読のために必要な知識

暗号を解読するためには、その暗号が記されている媒体やその形式、また予測される情報に関するある程度の知識が必要だ。
例えばコンピューターのシステムによって暗号化された情報を読むには、コンピューターやシステムの仕組みに関する知識が必要であり、
魔法によって変換された暗号であるなら魔法そのものに関する知識が必須である。
また暗号解読にはある程度予測が必要なため、暗号化される前の情報に関する知識が全く無い場合、暗号を解読することはできない。
そのため暗号術、及び解読技術を学ぶ者は、暗号そのものの研究はもちろん、知りうる様々な分野の知識を幅広く学び、吸収する。
とくに政治的な知識や世界情勢、国内情勢の把握に力を入れている。

部品: 状況に合わせた暗号の使用

秘匿したい情報を伝達する際、発信者は暗号を扱う立場の人々に情報を預け、暗号化して送り届けてもらう必要がある。
その時、暗号は状況に適したものを使用しなければ効果がない。
例えば夜に味方に合図を送る暗号ならば矢文ではなく光によるものが適しているだろう。
暗号の形式、アルゴリズムは様々あり、それらから最も届けたい人物に届きやすく、第三者には暗号とわからないようなものを選択する。


部品: 暗号化を行える人物の制限

暗号化は、諜報組織または情報を司る役割の人々のみが行うことが出来る。
その中でも機密を厳守することが出来、素行に問題がなく、人格的に信頼がおける人物であることが
それらの組織・チームの中で最も上の地位の人物に認められて、初めて暗号化の作業に携わることが出来る。


部品: 暗号化アルゴリズム及び暗号鍵が記された媒体の機密性の保持

考案されたアルゴリズム、及びそれに関連する暗号鍵は共有の為記録媒体に記されることがある。コードブック、暗号表等と様々な名前で呼ばれるが、
それらは暗号化の作業が許可されている人物以外が目にすることが無いように厳重に管理される。


部品: 複数の暗号の形式・アルゴリズム・暗号鍵の使用

暗号化を行うにあたり、使う暗号の形式、アルゴリズム、暗号鍵が1つだけでは解読される危険性が高くなる。
よって常に複数の暗号の種類が採用されている状態で、暗号化の際はそのどれかを不規則に使用し、変換する。


部品: 定期的及び突発的な暗号の更新

同じ暗号は使えば使う程相手に情報を与える為、解読されやすくなる。
よって定期的に新しく考案した形式・アルゴリズムの暗号に更新することで、解読の危険性を下げることが出来る。
また、第三者に暗号が解読された可能性が出てきた場合、解読された暗号形式・アルゴリズムの正式な使用を停止し、新しいものに切り替える。
解読された暗号形式・アルゴリズムは情報伝達には使用されなくなり、第三者へのダミー、攪乱のために使用されることが多い。

部品: 存在感による影響

存在感とは、その人や物が確かにそこに居ると人々に印象付けるものである。
これが大きければ大きいほど人々はそれを認識するし、記憶に残りやすい。逆に存在感が小さければ多くの人々はそれを気に留めず、また覚えていない。
人々の認識をある程度操作するために、存在感の調節というのは誰もが無意識にでも行っているものだ。
意識的に行えばそれは更に人々の認識に影響する。何かに目を向けさせることも、何かを気にさせないことも出来る。


部品: 周囲に合った外見

ぱっと見て、周囲の風景や状況に違和感なく溶け込んでいる外見だと、存在感が薄くなりやすい。
木を隠すには森の中、という言葉もあるように、森の中で緑色の外見をしていれば見つかりにくいし、森国人の人々の中に森国人がいても誰も気にしない。
環境や状況に合わせ、周囲に溶け込む外見を取ることで注意を向けられにくくできる。


部品: 違和感の無い動作

あの人何してるんだろう、等と思われるような違和感のある動きは注目を集める。
その動作自体が悪意のあるものでなくても、その場にそぐわない動作であれば不審に思われ注目されやすい。
その場の印象や状況を把握し、矛盾のない適した行動をとることを心がける必要がある。


部品: 他に視線を向けさせる

その場にある存在感が大きいものを利用し、こちらへ注意を向けさせないことで存在感を調節する。
多くの人々が目を奪われる何かがそこにあれば、多少こちらに違和感があっても気にしないことが多い。
遠くへグラスを投げて音を立ててそちらに注目させるなどのテクニックも内包されるが、練習や訓練をしていないと周囲に気付かれず行うのは難しい。


部品: 目立つようにする意図

自分や特定のものに注意を惹きつけることにより、人々にこちらを印象付けることが出来るほか、他から意識を逸らさせることが出来る。
見せたくないもの、気づかれたくないものがある時に他人に対処を任せつつ、時間を稼ぐことも可能。


部品: 注目を集める

大きな音を突然出す、突飛な動きをするといったことで周囲の注意を集めることが出来る。
騒めいている観衆を突然の拍手で鎮めたりするのもこれにあたる。
注目を集める行動は不審がられることが多いので、もっともらしい理由などでフォローを入れて、必要以上に怪しまれないようにする技術も含まれる。


部品: 視線を惹きつける

人々が興味を惹かれ、思わず見てしまう状況をつくる。手品や花火、舞台や演説など、何に興味を惹かれるかはその場にいる人々によるため、状況に合わせた行動が必要となる。
一定時間人々の視線を惹きつけることが出来、またその内容によってはこちらに好印象を持たせることが可能。

部品: 隠蔽技術の定義

隠蔽技術とは、自分以外を隠す為の技術である。状況に合わせてどんな風に隠すか、幻影使いの場合幻影魔法でどんな幻影をいつ出すか、といった内容が含まれる。


部品: 状況に合わせて選択する

隠蔽の方法はその場その場の状況に最も適したものを選択する。周囲の様子だけではなく、かけられる時間、その場にある物品、隠す目的等によりその手法は様々だ。


部品: 同じものの中に紛れ込ませる

外見に目立った特徴がない場合、似たような外見の物の中にまぎれこませ、どれだかわからなくする。
この場合、隠蔽者やその味方にだけわかるような特徴を覚えておいたり、印をつけておく。


部品: 何かの中に隠す

箱や戸棚、隠し部屋や穴の中など、他人から見えない場所へ隠す。最もオーソドックスな隠蔽方法である。
この場合まず人が近づかない場所に隠す方法と、思いもよらないような死角を作ってそこへ隠す方法がある。


部品: 姿かたちを変える

隠す対象の見た目を変化させ、一見それとはわからないようにする。変装もこの類になる。
対象を分解して部品ごとにすることで、ただの何でもないがらくた等にみせかけたり、元々の形を推察できないようにもしたりできる。
この場合、再び組み立てられるようにきちんと手順を覚えておく必要がある。

部品: 素早く隠蔽する

隠蔽を行う場合、その隠蔽作業自体が知られればすべて意味がない。
その為隠蔽作業は、内密に、素早く行われる必要がある。また隠蔽した痕跡も残さないように細心の注意を払う。


部品: カモフラージュ技術

その場にある道具や魔法を使用した隠蔽のためのカモフラージュは、行う人物の技術が試される。
隠蔽とはただ見えないようにするだけではない。
いかに自然に「隠していないように」隠すか、相手の注意を向けられないようにするかが大切だ。


部品: 別の対象への誘導

隠蔽した対象が調べられそうになった時、自然に気を逸らしたり、そこへ近づかせないように誘導することで発見される危険性を下げる。
余りに露骨に行うと怪しまれるため、あくまでも自然に行い、相手を騙す必要がある。


部品: 存在しないように見せる

隠す対象の上に風景の幻影をかぶせ、なにもその場にないように見せたり、別のものの幻影をかぶせる。
目的のものがなければそこに注意を払わないため、最も有用な幻影での隠し方である。
別のものの幻影をかぶせる場合、周囲の状況に適したものの幻影を出す必要がある。
しかし何もないようにみえるということは、そこに別の物をおいたり通行しようとしたりする可能性があるということでもある。
隠蔽を行う場合は対象の存在する場所に気を使う必要がある。
また幻影で隠すことの最大の利点は、隠す対象の動きに合わせて幻影を動かすことが出来る点である。
これにより対象を隠蔽したまま別の場所へ移動させることが出来る。

部品: 近寄らせないようにする

幻影を使うことで、隠す対象に近寄らせない。
例えば猛獣や穴を対象の手前に幻影で見せたり、壁の幻影で先に進めないと思わせる。
これにより相手を「こちらには行けない」「近寄りたくない」という心理にさせることで対象の隠蔽を行う。


部品: 触ればばれる

幻影なので、触れられたりすれば見えているものが幻影であることがばれてしまう。
また常に隠蔽のための幻影使いがその場にいることが不自然でない状況でない限り、怪しまれる可能性があるため長期間の隠蔽には向かない。
幻影での隠蔽は通常の方法では隠蔽が難しく、サポートが行き届く組織がかりのものか、短期間のその場しのぎであることが多い。


部品: 木登りとは

木登りとは、読んでそのまま、木を登ることだ。自分の手足で登る以外にも、道具を使って登ることも広義的には木登りである。ただし、魔法で空を飛んで木の上まで行くことは木登りとは言わない。ちゃんと自分の体を使って、木を登ろう。
危なげなく上の方まで行けることができるようになれば一人前だが、慣れるまでは無理はしないこと。落ちたら危ないからね。

部品: 安全確認

遊びでも軍事としてでも、どんなときでも怠ってはいけないのが安全確認である。
まずは登る予定の木をよく見て、その木がしっかりしているか、ちゃんと自分の身体を支えられるか確認すること。無理に細い木に登ると、枝が折れてしまう可能性があって危険なうえ、木の方にも負担がかかる。また、腐っていたり、中が空洞で脆かったりするのも危ない。
時間がなくても、分かる範囲でいいからすこしでもしっかりした木を選ぼう。
もちろん登っている最中もしっかり確認しながら登ること。

部品: 身体づくり

木登りでは主に手足の筋肉を鍛えることができる。努めて手だけ、足だけで登るようにするという方法もある。
また、登るだけでなく、木の上でバランスを取って留まるということも必要で、結果、必然的に身体全部が鍛えられることになる。

部品: 枝のしっかりした木の場合

枝のしっかりした、体重を載せても大丈夫そうな木の場合は、登りやすい枝を選んで、手をかけ、足をかけ、ひとつずつ登っていく。
あまり幹から離れすぎると枝が折れ危ないし、木にも負担になるので、できるだけ避けるように。

部品: 枝の少ない木の場合

枝の少ない木に登る際は、幹にしっかりとしがみつき、両腕、両足で幹を挟み込むようにするのを心がけると良い。
一例として、片足の甲を幹に押し付け、もう一方の足は逆に幹の後ろまで回して引きつけて、両方の足で幹を挟み込んで身体を支えるやり方がある。手を上に伸ばし、しっかりと幹を掴んで一気に身体を引き上げて登っていく。このとき、胸を幹に押し付けるようにしておくと、腕や肩の負担が減る。降りるときも同様に。

部品: 道具を使った登り方色々

手足だけで登る素登り以外にも、いろいろな道具を使った方法がある。
使う道具も登り方も、木の種類や場合によって様々な手法が用いられる。たとえばロープを枝にかけて結びながら登る方法や、ベルトを木の幹に巻きつけ、そこに縄梯子をかけて……というのを繰り返しながら登っていく方法などがある。

部品: 遊びの一環として

みんなでいっせーので登り、一番登るのが速い人が勝ちといった競争だけでなく、ただ木の上で遠くを眺めてみたり、かくれんぼのなかで木の上に隠れたりと、木に登ることでいろんなことができる。

部品: 偵察

場合によって、樹上は物見櫓の代わりとなりえる。そのため木登りが得意ですぐに登ることができる技術があると、それだけで偵察に役に立つ。


部品: 侵入手段

どこか建物などに侵入する際、近くの木などを登って上層階や壁の上から入り込むという手も取ることができるため、戦術の幅も広がる。

部品: 適度な運動

適度な運動を行うことで、ある程度の体力と体の健康を保つ。
運動は筋力トレーニングやランニング、水泳に散歩等人によって取り組む種類は様々だ。

部品: 栄養管理

きちんと栄養のある食事をとり、健康に気を使った食生活を行う。
タンパク質、脂質、ビタミン、炭水化物、食物繊維等過不足が無い程度に
様々な材料を使ったバランスの良い食事を心がけることが大切だ。
時々忙しさで乱れることがあるかもしれないが、神経質になり過ぎるよりざっくり守る、位のスタンスが丁度よい。

部品: ストレスの発散

趣味や運動を行い、ストレスの発散を行うことにより精神を健全に保つ。
生きていればストレスは必ずたまる。ストレスをたまらないようにすることも1つの手段だが、
ストレスを上手く発散することもまた同じか、それ以上に大切だ。
多くのストレス発散にはお風呂に入る、趣味に没頭する、誰かに愚痴る、身体を動かす等が行われている。

部品: 自己理解を深める

目の前の事に忙殺され、自分自身の状態を把握できないと、どんどん追いつめられる。
時々冷静になって、今の自分を客観的に把握し、どんな状態か、余裕はあるか、酷い無理をしていないか、等を確認することで
現状を整理し、心に余裕を持たせることが出来る。
自分の能力を客観的に判断し、無理だと判断したら他の誰かに助けを求めたり、妥協案へ行動をシフトすることも時には必要である。
また「自分はどういう人間であるか」ということを時折分析し、自己理解を深め、そしてそれを認める「自己肯定」を行うことで、
自分への自信と他人への気遣いを併せ持つ余裕が生まれる。

部品: 対人関係とは

対人関係とは、個人と個人の結びつきをみた人間関係である。この世界には様々な存在がいる。ここでは自分以外の他者との結びつきをいわゆる対人関係としてゆく。

部品: 相手を大切にする気持ち

世の中にはいろいろな存在がいる。友好な関係を築くには相手を尊重し、大切に思う気持ちをもつとよい。みんな違ってみんないいのである。

部品: 相手の立場に立った言動

自分に様々な思いがあるように相手にもいろいろな事情がある。それらを考えながら、相手の立場に立った言動を心がけることで気持ちの良いコミュニケーションがとれる。

部品: わかりやすい言葉で

例えば専門用語は知らない人からすると意味不明な言葉である。そういうものもわかりやすい言葉でおきかえて伝えることで、相手の理解を深める手助けになる。

部品: おだやかに

感情は伝染する。こちらから穏やかな姿勢で望むことで、相手の心も穏やかになりやすい。また、言葉選びも重要である。

部品: 報連相

報告、連絡、相談である。対人関係の基本は報連相にもある。適切な報連相をすることで、さわやかな関係を築くことができるうえ、不備が少なくなる利点もある。

部品: 流用実績(対人関係の心得)

部品: 流用実績(対人関係の心得)
以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略)
国民番号:PC名
11-00585-01:小鳥遊
33-00750-01:黒野無明
33-00926-01:JUNK-C@Drache
11-00891-01:九条イズミ

15-00295-01:乃亜・クラウ・オコーネル

部品: 読書同好会について

読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。

部品: 活動拠点

規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。

部品: シンボルマーク

読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。

部品: ワインレッドの栞

同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。

部品: 本が好きであること

同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。

部品: 本を、人を批判しないこと

他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。

部品: 本に優劣をつけない

「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。

部品: 読み聞かせボランティア

保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。

部品: ブックマーケット

月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。

部品: 再現料理の会

物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。

部品: 聖地巡礼

テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。

部品: 炊事

食材選びから調理までをこなす。
手の込んだ複雑なものを作ったりと凝り性も存在するが逆に自分の手間を極力減らす手抜き飯もお手の物。

部品: 洗濯

衣類やリンネル類などを洗う技術。
衣服やリンネル類の素材によって適した洗い方は様々。
自分の手間とやる気が許す限り最適な洗い方を目指す。

部品: 掃除

掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞく技術。
これがないとあっという間に住んでる場所はゴミ溜めになる。

部品: 整理整頓

いるもの、いらないものの分別や物を適切に整理する。
これがないと部屋は雑多な物置のようになってしまう。
掃除だけ出来ても棚に用途ばらばらで置いたりしていたりあれどこいったんだっけ、を防止できる。

部品: 金銭感覚

食料品、生活用品の購入などの暮らしていくための金銭の割り振りと交際費や嗜好品など趣味に割り振ったり貯蓄したりのお金の自己管理能力。

部品: 流用実績(生活能力)

以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略)
藩国:使用者:使用アイドレス


蒼梧藩国:月松堂:摂政月松堂のアイドレス
蒼梧藩国:新荼 稠:新荼稠(ニイドシゲル)
蒼梧藩国:戸田:戸田【T20】
蒼梧藩国:大平蔵人:大平蔵人
蒼梧藩国:うろこ:うろこ
蒼梧藩国:Phantom:Phantom
蒼梧藩国:がるた:がるた
蒼梧藩国:哀川・A・セコイア:哀川・A・セコイア
世界忍者国:久堂尋軌:久堂尋軌
満天星国:都築つらね:都築つらね
FVB:オカミチ:オカミチ
満天星国:ホリー:ホーリー

部品: ニムの騎士領(T22)

ニムは玄霧藩国から騎士領を賜っている。
そこでは花火組合の拠点があり、ニムは組織の運営に携わっていたが、
T22では一旦組織の解散を行うこととした。
収集・管理していた情報の厳重な管理や、元組合員たちの生活のフォローを国と協力して行っている。



提出書式


 大部品: ニム(T22) RD:115 評価値:11
 -大部品: ニムのパーソナリティ(T22) RD:7 評価値:5
 --部品: ニムの外見
 --部品: ニムの性格・趣向
 --大部品: ニムの友好関係(T22) RD:2 評価値:2
 ---部品: 国内の友好関係
 ---部品: 国外の友好関係
 --部品: ニムの信仰と魔法(T22)
 --部品: ニムの職変遷
 --部品: ニムの基本行動作戦
 -大部品: 玄霧の民(T22) RD:14 評価値:6
 --部品: おおよそ普通に森国人
 --部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ
 --部品: 長命化と森国木への変質を経て
 --部品: 魔法の素質と盟約の魔法
 --部品: 瞑想通信という技術とその使用制限
 --部品: 魔法で何でもは出来ない
 --部品:  魔法の適性が低いものも魔法のある国で暮らす
 --部品: 力は強くないが身軽
 --部品: こだわり派であるということは納得がいるということ
 --部品: 理解を喜びとするために
 --部品: 居住環境と生活圏
 --部品: 経済との触れ方と流通好き
 --部品: 食には興味があります
 --部品: 自分語りが好き
 -大部品: 情報収集能力 RD:13 評価値:6
 --部品: 情報を集めるということ
 --大部品: メディアから RD:3 評価値:3
 ---部品: 目的のものを探し出す
 ---部品: 要点をかいつまむ
 ---部品: 記録を写す
 --大部品: 現場や状況から RD:3 評価値:3
 ---部品: 注意深い調査
 ---部品: 危険性の考慮
 ---部品: そこに至るまでの経緯の考慮
 --大部品: 人や知的生物から RD:4 評価値:3
 ---部品: 会話から得る情報
 ---部品: 表情や動作の観察
 ---部品: 外見への注目
 ---部品: 相手の力量を量る
 --部品: 自身の活動跡について
 --部品: ダミーへの注意
 -大部品: かくれんぼ上手 RD:7 評価値:5
 --部品: かくれんぼ上手とは
 --部品: そもそもかくれんぼってなに?
 --部品: 物陰にひそむ
 --部品: 音と気配のコントロール
 --部品: 誘導
 --部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
 --部品:  運
 -大部品: 暗号に関する技術 RD:18 評価値:7
 --大部品: 暗号とは何か RD:3 評価値:3
 ---部品: 暗号の目的
 ---部品: 様々な形式
 ---部品: 暗号に関する技術を習得する環境の制限
 --大部品: 暗号の考案 RD:5 評価値:4
 ---大部品: 暗号考案に関する技術 RD:3 評価値:3
 ----部品: 暗号の研究
 ----部品: 発想力
 ----部品: 情報を記す媒体や記録方法に関する多方面な知識
 ---部品: 複数人での研究・考案
 ---部品: 完成した暗号形式・アルゴリズムに対する認可と伝達
 --大部品: 暗号解読 RD:5 評価値:4
 ---大部品: 暗号解読の為の情報を集める RD:2 評価値:2
 ----部品: 暗号の入手
 ----部品: 暗号に関連する状況の情報分析
 ---大部品: 暗号を解読する技術 RD:3 評価値:3
 ----部品: 変換前の情報の予測と暗号の照らし合わせ
 ----部品: 解読時のひらめき
 ----部品: 暗号解読のために必要な知識
 --大部品: 情報の暗号化 RD:5 評価値:4
 ---部品: 状況に合わせた暗号の使用
 ---大部品: 暗号化アルゴリズム及び暗号鍵の高い機密性 RD:4 評価値:3
 ----部品: 暗号化を行える人物の制限
 ----部品: 暗号化アルゴリズム及び暗号鍵が記された媒体の機密性の保持
 ----大部品: 解読への対策 RD:2 評価値:2
 -----部品: 複数の暗号の形式・アルゴリズム・暗号鍵の使用
 -----部品: 定期的及び突発的な暗号の更新
 -大部品: 存在感の調整 RD:7 評価値:5
 --部品: 存在感による影響
 --大部品: 目立たないようにする RD:3 評価値:3
 ---部品: 周囲に合った外見
 ---部品: 違和感の無い動作
 ---部品: 他に視線を向けさせる
 --大部品: 目立たせる RD:3 評価値:3
 ---部品: 目立つようにする意図
 ---部品: 注目を集める
 ---部品: 視線を惹きつける
 -大部品: 隠蔽技術 RD:11 評価値:6
 --部品: 隠蔽技術の定義
 --大部品: 隠蔽方法 RD:4 評価値:3
 ---部品: 状況に合わせて選択する
 ---部品: 同じものの中に紛れ込ませる
 ---部品: 何かの中に隠す
 ---部品: 姿かたちを変える
 --大部品: 隠蔽作業 RD:3 評価値:3
 ---部品: 素早く隠蔽する
 ---部品: カモフラージュ技術
 ---部品: 別の対象への誘導
 --大部品: 幻影を使った隠蔽 RD:3 評価値:3
 ---部品: 存在しないように見せる
 ---部品: 近寄らせないようにする
 ---部品: 触ればばれる
 -大部品: 木登りの技術 RD:9 評価値:5
 --部品: 木登りとは
 --部品: 安全確認
 --部品: 身体づくり
 --大部品: さまざまな登り方 RD:3 評価値:3
 ---部品: 枝のしっかりした木の場合
 ---部品: 枝の少ない木の場合
 ---部品: 道具を使った登り方色々
 --大部品: 生活のなかで RD:1 評価値:1
 ---部品: 遊びの一環として
 --大部品: 軍事面 RD:2 評価値:2
 ---部品: 偵察
 ---部品: 侵入手段
 -大部品: 健康への気遣い RD:4 評価値:3
 --大部品: 健全な肉体 RD:2 評価値:2
 ---部品: 適度な運動
 ---部品: 栄養管理
 --大部品: 正常な精神 RD:2 評価値:2
 ---部品: ストレスの発散
 ---部品: 自己理解を深める
 -大部品: 対人関係の心得 RD:7 評価値:5
 --部品: 対人関係とは
 --部品: 相手を大切にする気持ち
 --部品: 相手の立場に立った言動
 --部品: わかりやすい言葉で
 --部品: おだやかに
 --部品: 報連相
 --大部品: 対人関係の心得の流用実績 RD:1 評価値:1
 ---部品: 流用実績(対人関係の心得) 
 -大部品: 読書同好会 RD:11 評価値:6
 --大部品: 同好会について RD:11 評価値:6
 ---部品: 読書同好会について
 ---部品: 活動拠点
 ---部品: シンボルマーク
 ---部品: ワインレッドの栞
 ---大部品: 在籍資格 RD:3 評価値:3
 ----部品: 本が好きであること
 ----部品: 本を、人を批判しないこと
 ----部品: 本に優劣をつけない
 ---大部品: 同好会主催のイベント RD:4 評価値:3
 ----部品: 読み聞かせボランティア
 ----部品: ブックマーケット
 ----部品: 再現料理の会
 ----部品: 聖地巡礼
 -大部品: 生活能力 RD:6 評価値:4
 --部品: 炊事
 --部品: 洗濯
 --部品: 掃除
 --部品: 整理整頓
 --部品: 金銭感覚
 --部品: 流用実績(生活能力)
 -大部品: 騎士叙勲 RD:1 評価値:1
 --部品: ニムの騎士領(T22)
 
 
 部品: ニムの外見
 森国人らしい長身痩躯であり、黒髪を肩のあたりでざっくばらんに切っている。
 派手な服装を好まず、落ち着いていてなおかつ動きやすめな服装が多い。
 三白眼に近く余り笑わないが、どこか童顔のため怖がられることは余りない。
 
 部品: ニムの性格・趣向
 基本的に冷静沈着、面倒くさがりを装っているが小心者。そのため情報を集め可能な限り確実な手段をとることを好む。
 派手なものを好まず、注目を集めることが苦手で、また誰かを傷つけたり傷つけられることを好まない。
 前線に立って戦闘を行ったり国の舵取りを行うよりも、影の働きとして補佐に徹する方が性に合っている。
 組織のトップ等の経験も持つが、仕事自体は地味で目立たないものが多いので、本人は特に苦にしていない。
 好きなものは本と読書。かつては魔法の鍛錬が趣味だったが、魔法から離れたため、今はより読書に傾倒しがちである。
 より広い視野を持つために様々な場所へ出かけたりもする。
 嫌いなものは痛みと病気と子供の泣き声。
 
 部品: 国内の友好関係
 組織のトップに立っていたこともあるため、知り合いは非常に多い。
 愛想がいいわけではないが丁寧で誠実な関わり方を心がけており、立場上敵を作らないように気を使っている。
 弟子を取らなくなったので、個人的な付き合いがあるのは藩国の幾人かの有力者、それとご近所さんくらいとなる。
 また迷宮競技会で初心者向け課題をクリアした際、猫士の仁村がやってきた。新たな家族として一緒に家で暮らしている。
 相性はそこそこ良く、仲の良い友達のような関係。
 
 
 部品: 国外の友好関係
 帝国の蒼梧藩国の羽黒と個人的な付き合いがある。
 お互い忙しい立場の為顔を合わせることはほとんどないが、連絡をたまに取っている。
 仁村の名付け親も彼女である。猫士の名前で困っている旨を手紙で相談したところ、達筆な字で名前が送られてきた。
 近くはないが関わりが切れない一定の距離が楽だと感じ、また1人の人間として彼女に敬意を払っている。
 
 部品: ニムの信仰と魔法(T22)
 ニムは玄霧藩国で祀られている神々の全てに敬意を払っている。そして現時点で誰か一人を特別に強く信仰はしていない。
 また盟約を結んでもいない。
 ニムは神を信じ、その存在を敬うからこそ、その神々に何か起きたとき魔法が使えなくなるのではないか、というニム自身の懸念から、魔法を使うことをやめた。
 自分の身に余る力である魔法を使うことで、自分たち人の身では解決できない何かが起きて魔法が使えなくなったとき、様々な問題に対処できなくなることを恐れたのである。
 魔法技術の研鑽に力を入れていたニムとしては厳しい選択であったが、現在ニムは自身で魔法を使わない。
 これまで使わせてもらっていた幻影と霧の結界術を司る赤の赤と妖精女王には、これまでのお詫びを含めて少し多めに神殿に訪れる。
 
 部品: ニムの職変遷
 ニムはかつて霧の結界術を使う幻影使いであったが、魔法の正常化に伴い魔法を使うことをやめた。
 そのため現在は技術を生かし、諜報活動や事務作業にあたって国の発展・復興に尽力している。
 
 部品: ニムの基本行動作戦
 ニムは自身の持つ技術を活用し、玄霧藩国及び共和国の発展と復興に携わる。
 玄霧の民として誇りを持ち日々の人としての生活を送るとともに、他種族、他生物を外見、思想、考え方で差別しないように心がけ、可能な限り対話を第一とする。
 また物事を常に一歩ひいて見て、情報収集と情報分析を行い、軍事的な物を含む様々な活動の確実性と効率が上がるような提案を行う。
 特に情報戦に強く、収集した情報を生かした政治活動の補助、存在感の調整による他人や自分の印象操作を得意とする。
 暗号技術を応用した罠解除や情報伝達も行う。
 潜入などを行う場合、存在感の調整や隠蔽技術、かくれんぼで培った隠れる技術による隠密行動に徹し、他人のサポートや偵察等を行う。
 その代わり戦闘は苦手なため、情報を素早く集めて判断し、姿を隠してやり過ごしたり、隠密からの不意打ちを主とする。
 
 部品: おおよそ普通に森国人
 玄霧の民とは、玄霧藩国に属する森国人の事を指す種族名である。
 種族名と言っても、種として森国人から大きく分化した存在ではなく、単に文化的・特性的な個性を持つだけに留まる。
 特に外見的特徴においては一般的な森国人そのものであり、他の森国国家の民と並んで立っている中で玄霧の民だけを見分けるというのは困難であろう。
 つまり、総じて長身痩躯であり、耳が長く(付け根から先端までを数えて5cmくらいある)、衣類として革製品を日常的に使う。
 長髪の傾向もあるが、制限がかけられているわけではないので、短髪のものも奇抜な髪型に整えるものもいるし、それが問題視される事はない。
 衣類や体型についても同様の事が言え、全体の傾向があったとしても例外がないわけではないし、例外が許されないわけでもない。
 なお、瞳および髪色は紫から茶色から金色から灰色まで多種多様であり、ここに遺伝的特性はあまり感じられない。
 
 
 
 部品: 共和国民および玄霧藩国民としての権利と義務を持つ
 玄霧藩国に所属し、国籍を得ている場合、それは同時ににゃんにゃん共和国の民である事も意味し、陣営および藩国のルールの適用対象になる。
 これは法的な制限を受けるというだけでなく、人としての権利を守られていること、陣営や国が定めた保護を受ける資格を持っているという事も意味する。
 共に和すから共和制。他者と手を取り合い助け合うのが共和国の大原則であり、玄霧藩国においてのそれは、朋友を助け支え続けてきた歴史と文化を守るという事でもある。
 特に国民の愛国心が飛びぬけて高い国というわけではないが、玄霧藩国がいろんな人を助けてきたことを、国民達は誇りに思っている。
 助ける、という姿勢が若干上から目線気味なのは悪癖かもしれない。
 
 
 部品: 長命化と森国木への変質を経て
 T20~21頃、魔法理論の異常に端を発するとみられる魔力の異常増殖が発生し、
 それに伴って森国人の平均寿命が異常に長くなるという現象が見られた。
 病気やケガによる死傷は普通に負うものの、老衰による死亡が起きなかったのである。また、出生率も大きく低下し、一時期は30年間ほぼ子供が生まれていない状況ですらあった。
 また、『理想的な夢』を現実かのように体験できるほどの幻影技術が蔓延し、これをより効率よく受けるために身体を樹木化させる国民が多数発生した。
 樹木として生きれば人間として生きるよりも生きるのにかかる苦労が少なく、かつ『理想的な夢』を低コストで見る事ができたためである。
 この事態は魔法理論の健全化と信仰対象としての神の明確化、および神への信仰を集めた影響力で国民の魔法耐性が上がる事で解消されたが、
 人間生活を長らく放棄し、社会基盤が失われきった玄霧藩国は、国としての物質文明を一度全て失ったのに近い。
 この大きな失敗から学ぶことが出来なければ、玄霧藩国の民に未来はなかった。
 これによる傾向の変化として、魔法の濫用(むやみやたらな使用)や何でも魔法で解決しようとする性向については大きく抑えられ、限られた能力の中でどう暮らし、どう周囲と協力していくかを学び取る文化が芽生えつつある。
 
 
 部品: 魔法の素質と盟約の魔法
 森国人に共通する特徴として、玄霧藩国の民も生来の魔法適性が高い水準にある。
 神(やオーマの長など)との間に結んだ盟約によって魔法を運用する事ができる。
 この時、実際に魔法を発動させるのは盟約を結んだ信仰対象であり、魔法使いと呼ばれる存在も、魔法を自分で発動させることができるわけではない。
 ただ、魔力を体内に貯めて必要なときに使ったり、魔法の使い所を見極めたり、発動させてもらった魔法を適切に運用する事ができるというのは立派な技能であり、
 玄霧の民はそういった観点において魔法を扱うのに向いた傾向を持つ。
 もちろん、扱えるのは盟約を結んだ存在のありように沿った魔法系統だけであるので、魔法使い個人が魔法で何でもできるという事はもうない。
 例えば、火の神を信仰し、火の神と盟約を結んだ民はもう、治療の魔法も空飛ぶ魔法の馬も使う事はできず、しかし火にまつわる系統の魔法(火の魔法によって灯りをつけたり、火炎の魔法によって外敵に対処したり)を扱う事はできる。
 
 
 部品: 瞑想通信という技術とその使用制限
 森国人全般が持つ技術として『瞑想通信』というものがあり、魔法樹を介して魔法的ネットワークを構築する能力を保有する。
 ただしこの技術については、適切に運用するための技術整備が行われて共有されなければ使用ができない。
 
 部品: 魔法で何でもは出来ない
 盟約が結ばれる前のように誰もが魔法を使えて当たり前だった時代ほどではないが、それでも信仰対象と盟約を結んで魔法を扱えるようになる国民の割合は高い。
 魔法を使える人間が多いのであれば、自然とその魔法は国民生活に根付いたものになっていき、魔法を使える人間がいる事が前提になった生活環境というのが生まれてくる。
 『空を飛ぶことのできる魔法の馬』を扱う事ができる者(ペガサスを信仰して盟約を結んだ民)がいれば、空を飛ぶ馬が飛ぶ環境を整える必要があるし、
 急いで移動したいときに魔法の馬に同乗させてもらう事もあるだろう。
 一人が出来る事が限られているということは、他者と協力して得意な事で補い合えるということであり、
 一人で何でもやらないという事は、人と関わり続け、社会を形成し続けるということである。
 もちろん、強い魔法を日常生活の中で使おうとしても(信仰対象が濫用を許さない事もあるだろうし)、効果がコストや求める結果に見合わないであろうから、
 魔法を使わなくてもよい状況であれば、可能な限り魔法を使わずに済ませるのが大事ではある。
 
 
 部品:  魔法の適性が低いものも魔法のある国で暮らす
 玄霧藩国民に魔法適性が高い傾向があるといっても、あくまで傾向であって個人差は存在するので、中には魔法の盟約を結べない個人や、盟約を結んでも上手く運用できない個人はいるし、
 そういった個人または集団でも問題なく暮らしていける環境である事が、魔法を扱う国としての玄霧藩国が求めるべき姿である。
 魔法理論の健全化によって盟約なき魔法が使えなくなった事は、この大きな後押しとなっており、魔法ではなく自らの手足や道具を使って生活を成り立たせて行ける環境が広く整備されたことで、
 結果として魔法を全く使えない者でも暮らしやすい国が近づいたと言える。
 もちろん、魔法を使える素質がある方が有利だという側面は存在するが、人間、足が速い子もいれば頭の良い子もいるし、手先の器用な子もいるのである。
 魔法の素質が全てと呼べるほど、人間は単純ではないだろう。
 
 
 部品: 力は強くないが身軽
 身体能力という意味では、玄霧の民を含む森国人は余り優れた種族ではない。特に体格・筋力の育ちはあまり良い方ではなく、南国系やはてない国系の民と比較するとひよわと見られる事もある。
 とはいえ、長身ではあるし、基礎体力面において大きく劣るわけではなく、
 とりわけ敏捷性においては、秀でた才を持つ者が(全種族の統計分布と比較して)多めに現れる傾向がある。
 木々に囲まれ山も谷もある国土で幼少期から過ごすので、足腰が鍛えられているからかもしれない。
 
 
 部品: こだわり派であるということは納得がいるということ
 何をするにつけ、自分の納得のいくまでやってみる、という職人肌のこだわり派が多め。
 魔法も医療も料理も農業も、それぞれ専門化が長じやすい傾向があり、このタイプが経済に無頓着な方である。
 ただ、こだわるという事は倫理や法律という壁とぶつかりやすいという事でもあるため、
 それらのルールがなぜ必要で、なぜ守られなければならないのかの説明を詳しく求める事が多い。
 損得よりも納得を優先させるのがこだわり派の傾向であるので、理由に納得ができればルールはちゃんと守る。
 納得できない時は納得がいくまでしっかり話せばよいのだし、納得を求める人間たちに囲まれて育った者は、正しく伝わる説明の必要性をよく理解している。
 
 
 部品: 理解を喜びとするために
 森国の伝統として、知識を蓄える事がよろずの助けになると信じている側面があり、
 広く知識を得て物事を理解していくことに喜びを見出している。
 頭の回転が特別に速いかというとそこまでではないのだが、豊富な知識が問題解決の案を導き出す助けになる事は多い。
 機械に触れることが少なく、データベースによる知識の検索・閲覧という文化に接することがないからこその特質と言えるかもしれない。
 もちろん、理解の喜びを優先させすぎればやはり倫理や法の壁にぶつかるので、
 喜びを喜びのままで享受するために、守るべき規範の在り方とその理由を学ぶことになるのである。
 「なぜそのルールが存在するのか」「そのルールを守ることにどういった目的と益があるのか」を知るのもまた、楽しい事ではあるのだ。
 
 
 
 部品: 居住環境と生活圏
 玄霧の民は、木々の生い茂る土地で暮らしている。
 自然の強い環境なので近代化の波はあまり激しく訪れているわけではなく、森を大事にする文化もあって、
 木々を切り開いて広い土地を作る、と言った事はあまり行われないが、環状線の通っている箇所を含めた都市部は
 (藩国再建時に森林の生育をあまり行わなかった場所であるため)開けた土地として成立している。
 住居としては木造のものや、木の洞に居住設備を設置した『木の中の家』が中心であるが、石造や鉄筋コンクリートの建物も全くないわけではない(水道は整備されているし、電気も引くことは可能である)。
 地形的に大きな居住区を設置する事は難しいことから、小さな集落(5~15家族)を基本単位として各地に点在しており、
 それらに隣接するように商業施設が大小さまざまに作られている。
 国土に細かく網の目のように広がった国民の住環境を繋いでいるのは、舗装された(石畳の)道路であったり、空を飛ぶ魔法の馬であったりする。
 道路があるにしても、国土のかなりの部分が森林におおわれている事から移動にかかる制限は大きく、
 生活圏は魔法の馬(マジカルポニー)が利用できれば広く、そうでなければ狭くなる。
 
 
 部品: 経済との触れ方と流通好き
 生活圏が狭い事もあり、自給自足に近い経済サイクルが身近なものとして知られている。
 よって農作業に関わる者が多く、空陸を走る馬車による幹線輸送とそれによる物資の流通がなければ、
 商売というものを知らずに終わるものもいるかもしれない。
 それもあってか、経済観念については個人個人の落差が激しく、無頓着なものと情熱的なものの両極端な傾向にある。
 経済に明るい者は「物と金が巡るのを見るのが好き」というタイプが多い。流通好きなのである。
 
 
 部品: 食には興味があります
 総じて、美味しい食事を愛する。
 藩王玄霧が料理を好む事もあってか、美味しいご飯を作り出すことへの情熱が強い者が多数見受けられ、
 美食に繋がる食材の生育、調理技術の研鑽、レシピの公開などがそれぞれ盛んにおこなわれている。
 近年においては特にうどんを愛する者が増加傾向にあるという。
 もちろん、倫理や法律に反する料理は認められない。
 
 部品: 自分語りが好き
 特に脈絡なく、自分や自分に起きた出来事についての話を他人に語りたがる傾向がある。
 人口密集地が少なく、他人とのコミュニケーション機会がさほど多くないことから、うまい話題をあまり選べないのだと考えられるが、
 大抵の場合、全く関係のない話の最中にいきなり自分語りを聞かされても反応に困るものであり、話がこじれやすく喧嘩の原因になりがち。
 とはいえ、繰り返し何度もやっていれば、自分についての説明が上手くなっていくものである。
 自分についてだけでなく、自分の好きなもの、好きなことについての説明が上手くなっていくようになると、友達は増えやすい。
 嫌いなものについて語る事が上手くなると、友達は減っていく。
 
 
 
 部品: 情報を集めるということ
 何か行動を起こす前に必要なものとは情報である。
 情報を元に予測を行い、それに基づきリスク管理と行動決定を行うことで、行動の成功率は段違いに上がる。
 このとき情報は正確なものでなければならず、また物事のあらゆる側面から集めるのが好ましい。
 そのため情報と一口に言えど種類は様々である。
 情報収集力に長けた人物とは、求める情報に応じて情報源を絞り、効率よく正確な情報を集めることが出来る人のことを指す。
 
 
 部品: 目的のものを探し出す
 メディアから情報を得る場合、まず求める情報に関連するそれらを探し、集める必要がある。
 紙媒体なら図書館や本屋でかき集めて調べるのが最も良いかもしれないし、誰か個人の所有する本や書類、もしかしたら手紙が必要かもしれない。政府保管の書類にしか記されていないかもしれない。
 データならネットワークにあるものかもしれないし、厳重なセキュリティの元記録媒体に保存されているかもしれない。
 そういった求める情報が有りそうな場所への知識、それを手に入れるためのコネや手段があればあるほど、情報を手に入れやすい。
 
 
 部品: 要点をかいつまむ
 媒体に記録されていること全てが必要な情報とは限らない。迅速に情報を収集する為、要点を把握し、重要な箇所だけを詳細に確認する必要がある。
 
 部品: 記録を写す
 手に入れた文書等が持ち出せない場合、情報を正確に写す用意をしておく必要がある。メモや写真等方法は様々。
 特に予め急いで写す必要があることがわかっている場合、情報収集時はそれなりの準備をもちろんしていく。
 
 部品: 注意深い調査
 現場を調べる場合、そこに存在する全ての物が情報となる。
 一見してわかる情報の他、
 非常に小さな手がかりが残されていたり、通常では見えない場所に情報が潜んでいることもある。
 魔法や技術で隠蔽されているかもしれない。
 また何気ない物や状態でも、論理的に考えれば矛盾を孕んでいる可能性がある。
 五感全てを活用し、思考を働かせながら情報を獲得する事に励む。
 
 部品: 危険性の考慮
 何かの調査を行う場合、周囲や己の安全に気を配らなければ、思わぬ被害をこうむることがある。
 毒性の植物だったり、人為的に仕掛けられた罠であったり、ぽっかり空いた穴だったり。
 そういった危険に気を配り、手袋などの道具を効果的に使いながら調査を行う必要がある。
 
 
 部品: そこに至るまでの経緯の考慮
 出来事とは、目に見えているものだけがすべてではない。
 そこに至るまでの経緯を手に入れた情報と知識を元に推測することによって、
 更なる情報を得ることができたり、目の前の情報に惑わされず正しい情報を獲得することが出来る。
 
 
 部品: 会話から得る情報
 相手が知っている情報や知識を得るには、会話をして話してもらうのが最も簡単である。
 相手の話しやすい雰囲気を作り、的確な質問で情報を引き出すテクニックは非常に有用だ。
 また多くの人物から話を聞くことでより正確な情報を入手することが出来る。
 
 部品: 表情や動作の観察
 言葉よりも時に雄弁に表情や人の動作が情報を語ることもある。
 会話をしながら相手の反応を伺い真実を探ったり、体の動かし方で相手の調子を確認したり、時には攻撃手段等を想定することが出来る。
 
 
 部品: 外見への注目
 相手の外見によって、相手自身のことや、相手が置かれている状況や今の状態を推測することが出来る。
 服装、清潔感、怪我の跡や靴の泥等、注意深く見れば見る程、相手のパーソナリティがわかるのだ。
 
 
 部品: 相手の力量を量る
 咄嗟の行動や運動時の身のこなし、戦闘の動き等から、相手の戦闘時の力量を量ることは大切な技術だ。
 それには武器や道具、魔法などの肉体以外の要素もすべてまとめて情報として活用する。
 相手が自分より強いのか弱いのかを正確に把握することで、無駄な怪我を避けることが出来る。
 そして相手の動きをよく知ることで対処を行うことが出来る。
 相手の力量を量るにはそれなりの戦闘の知識が必要なこともある。
 
 部品: 自身の活動跡について
 自身が情報を集めていたことを誰かに知られたくない場合、自身が活動した痕跡を残さないことが重要だ。
 その為には内密に行動したり、怪しまれないように自分の行動に注意を払ったり、
 調べた場所の完璧な復元を行ったりする必要がある。
 また逆に、自分が調査済みであることを他の誰かに知らせたい場合、あえて痕跡を残すこともある。
 それを行うことで共に調査する味方の時間節約をしたり、敵対する相手の警戒心を焦り注意を惹きつけることが出来る。
 
 
 部品: ダミーへの注意
 入手した情報がすべて正しいとは限らない。誰かに作為的に用意された偽物(ダミー)の可能性もある。
 そのため常に手に入れた情報に疑いを持ち、それにまつわるより多くの情報を入手して、
 その情報が信頼できるかどうか判断するように心がける。
 
 部品: かくれんぼ上手とは
 かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。
 かくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。
 判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。
 何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。
 大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。
 
 部品: そもそもかくれんぼってなに?
 「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。
 鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。
 一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。
 子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。
 
 
 部品: 物陰にひそむ
 隠れる側の基本は隠密である。
 鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。
 建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。
 そして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。
 もし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。
 
 部品: 音と気配のコントロール
 人がいる音というのは存外目立つものである。
 この音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。
 「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。
 足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。
 膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。
 また、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。
 
 部品: 誘導
 より能動的な隠密として、誘導がある。
 自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。
 失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。
 
 部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
 万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。
 相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。
 自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。
 
 部品:  運
 運も実力のうちである。
 たまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。
 実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。
 
 部品: 暗号の目的
 暗号とは、文章や数字、言葉等様々な形態で伝達される情報を、情報の発信者及び受信者の間で共有されたアルゴリズムに基づき変換したもの、
 またはその変換アルゴリズムそのものを指す。
 第三者が情報を獲得、閲覧しても内容がわからないようにするために使われる。
 
 部品: 様々な形式
 暗号化する情報の形態や内容により、暗号には様々な形式が用いられる。
 あらかじめ決められたアルゴリズムに従い、文字や音など、情報を構成するものを別のものに置換する形式、
 特定の単語やフレーズ、色等にあらかじめ決められた別の言葉や読み方をあてがい関連付ける形式、
 情報が記されている媒体そのものを、折ったり何かに巻いたりするといった特定の方法や手順で手を加えることで情報が現れる形式、などは高低どちらの物理域でも見られる形式である。
 低物理域では魔法や魔力の性質を利用した暗号アルゴリズムに従った情報の暗号化を魔法によって行われる形式、
 高物理域では情報であるデータをコンピューターのシステムにより自動でアルゴリズムを使用し暗号化し、別の鍵システムによって元のデータに戻す形式等が
 それぞれ多く利用されがちであり、それらの解読の研究も盛んである事が多い。
 
 部品: 暗号に関する技術を習得する環境の制限
 子供たちの遊びや簡単なものを除く本格的な暗号は、一般的な国民が使うことはまずない。
 また暗号の作成、情報の暗号化、暗号の研究等はアルゴリズムの流出を防ぐために、
 組織内にあれば諜報組織、無い場合は情報を司る役割の人々でのみ行われている。
 そのためこの技術を修得するには上記の組織に入って教えを乞う必要がある。
 どの組織も暗号のアルゴリズムの研究には力を入れているため、その仕組みは日進月歩であり、
 そのためこの技術を習得した人々でなければ、同様の技術を修得した人物が考案した暗号を解読することは難しい。
 
 
 
 部品: 暗号の研究
 これまでの歴史上使われてきた様々な暗号の形式やアルゴリズムを学び、研究を行うことが、新しい有効な暗号を発案するための最も純粋な近道である。
 新しい技術やオリジナリティは無から生まれるわけではない。多くの過去の事例のうちいくつかを組み合わせたり、発展させたものなのだ。
 そのために可能な限り多く、過去に使用された暗号やその仕組みを知ることは大変重要である。
 よって暗号に携わるものは、自分の国の物理域で使用可能な暗号の研究を余念なく行う。
 
 
 部品: 発想力
 暗号の考案には、柔軟な発想力が求められる。
 複雑にし過ぎれば情報の暗号化、また暗号の復元に時間や手間がかかり過ぎる。簡単すぎれば第三者に解読されてしまう。
 暗号の形式やアルゴリズムを考える人は、ひょんな発想で一般的な人々には思いつかない手法に辿りつき、
 解かれにくく使用しやすい暗号を考案するのである。
 
 部品: 情報を記す媒体や記録方法に関する多方面な知識
 暗号とはもともと存在する、伝えたい情報を別の何かに変換したものである。
 その形式やアルゴリズムを考える時には、変換する情報の「媒体」に対する様々な側面からの知識が必要である。
 それは文字を記す紙やインクに関する知識だったり、低物理域では魔法の術式や魔力の流れに関する知識だったり、
 高物理域では情報を構成するデータやパソコン、通信方法そのものの技術に対する知識だったりする。
 
 
 部品: 複数人での研究・考案
 暗号の形式・アルゴリズムは、必ず複数人で考案し、作成しなければならないとされる。
 これは専門的な知識を持つ者が複数人で関わることによりクオリティを高め、チェックを行うためであり、
 またお互いを見張りあうことでアルゴリズムの考案者が外部の者に買収などをされ、新しい暗号のアルゴリズムが外部に漏れることを防ぐためである。
 
 
 部品: 完成した暗号形式・アルゴリズムに対する認可と伝達
 完成した暗号形式・アルゴリズムは、完成後即座には使用されず、必ず考案した組織の上に位置する組織、または人物の認可を受ける。
 認可を出す組織や人物は、組織から許可を受けた人物たちによる正しい研究のうえ考案されたものであることが確認できた場合、認可を出すことができる。
 認可後、組織内で情報の暗号化の作業を行う人々に新たな暗号に関する情報が報知され、使用が開始される。
 
 
 部品: 暗号の入手
 暗号解読の為には、まず暗号そのものを入手する必要がある。低物理域では秘密文書の入手や魔法的通信の傍受、高物理域では暗号データの入手や無線通信の傍受によって暗号を入手することが多い。
 また一見何の変哲も無い本や手紙、光の瞬き等が暗号として使用されていることも多い。
 暗号解読の技術のうち大切なもののひとつは、なんでもないようなものに隠された意味を見出し、「これは暗号である」と看破する技術なのだ。
 
 
 部品: 暗号に関連する状況の情報分析
 暗号は情報をつたえるものであるため、その暗号が使われたのがどういった状況であるか、が暗号を解読するための重要な手がかりとなる。
 相手が撤退するたびに特定の言葉を使っていたとすれば、その言葉は「撤退」を表す、と仮定することができる、といった具合だ。
 暗号とそれが使われる状況、状態を細かく分析分類すればするほど、解読に近づくのである。
 
 
 部品: 変換前の情報の予測と暗号の照らし合わせ
 入手した暗号と暗号が使われた状況より、暗号で変換される前の情報の予測を立て、その予測をもとに仮定を進め他の暗号を解いていく。
 これが暗号解読の基本である。
 よって入手した暗号の数や種類が多ければ多いほど、そして状況の情報が詳細であればあるほど、暗号解読は容易になる。
 そして専門的な暗号解読の技術を持つ者は、より少ない暗号や情報からいくつもの仮定を導き、解読することが可能だ。
 
 
 部品: 解読時のひらめき
 暗号と暗号化される前の情報は、往々にして大きく異なっている。
 暗号解読とはそれらを結びつける途方もない作業であり、時には突拍子もない関連付けや、解読方法を試すことにより暗号が解けることもある。
 解読時のひらめきと、それをやってみる精神はとても大切なのだ。
 
 
 部品: 暗号解読のために必要な知識
 暗号を解読するためには、その暗号が記されている媒体やその形式、また予測される情報に関するある程度の知識が必要だ。
 例えばコンピューターのシステムによって暗号化された情報を読むには、コンピューターやシステムの仕組みに関する知識が必要であり、
 魔法によって変換された暗号であるなら魔法そのものに関する知識が必須である。
 また暗号解読にはある程度予測が必要なため、暗号化される前の情報に関する知識が全く無い場合、暗号を解読することはできない。
 そのため暗号術、及び解読技術を学ぶ者は、暗号そのものの研究はもちろん、知りうる様々な分野の知識を幅広く学び、吸収する。
 とくに政治的な知識や世界情勢、国内情勢の把握に力を入れている。
 
 部品: 状況に合わせた暗号の使用
 秘匿したい情報を伝達する際、発信者は暗号を扱う立場の人々に情報を預け、暗号化して送り届けてもらう必要がある。
 その時、暗号は状況に適したものを使用しなければ効果がない。
 例えば夜に味方に合図を送る暗号ならば矢文ではなく光によるものが適しているだろう。
 暗号の形式、アルゴリズムは様々あり、それらから最も届けたい人物に届きやすく、第三者には暗号とわからないようなものを選択する。
 
 
 部品: 暗号化を行える人物の制限
 暗号化は、諜報組織または情報を司る役割の人々のみが行うことが出来る。
 その中でも機密を厳守することが出来、素行に問題がなく、人格的に信頼がおける人物であることが
 それらの組織・チームの中で最も上の地位の人物に認められて、初めて暗号化の作業に携わることが出来る。
 
 
 部品: 暗号化アルゴリズム及び暗号鍵が記された媒体の機密性の保持
 考案されたアルゴリズム、及びそれに関連する暗号鍵は共有の為記録媒体に記されることがある。コードブック、暗号表等と様々な名前で呼ばれるが、
 それらは暗号化の作業が許可されている人物以外が目にすることが無いように厳重に管理される。
 
 
 部品: 複数の暗号の形式・アルゴリズム・暗号鍵の使用
 暗号化を行うにあたり、使う暗号の形式、アルゴリズム、暗号鍵が1つだけでは解読される危険性が高くなる。
 よって常に複数の暗号の種類が採用されている状態で、暗号化の際はそのどれかを不規則に使用し、変換する。
 
 
 部品: 定期的及び突発的な暗号の更新
 同じ暗号は使えば使う程相手に情報を与える為、解読されやすくなる。
 よって定期的に新しく考案した形式・アルゴリズムの暗号に更新することで、解読の危険性を下げることが出来る。
 また、第三者に暗号が解読された可能性が出てきた場合、解読された暗号形式・アルゴリズムの正式な使用を停止し、新しいものに切り替える。
 解読された暗号形式・アルゴリズムは情報伝達には使用されなくなり、第三者へのダミー、攪乱のために使用されることが多い。
 
 部品: 存在感による影響
 存在感とは、その人や物が確かにそこに居ると人々に印象付けるものである。
 これが大きければ大きいほど人々はそれを認識するし、記憶に残りやすい。逆に存在感が小さければ多くの人々はそれを気に留めず、また覚えていない。
 人々の認識をある程度操作するために、存在感の調節というのは誰もが無意識にでも行っているものだ。
 意識的に行えばそれは更に人々の認識に影響する。何かに目を向けさせることも、何かを気にさせないことも出来る。
 
 
 部品: 周囲に合った外見
 ぱっと見て、周囲の風景や状況に違和感なく溶け込んでいる外見だと、存在感が薄くなりやすい。
 木を隠すには森の中、という言葉もあるように、森の中で緑色の外見をしていれば見つかりにくいし、森国人の人々の中に森国人がいても誰も気にしない。
 環境や状況に合わせ、周囲に溶け込む外見を取ることで注意を向けられにくくできる。
 
 
 部品: 違和感の無い動作
 あの人何してるんだろう、等と思われるような違和感のある動きは注目を集める。
 その動作自体が悪意のあるものでなくても、その場にそぐわない動作であれば不審に思われ注目されやすい。
 その場の印象や状況を把握し、矛盾のない適した行動をとることを心がける必要がある。
 
 
 部品: 他に視線を向けさせる
 その場にある存在感が大きいものを利用し、こちらへ注意を向けさせないことで存在感を調節する。
 多くの人々が目を奪われる何かがそこにあれば、多少こちらに違和感があっても気にしないことが多い。
 遠くへグラスを投げて音を立ててそちらに注目させるなどのテクニックも内包されるが、練習や訓練をしていないと周囲に気付かれず行うのは難しい。
 
 
 部品: 目立つようにする意図
 自分や特定のものに注意を惹きつけることにより、人々にこちらを印象付けることが出来るほか、他から意識を逸らさせることが出来る。
 見せたくないもの、気づかれたくないものがある時に他人に対処を任せつつ、時間を稼ぐことも可能。
 
 
 部品: 注目を集める
 大きな音を突然出す、突飛な動きをするといったことで周囲の注意を集めることが出来る。
 騒めいている観衆を突然の拍手で鎮めたりするのもこれにあたる。
 注目を集める行動は不審がられることが多いので、もっともらしい理由などでフォローを入れて、必要以上に怪しまれないようにする技術も含まれる。
 
 
 部品: 視線を惹きつける
 人々が興味を惹かれ、思わず見てしまう状況をつくる。手品や花火、舞台や演説など、何に興味を惹かれるかはその場にいる人々によるため、状況に合わせた行動が必要となる。
 一定時間人々の視線を惹きつけることが出来、またその内容によってはこちらに好印象を持たせることが可能。
 
 部品: 隠蔽技術の定義
 隠蔽技術とは、自分以外を隠す為の技術である。状況に合わせてどんな風に隠すか、幻影使いの場合幻影魔法でどんな幻影をいつ出すか、といった内容が含まれる。
 
 
 部品: 状況に合わせて選択する
 隠蔽の方法はその場その場の状況に最も適したものを選択する。周囲の様子だけではなく、かけられる時間、その場にある物品、隠す目的等によりその手法は様々だ。
 
 
 部品: 同じものの中に紛れ込ませる
 外見に目立った特徴がない場合、似たような外見の物の中にまぎれこませ、どれだかわからなくする。
 この場合、隠蔽者やその味方にだけわかるような特徴を覚えておいたり、印をつけておく。
 
 
 部品: 何かの中に隠す
 箱や戸棚、隠し部屋や穴の中など、他人から見えない場所へ隠す。最もオーソドックスな隠蔽方法である。
 この場合まず人が近づかない場所に隠す方法と、思いもよらないような死角を作ってそこへ隠す方法がある。
 
 
 部品: 姿かたちを変える
 隠す対象の見た目を変化させ、一見それとはわからないようにする。変装もこの類になる。
 対象を分解して部品ごとにすることで、ただの何でもないがらくた等にみせかけたり、元々の形を推察できないようにもしたりできる。
 この場合、再び組み立てられるようにきちんと手順を覚えておく必要がある。
 
 部品: 素早く隠蔽する
 隠蔽を行う場合、その隠蔽作業自体が知られればすべて意味がない。
 その為隠蔽作業は、内密に、素早く行われる必要がある。また隠蔽した痕跡も残さないように細心の注意を払う。
 
 
 部品: カモフラージュ技術
 その場にある道具や魔法を使用した隠蔽のためのカモフラージュは、行う人物の技術が試される。
 隠蔽とはただ見えないようにするだけではない。
 いかに自然に「隠していないように」隠すか、相手の注意を向けられないようにするかが大切だ。
 
 
 部品: 別の対象への誘導
 隠蔽した対象が調べられそうになった時、自然に気を逸らしたり、そこへ近づかせないように誘導することで発見される危険性を下げる。
 余りに露骨に行うと怪しまれるため、あくまでも自然に行い、相手を騙す必要がある。
 
 
 部品: 存在しないように見せる
 隠す対象の上に風景の幻影をかぶせ、なにもその場にないように見せたり、別のものの幻影をかぶせる。
 目的のものがなければそこに注意を払わないため、最も有用な幻影での隠し方である。
 別のものの幻影をかぶせる場合、周囲の状況に適したものの幻影を出す必要がある。
 しかし何もないようにみえるということは、そこに別の物をおいたり通行しようとしたりする可能性があるということでもある。
 隠蔽を行う場合は対象の存在する場所に気を使う必要がある。
 また幻影で隠すことの最大の利点は、隠す対象の動きに合わせて幻影を動かすことが出来る点である。
 これにより対象を隠蔽したまま別の場所へ移動させることが出来る。
 
 部品: 近寄らせないようにする
 幻影を使うことで、隠す対象に近寄らせない。
 例えば猛獣や穴を対象の手前に幻影で見せたり、壁の幻影で先に進めないと思わせる。
 これにより相手を「こちらには行けない」「近寄りたくない」という心理にさせることで対象の隠蔽を行う。
 
 
 部品: 触ればばれる
 幻影なので、触れられたりすれば見えているものが幻影であることがばれてしまう。
 また常に隠蔽のための幻影使いがその場にいることが不自然でない状況でない限り、怪しまれる可能性があるため長期間の隠蔽には向かない。
 幻影での隠蔽は通常の方法では隠蔽が難しく、サポートが行き届く組織がかりのものか、短期間のその場しのぎであることが多い。
 
 
 部品: 木登りとは
 木登りとは、読んでそのまま、木を登ることだ。自分の手足で登る以外にも、道具を使って登ることも広義的には木登りである。ただし、魔法で空を飛んで木の上まで行くことは木登りとは言わない。ちゃんと自分の体を使って、木を登ろう。
 危なげなく上の方まで行けることができるようになれば一人前だが、慣れるまでは無理はしないこと。落ちたら危ないからね。
 
 部品: 安全確認
 遊びでも軍事としてでも、どんなときでも怠ってはいけないのが安全確認である。
 まずは登る予定の木をよく見て、その木がしっかりしているか、ちゃんと自分の身体を支えられるか確認すること。無理に細い木に登ると、枝が折れてしまう可能性があって危険なうえ、木の方にも負担がかかる。また、腐っていたり、中が空洞で脆かったりするのも危ない。
 時間がなくても、分かる範囲でいいからすこしでもしっかりした木を選ぼう。
 もちろん登っている最中もしっかり確認しながら登ること。
 
 部品: 身体づくり
 木登りでは主に手足の筋肉を鍛えることができる。努めて手だけ、足だけで登るようにするという方法もある。
 また、登るだけでなく、木の上でバランスを取って留まるということも必要で、結果、必然的に身体全部が鍛えられることになる。
 
 部品: 枝のしっかりした木の場合
 枝のしっかりした、体重を載せても大丈夫そうな木の場合は、登りやすい枝を選んで、手をかけ、足をかけ、ひとつずつ登っていく。
 あまり幹から離れすぎると枝が折れ危ないし、木にも負担になるので、できるだけ避けるように。
 
 部品: 枝の少ない木の場合
 枝の少ない木に登る際は、幹にしっかりとしがみつき、両腕、両足で幹を挟み込むようにするのを心がけると良い。
 一例として、片足の甲を幹に押し付け、もう一方の足は逆に幹の後ろまで回して引きつけて、両方の足で幹を挟み込んで身体を支えるやり方がある。手を上に伸ばし、しっかりと幹を掴んで一気に身体を引き上げて登っていく。このとき、胸を幹に押し付けるようにしておくと、腕や肩の負担が減る。降りるときも同様に。
 
 部品: 道具を使った登り方色々
 手足だけで登る素登り以外にも、いろいろな道具を使った方法がある。
 使う道具も登り方も、木の種類や場合によって様々な手法が用いられる。たとえばロープを枝にかけて結びながら登る方法や、ベルトを木の幹に巻きつけ、そこに縄梯子をかけて……というのを繰り返しながら登っていく方法などがある。
 
 部品: 遊びの一環として
 みんなでいっせーので登り、一番登るのが速い人が勝ちといった競争だけでなく、ただ木の上で遠くを眺めてみたり、かくれんぼのなかで木の上に隠れたりと、木に登ることでいろんなことができる。
 
 部品: 偵察
 場合によって、樹上は物見櫓の代わりとなりえる。そのため木登りが得意ですぐに登ることができる技術があると、それだけで偵察に役に立つ。
 
 
 部品: 侵入手段
 どこか建物などに侵入する際、近くの木などを登って上層階や壁の上から入り込むという手も取ることができるため、戦術の幅も広がる。
 
 部品: 適度な運動
 適度な運動を行うことで、ある程度の体力と体の健康を保つ。
 運動は筋力トレーニングやランニング、水泳に散歩等人によって取り組む種類は様々だ。
 
 部品: 栄養管理
 きちんと栄養のある食事をとり、健康に気を使った食生活を行う。
 タンパク質、脂質、ビタミン、炭水化物、食物繊維等過不足が無い程度に
 様々な材料を使ったバランスの良い食事を心がけることが大切だ。
 時々忙しさで乱れることがあるかもしれないが、神経質になり過ぎるよりざっくり守る、位のスタンスが丁度よい。
 
 部品: ストレスの発散
 趣味や運動を行い、ストレスの発散を行うことにより精神を健全に保つ。
 生きていればストレスは必ずたまる。ストレスをたまらないようにすることも1つの手段だが、
 ストレスを上手く発散することもまた同じか、それ以上に大切だ。
 多くのストレス発散にはお風呂に入る、趣味に没頭する、誰かに愚痴る、身体を動かす等が行われている。
 
 部品: 自己理解を深める
 目の前の事に忙殺され、自分自身の状態を把握できないと、どんどん追いつめられる。
 時々冷静になって、今の自分を客観的に把握し、どんな状態か、余裕はあるか、酷い無理をしていないか、等を確認することで
 現状を整理し、心に余裕を持たせることが出来る。
 自分の能力を客観的に判断し、無理だと判断したら他の誰かに助けを求めたり、妥協案へ行動をシフトすることも時には必要である。
 また「自分はどういう人間であるか」ということを時折分析し、自己理解を深め、そしてそれを認める「自己肯定」を行うことで、
 自分への自信と他人への気遣いを併せ持つ余裕が生まれる。
 
 部品: 対人関係とは
 対人関係とは、個人と個人の結びつきをみた人間関係である。この世界には様々な存在がいる。ここでは自分以外の他者との結びつきをいわゆる対人関係としてゆく。
 
 部品: 相手を大切にする気持ち
 世の中にはいろいろな存在がいる。友好な関係を築くには相手を尊重し、大切に思う気持ちをもつとよい。みんな違ってみんないいのである。
 
 部品: 相手の立場に立った言動
 自分に様々な思いがあるように相手にもいろいろな事情がある。それらを考えながら、相手の立場に立った言動を心がけることで気持ちの良いコミュニケーションがとれる。
 
 部品: わかりやすい言葉で
 例えば専門用語は知らない人からすると意味不明な言葉である。そういうものもわかりやすい言葉でおきかえて伝えることで、相手の理解を深める手助けになる。
 
 部品: おだやかに
 感情は伝染する。こちらから穏やかな姿勢で望むことで、相手の心も穏やかになりやすい。また、言葉選びも重要である。
 
 部品: 報連相
 報告、連絡、相談である。対人関係の基本は報連相にもある。適切な報連相をすることで、さわやかな関係を築くことができるうえ、不備が少なくなる利点もある。
 
 部品: 流用実績(対人関係の心得) 
 部品: 流用実績(対人関係の心得) 
 以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略) 
 国民番号:PC名
 11-00585-01:小鳥遊
 33-00750-01:黒野無明
 33-00926-01:JUNK-C@Drache
 11-00891-01:九条イズミ
 
 15-00295-01:乃亜・クラウ・オコーネル
 
 部品: 読書同好会について
 読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。
 
 部品: 活動拠点
 規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。
 
 部品: シンボルマーク
 読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。
 
 部品: ワインレッドの栞
 同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。
 
 部品: 本が好きであること
 同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。
 
 部品: 本を、人を批判しないこと
 他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。
 
 部品: 本に優劣をつけない
 「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。
 
 部品: 読み聞かせボランティア
 保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。
 
 部品: ブックマーケット
 月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。
 
 部品: 再現料理の会
 物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。
 
 部品: 聖地巡礼
 テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。
 
 部品: 炊事
 食材選びから調理までをこなす。
 手の込んだ複雑なものを作ったりと凝り性も存在するが逆に自分の手間を極力減らす手抜き飯もお手の物。
 
 部品: 洗濯
 衣類やリンネル類などを洗う技術。
 衣服やリンネル類の素材によって適した洗い方は様々。
 自分の手間とやる気が許す限り最適な洗い方を目指す。
 
 部品: 掃除
 掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞく技術。
 これがないとあっという間に住んでる場所はゴミ溜めになる。
 
 部品: 整理整頓
 いるもの、いらないものの分別や物を適切に整理する。
 これがないと部屋は雑多な物置のようになってしまう。
 掃除だけ出来ても棚に用途ばらばらで置いたりしていたりあれどこいったんだっけ、を防止できる。
 
 部品: 金銭感覚
 食料品、生活用品の購入などの暮らしていくための金銭の割り振りと交際費や嗜好品など趣味に割り振ったり貯蓄したりのお金の自己管理能力。
 
 部品: 流用実績(生活能力)
  以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略)
  藩国:使用者:使用アイドレス
 
 
 蒼梧藩国:月松堂:摂政月松堂のアイドレス
 蒼梧藩国:新荼 稠:新荼稠(ニイドシゲル)
 蒼梧藩国:戸田:戸田【T20】
 蒼梧藩国:大平蔵人:大平蔵人
 蒼梧藩国:うろこ:うろこ
 蒼梧藩国:Phantom:Phantom
 蒼梧藩国:がるた:がるた
 蒼梧藩国:哀川・A・セコイア:哀川・A・セコイア
 世界忍者国:久堂尋軌:久堂尋軌
 満天星国:都築つらね:都築つらね
 FVB:オカミチ:オカミチ
 満天星国:ホリー:ホーリー
 
 部品: ニムの騎士領(T22)
 ニムは玄霧藩国から騎士領を賜っている。
 そこでは花火組合の拠点があり、ニムは組織の運営に携わっていたが、
 T22では一旦組織の解散を行うこととした。
 収集・管理していた情報の厳重な管理や、元組合員たちの生活のフォローを国と協力して行っている。
最終更新:2017年12月14日 00:33