玄霧藩国の食糧生産地

ページ作成:玄霧

玄霧藩版デキタヨー

8/14 倉庫くっつけてパワーアップや!




部品構造


  • 大部品: 玄霧藩国の食糧生産地 RD:60 評価値:10
    • 大部品: 食糧生産地 RD:18 評価値:7
      • 大部品: 生産する作物の選定 RD:5 評価値:3
        • 部品: 季節に合った作付け
        • 部品: 環境にあった品種
        • 部品: 救荒作物
        • 部品: 穀物畑
        • 部品: 根菜畑
      • 大部品: 連作障害対策 RD:5 評価値:3
        • 部品: 土壌診断
        • 部品: 有機物の投入
        • 部品: 湛水
        • 部品: 輪作での対応
        • 部品: 藩国の環境に適した対応
      • 大部品: 害獣・害虫対策 RD:6 評価値:4
        • 部品: 害獣・害虫の定義
        • 部品: 害獣除けの工夫
        • 部品: 害虫除けの知識
        • 部品: 獣・虫よけの薬品
        • 部品: 直接駆除をする
        • 部品: 畑の監視体制
      • 部品: 農地管理
      • 部品: 一時保管倉庫
    • 大部品: 玄霧藩国の畑事情 RD:6 評価値:4
      • 部品: 玄霧藩の生産物
      • 部品: サトウカエデの栽培
      • 部品: 養蜂用花畑とハーブ栽培区画
      • 部品: 陽当たりの確保
      • 部品: 栄養豊かな土
      • 部品: 水源の確保
    • 大部品: 養蜂 RD:7 評価値:4
      • 部品: 巣箱の設置
      • 部品: 定置式養蜂
      • 部品: 越冬について
      • 部品: 蜂蜜の採集
      • 部品: ローヤルゼリーの採取
      • 部品: その他の生産物
      • 部品: 外敵への対策
    • 大部品: キノコの採取と人工栽培 RD:9 評価値:5
      • 部品: 原木栽培
      • 部品: 菌床栽培
      • 部品: 堆肥栽培
      • 部品: 人工栽培できるキノコの種類
      • 部品: キノコに適した環境整備
      • 部品: 自然のキノコの採取について
      • 部品: キノコに関する危険性
      • 部品: キノコの薬効について
      • 部品: 毒キノコの毒抜き
    • 大部品: 食糧倉庫 RD:20 評価値:7
      • 部品: 食糧倉庫の意味
      • 大部品: 倉庫の管理体制 RD:10 評価値:5
        • 部品: 人員の管理
        • 部品: 重量・形状による管理
        • 部品: 温度と湿度の管理
        • 部品: 数量の管理
        • 部品: 品種による管理
        • 部品: 映像による管理
        • 部品: ミスと在庫の管理
        • 部品: 時間経過に関する管理
        • 部品: 複数の場所に分ける
        • 部品: 警備体制
      • 大部品: 食糧の管理・備蓄について RD:9 評価値:5
        • 部品: 虫対策
        • 部品: ネズミ対策
        • 部品: 穀物の場合
        • 部品: 根菜の場合
        • 部品: 青果物の場合
        • 部品: 肉類の場合
        • 部品: 海産物の場合
        • 部品: 乾物・燻製・漬物の場合
        • 部品: 液体の場合



部品定義


部品: 季節に合った作付け

当然のことながら、作物には「育つのに適した天候・気温・湿度」がある。
それから逆算し、適した時期に作付けを行うことで、安定した成長を見込める。
自然を操作することはできないが、合わせることは出来るのだ。

部品: 環境にあった品種

藩国によって、寒暖の差、乾季と雨季、四季の流れといった環境は違う。
そのため、品種は生産国の環境に沿った物が選定される。

部品: 救荒作物

主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。
一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。
共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。
これらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。

部品: 穀物畑

主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。
主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。
その用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。

部品: 根菜畑

救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。
主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。

部品: 土壌診断

土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。
低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。


部品: 有機物の投入

動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。
わざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。

部品: 湛水

畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。
殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。
が、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。

部品: 輪作での対応

いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。
連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると
「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。

部品: 藩国の環境に適した対応

これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。
全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。

部品: 害獣・害虫の定義

自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。
家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。
同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。

部品: 害獣除けの工夫

藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。
その他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。

部品: 害虫除けの知識

害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。
その被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。

部品: 獣・虫よけの薬品

人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。
薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。
どちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。

部品: 直接駆除をする

害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。
必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。
なお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。

部品: 畑の監視体制

生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。
そのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。

部品: 農地管理

各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。
また、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。

部品: 一時保管倉庫

収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。
ここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。

部品: 玄霧藩の生産物

麦類や米、ジャガイモやサツマイモといった主食になる穀物や根菜の他は、果樹園にてリンゴやブドウにマタタビ。休耕地にてナッツ類やレンゲ(食用の他、蜂蜜用)等が生産されている。
保存食になるものや、土壌改善に役立つもの、養蜂に使えるもの等が多い。

部品: サトウカエデの栽培

国内での甘味を得るため、サトウカエデ種の楓を植え、樹液を煮詰めてメープルシロップおよびメープルシュガーを作っている。

部品: 養蜂用花畑とハーブ栽培区画

食用ではないが、生産地の一部として輪作の休耕期間だけではなく養蜂用のレンゲ(ゲンゲソウ)の花畑が存在する。
また、薬用酒に用いるハーブ類や、酒に混ぜ込むスパイス類を育てるハーブ区画もあり、これらは明確に区画が分けられている。
特に、ハーブ区画は日光が入るように作られた室内であり、種類ごとに、根が区画の外に出ないようにまで工夫されている。
総じてハーブ類は生命力が高く、自然環境の破壊につながりかねないからの対策とされる。

部品: 陽当たりの確保

作物がよく生育するよう、畑の場所は陽光を遮る木々の無い開けたところを選ぶか、必要最小限に絞って木々を伐採し、陽当たりを確保している。

部品: 栄養豊かな土

木々が豊かな森国であるため、その保水力から土には適度な水分を含む。
また、当然ながら木々から落ちる枯れ葉も多く、それを分解して栄養に変える虫も多くなり、栄養豊かな土を作り上げている。

部品: 水源の確保

大水車の設置された大きな川から、農業を行うのに非常に重要となる水を確保している。
川から水路を引いたり、近くに畑を作ったりと、水の確保には気を使っている。

部品: 巣箱の設置

縦横1:2程度の比率な直方体の箱に、巣礎と呼ばれる厚い板を鉛直面に平行に、8枚から10枚ほど並べたものが巣箱となる。
巣箱の壁面の一つに蜜蝋を使った厚紙上の土台を張り付けて起き、六角形の型を刻んでおくことで、それを足掛かりにミツバチが巣を作り始める。
これに出入り口を付け、上部を取り外しできるようにしたものを、養蜂の規模に合わせて設置することが養蜂の基礎となる。

部品: 定置式養蜂

養蜂には移動式と定置式があるが、食糧生産地等の果樹の受粉なども視野に入れているため、定置式での養蜂を行う。
季節により蜜を取る花や果樹が変わるため、蜂蜜の味が変化していくが、それもまた一つの味である。

部品: 越冬について

ミツバチは元来寒さに弱く、冬の間に数を減らし、悪くすれば全滅してしまう。
それを防ぐ方法として、蜂たちが集まって暖を取れるように巣箱を纏める、麻袋をかぶせて冷えを防ぐ等があるが、特に寒い場所では「越冬庫」と呼ばれる場所に移動させることもある。
この時期に全滅させないため、蜂蜜の採取は冬の前は控え、蓄えた蜜で蜂たちが越冬するのに協力することが重要となる。

部品: 蜂蜜の採集

ミツバチの性質上、巣の高い場所に蜜をため、低い場所に卵や幼虫を置く。
そのため、採取の際には上半分だけを取り、押しつぶす方法もあったが、ミツバチへのダメージが大きいため、現在では遠心分離機での採取が主流である。
TLに合わせ、機械式、手回し式の違いはあるが、卵や幼虫の層には蓋がされているため、速度を上げすぎなければそれらが混ざることはない。

部品: ローヤルゼリーの採取

女王蜂のみが食べる食事として、巣の中にはローヤルゼリーが存在する。
これは栄養価が高く、健康食品として重宝されるが、捕りすぎると女王蜂の食事がなくなり、次代の女王蜂が育たなくなるため、採取量は厳格に定められている。
これを破ったものは、ミツバチたちを全滅させてしまう(自分の職を失う)ので、養蜂を営むもので破るものはいない。

部品: その他の生産物

蜂の巣の主成分である蜜蝋は、ワックス成分が主であるため、そのままワックスとして、加工して蠟燭や石鹸、口紅としての使用。
蜂の種類によってはプロポリスや花粉玉なども採取できるが、これらの採取はそのままミツバチの巣へのダメージに直結するため、捕りすぎは厳禁である。
目先の利益に飛びつくと、ミツバチが全滅することも十分あり得るのだ。

部品: 外敵への対策

ミツバチの外敵といえば、有名なものでスズメバチであるが、それ以外にも寄生虫や、蜜を目的とする獣も該当する。
それらからミツバチを守ることも、重要な仕事となる。巣箱の近くには獣を寄せ付けないようにし、ミツバチを食べる虫が活発になる時期には、警戒を強める。
養蜂はミツバチによって成り立っているため、快適な生活を送れるように注力することが重要なのだ。


部品: 原木栽培

天然の木材を培地としてキノコを育成する方法。
養殖方法の中では最も天然のものに環境が近く、主に広葉樹の間伐材の幹等が使用される。
培地となる木材(ほだ木)に種菌が増殖した駒木をくさび上にして打ち込み、それらが繁殖するに任せる方法のため、環境や天候で生産が安定しないが、味は最も天然のものに近い。
主に、シイタケ、マイタケ、ヒラタケといった種類がこちらの方法で栽培される。

部品: 菌床栽培

自然の形に近い原木栽培に対し、おがくずや米ぬかなどを固めたものに菌糸を繁殖させたものを使う方法。
専用の設備で管理されながら栽培され、基本的には一度使った菌床は砕かれ、乾燥して肥料に使われる。
原木栽培や天然ものと比べ、安定した収穫を見込めるが、温度や湿度の環境を整える必要があるため、コストがかかる。
また、味や触感が天然ものと比べるとやや落ちるが、形状や大きさなどはこちらのほうに分が上がる。
主にブナシメジ、ホンシメジ、エリンギ、ナメコ、エノキダケ等がこの方法で栽培される。

部品: 堆肥栽培

その名の通り、家畜の糞や藁、堆肥等でキノコを栽培する方法。
主にマッシュルームやフクロタケがこの方法で栽培される。
キノコの栽培方法としては、最古の物であるとされる。

部品: 人工栽培できるキノコの種類

主に、キノコは栄養の接種法で以下の3つに分類される。
腐生菌:動物や植物の遺体を分解して栄養を得るもの。シイタケやマイタケ等。
菌根菌:生きた植物の根に菌根を這わせ、お互いが作れない栄養を分け合うもの。マツタケやホンシメジ等。
寄生菌:生きた動植物やほかの菌類に寄生し、養分を吸収し、宿主を殺してしまうもの。冬虫夏草等。

菌根菌は「生きた植物の根」が必要となるため、人工栽培には不向きである。
寄生菌も同じく、生きた動植物が必要だが、昆虫の幼虫等を使用する方法がある。

このため、人工栽培されるキノコは、主に腐生菌。少量が寄生菌、となる。

部品: キノコに適した環境整備

種類にもよるが、キノコの栽培に必要なものは「適度な湿気」と「適度な温度」である。大体の場合、菌床の表面がしっとりと湿る程度、温度は20度から25度である。
自然に近い方法も、施設内で栽培する方法も、これらの環境になるべく近づけることで育成の手助けをする。

部品: 自然のキノコの採取について

菌根菌のキノコは人工栽培が難しく、欲するなら山を丸々管理することが必要となる。
そこまでいかなくとも、ある程度手入れされた山でのキノコ狩りにて天然のキノコを採取することができる。
但し、その場合は経験を積んだ先導者がいなければいけない。素人は決して手を出してはいけないのが、天然のキノコである。

部品: キノコに関する危険性

キノコはそもそも食べれる種類のほうが少なく、毒性の高いものも多い。
しかも、環境によって微妙に形状や色、大きさも変わるため、どれだけ知識と経験があっても間違えるときは間違える。
キノコを見分ける勉強会では、以下の二つの言葉がしつこく繰り返される。
「少しでもあやしいと思ったものは、どれだけ貴重な種類でも取らないこと」
「経験を積んだキノコ採取者と、命知らずのキノコ採取者がいる。だが、経験を積み、なおかつ命知らずのキノコ採取者は、一人もいない」
ひとかけら口に含んだだけで内臓を破壊しつくされて死ぬキノコも存在するため、これらの言葉は何も大げさではないのだ。


部品: キノコの薬効について

本来、キノコというものは薬として扱われてきた。
身近な例で言えばシイタケは広く食用として扱われているが、昔は「胃の働きを助け、病人等の体力が低下した人に良い」薬として扱われていた。
実際に乾燥シイタケにはコレステロール値や血圧を下げる成分が含まれているため、薬としての見方は間違いではなく、現代でもシイタケ茶などにその名残が見られる。
キノコは総じて「カロリーが低く」「食物繊維が豊富で」「ミネラルがバランスよく含まれている」ため、健康食品としてのスペックは高い。
その他、有名なところで冬虫夏草や霊芝などは漢方の原料として扱われる。面白いところでは、ガン治療に効果があるとされるカバノアナタケというキノコもある。
薬効も様々であり、多種多様なキノコを適切に使うことで医療用途にも高い効果を得ることができる。

勿論、薬効もだが、毒性も様々なので、間違った採取、間違った見分けでの素人知識は、大事故につながる。
あやしいキノコ、だめ、ゼッタイ。である。

部品: 毒キノコの毒抜き

余り褒められた手段ではないが、どうしても食べるものが少ない時期、仕方なく食べるために毒キノコの毒抜き方法が存在する。
真似をして事故が起きてはいけないので詳しい説明は省くが、水溶性の毒であれば鍋にお湯を沸かせてその中に投入し、わざと吹きこぼさせる方法や、一年塩漬けにするなどがある。
それでも毒性が完全に抜けるわけではないため、決して真似をしてはいけない。
が、毒キノコの毒性の主成分はアミノ酸等のうま味成分であるため、ものすごくおいしい、という説も、ある。が、真似をしてはいけない。

部品: 食糧倉庫の意味

食糧は、そのまま放置しておけば(当たり前だが)時間がたてばたつほど劣化していくし、虫が食ったり、雨ざらし日ざらしでカビが生えたり焼けたりしてしまう。
そういうことを避けるために、食糧倉庫がある。
また、同系統の物を同じ場所にそろえて保管することで、数量の確認や管理のコストが下がるという利点もある。
そのうえで、数量や種類がはっきりすることで、必要な生産や消費の配分もわかるため、作ったものをそのまま売る、加工するよりも、余剰を出さす、不足を出さないという風に、効率的な生産と消費にもつながるため極めて重要な設備である。

部品: 人員の管理

倉庫に搬入されるものは、須らく重要な物資である。
そのため、「誰が」「何時」「どのような理由で」倉庫に出入りしたか、厳格に管理される。
これにより、(完全ではないが)盗難は勿論、火付けや異物混入を防ぐことができる。

部品: 重量・形状による管理

管理形式を統一することでミスなどを減らす目的で、基本的には全て「kg単位」で管理される。
但し、ほぼ同じ形状であったりする品物に関しては、「〇本」「〇枚」等で管理される。
例として、穀物の袋はkg単位だが、鉄の棒材などは定型の場合は4m棒〇本、といった形で管理される。
これらの管理形式は国によって若干の違いはあるが、基本は統一されている。

部品: 温度と湿度の管理

物資によって適切な温度・湿度は違ってくるため、それらに配慮した空調管理により、常に一定の温度・湿度に保たれている。
空調管理については、低物理の国ならば魔法や氷室等。高物理の国ならば、機械的な環境により対応されている。

部品: 数量の管理

物資の搬入・供給等で、備蓄されている物資は常に変動する。
有事の際に「何が」「どれだけ」あるかが分からないのは危険である。
それらを明確に管理するため、帳簿を毎日つけることが義務付けられている。
これらは、物理域にかかわらず存在できるよう、基本的には紙媒体に残され、責任者のサインと判子で管理される。

部品: 品種による管理

搬入される物資によって必要な管理(温度や湿度等)は違う。
低温が望ましいもの、乾燥しているほうがよいもの、その逆に常温~高温がよいもの、多湿が良いもの。
それらを保存するコストを削減するべく、同種の品はまとめて置くことで、管理コストの低下と効率化を図ることが出来る。

部品: 映像による管理

万が一、盗難や異物混入等が起きた際に、書類上のチェックの他、映像によるチェックが必要となる。
そのため、倉庫内は高物理であれば監視カメラ、低物理であれば記録の魔法などで24時間体制で記録されている。
記録媒体の取り換えタイミングや取り換えるカメラなどについては、担当以外には秘密にされている。

部品: ミスと在庫の管理

品物によっては、管理の漏れや消費・納入のミスなどで予定よりも品物が足りない・余ることがある。
余った場合は、その旨を明記してそれらを「在庫」として扱い、優先的に処理する。
足りなかった際は、「在庫」から消費する、別のところから融通してもらうなどで対応する。
このように、ミスの記録もしっかりと残し、以後のトラブル回避の材料とすることが推奨されている。

部品: 時間経過に関する管理

倉庫の中には次々と品物が入り、また、出ていく。
その際に、基本的には古いものを出し、新しいものを備蓄するのが原則とされる。
これは、時間経過による劣化を防ぐ目的と、物資の消費量の確認から、生産数の調整を行うためにも必要となる。
数年前のものがずっと残っている、というものは、生産をやや抑える等で対応し、生産力を別の元に振り分ける。
または、死蔵しかねないものを活用するものを新しく作る等、これらの管理から生産力の向上の可能性も見えてくるため、重要な管理と言える。

部品: 複数の場所に分ける

倉庫は同種のものを同じ場所に集め、管理することでコストを下げる目的がある。
しかし、全てを一つの場所に集めてしまうと、そこで火災や事故等が起きてしまった場合に全ての物資が消滅することもあり得る。
そういった危険を避けるため、また、流通の問題から、全てを一か所に集めるのではなく、藩国の各所に倉庫を作ることで事故や虫害等へのリスクを分散させ、一番近い倉庫から物資を消費する。
品物が足りない、等もこの方法を取っておくことで、ある程度の対応が出来る。

部品: 警備体制

倉庫の物資を守るために管理やチェックを厳しくしても、物理的・間接的な障害は起こりうる。
それらに対応するために、警備員等により、倉庫は常に警備体制が敷かれている。
これらは、各藩国によって特色ある警備員があてられることが多い。

部品: 虫対策

畑の対策と違い、こちらは倉庫内に沸く虫に対する対策となる。
ポピュラーな物であればゴキブリなどだが、穀物に沸く米くい虫、葉物に着く蝶の幼虫等も気を付けなければならない。
そのため、倉庫に納入する前に品種別で「振るいにかける」「水洗いする」などの対策を経て納入される。
そうして、虫の卵などの侵入を防いだうえで、倉庫内の清潔を保つ、隙間を作らない等の対策をされ、外と中からの被害を軽減する方策がとられている。


部品: ネズミ対策

所謂獣害だが、畑と違って、小さなネズミなどが入り込んで食料を齧ることを想定された対策となっている。
基本的には虫の対策と同じく、清潔を保ち、外から入り込む隙間等をふさぎ、そのうえで倉庫内にネズミとりの罠を仕掛ける等が対策とされる。
倉庫内に猫を放つこともあるが、その猫によって物資が荒らされることもあるため注意が必要である。

部品: 穀物の場合

一般的に、米や麦の場合は、脱穀されて粒の状態でキロ単位で通気性の良い袋に詰められて保管される。
トウモロコシなどは、乾燥したうえで粒で同様に袋詰めか、ものによってはそのまま箱詰めで保管される。
これらの保管の際には、涼しく、乾燥した通気性の良い場所が適しているため、そのように管理される。

部品: 根菜の場合

ジャガイモやサツマイモといったものは、傷がつかないように水洗いされ、そのまま箱詰めされる。
これらはキロ単位での管理が難しい(大きさや形状で個別に重さが違いすぎる)ため、10キロ、20キロなどの大きな単位で管理されることが多い。
ニンジンやダイコンといったものは、葉を根元から数センチ上で切られ、紙にくるまれるなどして箱詰めで保管される。
管理に関しては冷暗所で高温多湿を避けるのは穀物と変わらないが、含有水分量が違うため、あまり長期間の保存には向かないことを留意するべきである。

部品: 青果物の場合

野菜や果物、山菜やキノコを纏めて青果物として扱うが、これらは細かく保存方法が変わることが多い。
みずみずしいままの保管が望ましいものは、表面を水洗いする等だけで袋詰め、もしくは箱詰めされるが、傷がつくのもダメな高級品の場合、そもそも備蓄用倉庫に入らず直接梱包されて売られることも多い。
生のままの保存の場合は、基本的に低温で湿気の少ない状態だが、ものによっては多湿の状況を好むものもあるため、管理に注意せねばならない。
乾燥しての保管が可能な場合は、乾燥させて保管することが多いが、味や風味等が変わるため、用途次第である。

部品: 肉類の場合

家畜や狩りの獲物の肉の保管の場合は、その後の用途によって切り分け方法は変わるが、基本は冷凍となる。
常温や低温の保管では肉が熟成するメリットもあるが、長期間の保存は向かないためである。


部品: 海産物の場合

海産物は、保管が極めて難しい部類に入る。
というのも、通常であればそのまますべて冷凍するのが望ましいが、一度冷凍してしまえば生食の際の風味の違いは問題となる。
それを防ぐため、大きな生簀を作り、生きたまま保存する場合もある。
この場合は、専用の設備がどうしても必要となるため、生簀が無い倉庫もある。その場合は、すべて冷凍して保管される。

部品: 乾物・燻製・漬物の場合

肉類や魚介類や果物などは下処理(捌いて開く等)をした後、キノコなどはそのまま天日や工場で乾燥させることで乾物に。
燻煙用の木材などで温度を管理しながら燻すことで燻製に。
ぬか漬け、塩漬け、砂糖漬け、酢漬け、油漬けすることで漬物に。
それぞれの加工で日持ちする日数が増えるが、乾物以外は一年以上持たせるためには注意点があることに注意。
乾物や漬物は冷暗所、燻製は冷蔵・冷凍されることが基本となる。

部品: 液体の場合

酒や調味料などは樽や瓶で保管される。
水のものは、腐ることを避けるためにタンクに保管される。これは有事の際の給水用で保管されることが多いが、水の少ない国では、他国から買い付けたものを補完することもある。
低物理国家の場合、タンクがない代わりに防腐の魔法などで樽詰めされることもある。
牛乳のような、痛むのが早い品物は倉庫で保管されることは基本的にはない。



提出書式


 大部品: 玄霧藩国の食糧生産地 RD:60 評価値:10
 -大部品: 食糧生産地 RD:18 評価値:7
 --大部品: 生産する作物の選定 RD:5 評価値:3
 ---部品: 季節に合った作付け
 ---部品: 環境にあった品種
 ---部品: 救荒作物
 ---部品: 穀物畑
 ---部品: 根菜畑
 --大部品: 連作障害対策 RD:5 評価値:3
 ---部品: 土壌診断
 ---部品: 有機物の投入
 ---部品: 湛水
 ---部品: 輪作での対応
 ---部品: 藩国の環境に適した対応
 --大部品: 害獣・害虫対策 RD:6 評価値:4
 ---部品: 害獣・害虫の定義
 ---部品: 害獣除けの工夫
 ---部品: 害虫除けの知識
 ---部品: 獣・虫よけの薬品
 ---部品: 直接駆除をする
 ---部品: 畑の監視体制
 --部品: 農地管理
 --部品: 一時保管倉庫
 -大部品: 玄霧藩国の畑事情 RD:6 評価値:4
 --部品: 玄霧藩の生産物
 --部品: サトウカエデの栽培
 --部品: 養蜂用花畑とハーブ栽培区画
 --部品: 陽当たりの確保
 --部品: 栄養豊かな土
 --部品: 水源の確保
 -大部品: 養蜂 RD:7 評価値:4
 --部品: 巣箱の設置
 --部品: 定置式養蜂
 --部品: 越冬について
 --部品: 蜂蜜の採集
 --部品: ローヤルゼリーの採取
 --部品: その他の生産物
 --部品: 外敵への対策
 -大部品: キノコの採取と人工栽培 RD:9 評価値:5
 --部品: 原木栽培
 --部品: 菌床栽培
 --部品: 堆肥栽培
 --部品: 人工栽培できるキノコの種類
 --部品: キノコに適した環境整備
 --部品: 自然のキノコの採取について
 --部品: キノコに関する危険性
 --部品: キノコの薬効について
 --部品: 毒キノコの毒抜き
 -大部品: 食糧倉庫 RD:20 評価値:7
 --部品: 食糧倉庫の意味
 --大部品: 倉庫の管理体制 RD:10 評価値:5
 ---部品: 人員の管理
 ---部品: 重量・形状による管理
 ---部品: 温度と湿度の管理
 ---部品: 数量の管理
 ---部品: 品種による管理
 ---部品: 映像による管理
 ---部品: ミスと在庫の管理
 ---部品: 時間経過に関する管理
 ---部品: 複数の場所に分ける
 ---部品: 警備体制
 --大部品: 食糧の管理・備蓄について RD:9 評価値:5
 ---部品: 虫対策
 ---部品: ネズミ対策
 ---部品: 穀物の場合
 ---部品: 根菜の場合
 ---部品: 青果物の場合
 ---部品: 肉類の場合
 ---部品: 海産物の場合
 ---部品: 乾物・燻製・漬物の場合
 ---部品: 液体の場合
 
 
 部品: 季節に合った作付け
 当然のことながら、作物には「育つのに適した天候・気温・湿度」がある。
 それから逆算し、適した時期に作付けを行うことで、安定した成長を見込める。
 自然を操作することはできないが、合わせることは出来るのだ。
 
 部品: 環境にあった品種
 藩国によって、寒暖の差、乾季と雨季、四季の流れといった環境は違う。
 そのため、品種は生産国の環境に沿った物が選定される。
 
 部品: 救荒作物
 主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。
 一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。
 共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。
 これらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。
 
 部品: 穀物畑
 主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。
 主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。
 その用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。
 
 部品: 根菜畑
 救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。
 主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。
 
 部品: 土壌診断
 土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。
 低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。
 
 
 部品: 有機物の投入
 動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。
 わざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。
 
 部品: 湛水
 畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。
 殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。
 が、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。
 
 部品: 輪作での対応
 いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。
 連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると
 「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。
 
 部品: 藩国の環境に適した対応
 これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。
 全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。
 
 部品: 害獣・害虫の定義
 自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。
 家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。
 同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。
 
 部品: 害獣除けの工夫
 藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。
 その他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。
 
 部品: 害虫除けの知識
 害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。
 その被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。
 
 部品: 獣・虫よけの薬品
 人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。
 薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。
 どちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。
 
 部品: 直接駆除をする
 害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。
 必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。
 なお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。
 
 部品: 畑の監視体制
 生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。
 そのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。
 
 部品: 農地管理
 各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。
 また、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。
 
 部品: 一時保管倉庫
 収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。
 ここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。
 
 部品: 玄霧藩の生産物
 麦類や米、ジャガイモやサツマイモといった主食になる穀物や根菜の他は、果樹園にてリンゴやブドウにマタタビ。休耕地にてナッツ類やレンゲ(食用の他、蜂蜜用)等が生産されている。
 保存食になるものや、土壌改善に役立つもの、養蜂に使えるもの等が多い。
 
 部品: サトウカエデの栽培
 国内での甘味を得るため、サトウカエデ種の楓を植え、樹液を煮詰めてメープルシロップおよびメープルシュガーを作っている。
 
 部品: 養蜂用花畑とハーブ栽培区画
 食用ではないが、生産地の一部として輪作の休耕期間だけではなく養蜂用のレンゲ(ゲンゲソウ)の花畑が存在する。
 また、薬用酒に用いるハーブ類や、酒に混ぜ込むスパイス類を育てるハーブ区画もあり、これらは明確に区画が分けられている。
 特に、ハーブ区画は日光が入るように作られた室内であり、種類ごとに、根が区画の外に出ないようにまで工夫されている。
 総じてハーブ類は生命力が高く、自然環境の破壊につながりかねないからの対策とされる。
 
 部品: 陽当たりの確保
 作物がよく生育するよう、畑の場所は陽光を遮る木々の無い開けたところを選ぶか、必要最小限に絞って木々を伐採し、陽当たりを確保している。
 
 部品: 栄養豊かな土
 木々が豊かな森国であるため、その保水力から土には適度な水分を含む。
 また、当然ながら木々から落ちる枯れ葉も多く、それを分解して栄養に変える虫も多くなり、栄養豊かな土を作り上げている。
 
 部品: 水源の確保
 大水車の設置された大きな川から、農業を行うのに非常に重要となる水を確保している。
 川から水路を引いたり、近くに畑を作ったりと、水の確保には気を使っている。
 
 部品: 巣箱の設置
 縦横1:2程度の比率な直方体の箱に、巣礎と呼ばれる厚い板を鉛直面に平行に、8枚から10枚ほど並べたものが巣箱となる。
 巣箱の壁面の一つに蜜蝋を使った厚紙上の土台を張り付けて起き、六角形の型を刻んでおくことで、それを足掛かりにミツバチが巣を作り始める。
 これに出入り口を付け、上部を取り外しできるようにしたものを、養蜂の規模に合わせて設置することが養蜂の基礎となる。
 
 部品: 定置式養蜂
 養蜂には移動式と定置式があるが、食糧生産地等の果樹の受粉なども視野に入れているため、定置式での養蜂を行う。
 季節により蜜を取る花や果樹が変わるため、蜂蜜の味が変化していくが、それもまた一つの味である。
 
 部品: 越冬について
 ミツバチは元来寒さに弱く、冬の間に数を減らし、悪くすれば全滅してしまう。
 それを防ぐ方法として、蜂たちが集まって暖を取れるように巣箱を纏める、麻袋をかぶせて冷えを防ぐ等があるが、特に寒い場所では「越冬庫」と呼ばれる場所に移動させることもある。
 この時期に全滅させないため、蜂蜜の採取は冬の前は控え、蓄えた蜜で蜂たちが越冬するのに協力することが重要となる。
 
 部品: 蜂蜜の採集
 ミツバチの性質上、巣の高い場所に蜜をため、低い場所に卵や幼虫を置く。
 そのため、採取の際には上半分だけを取り、押しつぶす方法もあったが、ミツバチへのダメージが大きいため、現在では遠心分離機での採取が主流である。
 TLに合わせ、機械式、手回し式の違いはあるが、卵や幼虫の層には蓋がされているため、速度を上げすぎなければそれらが混ざることはない。
 
 部品: ローヤルゼリーの採取
 女王蜂のみが食べる食事として、巣の中にはローヤルゼリーが存在する。
 これは栄養価が高く、健康食品として重宝されるが、捕りすぎると女王蜂の食事がなくなり、次代の女王蜂が育たなくなるため、採取量は厳格に定められている。
 これを破ったものは、ミツバチたちを全滅させてしまう(自分の職を失う)ので、養蜂を営むもので破るものはいない。
 
 部品: その他の生産物
 蜂の巣の主成分である蜜蝋は、ワックス成分が主であるため、そのままワックスとして、加工して蠟燭や石鹸、口紅としての使用。
 蜂の種類によってはプロポリスや花粉玉なども採取できるが、これらの採取はそのままミツバチの巣へのダメージに直結するため、捕りすぎは厳禁である。
 目先の利益に飛びつくと、ミツバチが全滅することも十分あり得るのだ。
 
 部品: 外敵への対策
 ミツバチの外敵といえば、有名なものでスズメバチであるが、それ以外にも寄生虫や、蜜を目的とする獣も該当する。
 それらからミツバチを守ることも、重要な仕事となる。巣箱の近くには獣を寄せ付けないようにし、ミツバチを食べる虫が活発になる時期には、警戒を強める。
 養蜂はミツバチによって成り立っているため、快適な生活を送れるように注力することが重要なのだ。
 
 
 部品: 原木栽培
 天然の木材を培地としてキノコを育成する方法。
 養殖方法の中では最も天然のものに環境が近く、主に広葉樹の間伐材の幹等が使用される。
 培地となる木材(ほだ木)に種菌が増殖した駒木をくさび上にして打ち込み、それらが繁殖するに任せる方法のため、環境や天候で生産が安定しないが、味は最も天然のものに近い。
 主に、シイタケ、マイタケ、ヒラタケといった種類がこちらの方法で栽培される。
 
 部品: 菌床栽培
 自然の形に近い原木栽培に対し、おがくずや米ぬかなどを固めたものに菌糸を繁殖させたものを使う方法。
 専用の設備で管理されながら栽培され、基本的には一度使った菌床は砕かれ、乾燥して肥料に使われる。
 原木栽培や天然ものと比べ、安定した収穫を見込めるが、温度や湿度の環境を整える必要があるため、コストがかかる。
 また、味や触感が天然ものと比べるとやや落ちるが、形状や大きさなどはこちらのほうに分が上がる。
 主にブナシメジ、ホンシメジ、エリンギ、ナメコ、エノキダケ等がこの方法で栽培される。
 
 部品: 堆肥栽培
 その名の通り、家畜の糞や藁、堆肥等でキノコを栽培する方法。
 主にマッシュルームやフクロタケがこの方法で栽培される。
 キノコの栽培方法としては、最古の物であるとされる。
 
 部品: 人工栽培できるキノコの種類
 主に、キノコは栄養の接種法で以下の3つに分類される。
 腐生菌:動物や植物の遺体を分解して栄養を得るもの。シイタケやマイタケ等。
 菌根菌:生きた植物の根に菌根を這わせ、お互いが作れない栄養を分け合うもの。マツタケやホンシメジ等。
 寄生菌:生きた動植物やほかの菌類に寄生し、養分を吸収し、宿主を殺してしまうもの。冬虫夏草等。
 
 菌根菌は「生きた植物の根」が必要となるため、人工栽培には不向きである。
 寄生菌も同じく、生きた動植物が必要だが、昆虫の幼虫等を使用する方法がある。
 
 このため、人工栽培されるキノコは、主に腐生菌。少量が寄生菌、となる。
 
 部品: キノコに適した環境整備
 種類にもよるが、キノコの栽培に必要なものは「適度な湿気」と「適度な温度」である。大体の場合、菌床の表面がしっとりと湿る程度、温度は20度から25度である。
 自然に近い方法も、施設内で栽培する方法も、これらの環境になるべく近づけることで育成の手助けをする。
 
 部品: 自然のキノコの採取について
 菌根菌のキノコは人工栽培が難しく、欲するなら山を丸々管理することが必要となる。
 そこまでいかなくとも、ある程度手入れされた山でのキノコ狩りにて天然のキノコを採取することができる。
 但し、その場合は経験を積んだ先導者がいなければいけない。素人は決して手を出してはいけないのが、天然のキノコである。
 
 部品: キノコに関する危険性
 キノコはそもそも食べれる種類のほうが少なく、毒性の高いものも多い。
 しかも、環境によって微妙に形状や色、大きさも変わるため、どれだけ知識と経験があっても間違えるときは間違える。
 キノコを見分ける勉強会では、以下の二つの言葉がしつこく繰り返される。
 「少しでもあやしいと思ったものは、どれだけ貴重な種類でも取らないこと」
 「経験を積んだキノコ採取者と、命知らずのキノコ採取者がいる。だが、経験を積み、なおかつ命知らずのキノコ採取者は、一人もいない」
 ひとかけら口に含んだだけで内臓を破壊しつくされて死ぬキノコも存在するため、これらの言葉は何も大げさではないのだ。
 
 
 部品: キノコの薬効について
 本来、キノコというものは薬として扱われてきた。
 身近な例で言えばシイタケは広く食用として扱われているが、昔は「胃の働きを助け、病人等の体力が低下した人に良い」薬として扱われていた。
 実際に乾燥シイタケにはコレステロール値や血圧を下げる成分が含まれているため、薬としての見方は間違いではなく、現代でもシイタケ茶などにその名残が見られる。
 キノコは総じて「カロリーが低く」「食物繊維が豊富で」「ミネラルがバランスよく含まれている」ため、健康食品としてのスペックは高い。
 その他、有名なところで冬虫夏草や霊芝などは漢方の原料として扱われる。面白いところでは、ガン治療に効果があるとされるカバノアナタケというキノコもある。
 薬効も様々であり、多種多様なキノコを適切に使うことで医療用途にも高い効果を得ることができる。
 
 勿論、薬効もだが、毒性も様々なので、間違った採取、間違った見分けでの素人知識は、大事故につながる。
 あやしいキノコ、だめ、ゼッタイ。である。
 
 部品: 毒キノコの毒抜き
 余り褒められた手段ではないが、どうしても食べるものが少ない時期、仕方なく食べるために毒キノコの毒抜き方法が存在する。
 真似をして事故が起きてはいけないので詳しい説明は省くが、水溶性の毒であれば鍋にお湯を沸かせてその中に投入し、わざと吹きこぼさせる方法や、一年塩漬けにするなどがある。
 それでも毒性が完全に抜けるわけではないため、決して真似をしてはいけない。
 が、毒キノコの毒性の主成分はアミノ酸等のうま味成分であるため、ものすごくおいしい、という説も、ある。が、真似をしてはいけない。
 
 部品: 食糧倉庫の意味
 食糧は、そのまま放置しておけば(当たり前だが)時間がたてばたつほど劣化していくし、虫が食ったり、雨ざらし日ざらしでカビが生えたり焼けたりしてしまう。
 そういうことを避けるために、食糧倉庫がある。
 また、同系統の物を同じ場所にそろえて保管することで、数量の確認や管理のコストが下がるという利点もある。
 そのうえで、数量や種類がはっきりすることで、必要な生産や消費の配分もわかるため、作ったものをそのまま売る、加工するよりも、余剰を出さす、不足を出さないという風に、効率的な生産と消費にもつながるため極めて重要な設備である。
 
 部品: 人員の管理
 倉庫に搬入されるものは、須らく重要な物資である。
 そのため、「誰が」「何時」「どのような理由で」倉庫に出入りしたか、厳格に管理される。
 これにより、(完全ではないが)盗難は勿論、火付けや異物混入を防ぐことができる。
 
 部品: 重量・形状による管理
 管理形式を統一することでミスなどを減らす目的で、基本的には全て「kg単位」で管理される。
 但し、ほぼ同じ形状であったりする品物に関しては、「〇本」「〇枚」等で管理される。
 例として、穀物の袋はkg単位だが、鉄の棒材などは定型の場合は4m棒〇本、といった形で管理される。
 これらの管理形式は国によって若干の違いはあるが、基本は統一されている。
 
 部品: 温度と湿度の管理
 物資によって適切な温度・湿度は違ってくるため、それらに配慮した空調管理により、常に一定の温度・湿度に保たれている。
 空調管理については、低物理の国ならば魔法や氷室等。高物理の国ならば、機械的な環境により対応されている。
 
 部品: 数量の管理
 物資の搬入・供給等で、備蓄されている物資は常に変動する。
 有事の際に「何が」「どれだけ」あるかが分からないのは危険である。
 それらを明確に管理するため、帳簿を毎日つけることが義務付けられている。
 これらは、物理域にかかわらず存在できるよう、基本的には紙媒体に残され、責任者のサインと判子で管理される。
 
 部品: 品種による管理
 搬入される物資によって必要な管理(温度や湿度等)は違う。
 低温が望ましいもの、乾燥しているほうがよいもの、その逆に常温~高温がよいもの、多湿が良いもの。
 それらを保存するコストを削減するべく、同種の品はまとめて置くことで、管理コストの低下と効率化を図ることが出来る。
 
 部品: 映像による管理
 万が一、盗難や異物混入等が起きた際に、書類上のチェックの他、映像によるチェックが必要となる。
 そのため、倉庫内は高物理であれば監視カメラ、低物理であれば記録の魔法などで24時間体制で記録されている。
 記録媒体の取り換えタイミングや取り換えるカメラなどについては、担当以外には秘密にされている。
 
 部品: ミスと在庫の管理
 品物によっては、管理の漏れや消費・納入のミスなどで予定よりも品物が足りない・余ることがある。
 余った場合は、その旨を明記してそれらを「在庫」として扱い、優先的に処理する。
 足りなかった際は、「在庫」から消費する、別のところから融通してもらうなどで対応する。
 このように、ミスの記録もしっかりと残し、以後のトラブル回避の材料とすることが推奨されている。
 
 部品: 時間経過に関する管理
 倉庫の中には次々と品物が入り、また、出ていく。
 その際に、基本的には古いものを出し、新しいものを備蓄するのが原則とされる。
 これは、時間経過による劣化を防ぐ目的と、物資の消費量の確認から、生産数の調整を行うためにも必要となる。
 数年前のものがずっと残っている、というものは、生産をやや抑える等で対応し、生産力を別の元に振り分ける。
 または、死蔵しかねないものを活用するものを新しく作る等、これらの管理から生産力の向上の可能性も見えてくるため、重要な管理と言える。
 
 部品: 複数の場所に分ける
 倉庫は同種のものを同じ場所に集め、管理することでコストを下げる目的がある。
 しかし、全てを一つの場所に集めてしまうと、そこで火災や事故等が起きてしまった場合に全ての物資が消滅することもあり得る。
 そういった危険を避けるため、また、流通の問題から、全てを一か所に集めるのではなく、藩国の各所に倉庫を作ることで事故や虫害等へのリスクを分散させ、一番近い倉庫から物資を消費する。
 品物が足りない、等もこの方法を取っておくことで、ある程度の対応が出来る。
 
 部品: 警備体制
 倉庫の物資を守るために管理やチェックを厳しくしても、物理的・間接的な障害は起こりうる。
 それらに対応するために、警備員等により、倉庫は常に警備体制が敷かれている。
 これらは、各藩国によって特色ある警備員があてられることが多い。
 
 部品: 虫対策
 畑の対策と違い、こちらは倉庫内に沸く虫に対する対策となる。
 ポピュラーな物であればゴキブリなどだが、穀物に沸く米くい虫、葉物に着く蝶の幼虫等も気を付けなければならない。
 そのため、倉庫に納入する前に品種別で「振るいにかける」「水洗いする」などの対策を経て納入される。
 そうして、虫の卵などの侵入を防いだうえで、倉庫内の清潔を保つ、隙間を作らない等の対策をされ、外と中からの被害を軽減する方策がとられている。
 
 
 部品: ネズミ対策
 所謂獣害だが、畑と違って、小さなネズミなどが入り込んで食料を齧ることを想定された対策となっている。
 基本的には虫の対策と同じく、清潔を保ち、外から入り込む隙間等をふさぎ、そのうえで倉庫内にネズミとりの罠を仕掛ける等が対策とされる。
 倉庫内に猫を放つこともあるが、その猫によって物資が荒らされることもあるため注意が必要である。
 
 部品: 穀物の場合
 一般的に、米や麦の場合は、脱穀されて粒の状態でキロ単位で通気性の良い袋に詰められて保管される。
 トウモロコシなどは、乾燥したうえで粒で同様に袋詰めか、ものによってはそのまま箱詰めで保管される。
 これらの保管の際には、涼しく、乾燥した通気性の良い場所が適しているため、そのように管理される。
 
 部品: 根菜の場合
 ジャガイモやサツマイモといったものは、傷がつかないように水洗いされ、そのまま箱詰めされる。
 これらはキロ単位での管理が難しい(大きさや形状で個別に重さが違いすぎる)ため、10キロ、20キロなどの大きな単位で管理されることが多い。
 ニンジンやダイコンといったものは、葉を根元から数センチ上で切られ、紙にくるまれるなどして箱詰めで保管される。
 管理に関しては冷暗所で高温多湿を避けるのは穀物と変わらないが、含有水分量が違うため、あまり長期間の保存には向かないことを留意するべきである。
 
 部品: 青果物の場合
 野菜や果物、山菜やキノコを纏めて青果物として扱うが、これらは細かく保存方法が変わることが多い。
 みずみずしいままの保管が望ましいものは、表面を水洗いする等だけで袋詰め、もしくは箱詰めされるが、傷がつくのもダメな高級品の場合、そもそも備蓄用倉庫に入らず直接梱包されて売られることも多い。
 生のままの保存の場合は、基本的に低温で湿気の少ない状態だが、ものによっては多湿の状況を好むものもあるため、管理に注意せねばならない。
 乾燥しての保管が可能な場合は、乾燥させて保管することが多いが、味や風味等が変わるため、用途次第である。
 
 部品: 肉類の場合
 家畜や狩りの獲物の肉の保管の場合は、その後の用途によって切り分け方法は変わるが、基本は冷凍となる。
 常温や低温の保管では肉が熟成するメリットもあるが、長期間の保存は向かないためである。
 
 
 部品: 海産物の場合
 海産物は、保管が極めて難しい部類に入る。
 というのも、通常であればそのまますべて冷凍するのが望ましいが、一度冷凍してしまえば生食の際の風味の違いは問題となる。
 それを防ぐため、大きな生簀を作り、生きたまま保存する場合もある。
 この場合は、専用の設備がどうしても必要となるため、生簀が無い倉庫もある。その場合は、すべて冷凍して保管される。
 
 部品: 乾物・燻製・漬物の場合
 肉類や魚介類や果物などは下処理(捌いて開く等)をした後、キノコなどはそのまま天日や工場で乾燥させることで乾物に。
 燻煙用の木材などで温度を管理しながら燻すことで燻製に。
 ぬか漬け、塩漬け、砂糖漬け、酢漬け、油漬けすることで漬物に。
 それぞれの加工で日持ちする日数が増えるが、乾物以外は一年以上持たせるためには注意点があることに注意。
 乾物や漬物は冷暗所、燻製は冷蔵・冷凍されることが基本となる。
 
 部品: 液体の場合
 酒や調味料などは樽や瓶で保管される。
 水のものは、腐ることを避けるためにタンクに保管される。これは有事の際の給水用で保管されることが多いが、水の少ない国では、他国から買い付けたものを補完することもある。
 低物理国家の場合、タンクがない代わりに防腐の魔法などで樽詰めされることもある。
 牛乳のような、痛むのが早い品物は倉庫で保管されることは基本的にはない。
 
 


インポート用定義データ


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                 "description": "畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。\n殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。\nが、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。",
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               {
                 "title": "輪作での対応",
                 "description": "いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。\n連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると\n「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。",
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               {
                 "title": "藩国の環境に適した対応",
                 "description": "これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。\n全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。",
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           {
             "title": "害獣・害虫対策",
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               {
                 "title": "害獣・害虫の定義",
                 "description": "自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。\n家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。\n同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。",
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               {
                 "title": "害獣除けの工夫",
                 "description": "藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。\nその他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。",
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               {
                 "title": "害虫除けの知識",
                 "description": "害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。\nその被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。",
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               {
                 "title": "獣・虫よけの薬品",
                 "description": "人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。\n薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。\nどちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。",
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               {
                 "title": "直接駆除をする",
                 "description": "害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。\n必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。\nなお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。",
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               {
                 "title": "畑の監視体制",
                 "description": "生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。\nそのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。",
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             "title": "農地管理",
             "description": "各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。\nまた、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。",
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             "title": "一時保管倉庫",
             "description": "収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。\nここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。",
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         "title": "玄霧藩国の畑事情",
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             "title": "玄霧藩の生産物",
             "description": "麦類や米、ジャガイモやサツマイモといった主食になる穀物や根菜の他は、果樹園にてリンゴやブドウにマタタビ。休耕地にてナッツ類やレンゲ(食用の他、蜂蜜用)等が生産されている。\n保存食になるものや、土壌改善に役立つもの、養蜂に使えるもの等が多い。",
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             "title": "サトウカエデの栽培",
             "description": "国内での甘味を得るため、サトウカエデ種の楓を植え、樹液を煮詰めてメープルシロップおよびメープルシュガーを作っている。",
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           {
             "title": "養蜂用花畑とハーブ栽培区画",
             "description": "食用ではないが、生産地の一部として輪作の休耕期間だけではなく養蜂用のレンゲ(ゲンゲソウ)の花畑が存在する。\nまた、薬用酒に用いるハーブ類や、酒に混ぜ込むスパイス類を育てるハーブ区画もあり、これらは明確に区画が分けられている。\n特に、ハーブ区画は日光が入るように作られた室内であり、種類ごとに、根が区画の外に出ないようにまで工夫されている。\n総じてハーブ類は生命力が高く、自然環境の破壊につながりかねないからの対策とされる。",
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           {
             "title": "陽当たりの確保",
             "description": "作物がよく生育するよう、畑の場所は陽光を遮る木々の無い開けたところを選ぶか、必要最小限に絞って木々を伐採し、陽当たりを確保している。",
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             "title": "栄養豊かな土",
             "description": "木々が豊かな森国であるため、その保水力から土には適度な水分を含む。\nまた、当然ながら木々から落ちる枯れ葉も多く、それを分解して栄養に変える虫も多くなり、栄養豊かな土を作り上げている。",
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             "description": "大水車の設置された大きな川から、農業を行うのに非常に重要となる水を確保している。\n川から水路を引いたり、近くに畑を作ったりと、水の確保には気を使っている。",
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             "title": "巣箱の設置",
             "description": "縦横1:2程度の比率な直方体の箱に、巣礎と呼ばれる厚い板を鉛直面に平行に、8枚から10枚ほど並べたものが巣箱となる。\n巣箱の壁面の一つに蜜蝋を使った厚紙上の土台を張り付けて起き、六角形の型を刻んでおくことで、それを足掛かりにミツバチが巣を作り始める。\nこれに出入り口を付け、上部を取り外しできるようにしたものを、養蜂の規模に合わせて設置することが養蜂の基礎となる。",
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           {
             "title": "定置式養蜂",
             "description": "養蜂には移動式と定置式があるが、食糧生産地等の果樹の受粉なども視野に入れているため、定置式での養蜂を行う。\n季節により蜜を取る花や果樹が変わるため、蜂蜜の味が変化していくが、それもまた一つの味である。",
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             "description": "ミツバチは元来寒さに弱く、冬の間に数を減らし、悪くすれば全滅してしまう。\nそれを防ぐ方法として、蜂たちが集まって暖を取れるように巣箱を纏める、麻袋をかぶせて冷えを防ぐ等があるが、特に寒い場所では「越冬庫」と呼ばれる場所に移動させることもある。\nこの時期に全滅させないため、蜂蜜の採取は冬の前は控え、蓄えた蜜で蜂たちが越冬するのに協力することが重要となる。",
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             "title": "蜂蜜の採集",
             "description": "ミツバチの性質上、巣の高い場所に蜜をため、低い場所に卵や幼虫を置く。\nそのため、採取の際には上半分だけを取り、押しつぶす方法もあったが、ミツバチへのダメージが大きいため、現在では遠心分離機での採取が主流である。\nTLに合わせ、機械式、手回し式の違いはあるが、卵や幼虫の層には蓋がされているため、速度を上げすぎなければそれらが混ざることはない。",
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             "title": "ローヤルゼリーの採取",
             "description": "女王蜂のみが食べる食事として、巣の中にはローヤルゼリーが存在する。\nこれは栄養価が高く、健康食品として重宝されるが、捕りすぎると女王蜂の食事がなくなり、次代の女王蜂が育たなくなるため、採取量は厳格に定められている。\nこれを破ったものは、ミツバチたちを全滅させてしまう(自分の職を失う)ので、養蜂を営むもので破るものはいない。",
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             "title": "その他の生産物",
             "description": "蜂の巣の主成分である蜜蝋は、ワックス成分が主であるため、そのままワックスとして、加工して蠟燭や石鹸、口紅としての使用。\n蜂の種類によってはプロポリスや花粉玉なども採取できるが、これらの採取はそのままミツバチの巣へのダメージに直結するため、捕りすぎは厳禁である。\n目先の利益に飛びつくと、ミツバチが全滅することも十分あり得るのだ。",
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             "title": "外敵への対策",
             "description": "ミツバチの外敵といえば、有名なものでスズメバチであるが、それ以外にも寄生虫や、蜜を目的とする獣も該当する。\nそれらからミツバチを守ることも、重要な仕事となる。巣箱の近くには獣を寄せ付けないようにし、ミツバチを食べる虫が活発になる時期には、警戒を強める。\n養蜂はミツバチによって成り立っているため、快適な生活を送れるように注力することが重要なのだ。\n",
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       {
         "title": "キノコの採取と人工栽培",
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           {
             "title": "原木栽培",
             "description": "天然の木材を培地としてキノコを育成する方法。\n養殖方法の中では最も天然のものに環境が近く、主に広葉樹の間伐材の幹等が使用される。\n培地となる木材(ほだ木)に種菌が増殖した駒木をくさび上にして打ち込み、それらが繁殖するに任せる方法のため、環境や天候で生産が安定しないが、味は最も天然のものに近い。\n主に、シイタケ、マイタケ、ヒラタケといった種類がこちらの方法で栽培される。",
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           {
             "title": "菌床栽培",
             "description": "自然の形に近い原木栽培に対し、おがくずや米ぬかなどを固めたものに菌糸を繁殖させたものを使う方法。\n専用の設備で管理されながら栽培され、基本的には一度使った菌床は砕かれ、乾燥して肥料に使われる。\n原木栽培や天然ものと比べ、安定した収穫を見込めるが、温度や湿度の環境を整える必要があるため、コストがかかる。\nまた、味や触感が天然ものと比べるとやや落ちるが、形状や大きさなどはこちらのほうに分が上がる。\n主にブナシメジ、ホンシメジ、エリンギ、ナメコ、エノキダケ等がこの方法で栽培される。",
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           {
             "title": "堆肥栽培",
             "description": "その名の通り、家畜の糞や藁、堆肥等でキノコを栽培する方法。\n主にマッシュルームやフクロタケがこの方法で栽培される。\nキノコの栽培方法としては、最古の物であるとされる。",
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           {
             "title": "人工栽培できるキノコの種類",
             "description": "主に、キノコは栄養の接種法で以下の3つに分類される。\n腐生菌:動物や植物の遺体を分解して栄養を得るもの。シイタケやマイタケ等。\n菌根菌:生きた植物の根に菌根を這わせ、お互いが作れない栄養を分け合うもの。マツタケやホンシメジ等。\n寄生菌:生きた動植物やほかの菌類に寄生し、養分を吸収し、宿主を殺してしまうもの。冬虫夏草等。\n\n菌根菌は「生きた植物の根」が必要となるため、人工栽培には不向きである。\n寄生菌も同じく、生きた動植物が必要だが、昆虫の幼虫等を使用する方法がある。\n\nこのため、人工栽培されるキノコは、主に腐生菌。少量が寄生菌、となる。",
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           {
             "title": "キノコに適した環境整備",
             "description": "種類にもよるが、キノコの栽培に必要なものは「適度な湿気」と「適度な温度」である。大体の場合、菌床の表面がしっとりと湿る程度、温度は20度から25度である。\n自然に近い方法も、施設内で栽培する方法も、これらの環境になるべく近づけることで育成の手助けをする。",
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           },
           {
             "title": "自然のキノコの採取について",
             "description": "菌根菌のキノコは人工栽培が難しく、欲するなら山を丸々管理することが必要となる。\nそこまでいかなくとも、ある程度手入れされた山でのキノコ狩りにて天然のキノコを採取することができる。\n但し、その場合は経験を積んだ先導者がいなければいけない。素人は決して手を出してはいけないのが、天然のキノコである。",
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           },
           {
             "title": "キノコに関する危険性",
             "description": "キノコはそもそも食べれる種類のほうが少なく、毒性の高いものも多い。\nしかも、環境によって微妙に形状や色、大きさも変わるため、どれだけ知識と経験があっても間違えるときは間違える。\nキノコを見分ける勉強会では、以下の二つの言葉がしつこく繰り返される。\n「少しでもあやしいと思ったものは、どれだけ貴重な種類でも取らないこと」\n「経験を積んだキノコ採取者と、命知らずのキノコ採取者がいる。だが、経験を積み、なおかつ命知らずのキノコ採取者は、一人もいない」\nひとかけら口に含んだだけで内臓を破壊しつくされて死ぬキノコも存在するため、これらの言葉は何も大げさではないのだ。\n",
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           {
             "title": "キノコの薬効について",
             "description": "本来、キノコというものは薬として扱われてきた。\n身近な例で言えばシイタケは広く食用として扱われているが、昔は「胃の働きを助け、病人等の体力が低下した人に良い」薬として扱われていた。\n実際に乾燥シイタケにはコレステロール値や血圧を下げる成分が含まれているため、薬としての見方は間違いではなく、現代でもシイタケ茶などにその名残が見られる。\nキノコは総じて「カロリーが低く」「食物繊維が豊富で」「ミネラルがバランスよく含まれている」ため、健康食品としてのスペックは高い。\nその他、有名なところで冬虫夏草や霊芝などは漢方の原料として扱われる。面白いところでは、ガン治療に効果があるとされるカバノアナタケというキノコもある。\n薬効も様々であり、多種多様なキノコを適切に使うことで医療用途にも高い効果を得ることができる。\n\n勿論、薬効もだが、毒性も様々なので、間違った採取、間違った見分けでの素人知識は、大事故につながる。\nあやしいキノコ、だめ、ゼッタイ。である。",
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           {
             "title": "毒キノコの毒抜き",
             "description": "余り褒められた手段ではないが、どうしても食べるものが少ない時期、仕方なく食べるために毒キノコの毒抜き方法が存在する。\n真似をして事故が起きてはいけないので詳しい説明は省くが、水溶性の毒であれば鍋にお湯を沸かせてその中に投入し、わざと吹きこぼさせる方法や、一年塩漬けにするなどがある。\nそれでも毒性が完全に抜けるわけではないため、決して真似をしてはいけない。\nが、毒キノコの毒性の主成分はアミノ酸等のうま味成分であるため、ものすごくおいしい、という説も、ある。が、真似をしてはいけない。",
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       {
         "title": "食糧倉庫",
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           {
             "title": "食糧倉庫の意味",
             "description": "食糧は、そのまま放置しておけば(当たり前だが)時間がたてばたつほど劣化していくし、虫が食ったり、雨ざらし日ざらしでカビが生えたり焼けたりしてしまう。\nそういうことを避けるために、食糧倉庫がある。\nまた、同系統の物を同じ場所にそろえて保管することで、数量の確認や管理のコストが下がるという利点もある。\nそのうえで、数量や種類がはっきりすることで、必要な生産や消費の配分もわかるため、作ったものをそのまま売る、加工するよりも、余剰を出さす、不足を出さないという風に、効率的な生産と消費にもつながるため極めて重要な設備である。",
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           {
             "title": "倉庫の管理体制",
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               {
                 "title": "人員の管理",
                 "description": "倉庫に搬入されるものは、須らく重要な物資である。\nそのため、「誰が」「何時」「どのような理由で」倉庫に出入りしたか、厳格に管理される。\nこれにより、(完全ではないが)盗難は勿論、火付けや異物混入を防ぐことができる。",
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               {
                 "title": "重量・形状による管理",
                 "description": "管理形式を統一することでミスなどを減らす目的で、基本的には全て「kg単位」で管理される。\n但し、ほぼ同じ形状であったりする品物に関しては、「〇本」「〇枚」等で管理される。\n例として、穀物の袋はkg単位だが、鉄の棒材などは定型の場合は4m棒〇本、といった形で管理される。\nこれらの管理形式は国によって若干の違いはあるが、基本は統一されている。",
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               {
                 "title": "温度と湿度の管理",
                 "description": "物資によって適切な温度・湿度は違ってくるため、それらに配慮した空調管理により、常に一定の温度・湿度に保たれている。\n空調管理については、低物理の国ならば魔法や氷室等。高物理の国ならば、機械的な環境により対応されている。",
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               {
                 "title": "数量の管理",
                 "description": "物資の搬入・供給等で、備蓄されている物資は常に変動する。\n有事の際に「何が」「どれだけ」あるかが分からないのは危険である。\nそれらを明確に管理するため、帳簿を毎日つけることが義務付けられている。\nこれらは、物理域にかかわらず存在できるよう、基本的には紙媒体に残され、責任者のサインと判子で管理される。",
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               {
                 "title": "品種による管理",
                 "description": "搬入される物資によって必要な管理(温度や湿度等)は違う。\n低温が望ましいもの、乾燥しているほうがよいもの、その逆に常温~高温がよいもの、多湿が良いもの。\nそれらを保存するコストを削減するべく、同種の品はまとめて置くことで、管理コストの低下と効率化を図ることが出来る。",
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               {
                 "title": "映像による管理",
                 "description": "万が一、盗難や異物混入等が起きた際に、書類上のチェックの他、映像によるチェックが必要となる。\nそのため、倉庫内は高物理であれば監視カメラ、低物理であれば記録の魔法などで24時間体制で記録されている。\n記録媒体の取り換えタイミングや取り換えるカメラなどについては、担当以外には秘密にされている。",
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               {
                 "title": "ミスと在庫の管理",
                 "description": "品物によっては、管理の漏れや消費・納入のミスなどで予定よりも品物が足りない・余ることがある。\n余った場合は、その旨を明記してそれらを「在庫」として扱い、優先的に処理する。\n足りなかった際は、「在庫」から消費する、別のところから融通してもらうなどで対応する。\nこのように、ミスの記録もしっかりと残し、以後のトラブル回避の材料とすることが推奨されている。",
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               {
                 "title": "時間経過に関する管理",
                 "description": "倉庫の中には次々と品物が入り、また、出ていく。\nその際に、基本的には古いものを出し、新しいものを備蓄するのが原則とされる。\nこれは、時間経過による劣化を防ぐ目的と、物資の消費量の確認から、生産数の調整を行うためにも必要となる。\n数年前のものがずっと残っている、というものは、生産をやや抑える等で対応し、生産力を別の元に振り分ける。\nまたは、死蔵しかねないものを活用するものを新しく作る等、これらの管理から生産力の向上の可能性も見えてくるため、重要な管理と言える。",
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               {
                 "title": "複数の場所に分ける",
                 "description": "倉庫は同種のものを同じ場所に集め、管理することでコストを下げる目的がある。\nしかし、全てを一つの場所に集めてしまうと、そこで火災や事故等が起きてしまった場合に全ての物資が消滅することもあり得る。\nそういった危険を避けるため、また、流通の問題から、全てを一か所に集めるのではなく、藩国の各所に倉庫を作ることで事故や虫害等へのリスクを分散させ、一番近い倉庫から物資を消費する。\n品物が足りない、等もこの方法を取っておくことで、ある程度の対応が出来る。",
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               {
                 "title": "警備体制",
                 "description": "倉庫の物資を守るために管理やチェックを厳しくしても、物理的・間接的な障害は起こりうる。\nそれらに対応するために、警備員等により、倉庫は常に警備体制が敷かれている。\nこれらは、各藩国によって特色ある警備員があてられることが多い。",
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             "title": "食糧の管理・備蓄について",
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                 "title": "虫対策",
                 "description": "畑の対策と違い、こちらは倉庫内に沸く虫に対する対策となる。\nポピュラーな物であればゴキブリなどだが、穀物に沸く米くい虫、葉物に着く蝶の幼虫等も気を付けなければならない。\nそのため、倉庫に納入する前に品種別で「振るいにかける」「水洗いする」などの対策を経て納入される。\nそうして、虫の卵などの侵入を防いだうえで、倉庫内の清潔を保つ、隙間を作らない等の対策をされ、外と中からの被害を軽減する方策がとられている。\n",
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               {
                 "title": "ネズミ対策",
                 "description": "所謂獣害だが、畑と違って、小さなネズミなどが入り込んで食料を齧ることを想定された対策となっている。\n基本的には虫の対策と同じく、清潔を保ち、外から入り込む隙間等をふさぎ、そのうえで倉庫内にネズミとりの罠を仕掛ける等が対策とされる。\n倉庫内に猫を放つこともあるが、その猫によって物資が荒らされることもあるため注意が必要である。",
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                 "title": "穀物の場合",
                 "description": "一般的に、米や麦の場合は、脱穀されて粒の状態でキロ単位で通気性の良い袋に詰められて保管される。\nトウモロコシなどは、乾燥したうえで粒で同様に袋詰めか、ものによってはそのまま箱詰めで保管される。\nこれらの保管の際には、涼しく、乾燥した通気性の良い場所が適しているため、そのように管理される。",
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                 "title": "根菜の場合",
                 "description": "ジャガイモやサツマイモといったものは、傷がつかないように水洗いされ、そのまま箱詰めされる。\nこれらはキロ単位での管理が難しい(大きさや形状で個別に重さが違いすぎる)ため、10キロ、20キロなどの大きな単位で管理されることが多い。\nニンジンやダイコンといったものは、葉を根元から数センチ上で切られ、紙にくるまれるなどして箱詰めで保管される。\n管理に関しては冷暗所で高温多湿を避けるのは穀物と変わらないが、含有水分量が違うため、あまり長期間の保存には向かないことを留意するべきである。",
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                 "title": "青果物の場合",
                 "description": "野菜や果物、山菜やキノコを纏めて青果物として扱うが、これらは細かく保存方法が変わることが多い。\nみずみずしいままの保管が望ましいものは、表面を水洗いする等だけで袋詰め、もしくは箱詰めされるが、傷がつくのもダメな高級品の場合、そもそも備蓄用倉庫に入らず直接梱包されて売られることも多い。\n生のままの保存の場合は、基本的に低温で湿気の少ない状態だが、ものによっては多湿の状況を好むものもあるため、管理に注意せねばならない。\n乾燥しての保管が可能な場合は、乾燥させて保管することが多いが、味や風味等が変わるため、用途次第である。",
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                 "title": "肉類の場合",
                 "description": "家畜や狩りの獲物の肉の保管の場合は、その後の用途によって切り分け方法は変わるが、基本は冷凍となる。\n常温や低温の保管では肉が熟成するメリットもあるが、長期間の保存は向かないためである。\n",
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                 "title": "海産物の場合",
                 "description": "海産物は、保管が極めて難しい部類に入る。\nというのも、通常であればそのまますべて冷凍するのが望ましいが、一度冷凍してしまえば生食の際の風味の違いは問題となる。\nそれを防ぐため、大きな生簀を作り、生きたまま保存する場合もある。\nこの場合は、専用の設備がどうしても必要となるため、生簀が無い倉庫もある。その場合は、すべて冷凍して保管される。",
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                 "title": "乾物・燻製・漬物の場合",
                 "description": "肉類や魚介類や果物などは下処理(捌いて開く等)をした後、キノコなどはそのまま天日や工場で乾燥させることで乾物に。\n燻煙用の木材などで温度を管理しながら燻すことで燻製に。\nぬか漬け、塩漬け、砂糖漬け、酢漬け、油漬けすることで漬物に。\nそれぞれの加工で日持ちする日数が増えるが、乾物以外は一年以上持たせるためには注意点があることに注意。\n乾物や漬物は冷暗所、燻製は冷蔵・冷凍されることが基本となる。",
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                 "title": "液体の場合",
                 "description": "酒や調味料などは樽や瓶で保管される。\n水のものは、腐ることを避けるためにタンクに保管される。これは有事の際の給水用で保管されることが多いが、水の少ない国では、他国から買い付けたものを補完することもある。\n低物理国家の場合、タンクがない代わりに防腐の魔法などで樽詰めされることもある。\n牛乳のような、痛むのが早い品物は倉庫で保管されることは基本的にはない。",
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