ツールとは


生放送と動画の最も大きな違いは一時停止してコメントを投稿することができないことです。
それがどういうことか動画のコメントアートで説明すると
1コメントのみかつ75文字以内までしか使えない
ということになります。
そのため生放送では
あらかじめつくっておいたコメントアートを自動投稿するツール
というものが必要な場合が多いです。

※ここで解説している「ツール」とは「コメントを外部(配信画面下のコメント入力フォーム以外)から投稿するもの」を指します。
 制作に使うツール(メモ帳など)に関しては省略しています。


生放送でよく使用されるツールのパターンとして
  • コメントの通信と直接やりとりする
  • 指定した間隔でコメントを投稿する
  • 文字数制限を突破する
があります。


コメントの通信と直接やりとりする

配信で行われているコメントの通信と直接やりとりすることで外部から生放送にコメントを投稿することが可能となります。
外部からコメントを投稿とは配信画面下のコメント入力フォーム以外からコメントを投稿することを指します。
通常のコメント入力フォームでは改行されたコメントをコピペしても改行がキャンセルされてしまいます。
外部からコメントを投稿することで、改行されたコメントをそのまま投稿できるという利点があります。


指定した間隔でコメントを投稿する

当たり前ですが、通常であればコメントはすべて手動で投稿する必要があります。
しかし、ほぼ同時に多くのコメントを投稿する必要のあるコメントアートや一定の間隔を要求される弾幕は手動で投稿するのは非常に困難です。
そのため、あらかじめ指定した間隔で自動的にコメントを投稿するというツールがあります。
例えば、2秒ごとに自動的に弾幕を流したり、間隔を空けずに複数コメント投稿するといったことが可能です。


文字数制限を突破する

ニコニコ生放送には通常75文字を超えたコメントは投稿できないという仕様があります。
しかし、外部からコメントを投稿することによって、この文字数制限を突破し大量の文字を投稿することが可能です。
上限は生ID(184(匿名)でないID)で1024文字まで投稿可能となります。
(不正に無理矢理制限を突破しているわけではなく、コメントの通信と直接やりとりした場合に、生IDであれば1024文字まで受け付けるという仕様がニコニコ生放送側にあります)



これらの機能を持ったツールは各々でプログラムを作成するのが基本となりますが、制限付きで配布されているものも存在します。
これらの機能を扱う場合、通常では不可能な、ツールを使用しなければ行えないことを行うということをしっかり考えてから活用するようにしましょう。





最終更新:2022年08月31日 06:54