※このページでは2017年以前のFlashプレーヤーと現在のHTML5プレーヤーとの違いについて解説しています。


旧FlashプレーヤーとHTML5プレーヤーのコメント仕様変更まとめ


2016年11月1日より新プレーヤー「新配信(β)」が公開されました。
また、2017年3月29日より「新配信(β)」HTML5版が公開されました。
従来のFlashプレーヤーとは仕様が変更されており、今までの制作方法では正しく表示されなくなりました。
ここでは主にコメントアート制作に関わる仕様変更点をまとめています。

※このページでは主にユーザー生放送についてまとめていますが
 チャンネル生放送や公式生放送のHTML5版も基本的な仕様は同じです。


新配信 HTML5プレーヤー


公開日:2017年3月29日
完全移行:2018年1月23日
PC版レイアウト変更:2019年4月11日

大きな変更点として
Chrome系のブラウザでもほぼ同じように表示させられる
重なったコメントが透過されなくなった
動画で使用できていたコマンドが生放送でも使用できるようになった
が挙げられます。

最も重要なのが
重なったコメントが透過されなくなった
という大きな仕様変更です。

この仕様変更によって
透過を利用してコメントを重ねることで色を表現していた過去のCAが正しく表示されない
ようになりました。

また
フォント変化が発生しない
ため、今まで明朝体(SimSun)に変化していたため全角幅で表示されていた█(2588)などのブロック文字が細く全角幅で表示されないので
過去の仕様で制作したCAは基本崩壊します。


旧プレ仕様で制作したCAへの簡易対策

動画で使用できていたコマンドが使用できるようになった
ことで重要なコマンドは
フォントコマンドminchogothicです。

█(2588)などのブロック文字が細くなる原因はフォント変化しないことなので
コマンドにminchogothicを入れることである程度崩壊させずに表示できます。

※配信画面下のコマンド入力フォームにフォントコマンドを入力しても適用されません。
 外部からコメントを投稿した場合にのみ適用されます。


ただし、透過に関してはどうしようもないので
一から作り直したほうが良いです。

また、プレーヤーの仕様がほぼ動画HTML5プレーヤーと同じになっているため
縦幅がコメント表示領域を超えたコメントは「完全に」固定される
というルールが生放送でも適用されています。

つまり「完全な高さ固定」に必要な行数は

big:16 行以上
medium:26 行以上
small:38 行以上

となっています。



変更箇所まとめ

使用できるようになったコマンド一覧(プレミアム専用含む)
  • カラーコード
#○○○○○○(#ffffffなど任意の色が指定できるようになった)
  • フォントコマンド
mincho
gothic

※配信画面下のコマンド入力フォームにフォントコマンドを入力しても適用されません。
 外部からコメントを投稿した場合にのみ適用されます。

  • カラーコマンド
pink2
cyan2
black2
blue2(動画と同じ色に変更)

コメント入力文字数(コメント入力フォームからの入力文字数)
従来 → 60文字
新配信 → 75文字

black
カラーコマンドblackが一般アカウントでも使用可能となりました。

衝突判定
これまで生放送にはueコメントとshitaコメントに衝突判定があるという仕様がありました。
HTML5プレーヤーではこの仕様がなくなりました。
動画と同様、ueコメントとshitaコメントは別レイヤーとして扱われるようになりました。

改行
配信画面下のコメント入力フォームからの改行が不可能になりました。
動画で可能なコピペ改行も生放送では不可能です。
改行は外部からコメントを投稿した場合のみ可能です。

コメントの表示
絵をトレースするようにして作成されたsmall38行のCAを投稿した場合に元の画像に対して少し横に引き延ばされたような表示になります。
そのためキャラクターなどのCAをトレースして作成する場合は元の画像を16:17ほどに縦長にしてから作成するのをオススメします。
(※より詳細な比率※ 127:137254:273 など。画像のリサイズで127%:137%などにすると良い)

画面サイズを変えたとき
Flashプレーヤーでは画面サイズを変えると固定するための高さも変わるためにCAが崩れてしまっていました。
HTML5プレーヤーでは画面サイズを変えても安定して表示されるので気にする必要がなくなりました。

コマンド入力フォーム
配信画面下のコメント入力フォームの横にコマンド入力フォームが追加されました。
これにより、ツールを使用しなくてもカラーコードが入力可能になりました。





最終更新:2022年09月02日 10:27