47年度BBLシリーズ(α版)

47年度BBLシリーズ


概要
47年度のBBLシリーズ(以下Bシリ)は、α版最後のBシリとなり、全てのα版戦士の見守る中史上最大の死闘が繰り広げられた。

1.レギュラーシーズンの戦い
α版最後のシーズン、セリーグはドラゴンズが2位以下を大きく引き離しV4を達成。一方のパリーグでは、後半追い込んできたホークスをマリーンズが2ゲーム差でかわし優勝を決めた。

2.ポストシーズン①
ポストシーズンでは、最後のBシリ優勝を目指し下剋上に賭けるチームが熱戦を繰り広げた。
セリーグではタイガースとジャイアンツが激突。シーズン2位のジャイアンツは初戦こそ3-4で敗北を喫するもその後はセリーグ最強の投手陣がタイガースを封じ込めファイナル進出を決める。
一方パリーグでは、バファローズがホークスの強力な投手陣を打ち崩すことに成功。3位からのファイナル進出で下剋上へと一歩近づく格好となった。

3.ポストシーズン②
セリーグのファイナルステージはドラゴンズとジャイアンツの戦いであった。ドラゴンズは初戦を制し、第2戦は敗北したものの投手陣が踏ん張りジャイアンツの勝利を阻んだ。
終わってみればドラゴンズの4勝1敗(含むアドバンテージ)で盤石の戦いとなった。
パリーグのマリーンズとバファローズが対戦。3人目の投手6冠を達成したうさみん選手を中心に初のBシリを狙うマリーンズと、3度目のトリプルスリーを達成したTASさん選手を始め、パリーグトップの強力打線を擁するバファローズであったが、第1戦はそのうさみん選手が完璧な投球を披露。セリーグと同様、パリーグのファイナルステージもすぐ終わってしまうかと思われた。
しかしバファローズは2戦目、3戦目と強力打線が爆発。連勝し勝負をイーブンに戻し行方は一気にわからなくなる。
だがマリーンズはα版最後の優勝チームにふさわしい戦いぶりを見せる。2試合連続の延長戦となった第4戦、第5戦でバファローズリリーフ陣を攻略。連勝を決め初めてのBシリ進出を決定させたのだ。


4.BBLシリーズ
α版最後を飾るBBLシリーズに進出したのはセ・リーグ屈指の強豪ドラゴンズ、そしてパ・リーグは18年度以来の優勝で勝ち上がってきたマリーンズとなった。
BBL発足以来最下位を経験せず、Bシリを幾度と無く制してきたドラゴンズに相対するは19年度ポストシーズン導入の前年に優勝して以来Bシリのチャンスを逃し続けるも、最終年ついにそのチャンスを掴み臨まんとするマリーンズである。
対照的な両チームの力のぶつかりあいがどうなったのか、その軌跡を追っていく事としよう。

第1戦 
Bシリの初戦を飾ったのはエース同士の投げ合いであった。
マリーンズ本拠地で始まったBシリ、マリーンズ先発はうさみん選手、ドラゴンズ先発はR・ハモンド選手と戦前の予想通りエース対決となるがこれは6冠エースうさみん選手に軍配、7回⅓を3失点とまとめ勝利投手となった。
またドラゴンズはR・ハモンド選手が6回途中で降板した後の中継ぎに秋吉亮投手を起用、0回⅓を6失点と見捨てるような采配をした事で監督睡眠説がまことしやかに囁かれた…
M9-3D

第2戦
2戦目は前日と打って変わって打撃戦となる。マリーンズ先発の斎藤一選手が4回2/3を6失点、ドラゴンズ先発のマジカル大石選手は4回1/3を5失点とそれぞれ打ち込まれるもリリーフ勝負では第1戦に続き秋吉亮選手が失点しマリーンズに軍配、それいけアンパン選手の3打点を挙げる活躍などで逆転勝ちしたマリーンズの連勝に終わった。
M7-6D

第3戦 
ドラゴンズの本拠地へ戦いの場を移しての3戦目、ドラゴンズ先発はフロップ選手を迎え撃つはマリーンズ先発のMALENKOV選手であった。
フロップ選手が7回⅓を無失点、MALENKOV選手は6回を1失点と互角の投げ合いを見せるもマリーンズ後続のピッチロー選手が2回3失点とドラゴンズ上位打線から打ち込まれ終戦、ドラゴンズが1勝を返し1勝2敗とした。
M4-0D

第4戦
4戦目は緊迫の投手戦となった。ドラゴンズ先発のピサロナイト選手とマリーンズ先発のイージーゴア選手は共にシーズンで12勝を挙げた好投手同士であったが、対決はピサロナイト選手に軍配、8回無失点と好投し続くクローザーのクズロット選手もピシャリと抑えて完封リレーで勝利を掴みとった。
マリーンズはドラゴンズ4番のウーチャカ選手が放ったソロホームランに泣き敗戦、お互いに2勝ずつを挙げ2勝2敗のタイとなる。
D1-0M

第5戦
ドラゴンズ本拠地戦最終日、何としても勝利を掴みとって王手に持ち込みたいドラゴンズが送りこんだ先発投手は私、案外強いから…選手であった。
対するマリーンズ先発は今季一軍デビューを果たしたばかりの年増選手、二年連続で最多勝を挙げるなど実績を残してきたドラゴンズ先発に対しマリーンズはシーズン未勝利の先発、戦前予想では分が悪いかのように思われたがまさかの両者好投となった。
私、案外強いから…選手が8回無失点で降板し年増選手はなんと9回無失点、ドラゴンズはクローザーのクズロット選手を4回投げさせる暴挙に出るも完封、マリーンズリリーフ陣の滝川一益選手や毒殺柱卍太郎選手も年増選手の好投に応えこちらも完封リレー。
なんと5戦目は史上空前の0-0ゲームとなりマリーンズは2勝2敗とし本拠地へ帰る事となった。
D0-0M

第6戦
再びマリーンズ本拠地へと闘いの地を移して第6戦、まさかの8戦目到達の可能性を残して向かえるマリーンズ先発はしろみ選手、対するドラゴンズ先発はアイス選手だった。
しろみ選手は戦力外通告を受け今シーズンで引退する身ながら好投、6回⅔を2失点とまとめて後続に繋ぎ勝利を収めた。
ドラゴンズは先発のアイス選手を含めリリーフ陣が失点を喫し逆転とはならず、マリーンズ4番のコング選手が放ったツーランなどで引き離され王手を掛けられた。
M5-3D

第7戦
6戦目でマリーンズが王手を掛け、迎える7戦に満を持して送り込んだのは今季投手6冠達成を果たした絶対的エースうさみん選手であった。
対するドラゴンズ先発はR・ハモンド選手、1戦目以来となるエース同士同士の意地のぶつかり合いとなったこの試合はまさに投手戦と呼ぶに相応しい内容であっただろう。
R・ハモンド選手は8回無失点11奪三振と好投、うさみん選手も9回完投11奪三振と熱投するもドラゴンズの山形勲選手が放ったソロホームランに屈し敗戦投手となった。
R・ハモンド選手は1戦目でうさみん選手に投げ負けてからの雪辱のマウンドを果たし、マリーンズは一発に泣く形となった。
これでお互い3勝3敗、α版最後のBBLシリーズ制覇は8戦目へ託される…
M0-1D

最終戦
11/30の悲劇以来となる8戦目へと突入した47年度BBLシリーズ、セ・リーグ代表のドラゴンズとパ・リーグ代表のマリーンズはここまで互角に闘い続けお互いに3勝3敗(1分け)で迎える事となった。
α版最後の一戦となったこの試合に送り込まれた先発はドラゴンズがマジカル大石選手、マリーンズが斎藤一選手であった。
両者とも粘りのピッチングを見せるもマジカル大石選手は5回⅔を2失点で降板、これに対し斎藤一選手は同じく5回⅔を4失点とし、ここまではドラゴンズの一歩リードに見えた…そう…見えていたのだ…
マリーンズが斎藤一選手の後続に送り込んだのは㌣選手、負けたら終わりの最終戦で㌣選手が打ち込まれるも伊東監督はこれを放置、結果として1回10失点を喫し万事休すとなってしまう。
今回のBBLシリーズでは1戦目にドラゴンズ秋吉亮選手が0回⅓を6失点と打ち込まれ、森繁監督の睡眠説がまことしやかに囁かれていたがマリーンズも負けじと伊東監督がトンデモ采配を披露してしまう形になってしまった。
まるで22年度の再来かのように思われたその事件にBBL民は大いに沸いたがマリーンズは意気消沈。
その後ドラゴンズは第1戦第2戦で打ち込まれてしまった秋吉亮選手が登板、3回1/3を2失点でマリーンズの攻撃を凌ぎ見事セーブを取り、汚名返上して胴上げ投手となった。
マリーンズはα版で唯一Bシリ制覇を成し遂げられなかった球団として、そしてドラゴンズはα版最後のBシリを制覇した球団としてその名を残す事となった。
M4-15D


6.最後に
α版最後となった47年度シリーズはまさに今までの集大成と言えたかもしれない、11/30の悲劇を彷彿とさせる8戦目決着、22年度のBシリを彷彿とさせるような最終戦監督睡眠事件…
初のBシリ制覇を狙ったマリーンズと強豪ドラゴンズ、かつてない程に熱狂し盛り上がったこの宴に関わった全ての選手に敬意を表し、この記事の締めとさせて頂く。


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最終更新:2018年01月19日 19:49