09年度BBLシリーズ

09年度のBBLシリーズ


概要
α版でも数々の名勝負を生んだBBLシリーズ(以下Bシリと呼ぶ)。そしてβ版でもその例に漏れず毎年熱い戦いが繰り広げられているが、今回は特に盛り上がった09年度のBシリを振り返る事とする。

1.レギュラーシーズンの戦い
07,08年とセリーグ連覇を果たしていた王者スワローズであったが、その座を虎視眈々と狙っていたのは6年連続Aクラス入りしているベイスターズであった。2桁勝利の先発を4人揃えた投手陣がチームを引っ張り、リーグ最少失点でセリーグ優勝を果たす。2位は前年王者スワローズ、3位は04,05,06年に3連覇を果たしたカープであった。
対するパリーグであるが、前年はFA戦士を多数獲得した事もあって100勝超えを果たしたホークスが今年も優勢との声が上がっていたが、優勝したのは12球団一の得点力を誇るファイターズであった。ホークスは僅差で2位に沈み、3位は2年ぶりにAクラス入りを果たす事になるイーグルスであった。

2.ポストシーズンの戦い①
パリーグ2位のホークスと3位のイーグルスが激突。
初戦はホークスの先発鹿角理亜投手が完封の好投。第2戦はホークス先発らいむ投手が1失点の完投で2連勝となりあっさりとPSファイナルへの進出を決めた。

対してセリーグは2位のスワローズと3位のカープの対決となる。
初戦は8回から両チームの中継ぎ投手が1人で4回を投げ合うという壮絶な戦いを繰り広げるがカープが3-2で初戦を制した。第2戦は7-1でカープが大勝しPSファイナルへの進出を決めた。

3.ポストシーズンの戦い②
パリーグのPSファイナルは1位ファイターズと2位ホークスの対決。ファーストステージの勢いそのままに第1戦をホークスが3-1で制するも、続く第2戦をファイターズレヴィ投手が8回1失点で勢いを止め、ファイターズが4-3で勝利。
試合後に「俺の名はレヴィ!ファイターズのエースだ!覚えておけ!」と決め台詞も飛び出し、以降はファイターズが4-3,2-0と接戦を全て制して3連勝。アドバンテージ1勝を含めて4勝1敗でファイターズがBシリ進出を決めた。リーグ勲章選手はレヴィ投手が獲得、苦節9年目の初タイトルとなった。

セリーグは1位ベイスターズと3位のカープの対決。ベイスターズが初戦を6-2で制すもカープも負けじと6-5,7-1,3-2で3連勝で王手をかける。しかしベイスターズも王者の意地を見せ2-1で第5戦を制しアドバンテージを含めて3勝3敗となる。最終戦はベイスターズの笹木投手が7回を1失点に抑えるもカープは4人の継投でわずか1点を守り切る。1-0でカープが第6戦に勝利し4勝3敗でBシリ進出を決めたのであった。リーグ勲章選手は1勝3セーブの好成績を収めた雄平投手が獲得した。

4.BBLシリーズ

第1戦
ファイターズはエースT.谷山投手、カープもエースすぽんじ投手の登板。両投手による投手戦が予想されたが、12球団№1の得点力を誇るファイターズ打線が火を噴いた。2番グーグルマップ吉持選手と5番一本角勝選手からHRが飛び出して試合を優位に進める。終わってみれば7-1とファイターズの圧勝でBシリは開幕した。

第2戦
ファイターズは孤高のエースレヴィ投手、カープはドS魔人投手が登板。初戦の雪辱を果たそうと今度はカープ打線が襲い掛かる。3番落合選手がレヴィ投手から2HR、5番イリアス選手が天野 剛也投手から(恐らく)グランドスラムを放ち8得点と勝負を決める。ファイターズも9番イクラ選手のHR等で3点を取り返すも8-3でカープがイーブンに戻す事に成功した。

第3戦
ファイターズは花鏡院琴音投手、カープはあさくらさくら投手が登板。1,2戦と打って変わって投手戦となる。ファイターズの花鏡院投手が7と2/3回を1失点にまとめると後続の板東英二投手、月読 調投手が残りの回を0に抑える。カープ先発のあさくらさくら投手も2失点と踏ん張ったがカープ打線は追いつく事が出来ず2-1でファイターズの勝利。シリーズを2勝1敗とした。

第4戦
ファイターズは能見篤史投手、カープはさいてょカイエン佑樹投手が登板。この試合は両チームが細かく継投する展開となるが、ファイターズに誤算が生じる。1点リードの5回に2番手として天野投手を投入するが前回登板の第2戦同様に2失点と打ち込まれてしまったのだ。逆転したカープは4投手の継投でそのまま逃げ切り2-1で勝利。シリーズを2-2のイーブンに戻したのであった。

第5戦
ファイターズはC.C.サバシア投手、カープはス又ーピー投手が登板。この試合は打って変わって乱打戦となる。その乱打戦を制したのはファイターズであった。カープの先発ス又ーピー投手に襲い掛かり4回で5点を奪ったのだ。カープも負けじとサバシア投手から3点を奪う。しかしファイターズは攻勢を緩めず継投に入った3投手からも5点を奪う事に成功。対してカープはファイターズの継投から1点を奪うのが精一杯。ファイターズが10-4でシリーズを3勝2敗として王手を掛けたのであった。

第6戦
ファイターズはケント・フリスビー投手、カープはまーろー投手が登板。後がないカープであったが先発のまーろー投手と2番手の由井投手が打ち込まれ4回で5点を献上してしまう。一方ファイターズの先発ケント投手は6回と1/3を2失点にまとめファイターズが逃げ切りの態勢に入る。しかし2番手のチョコミント太郎投手が誤算であった。カープのブンブン丸こと古木選手にこの日2本目のHRを打たれるなど1/3回で5失点を喫してしまったのだ。逆転したカープはこの後4人の投手の継投で逃げ切り7-5で勝利。3勝3敗の逆王手に成功したのであった。

第7戦
泣いても笑っても最終戦となる第7戦。ファイターズは第1戦と同様にエースT.谷山投手、カープもエースすぽんじ投手が登板。最終戦でファイターズはチャンスを逃さず攻め立てる。すぽんじ投手から2安打のみだったものの粘って5つの四球を選ぶなどで3点(自責は2)を奪ったのだ。また後続の田所投手、ヌケニン投手からも1点ずつ奪い計5点をもぎ取る。先発のT.谷山投手は6と1/3回を1失点にまとめ後続に託す。ファイターズの監督が誰を登板させるか悩んでいると1人の男が登板を志願したのだ。第2,4戦で炎上してしまった天野投手である。監督が笑顔で天野投手にボールを託すと彼はその期待に応える。前の2試合での炎上が嘘だったかのように2回と2/3を0安打1四球とほぼ完璧な投球を披露したのだ。ファイターズは5-1で勝利し天野投手は胴上げ投手となったのである。
BBL最高殊勲選手には2勝を挙げたファイターズのT.谷山投手が選ばれBシリは幕を閉じたのであった。

5.総括
ここまで読んで頂いて如何だっただろうか。
このシリーズは過去8回開かれてきたβ版ポストシーズンの中で大いな盛り上がりを見せた。その原因はレギュラーシーズン3位ながら粘りを魅せてBシリ進出を成し遂げたカープ、そしてその勢いを受け止めたパリーグの王者ファイターズ両軍の戦いぶりと観客の熱狂によるものであり、その盛り上がりがこの記事で少しでも伝われば幸いである。

  • 下手くそな文章だと思うけどワイなりに頑張ってみたで… -- wiki製作者 (2018-02-07 23:35:00)
  • 有能。天野選手の主人公感よ。 -- 名無しさん (2018-02-08 00:12:28)
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最終更新:2018年02月10日 11:36