共産主義者さんによるコラム

BBL名勝負シリーズ執筆でお馴染みの共産主義者さん。
これはゲームの呟き欄で書いてくれたコラムをまとめたものです。

+ 【コラム・球界長距離砲列伝】第一回 不滅の長距離砲イリアス
BBL界ではこれまで、幾多の野球選手が生まれ、そして球界を去っていった。今回はその中でも大砲という存在にスポットライトを当てる事とした。
さて、「球界の大砲」と聞かれ、ファンは果たして誰を挙げるだろうか…瑞江選手?果たしてレーニン選手?多くの名前は上がるだろうが、最も多くの票を集めるのはやはりこの人、イリアス選手であろう。
β版初年度にタイガースへ入団したイリアス選手は高卒同年代の中でも早くから頭角を現し、4年連続でホームラン王に輝くなど若くして球界の大砲として輝いた。
その後バファローズ、カープと移籍を繰り返すがその輝きは衰えず、14年度にはそれでの球界記録を上回る52本塁打、その3年後17年度には新たな球界記録となる153打点を叩きだす活躍を見せた。
37歳で引退し20年間でホームラン王9回打点王7回挙げたホームラン数は665本、そして2059打点というのは球界の途方も無い記録として刻まれる事は間違い無く、この選手の偉業は永遠に語り継がれるであろう。
さて、長くはなったが如何だっただろうか。イリアス選手の歩んだ道を示すには文が足りないものの、一旦ここで筆を置かせてもらうこととする。次回は…誰になるだうか、お楽しみに。


+ 【コラム】球界大砲今昔物語vol.2【二人の巨砲】
パワーS。

それは球界の大砲が目指す極致であり、その魅力に多くの人が取り憑かれそして道半ばで諦めてきた。
だが球界に球速170kmの波がかつて訪れたように、両雄並び立つと言うべきか不思議な因果でセ・リーグとパ・リーグ双方にほぼ同じ時期にパワーSに到達した大砲二人が現れた。
一人はマリーンズの大砲、典韋選手。そしてもう一人はスワローズの大砲、窃盗犯選手である。
二人がパワーSという境地へと到達したのは共に35年度、窃盗犯選手は31歳で典韋選手は28歳と言う若さであった。
その後二人は競うように本塁打を量産、窃盗犯選手は7年連続本塁打王に加え3年連続の二冠王とタイトルを席巻、典韋選手も9回の本塁打王と5年連続の二冠王&リーグMVPを獲得するなどまさに一時代を築き上げる二人となっていた。
だが不思議な物でこれだけの打者を持ちながら二人がBBLシリーズで両雄間見える事はついになく窃盗犯選手は引退、夢の対決はついぞ実現しなかった。
しかし我々は記憶するだろう、パワーSという境地に達した二人の男の姿を。
誇らしげに白球を打ち上げ、夢と熱狂を伴ってスタンドに打ち込んだ二人の打球はいつまでも我々の瞼の裏に焼き付いている。
再び極致に達する物は現れるだろうか、いや現れないはずも無いだろう、ロマンとはそれほどに甘美な物なのだから。


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最終更新:2018年04月18日 19:45