守備1は必ずエラーする
これ実は間違いです。
守備1は打球処理時必ずエラーする
が正しいと考えられます。
この考えに至った原因は「やんす」ことすたみな太郎氏の作成した亀田光夫捕手です。
亀田選手27年度は守備2~3で143試合フル出場というβ版ではとんでもない記録を残しました。(僕とバッテリーを組みました)
彼の27年度成績は以下の通りです。
守備機会 |
刺殺 |
補殺 |
失策 |
守備率 |
1517 |
1461 |
13 |
43 |
.972 |
違和感を覚えないでしょうか?
守備捨て型のG10~G11程度の外野手の守備率が.900~.930あたりになるのは目にする機会が多いかと思われます。
それにしては亀田選手の守備率はやたら高いことが分かります。
これは奪三振時に捕手に刺殺が記録されるためです。
もし守備1が必ずエラーするならば、守備2~3であった亀田選手がこんなにボールをキャッチできるはずもなく、やたらパスボールする試合崩壊捕手になるはずです。(ごめんね)
しかしそうはならなかった。
恐らくこのゲームには
人間の投げたボールを逸らす仕様がまだ存在しない
と考えられます。
極端な話、守備1のファーストが居たとしても送球はちゃんとキャッチ出来ると思われます。
その代わり、ファーストフライ、ファーストゴロ、ファーストライナーは全部エラーするでしょう。
では亀田捕手が奪三振で刺殺を稼げなかった場合の守備率を考えてみましょう。
当時のファイターズの投手の三振記録を探すのが面倒だったので刺殺を全部奪三振によるものと考えます(キャッチャーフライは無視)
守備機会 |
補殺 |
失策 |
守備率 |
56 |
13 |
43 |
.232 |
……
いかんでしょ
御覧の通り、恐らくキャッチャーゴロを全然処理出来てないことが分かります。(ごめんね)
そしてそれでも刺殺が多いのは
人間の投げたボールを逸らす仕様が存在しない
という裏付けとなるでしょう。
- 第二章 守備力が高ければ守備機会が多くなるわけではない
「守備範囲が広くなるから守備機会が多くなるはず、守備機会が少ないから守備範囲に影響はない」と考える人も多いでしょう。
最初僕もそう思っていました。
しかし思い出して欲しいのは、α版リーフⅤ世が262失策したことです。
時代の違いがあるとは言え、レフトで守備機会262は実際滅茶苦茶多いです。
β版の今のレフトの選手は守備機会200前後が多いです。
これは何故でしょうか。
答えは簡単です。打者数が多くなれば多くなる程レフトにボールが飛んでくる機会が増えるためです。そしてエラーによって打者数は増えます。もう悪循環としか言いようがないですね。
そして極端な例を考えてみましょう。
投手がゴロにしろフライにしろ必ず打たれる投手で、守備に就いている野手が全員守備G1のチームを想像してみてください。
当然全員打球を処理できません。
試合は終わりません。
そして守備機会は無限に増えます
- 第三章 ファインプレーを稼ぎたい選手は守備ボロかつ投手が三振を取れないチームに行くといい
前章で書いた流石に無茶苦茶な設定のチームに、守備がやたらいいショートを1人入れたケースを考えてみましょう。
当然このチームのアウトは全てそのショートが絡むプレーとなります。
また前述の通り、人間が投げたボールはエラーしないためしっかりアウトになります。
この時のショートの守備機会は、3561となります。(頭おかしい)
もしこのショートが36年度ジャイアンツ子煩悩 あず吉選手だと想定しましょう。
あず吉選手の守備機会は681回でした。これが約5倍になると考えましょう。
単純にファインプレーも5倍になると考えて、205ファインプレーが生まれることになります。(無茶苦茶な数字です)
流石に極端すぎる例ですが、
守備機会を増やすためには、ボコボコに打たれる守備ボロのチームに行くといい
というのがなんとなく分かって頂けると思います。
ほかの選手の守備もしっかりしてるチームだと、きっちりアウトを取ってしまうため自分の守備機会が減ってしまうのです。
これはもうはっきり断定するだけの材料がないのですが。
僕の育成したリーフⅡ世選手が29~33年度にタイガース 34年度からスワローズに移籍したという経験に基づきます。
大雑把に言うと
- タイガースは守備のチーム
- スワローズは打撃のチーム
であることはみなさんご存知の通りと思われます。
ここでタイガース時代の僕の防御率とスワローズ時代の僕の防御率を比べてみましょう。
なお、リーフⅡ世の能力が高いのはスワローズ時代の方です。
タイガース |
スワローズ |
2.64 |
2.62 |
1.25 |
1.98 |
1.52 |
2.66 |
0.95 |
|
0.81 |
|
勿論、乱数の偏りの可能性も十分考えられますし、起用法の違いもあります。
しかし重要な部分は
「タイガース時代は強打者揃いのスワローズ相手に投げなければならなかった」
「スワローズ時代はスワローズの強打者と対戦しなくても良くなった」
という点です。
もし守備範囲という要素がないならば、スワローズに行った方が防御率は良くなるはずです。
また、エラーが絡む失点は自責点にならないため
もし守備範囲という要素がないならば、エラーしやすいスワローズのほうが失策絡みの失点になるため防御率は良化しかねない
と考えられます。(スワローズのチームメイトはごめんね、貶める意図はないんだよ)
とりあえずこの話で大事な点は
守備機会は守備範囲を表す数字ではない
ということになると思います。
そのうちなんか思い付いたらあとで書き足します。
タイガース時代
スワローズ時代
それぞれの投球回と自責点(失点ではないエラーの絡まない得点)を比べてみました。
タイガース時代 443投球回 79自責点 防御率1.60
スワローズ時代 261投球回 70自責点 防御率2.41
また、僕とトレードでスワローズタイガースを入れ代わりになった水原勇気選手の成績も持ってきました。
水原選手は長くスワローズに居ましたが、僕がタイガースに入った29年度からの成績を見てみます。
スワローズ時代 368と2/3投球回 72自責点 防御率1.75
タイガース時代 346と1/3投球回 67自責点 防御率1.74
ただし、水原選手はタイガース時代に大きく能力を伸ばしていることにも留意されたい。
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こんな頭悩ますこと無かったんや!!!!!
著:リーフレット
- すごく面白かった、記事作成お疲れ様でした -- ( ・∀・)さん (2018-07-03 01:18:05)
最終更新:2018年07月03日 01:18