フィンスターニス・フォン・エーヴィヒカイト

名前 フィンスターニス・フォン・エーヴィヒカイト
性別
年齢 20
身長 156cm
体重 48kg

容姿

肌と体毛が色素が抜け落ちたかのように白く、俗に言うアルビノ体質。頭頂部からアホ毛が揺れるボブカット。
右目はアルビノらしい赤眼だが、左目はスギライトを思わせる深い紫色である。時々包帯でどちらかの目を隠している。
顔は整ってはいるが眉間にシワが寄っている事が多く、どことなく不機嫌そうな印象を与える。
普段は適当なシャツとグレーのワイドパンツに、ゆったりとした濃紺のローブを羽織っている。ローブの袖は手が外に出ないほど長い。
常に深緑の髪飾りで銀髪を彩る。シャツの上には本来の用途を到底果たしていないくらいに緩められたベルト。
ベルトの左右には鎖が繋がれ、ローブを通して両腕にそれぞれ軽く巻きつけている。
だるっとした服装なので見た目では分かりづらいが胸はそれなりに大きいとかなんとか。

性格

非常にマイペースかつ気まぐれ。あまり感情の起伏を表に出す事がなく、考えが掴みづらい。
根はわりと常識人。愛想は悪いが意外と面倒見がよく、頼まれるとなんだかんだで断れない。

得意魔術

特徴

生来の魔力量が極めて多く、また緻密なコントロールを得意とする。
復学前は多彩な属性魔法と剣技を武器とする魔法剣士(マジックナイト)だった。
現在は属性魔法こそ使えないものの、その分の魔力を身体強化魔法に回してカバーしている。それでも補えなければ召喚魔法に頼る事も。
初等部から在籍しているため後述の魔術以外にも幅広い知識を持つ……はずだがそんなに真面目でもないので忘れている事も多い。

双子剣の舞 -Zwillingschwert Tanz-

両腕に緩く巻きついている捻り鎖の先端に繋げるようにして、片手剣を左右にそれぞれ召喚する。片方だけの召喚も可能。
鎖は5m程度まで伸縮自在であり、魔法によって大雑把な動きならば操作できる。
身体強化魔法を用いて筋力と耐久を大幅に底上げした、接近戦を得意とする。

+ 双子剣

ゾンネ -Sonne-

鈍く黄金に光る、刃渡り70cm程度の片手剣。右手側に召喚される。
陽光に鍛えられたとされる逸品。鋭い切れ味と不壊属性を持つ。
魔力の伝導率が高く、エンチャントを維持しやすい。杖代わりとしても有用。
刀身には簡単な魔法陣が彫りこまれており、魔力を通す事で切っ先に小さな炎を灯す事ができる。

モント -Mond-

鈍く白銀に光る、刃渡り70cm程度の片手剣。左手側に召喚される。
月光に鍛えられたとされる逸品。鋭い切れ味と不壊属性を持つ。
魔力の伝導率が高く、エンチャントを維持しやすい。杖代わりとしても有用。
刀身には簡単な魔法陣が彫りこまれており、魔力を通す事で切っ先から少量の水を生成できる。

召喚魔術『アルス・マグナ -Ars・Magna-』

詠唱によって召喚獣の力の一部を顕現させ、自分の魔力を媒介に相手の魔法を一時的に借り受ける魔術系統。
要は魔力を召喚相手に与え、魔法の行使を肩代わりさせているだけ。難度が高い魔法ほど詠唱も長くなる。
召喚相手との契約は必要ないが召喚という行程を挟む分、自分で同じ魔法を使うよりも燃費がすこぶる悪い。
苦手属性でも最上級魔法を放てる可能性を秘めているが、詠唱中は常に魔力を集中させていなければならないというデメリットがある。

加速魔法『シュネル・ヴァクストゥム -Schnell・Wackstum-』

自分の時間の流れに干渉して一時的に倍近くまで加速させる、エーヴィヒカイト家の秘術。
他人にとっての1秒を2秒に、10秒を20秒に知覚する。この間、相手からは術者が倍速で動いているように見える。
この魔法は肉体の老化も早めるため、余程の事でもない限り使われない。

プロフィール

つい最近復学した大学部の生徒。高等部の修了と同時に、留学という名目で一年間各地を放浪していた。
留学を終えて帰ってきたと思ったら魔力の形質転換ができない体質になっていた。
これは属性魔法が一切使えないと同意義である。
本人はその原因について語ろうとせず、誰に聞かれてもはぐらかすばかり。
エーヴィヒカイト家は時空魔術に特別な適性を持ち、代々これを研究している名家。
しかし今代の当主には一人息子しかいないとされ、彼女の存在は一般には認知されていない。
本人も積極的にフルネームで名乗ろうとはせず、長いからと『タニス』と呼ばれるのを好む。

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最終更新:2018年05月08日 00:31