magic_xx01 @ ウィキ

バニッシュメント・カインドフレア

  
   
『幾多の敗北、幾多の瑕疵、刻まれて尚堕ちぬもの』
『何をも害さぬ優しき炎、その末路は逃れ得ぬ消滅』



優しい炎が消えるとき(Vanishment Kind Flare)
+イベント概要

Prologue

「━━━━━━頼む、俺に力を貸してくれ」
彼はたった一言だけそんな風に言って、君達に深く頭を下げた。

その人に在らざる力を持つ化け物は、三つの立場を持っていた。
大量殺人鬼、イノミナンダムの従者、そして、彼の本当の父親。
永遠に折れない意志を以て、青年は自らの実の親に立ち向かう。
たとえその先にある結末が、不滅の末の絶望であったとしても。
たとえその先にある運命が、確定した終着点であったとしても。

Target

フェレス・A・イノミナンダム

身長2mを越す巨躯、威圧的に鍛えられた肉体を持つ壮年の男性。
白髪に淡紅色の瞳とその特徴はアルビノに似るものの、生来アルビノにあるような脆弱性は存在しない。
吸血鬼であると同時に悪魔でもあり、圧倒的な身体能力と類まれなる闇魔法の才能を持つ。

『種族特性:光を愛せざるもの』

+...
光ある場所から姿を消し、光なき場所から姿を現す瞬間移動の能力。
この特性より彼を拘束することは困難を極め、何らかの手段を用いて無力化し続けなければ逃げられる。
バルドイードが戦闘続行の意志を持つ限りは、彼の結界によりこの特性は封じられる。

『呪術:解析妨害』

+...
常時発動の妨害術式、この力を持っている限り、この存在に対するあらゆる魔術的な解析を無効化する。
故にこの存在の力を知りたい場合、実際にその能力を確認し推理しなければならない。

『禁術:現し世映し』

+...
自分の命を別の場所に移す禁術、その場所を傷つけられない限りはどんな外傷を受けても即座に治療されるが、その場所を破壊されると解呪される。
場所に制限はなく、人形や植物、建物や地面、果ては生物の一部などにも自身の命を宿すことが出来る。
その性質上不死の能力としては不完全、同時にこの呪術を継続するためには何らかの魔術的媒体がその場所の近くに存在する必要がある。
もし媒体を破壊された場合、呪術の発動を保つことは出来なくなり、現し世映しの効果は消失する。

『操り糸』

+...
「……吾輩は、何をしているんだ……?」

「違う、違う!吾輩は、こんなことは……!」

「……吾輩は、吾輩は、ただ……」

「幸せな家族でありたかっただけだ……」

N/A

Stage

『コロセウム廃墟』

+...
学園から遥か離れた場所に存在する、現在は使われていない荒廃したコロセウム。
赤茶けた大地に広く設置されており、戦闘中に意識する必要はない程度の広さを持つ。

猛る炎の大結界(Sanctuary linker frame)

+...
コロセウム廃墟を包み込むように発動している燃え盛る結界、フェレスの瞬間移動能力を封印する。
維持に莫大な魔力を使用するため、発動している間はバルドイードは殆ど行動を行えない。
バルドイードの意志が折れた時点でこの結界は崩壊し、この物語はBad ENDで終了する。

『先の見えない窓』

+...
学園からコロセウム廃墟を繋ぐ黒色の窓。
フェレスがこの舞台装置に気付かない限り、この窓を通れば即座に学園に離脱できる。
もし気付かれた場合、フェレスはリナリアを殺害するために窓を潜ろうとし始める。

  • 開催日時……6/9(土) 20:00-
  • 参加条件……戦闘能力があること
  • 募集人数……無制限
  • 開催場所……学園郊外・コロセウム廃墟

諸概要

  • 多対一、エンド分岐あり、ギミック多めの戦闘イベントです、途中参加、離脱に関して一切の制限はありません。
  • 全員の戦闘不能の他に、失敗条件として「バルドイードの離脱」が含まれます。
  • 行動によっては非常に後味の悪い結末になります、どうか後悔のない選択を。
『……どうか、ずっとお元気で。』

参加者


【Happy END:消えない炎と救済者】

不死性を失ったフェレスの身体に君たちの一撃が突き刺さり、断末魔すらも残せず化け物はその生に幕を下ろす。
その意志を果たして尚、生きて世界に立つバルドイードは、ついに結ばれた希望に涙を零すのだった。

「ありがとな、終わらせてくれてよ」

報酬

Happy END報酬

【白銀色のミサンガ】

+about……
白銀の糸で編まれたミサンガ、太めな為切れるのには結構時間が掛かるだろう……切ろうと思えば普通に切れるが。
自然に切れれば持ち主の小さな願いを叶えてくれる、自ら切れば何となくその日がいい一日になる。
何か出来にムラがある、まるで不器用な誰かが作ってみた作品のようだ。

「うるせぇな、不器用なのは知ってるっての」

特別報酬

【パーシュパタ・ラエド】

対象者:ルナ・アーデルベルク
+about……
装飾麗しき三本の矢、持ち主の意思で虚空から召喚され、即座にその手に収まるという性質を持つ。
非常に帯電しやすく、魔力伝導性は150%、早い話が込めた魔力が1.5倍になる。
術者次第で非常に強力な攻撃を放てる魔道具だが、込めた魔力は制御が非常に難しいため、よしんば放てたとしても術者と周囲に被害が生じる可能性が高い。

「ま、リーサルウェポンってやつだな!」

【魔法銃:シロクローム】

対象者:シャディ・マリウント
+about……
白と黒の魔術が混ざり合って生まれた魔法銃、非常に軽く扱いやすい。
氷の弾丸を撃つのに使えるが、これを用いることによって速度や魔力量は変化しない。
その代わり、放たれた弾丸はその際の心理状態に併せて、「全くダメージを与えられないが広範囲を凍らせて動きを鈍らせる弾丸」「直ぐに割れて動きを止めるのには役立たないがかなりの痛みと冷たさを与える弾丸」のどちらかに変化する。

「どっちが本当の君なのか」

【セントエルモの火】

対象者:モニア・ロジェスタ
+about……
穏やかな火の灯る小さなランタン、この火は絶対に消えず、水の中に放り込んでも変わらず燃え続けるが、燃え広がることは無い。
他者を導く役割を持っており、このランタンの光は如何なる状況下、半径10m以内の如何なる場所からでも確認可能。
この火は非常に非生物に宿りやすく、対象を触れさせると一時的に高熱のエンチャントをかけることが出来る。

「折れない限りは消えねぇのさ」

【クリスタルブレイブ】

対象者:ルーシェ・シャラン
+about……
決して消えない光をその内に宿す白色透明の宝石、手のひらの中に収まるサイズ。
握り締めると自身の守るべき存在が目に映り、不屈の闘志がふつふつと湧いてくる。
持ち主の心が折れそうになった時、火傷しそうな程の熱を帯び持ち主を叱咤するという。

「それを無謀と呼ぶのは嫌いでね」

【クロノ原石】

対象者:フィンスターニス・フォン・エーヴィヒカイト
+about……
吸い込まれそうな程に深い漆黒の宝石、原石である為然るべき方法で加工することによって美しい宝玉となる。
加工した宝玉を覗き込むと稀に、不確定な未来の一つを確認することが出来る。
大抵のタイミングでは覗き込んでも何も見えず、その特性は完全に無作為な状況で起こり得る。

「確定した未来を知る必要なんてないだろう」

【意図切りばさみ(ワンダーシザーズ)】

対象者:アラスミシア
+about……
何の変哲もない普通の裁ち鋏に見える魔道具、物理的には何も切ることは出来ないが、「縁」の概念とそれを示す赤い糸を断ち切ることが出来る。
「縁」は例えば人の絆や運命の赤い糸、また呪術的な繋がりや魔力の繋がりなどもこれにカウントされる、イノミナンダムの干渉を断つことの出来る唯一の道具
とは言ってもこれ単体では人の絆といった大それたものを切ることは出来ず、出来るのは精々「他人が制御している魔法を断ち切り、その制御を出来なくする」程度。

そうか、引き合わせてくれたのか……

【人繋ぎの赤い糸(ワンダースレッド)】

対象者:ロイコ・クローディア
+about……
何の変哲もない普通のボビンから切りった、赤い糸に見える魔道具。
持ち主と他人の「縁」を繋ぐことが出来、結べばその縁を永遠に保ち続けることが出来る。
このボビンから切り取った赤い糸を持っている限り、持ち主は他人の魔力、負担を肩代わりすることが可能になる、ただし対象に拒絶された場合はその限りではない。
使用する度に、その時間に応じて赤い糸が減っていき、糸がなくなった時点でこの魔道具は効果を失う、本来の裁縫に用いても効力は失われない

……良かった

IF

『どんな終わり方であれ、後悔することになるのは変わらない』
『……それでも君は、起こらなかった可能性を覗くのかい?』
+……覗く
『……なら、私もあえて止めはしない』


+彼の心が折れる前に、救済者が居なくなってしまった場合

【Quest Failed:飽きた。】

ついに誰もいなくなった戦場でフェレスは俎上の鯉となったバルドイードを嘲笑う。
そのまま姿を消そうとしたフェレスはふと思いついたように、「飽きた」と一言だけ発してバルドイードの心臓をその手で貫いてしまう。

「下らない話だ。」

+現し世映しを知る前に、彼の心が折れてしまった場合

【Bad END:誰にも届かぬ小さな言葉】

重症を負ったバルドイード、自身がフェレスを逃がしてしまったことを知れば、ただただその場の者達に謝罪だけを述べ続ける。
後日、全ての真実を自ら調べあげてしまった彼は、フェレスを殺すために自らその命を断ってしまう。

「アンタらには、何も知らないままで居てほしいんだ」

+現し世映しを知った後で、彼の心が折れてしまった場合

【Sad END:黒猫のサヨナラ】

フェレスを逃がしてしまったバルドイード、でも彼はもう既に、フェレスを倒すためのひとつの方法に気付いてしまっていた。
自分の胸を突き刺せばおしまい、死に場所を求めた黒猫のように、バルドイードは学園から姿を消してしまう。
彼の訃報は届かない、それでも、彼が生きているなんて希望的観測は、学園の誰も持つことは無かった。

「どうかずっと、元気でやっててくれよ」

+彼の心臓を破壊し、その存在を倒した場合

【Normal END:再び相見える時まで】

その心臓を貫いた途端、フェレスの心臓もまた血を吹き出し活動をやめ、不死への渇望を叫びながら起こすものは死亡する。
その胸から血を流したままバルドイードは清々しく、でも少し寂しそうな笑顔とともに、君達への感謝を残して息絶えるのだった。

「また、いつかどこかで、アンタらに会えたらいいなぁ……」

+その存在の操り糸を切った場合

【True END:思い出は永遠に】

イノミナンダムの支配を逃れたフェレスは思い出した、バルドイードが決して忘れることのなかったはるか昔の、父としての幻想を。
その刃を振り下ろす踏ん切りがつかずに涙を流すバルドイードにフェレスは微笑み、別れの言葉と共にその生涯を自ら終える。
後日修練場で、今まで拒み続けていた闇魔法を扱うバルドイードの姿は、まるで最期に微笑んだ父の意志を継いだかのようだった。

「……幸せになりなさい、お前の頼りになる救済者と共に」

+その存在の操り糸を切って尚、その存在が生きていた場合

【Another END:闇の父親、炎の息子】

これは、有り得ざる可能性の話、引き出された完全なハッピーエンドの物語。
イノミナンダムから解放されて尚生き延び、親子はその手の刃を手放した。
その罪を償うためにフェレスは幽閉されるが、それでも、操り人形だったころよりも遥かに幸せな未来が待っているだろう。

「我が愛しき息子は元気かね?誰かに苛められていたりしないかね!?」

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