ヒュウ

「……一生懸命がんばるのだ……」

【黙り人間】について
名前 ヒュウ
性別
年齢 12
身長 140cm
体重 35kg
種族 人間
+ more……
好きな食べ物 シュークリーム
嫌いな食べ物 辛いもの
好きなこと 動物と遊ぶこと
嫌いなこと 運動全般
趣味・特技 絵を描くこと
目標 一人で生きる
アライメント 中立にして善
アルカヌム ⅩⅦ・星
Name Hugo・Von・Hohenheim

+ image

容姿

丈の長い制服と青いヘアバンドを好んで着用している。
黒髪くせっ毛に青色の瞳、右目の下に絆創膏を貼っている。

性格

非常にマイペースな変人、極度の生き物好き。

得意魔術

強化魔術、その中でも特に対象のポテンシャルを解放する魔法が得意。
他属性の魔法は練習中、とりあえず初級魔法の全習得を目指しているらしい。

+ 魔導適正表
魔導適正表 ~ The Magic Table ~
Ignis -焔- D- 辛うじて初級の魔法を行使することが可能、得意魔法は火球(ファイアーボール)
集中を途切れさせると簡単に暴走するため危険
Aqua -冰- D 初級の魔法は問題なく行使可能、得意魔法は氷晶(アイスブロック)
他の魔法に比べると安定はしやすいが威力はそこまでない
Ventus -凬- E+ 現状は使用できない、才能がないわけではないので努力次第
あと少し練習すれば初級の魔法は使えるようになるだろう
Humus -坤- E 現状は使用できない、才能がないわけではないので努力次第
苦手とする部分でありまだまだ使えそうな様子はない
Tonitrus -霆- F 才能が全くないため後にも先にも使えるようにはならないだろう
何らかの魔術的補助を使用すれば一縷の可能性はあるか
Lumen -洸- E 現状は使用できない、才能がないわけではないので努力次第
制御が最も上手くいかない魔法であり練習は難航中
Tenebrae -冥- D+ ほかの魔法に比べると優秀、得意魔法は夜帳(ダークゾーン)
非常に多くの魔力を利用するため燃費は悪い
Curatio -癒- E+ 現状は使用できない、才能がないわけではないので努力次第
あと少し練習すれば初級の魔法は使えるようになるだろう
Specialis -外典-
Confortatus -進- A+ 非常に個性的な魔法だが、その効力は上級魔法に比肩する
定着において特に優秀で、その性質は強化よりむしろ進化に近い
進化する魔法(Progressio Maleficium)
系統樹の種によって開花した彼自身の力、対象の魔法の威力を底上げする。
底上げされた魔法は等級が一つ上がった程度の威力を示す、初級なら中級、中級なら上級、上級ならそれ以上と。
威力が上がるだけなので、コントロール能力、特殊能力などは得られない。
本来彼が時間をかけて取得する筈の不相応な力であり、連続使用は少年の体に非常に大きな負担がかかる。
使用の際には右目が紅く燃え上がるため見ていれば発動の予想は可能。

仲間達

『喋り兎のラビ』

額にゴーグルをしている不思議な白兎。
心を覗く能力が開花している、ひょんなことからとある先生と離れていても会話が出来るようになった。

《君は実にバカだな!》

『黒羽鷲のギン』

双翼が刃物のように鋭い不思議な黒鷲。
速く動く能力が開花している、100kgまでなら飛んで運べたり翼で岩を切り裂いたり出来る。

<御意>

簡単なプロフィール

忌み子、生まれつき呪いを持っており、それが原因で親に棄てられた。
森の中で泣いていたところをラビとギンに発見され、今までをその二匹に育てられている。
常にスケッチブックを小脇に抱えており、それを使って意思疎通を行う。
抜魔の呪いのせいで魔力のコントロールが非常に下手。
表向きは魔力のコントロール方法を学ぶため、裏では呪いの解き方を探すために学校に通っている。

その正体はとある組織によって意図的に作り替えられ、悪意を以て生み出された『系統樹の種』の一人。
元来人間としての側面が強かったが、とある組織の干渉により感情が混乱し、系統樹の種が暴走して事件を引き起こした。

解決後は魔術協会による一週間の軟禁と調査により、彼に系統樹の種の要素が残っていないことを調べられた。
今の少年はただの人間にすぎないが、現在も要警戒対象として魔術協会からの監視に加え、一日一回の活動報告を義務とされている。

『奪声の呪い』『抜魔の呪い』

いずれも系統樹の種を封じるためにかけられた呪い。
組織の干渉により平常より解きやすくなっており、少年は本能的にこの呪いを解こうとして動いていた。
声を出せなくなる呪い、魔力が抜け落ちる呪い、いずれも魔法を上手く使えなくするための呪いである。

『ふしぎ画用紙(ワンダースケッチ)』

彼の持っているスケッチブック、白紙のページに色んなものを収納出来る。
1ページに4畳半の空間があり、人が入って生活することも可能。
普段はラビとギンの為の居住空間、一人にするのは不安だと考えた二匹のプレゼントだとか。

交流

+ 1-10
「ともぺんぎん」
《迂闊な着ぐるみ》
<主の友人>

「ちゃんとお話ししたい」

「声が聞こえた」
《無謀だなぁ……助かったけど》
<強者>

「ぺんぎんのお友だち」
《騙されやすそうなお嬢様》
<勇猛果敢>

「あにき?」
《気持ちのいい馬鹿》

「巻き込んでごめんなさい」
《まともなら真っ先に狙いに行ったんだけど》
<繊細>

「お礼しにいかなきゃ」
《まぁ、話せるのは悪くないかもね》
<感謝>

「……強くならなきゃ」
《臆病は撤回しようかなぁ》
<庇護欲>

「ぼくの魂はあげられないよ」
《無茶なことを考えるなぁ》
<不明瞭>

「どうあやまればいいんだろう」
《辛い選択だっただろうにね》
<ふむ>
+ 11-20
「ぼく、がんばる」
《……警戒はしとこうっと》

「やっぱり先生ってすごい」

「大切な友だち」

「チョコ、おいしかった」

「杖をありがとう」

「暴力風紀委員」

「ぼくは、悪人だ」
《現実は、思っているより厳しいんだけど》

「大バカ者だ……乗ったぼくもぼくだけど」

「せんぱ……共犯者」

  • ファイル名『t;w@fuet;kbs』
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【系統樹の種の兵器化に対する関連資料】
・サンプル82『Tiny king』
サンプル58『Microcosmos』の成功により、系統樹の種全体に掛けられた呪いを解呪することを目的としたサンプル。
サンプルの投下前に掛けられた呪いを希釈、比較的解呪の簡単な二つの呪いを残すことに成功。
その代償としてサンプルの不安定さが生じたため、宿主の抗体反応により破壊される可能性がある、要観察。

被検対象:E・V・Hohenheim
女性・26歳・持病、外傷、呪詛の類は無し。
6歳の息子が一人、夫は無く、内職と村人の補助により生活。

23時58分から一時間、被検対象の睡眠中にサンプルを打ち込む。
途中、息子に発見されてしまう事態が発生したが、気絶と記憶操作の魔術を用いて一応の問題解決とした。
サンプルは問題なく定着、経過を観察する。

サンプル82『Tiny king』は問題なく生産したものの、首元の呪いの痕から生誕直後に忌み子として判断され、森の中に捨てられてしまった。
閉鎖的な村の従わなければ村八分にされるという重圧に加え、被検対象自身の聡明さも今回の事態を招いてしまった理由だと考えられる。
実験は失敗、引き続き観察を続け、育成の行われない状態でどれだけ生存可能かの調査を行う。

森に廃棄されたサンプル『Tiny king』において、興味深い現象が観察された。
呪いによって漏れ出し続けていた魔力によって森に生息していた生物が変容し、サンプルの育成に足る知力と身体能力を手に入れていたのだ。
具体的には教育を受けた人間に匹敵する言語能力、危機回避できる程度の戦闘能力、判断力、そして彼を育てなければならないという使命感がサンプルの魔力により与えられていた。
特に一匹の何の変哲もない白兎、一羽の黒鷲において最も顕著にその影響は現れ、心を読む能力、羽を刃にする能力がそれぞれ進化により開花していた。
後者は赤子を保護するための武力であるとの仮説で間違いないだろうが、前者の能力が何故回避したかは研究グループにおいても意見が分かれている。
主流な意見は言語を発せないサンプルと会話を行うため、であるがその詳細は不明。
観察は続行、このまま人の手がなくとも育成が可能であることが分かれば、系統樹の種が魔術協会に発見されるリスクが低くなり、兵器としての運用が簡単になると考えられる。

サンプル82『Tiny king』は順調に成長を続けている。
どうやらサンプルは森の動物たちに対して十分な知識を与えることにより、間接的に知識を手に入れるための場を形成しているようだ。
即ちこの実験において、系統樹の種は人の手でなくとも成長が可能であることを示しているが、これに関しては後々のサンプルで再現性を確認すべきである。
また、新たな疑問点として、サンプルを主に育成している動物は以前の資料にも特筆した、白兎と黒鷲の二匹であることが挙げられた。
その動きはまるで父母のようであり、人間性が喪失しているはずのサンプルがあたかも人間の家族として生きようとしているかのように感じられる。
人間性は兵器化の際に非常に邪魔になる要素である、注意深く観察を続行する。

サンプル82『Tiny king』の人間性に関する解析結果が出た。
呪いの希釈により生じたサンプルの不安定化が原因であると考えられる。
即ち、今までのサンプルにおいてはその種族は系統樹の種であり、人間である要素を完全に撤廃していたが、サンプル82においてはその限りではなく、系統樹の種の要素と人間の要素が入り混じって存在しているということである。
勿論その割合はハーフほどに大きくはなく、人間の要素は比較して小さいが、動物からの教育を受けることにより人間の要素は僅かに大きくなっているようだ。
その原理は未だ不明、早急にその原理を解明し、こちらからあまり手を下すことなく人間性を消去する手段を発見することが現状の目標となった。

サンプル82『Tiny king』に限らず、系統樹の種の人間性は人との交流によって増加する可能性が高い。
サンプルに人間による接触を行ったところ、会話によって人間性が大きく向上したことを確認できた。
即ち、人間との交流手段をなるべく失わせることによって、人間性の向上率が低下し、より兵器として純度の高い存在になるのではないかと考えられる。
直接的な手段で我々の存在をばらしてしまうのはあまり得策ではない、間接的な手段で人間との交流手段を奪う方法を模索する。

実に簡単なことじゃないか。
言葉を奪い、自由を奪い。
サンプルがどんな行動をとっても、その結果が人類を傷つけることに繋がるように。
サンプルを作り替えてしまえばいいのだ。

サンプルは現在ネポック魔法学校に在学中。
さぁ、すぐに取り掛かろう。
人と交流するしかない学校という空間で、その手段を奪ったらどうなるか。

観察を続行する。



  • ファイル『系統樹の種について』
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『系統樹の種』
この世界に悪意を以て投げ込まれた、世界を変えうる力を持つ何か。
その原型は不自然に変異した受精卵であると考えられ、災害を齎す存在として「生まれた」のは一度だけ。
凡百存在を自分の都合の良い方向に進化させる力を持ち、それを宿した母体は胎児を守る為に最適な、生態機能だけを残した鋼鉄の城塞に進化していたという。
それは抵抗する意思すら不必要なものと淘汰させる理不尽な力であり、生れ落ちたたった一人の存在は、たった一人のたった一刻で一つの街を支配した。
その事件は一人の大魔導師によって相討ち同然に鎮静され、同等の存在が生まれた時の対象としてその大魔導師は呪詛を残している。
魔力を自在に使わせぬ為の幾多の呪い、その管理の為に発生しなくなった事件は、系統樹の種の記憶自体を風化させるに至ったが。
今現在も識者の記憶には凄惨な事件として残存しており、彼らはその存在に対して口を合わせて言うだろう。

『奴に 魔力を 使わせるな』

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最終更新:2018年06月04日 01:15