協会派



概要


 超常の力を持つ魔法少女は、社会に関わった場合混乱の元になるとして、魔法少女は抑制的に活動するべきと主張する勢力。
社会上の平穏を守ることを目的として、超常の力を我欲のために行使する魔法少女に対抗するために結成された魔法少女のチームから発展した。
 理念上魔法少女としての力を積極的に振るうことはせず、大災害等の事態となった場合を除き社会に対して関わりを持たない。
一方で起源である魔法少女のチームの活動と同様に、我欲のために能力を使い社会に混乱を引き起こす魔法少女に対しては積極的な干渉を行う。
 そのため魔法少女による魔法少女の監視組織という性質を持っており、主な活動は同盟に属さない魔法少女の監視、犯罪行為を行った魔法少女への対処など。
 しかし、その理念故の強権的な部分を疎む外部の魔法少女は少なくない。また、組織化の弊害として内部は一枚岩でなく、同盟を変質させようと画策する者も一部に存在する。

OS


選抜戦闘班

“ウィッチオーダー”、“魔女の騎士団”の通称を持ち、華々しい活躍で知られる特殊な戦闘部隊。
人口の多い地域の複数の支部が合同で精鋭の魔法少女を選抜し編成する戦闘グループで、高い戦闘力や特殊な能力を持つ魔法少女で構成され、各支部の要求に応じ運用・派遣される。
派閥としては穏健派でありながら実力行使を躊躇わない穏健武闘派とも言える部隊。
個人単位で派遣されることも多々あるが、指揮系統の明確化のためメンバーには序列として番号が割り振られ、単独でない場合下位者は上位者の指示の元に行動する。
自由派勢力の魔法少女に対して一定程度寛容な立場を取るが、実力を行使する際は断固として行われる。
同盟内の反過激派としての側面も持ち合わせており、過去には魔法少女同盟の基本理念を無視し社会的な混乱を引き起こした同盟内の過激派勢力の粛清も行っている。
性質上、同じく同盟内の特殊部隊である処刑隊とは犬猿と言ってもいいが、複雑な派閥間の取り引きから直接的な対立には至っていない。

『処刑隊』

協会に古くから有り、変わらぬ過激派勢力。
与えられた任務は協会の過激派に不都合な存在を完膚なきまでに「粛清」すること。
つまりは一種のタスク・フォースであるが、その任務は決して華々しいもの、清らなものとは限らない。
『処刑隊』が掲げる正義とは、掛け値無き「絶対」である。不穏分子の排除には余念がなく、必要とあらば味方であるはずの協会派の魔法処女でさえ手にかけることを厭わない。
故に過去に協会が引き起こし犠牲者を出す結果となった武力衝突にも多く関与している。
其の中でも最も凄惨な結末を迎えた事件の一つであるという、2念前のクリスマスに起きた「白夜の殺戮」を主導したのが『処刑隊』であることは、半ば公然の秘密になっている。

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最終更新:2017年04月16日 21:56