キリン

肉質

部位 切断 怯み値
55 25 20 0 20 5 200
上半身(雷纏い) 31(20) 20(15) 15(10) 0(0) 15(10) 5(5) 260
下半身(雷纏い) 29(20) 20(15) 15(10) 0(0) 15(10) 5(5) 240

攻略

初代MHから居る古参、キリンが新大陸にも堂々の参戦。
別名「幻獣(げんじゅう)」。殆ど発見されないことから、別名に「幻」の名を冠している。
MHWでは古龍の中で唯一ストーリーに直接関与せず、一定条件をクリアすることで初めてまみえることができる。また古龍の中で、唯一下位個体が存在する。下位とは言え初交戦の段階ではやはり別格の強さ。
ちなみに古龍の中で別名に「龍」の字が入らないのはコラボモンスターのベヒーモスを除いてこいつだけである。

CMで初公開されたがキリンの続投よりも「キリン装備」の続投に喜んだ人も多いはず。

コンセプトは「雷」。耳栓が必要な咆哮こそ行わないが、雷を自由自在に操り、例え遠距離にいようがピンポイントでこちらを射抜いてくる。そして雷やられによる気絶・雷自体による麻痺と、とにかくこちらをとことん拘束してくる。
耐性を積んでない状態で攻撃を立て続けに食らうと、ほぼ確実に何らかの状態異常で動けなくなる。特に麻痺はマルチでも殴って起こすことはできないので、非常に危険。慣れない内は、「雷耐性」「麻痺耐性」「気絶耐性」をガチガチに固めて挑もう。
今作は昔ほどガンランスと相性は悪くない、と言うよりもむしろ良い方に入るだろう。しかし油断するとあっけなく感電死するため気は抜かないように。

動き方としてはバックステップ等で落雷に対処しつつ頭にガード突き→砲撃をひたすら当てていく。よほど大きい個体ではない限りガード突きが胴体付近からでも割と安定して入る。
戦闘が進行すると自身に雷を纏わせ、攻撃が苛烈になる他、角以外の肉質がガチガチに硬化する。砲撃のあるガンスにはあまり関係ない。面倒なら心眼を付けてもいいだろう。しかし頭が弱点な事には変わらないため、なるべく頭を狙う立ち回りをしたい。
範囲攻撃も硬い肉質もメンドクセーとなるようなら放射型のガンランスで溜め砲撃を繰り返すといずれ沈む。拡散型でボンボンやるのも良いが拡散砲撃が届く範囲まで張り付けるなら突きも入れたほうが早いかもしれない。

また通常個体はまだいいが、歴戦以上になると途端に攻撃力が激増する。HR49のハンターを最初に出迎える歴戦古龍のキリンは、最後にして最強のストッパーである。耐雷の装衣と転身の装衣を整備スキルをつけて着まわせばぐっと楽になるので参考までに。

MHWで初めて「歴戦王」個体が追加されたのがこのキリン。「王」と名はついているが、新モーションは特になく、攻撃力と体力が高くなったキリンといったところ。雷の威力は脅威だが、歴戦キリンにしっかりと対策が出来ているハンターなら、恐れるほどではない。


攻撃パターンと対処法

頭突き

角で正面を少し突く。
出がかなり早いが攻撃力は全然無い。リアクションも尻もちなのでSA付きなら攻撃が続行できる。
しかしこの攻撃の真に危険な点は被弾した場合起き攻めが発生しやすいことである。
ガード突きなどをしている際は怯み軽減が無い限り尻もちをついてしまうため、正面で攻撃してたら怯んで尻もち、目が覚めたらベースキャンプに居た、なんてことになりかねない。なるべく正面には立たないようにしよう。
なお以降の角を使う攻撃も同様だが、角を使う攻撃を3回ガードすると少し怯み棒立ちする。狙ってみるのもいいだろう。

突進

爪で地面を2回かいた後突進する。
大体正対している時に行うのでサイドステップで避ければ問題ない。場所や距離によっては追って落ちる雷に当たる場合があるため、被弾したくない場合は大きめに避けよう。

後方蹴り

嘶いたあと後ろを両足で蹴り上げる。当たるとぶっ飛ばされる。
真後ろに立つとそれなりの頻度で蹴ってくるが大バックステップできれいに避けられる。
余談だが現実の馬も真後ろに立つと蹴ってくる。骨折や最悪死亡などシャレにならない事態になるため現実でバックステップができないのであれば馬の後ろには立たないように。

角突き上げ

2回連続で角を突きあげる。
これ自体は頭突きと同様大した攻撃ではないが直後に必ず落雷攻撃を行うため警戒はすべき。

ケルビステップ

左右に飛びながら前進する。
リアクションが尻もちな上着地地点に雷を落とすので引っかけられると雷をもらいやすい。ガンランスの交戦距離ならまず危険な状態にはならないが、ビビッて距離を離してしまいやすい人は注意。

落雷

キリンの十八番。これに対応出来るか否かがキリンを攻略出来るかのカギである。
幾つかタイプが存在し、
  • 脚を全て地面に付けた状態で角突き上げ後正面に数本落とす
  • 脚を全て地面に付けた状態で角突き上げ後キリン自身に数本落とす
  • 軸合わせをした後脚を全て地面に付けた状態で角突き上げ後ハンターに向けて数本落とす
  • 前脚をあげ、大きく体を反らせたあとキリンの周りに連続で落とす
といったパターンである。
見分けがつかないとお思いかもしれないが、避け方は簡単。
脚をつけていて、離れているときは自分に落ちる、近づいているときはキリン付近に落ちると考えればほぼ対処可能。
キリンの周りに連続で落とす雷はキリンの正面を頂点とした五角形状に正面→左前→右前→左後ろ→右後ろと落ちるので実は真後ろが安地。
すべて雷纏い状態で本数が増えるが、まとめて落とすものはあまり範囲が広がらず、連続で落とすものはキリンの左前→右前→左後ろ→右後ろと台形状の落雷が追加されるだけなので相変わらず真後ろが安地である。

水平放電

地面と水平に最大3本の雷を走らせる。
ガード強化がないとガードできない。
予備動作が長いため避けるのは簡単だが怯みやダウンで中断できない。予備動作中にダウンを取ったからと言って攻め込むと残った放電にやられる場合があるので冷静に。
なお昼間だと地面の白い砂と同化して異常に見づらい。

闊歩

ハンターと位置が離れている場合使ってくる場合がある。
ゆったりと歩きながらこちらにむけて雷を落とす。雷纏い状態だと本数がかなり増えるので離れたキリンを追いかけようとしてこれで迎撃されることがままある。

大落雷

軸合わせをした後角に帯電させつつ大きくのけぞり、強力な落雷を起こす。
ガード可能だが、被弾すると即死する場合もあるので何が何でも当たらないようにしたい。見てから大バックステップ→バックステップで範囲から逃げられるが、前ステップだと回避距離がついていないと厳しい。

雷纏い

キリン自身の周りがしばらく光った後、本体に雷を落とす。
予備動作が大きいのでまず当たらないとは思うが、威力そのものは上記の大落雷と同等のため被弾したくない。
予備動作中は動かないため竜撃砲のチャンスである。
これを行った後は胴体の肉質がとても硬くなる上に攻撃後の威嚇といった隙がなくなる。苛烈な攻めに臆さなければダウンを取って解除できるため気合を入れよう。
最終更新:2019年06月03日 16:42