初心者用のページ


始めたての人はまずはこちらを読んで欲しい→始めたての人に向けて


ここでは
  • ランキングマッチを始めたけどなかなか勝てなくてランクが上がらない。
  • 勝てる時はボロ勝ちするけどレーンで負けたら取り返せない。
  • レーン戦ではうまくいくときが多いけど中盤以降で負けてしまう事が多い。
というような人たちに向けて、知っておくと役に立ちそうなことを書いていくことにする。


では始めよう。

初心者用のあれこれ



大まかな試合の流れを知る。

このゲームには大まかな流れがある。

まずはレーン戦

まずはここで「有利を取る」ことが重要になる。
ミニオンを先に処理してタワーに押し付けられれば、まあ妥協点
相手のジャングルモンスターを倒してゴールド有利が付けばよし
キルを取れればグッド
タワーが折れたりすればベリーグッドだ。

逆に有利を取られるとだめだ。
一番ダメなのは相手にキルをされること。
どうしてもタワーを守れない場面は必ずある。
そういう時はタワーを捨ててしまうのも手だ。



レーン戦が終わったら

レーン戦の終わりというははっきりとはしていないが、目安として、どちらかのタワーが折れたら。
もしくは、こちら側が大幅なゴールド有利を取れたらだろう。


1.お金を稼ごう
装備が相手より強ければだいたい勝てる
装備を買うためには、お金がいる。
つまり、相手よりお金をたくさん持っていれば自然と勝つのだ

まずはこの4つを敵チームより多くこなす!
1.ミニオンを倒す
2.ジャングルモンスターを倒す
3.敵を倒す
4.タワーを折る

これを相手にさせず、自分は相手よりたくさんできる人が、モバレ上手い人になる。


2.味方を助けにいこう
自分たちのレーンが勝っていても、進展のないレーンや、逆に負けそうなレーンがある時は助けに行こう。

一時的に味方に寄ることで数的有利を取ることができるぞ!

3.タートルを意識しよう
マップに亀がいる。
この亀を倒すと、味方全員が経験値と150ゴールドを手に入れる。
なんと、実はこれタワーを1本折ったのと同じなのだ。
逆に取られると非常に辛い。
前半の試合を大きく左右するので強く意識していこう。


4.なんだかんだで集団戦
そんなこんなをしていると、あちこちで集団戦が始まる。
集団戦を制する者は、試合を制する。
寄れる時は寄ろう。特にタンクやメイジヒーローを使っている時。
スタンを持っているヒーローが近づくだけで、その集団戦の勝ち負けが決まってくるぞ!


中盤から終盤
ここまでの流れで実は、ほとんど勝ち負けは決まってくる。
そしてここからは、それを如何に崩すか、はたまた崩されないか。という事になってくる。
これ以降は「初心者へ」という命題から外れてしまうので別項目に。








自分のロールと動き方、試合での役割を知る。

まず一番重要でありながら一番難しい要素はここだろう。
自分が使うヒーローの役割はどういうものなのか、そしてどう動けばその役割を果たせるのかを把握しておこう。
ヒーローのロール(役割)やその簡単な分類についてはヒーローのページを参照していただきたい。

では1つずつ見ていこう。



タンク

「オレ、ミカタマモル。テキ、トメル」
タンクの役割は非常にシンプルなものだ。それは敵の攻撃から味方を守るというもの。

役割としてはこの一言で片がつく。しかし、この役割を果たすためには、集団戦の動きをしっかりと考えたり、味方とのタイミングを合わせたり、考えることは多いだろう。

一括りにタンクと言っても、およそ3つにカテゴライズされるだろう。


 1.敵の攻撃を受けながら敵を追い回し、敵を攻撃し、キルを狙う。

一般的にオフェンシブタンク(オフタンク)と言うこともある。
武器を一本積み、残りを防具にする。というビルドを組むことが多いだろう。
敵のハンターやメイジを追い回すことで攻撃に参加させないようにする。また、キルできるほどヘルスが減っているヒーローに対しては積極的にキルを狙い、強引に人数有利を作っていく。
自らが突っ込むことで強引に集団戦をスタートさせる。モバイルレジェンドの用語で言うなら『チャージャー』に当たるだろう。
追い回す、突っ込むという動きをするため、味方とのタイミングが合わなければすぐに溶かされる危険性がある。そうなった場合は『tank bobo(スラング的にアホ・馬鹿)』と言われるので注意しよう。
該当ヒーロー:ヒルダバルモンド


 2.敵の攻撃を一手に引き受けることができ、行動妨害を駆使して味方をサポートする。

スタンや弾き飛ばしなどのスキルを持っているとこのタイプであるだろう。
敵集団に行動妨害を当てて自分が入ることでこちらのタイミングで集団戦を開始させる。
集団戦の時は火力を出そうとする敵の火力職に行動妨害をぶつけたり、敵のタンクの動きを封じたりといった状況に応じた行動の選択が重要になる。
ヒーローによって妨害の方法は変わってくるので自分のスキルを最大限に活かせる選択をしよう。
該当ヒーロー:ティグラルミノタウロスロインジェイソン


 3.敵を引き寄せたり弾き飛ばしたりすることで、強制的に人数有利を作り出す。

押し出し、引き寄せなどを持っているヒーローはこの役割を持つことが多い。
当然、人数有利を作った後は相手の追撃を受け止めることで味方を生かすという動きもしなければならない。
最も皆の印象に残るのはフランコのフックだろう。集団戦前に1人をキャッチすることで人数有利を作り、その有利を活かして集団戦に勝利する。
1人ないし2人をキャッチした場合は、味方4人にその処理を任せ、残りの敵を自分が止めるという動きができると非常に頼もしいタンクになれるだろう。
該当ヒーロー:ティグラルガイフランコ


大まかにカテゴライズするとこのようになる。
(ティグラルに関しては人によって集団戦を重視する人と人数有利を重視する人で分かれると思う。しかし両方で役割を果たせることから上のように分類した。非常に乱暴なカテゴライズだと思うので、何か意見があれば指摘頂けると助かります。)



ファイター

別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?
ファイターの役割は多岐に渡るだろう。
  • ある程度の防具を積み、タンクと共に前線を張る・集団戦に持ち込む。
  • 武器を積み、アサシンのようにキルを狙いに行く。
  • ウェーブクリアに特化させ、マップを走り回りレーンをプッシュしてプレッシャーを与える。
などなど。
それぞれのファイターが持つスキルは個性豊かであり、自分ができる動きを理解し、何が出来、何が出来ないかをしっかりと理解しよう。

個人的な考えで以下のようにカテゴライズしてみる。


 1.ある程度の防具を積み、オフェンシブタンクとしての役割を持つ。

タンクの1番と似たようなビルドを組むことになるだろう。サステイン(回復能力)や無効化、防御アップなどを駆使してしぶとく生き残り、行動妨害を撒き散らしながら味方をサポーしよう。
とにかく重要なのは死なないこと。一度当たりに行っても、味方が引いていて勝てないと判断できる場合は潔く退き、態勢を整えよう。
該当ヒーロー:アルファルビーシュウフレイヤヒルダバルモンドなど


 2.武器を積み、アサシンのようにキルを狙いに行く。

アサシンほどのバーストは出ないが、自身の持つ行動妨害やスキルの特性・威力を持ってして敵をキルし、人数有利を作る。
基本的に敵に入り込むスキルや逃げるためのスキルを持っているとこの役割を果たしやすいだろう。
アサシンと同様、突っ込んだ先でスタンなどを食らってしまうと目も当てられないコンボを食らって死んでしまうので、
味方のタンクが突っ込んだり、敵集団に行動妨害が入ったりした時に勢い良く入り込み、危ないと思ったら思い切って退こう。



 3.ウェーブクリアに特化させ、マップを走り回りレーンをプッシュしてプレッシャーを与える。

手数が多く、タワーを折るのが得意なヒーローはこの役割も果たすことができる。
レーンをプッシュし続けることで、敵がそれを処理せざるを得なくなり、人数差が出来た所で集団戦を起こす。
もしくは敵がレーンの処理に来ないならばさっさとタワーを追ってしまい、有利を取る。
味方集団と孤立して動くことが多いため、マップを常に見て相手の動きを把握しながら動いていこう。
仕掛けたいレーンの付近に相手が3人いてまんまとキルされてしまった!と言うようなことがないように。

該当ヒーロー:趙雲ベイン悟空ロジャーなど


個人的な考えによるところが大きいが大まかに分けるとこのような感じだろう。
もちろん、スキルの性能をうまく活かし、それに基づいたビルドを構築するのが非常に重要である。
多彩なファイターだからこそ、自分がやりたい動きのためにスキルをどう使うか、装備をどう組むか、しっかり考えて動かしていこう。



アサシン
あ〜ビューティフルだ〜

颯爽と現れてキルを取っていく姿はまさにビューティフル。
アサシンの役割はシンプルだ。相手をキルすること、これに尽きる。
もちろん、ヘルスが満タンの敵を1人でキルするのは困難だろう。ヘルスの少ない、キルを狙える相手を的確に判断し、思い切って飛び込んでキルし、相手の戦力を減らしていこう。
アサシンの中には序盤からガシガシとキルを狙っていける者がいれば、装備をある程度整えてから凄まじい殺傷力を持つ者もいる。
自分が扱うヒーローがどれに当たるかをしっかりと考え、自分が強いタイミングを覚えることでより効果的に働くことができるだろう。


たまに試合中に「俺のキル取るなよ!」とかいうメイジが居るときがある。そんな時はひたすらにキルを重ねていき、自分の仕事を見せつけてあげよう。


キルを取ることに集中してしまい、相手をキルした後に自分が囲まれてキルされると、1:1交換ではあるが、相手の方が先に人数が揃うことになる。
そうなるとこちらが人数不利になるので、突っ込むところは突っ込み、引くところは引くという部分は大前提として覚えておこう。



メイジ
これが私の全力全開!スターライト!ブレイ○ー!!!
メイジの役割について誤解している人は多いと思う。
メイジはキルを取るのが仕事ではなく、本来はキルを生むために敵のヘルスを大幅に削ったり、相手に行動阻害効果を遠距離から与えるのが仕事である。(魔法ダメージのアサシンとメイジを混同している人もいるが、それは大きな間違い。)
※キルをとるな、という話ではない。チームのために火力をだそうということ。火力を出している過程としてキルを取ってしまうのは全く構わない。

ヘルスを削る、といってもこちらがそれ以上に削られてしまっては元も子もない。
対面の敵のリーチ、スキルの把握が重要であり、いかに安全に攻撃を当てるかが鍵となる。

前述したように、メイジは比較的多くのヒーローが遠距離から行動妨害を発生させることができるため、条件次第では一度の機会で大量のダメージを狙っていける。
これらの行動妨害は味方のタンクやファイターと合わせることで強制的に集団戦に持ち込ませることもできるし、タイミングがしっかり合えば一方的なキルを生み出すこともできる。

自身の射程とスキルの特性をしっかりと理解し、場面に応じて効果的な働きができるように練習しておこう。
(あくまで一般的な話。ヒーローによって動きが大きく変わるので、詳しく知りたい場合は各ヒーローページをチェックだ!)



ハンター
一気に行かせて…もらうわよ!
ハンターの役割は試合中盤〜後半にかけて火力を出し続けること
ハンターは軒並み序盤めちゃくちゃ弱い。
とにかく死なずに育つこと

基本的にハンターは射程の長い通常攻撃がメイン火力となることが多い。
(もちろんスキルの威力が高いというのもあるが、集団戦において通常攻撃の撃ち方がうまいハンターがいると敵が面白いように溶けていくのである。)
もちろんクリントのような例外もいる。

自分の射程の限界を把握しておき、うまく立ち位置を調整しながら敵が近付いてくるまでの間にダメージを出し続けよう。
ここで注意しておきたいのが、通常攻撃を連発するために立ち止まってはいけないということだろう。
立ち止まって通常攻撃を使い続けるのも悪くはないが、集団戦や小規模戦では常に敵の位置も味方の位置も前後するものだ。
その状態で立ち止まるということは味方から置いていかれる、または敵の接近を許すことにつながるだろう。
集団戦を起こしている塊が、こちらに流れてくるようであれば常に後ろに下がりながら通常攻撃を行おう。(これをカイトという。)
また、前に出ながらの集団戦になる場合は味方の位置を確認しながら自分が前線に出ない程度に前に進み、火力を吐き続けよう。

終盤における集団戦の勝ち負けは、行動妨害のタイミングや敵と当たるタイミングが重要ではあるが、ハンターが如何に火力を出し続けられるかも非常に重要な部分になるだろう。
だからといって、火力を出そうとして逆にキルされてしまうと元も子もないのだが…。

集団戦に勝利し、うまくハンターが生き残ることができれば、持ち前のタワー折り性能の高さを活かして一気に勝負をつけてしまおう。
自分が試合を左右できるロールであることを覚えて動くことでより勝利に近付くことができるだろう。



サポート
フレフレ!みんなー!フレフレ!私ー!みんなの未来を〜抱きしめて!元気のプr
サポートの役割は文字通り味方のサポートである。
それ以上でもそれ以下でもない。村上春樹風マイヤ参照。

敵を妨害したり、味方を回復したり強化したりすることで戦いを有利に進めるのが仕事だといえるだろう。
ただし、やりたいことは一本に絞るようにするのが無難である。

大まかな分類としては2つに分けることができるだろう。


 1.味方を回復、または強化することで試合を有利に運ぶ。

味方への影響を持つスキルを適切なタイミングで使用することで、瀕死の味方を救ったり、殴り合い中の味方を回復したりと言った動きをしていこう。
基本的に、敵を攻撃するような動きは苦手なため、味方と行動を共にするのが無難だろう。
積極的に敵に向かっていくのではなく、あくまでも味方と合わせることでその真価を発揮できることを忘れないように。
該当ヒーロー:エスタスラファエル


 2.敵に妨害をかけることで味方を有利にする。

豊富な妨害スキルを持ち、敵への妨害に優れているヒーローはこちらになるだろう。
近付いてくる相手を退けたり、逃げる相手を妨害しキルを生んだりという動きが重要視される。
特に集団戦の中で誰にどのタイミングで妨害を当てるかを判断できるかが腕の見せ所だろう。
突っ込んだタンクやファイターと合わせて使ったり、敵をキルしに行くアサシンと合わせたり、状況に応じてタイミングを考えてみよう。
該当ヒーロー:ロインナナミノタウロス




簡単ではあるが、以上が各ロールの役割や動き方であるだろう。
自分のヒーローがどのような役割を持つべきなのかをしっかりと理解し、それに則った動きを出来れば、更に活躍が期待できるようになるだろう。





ビルドの組み方、作る順番を考える。



ヒーローの特徴が分かった所で、次はビルドの組み方や武器や防具を買う順番について考えてみよう。

とは言っても、漠然と書いてみても何の参考にもならないので、具体例を上げて考えてみる。

火力職、タンク職でそれぞれ考えてみよう。




火力職(物理)の場合。具体例:ライラ


ライラはスタンダードなハンターで、通常攻撃がメインの火力となるヒーローである。
(スキル攻撃も強力だが、結局のところ通常攻撃の連発によるダメージの方が圧倒的に高いのである。)

通常攻撃がメイン火力となるヒーローの場合は、当たり前だが、通常攻撃を使用することでパッシブ効果が発動するような武器を装備したいところだ。

具体的には
などである。

もちろん、ここに挙げなかったディスペアブレイドデッドリーブレイドが相性が悪いというわけではないので誤解しないように。

ライラのビルド例


では次に、上に挙げた武器の中で1番優先したい武器が何かを考えてみる。

これは人によって考え方が違うので、ただ単になんとなく選ぶのではなく、自分なりにしっかりとした理由を持って選択しよう。
などなど。
このように人によって考え方が異なるので、自分にあう序盤の戦い方を見つけ、それと相性の良い武器を最初に完成させると良いだろう。移動速度を重視したい人は各種ブーツから完成させる場合もあるので、そういう考え方もあるということを覚えておこう。




タンクの場合。具体例:ティグラル


タンクのビルドは非常に難しい。相手の編成によってテンプレ化するというのが困難だからである。
とは言っても一定の基本を決めることで様々な状況に対応できるようになる。

では具体的な状況を想定して考えていこう。



 1.相手の編成がメイジメイジファイターファイタータンクの時
(※こんな編成ないだろとかいう突っ込みはなし)

まず注目すべきは、大ダメージを警戒すべきメイジが2人いるということだろう。
こういう場合、物理防御よりも魔法防御を優先して積んでいくと良い。とにかくメイジは行動妨害と高火力に警戒すべきであるため、スタンなどの拘束を食らった後に集中攻撃されても多少は生き残ることができるようにしっかりと魔法防御を積んでおくべきだろう。

ティグラルのビルド例

今回の場合、メイジが2人いて行動妨害及び魔法攻撃に警戒するためにタフブーツを採用し、ヴァルキリーブレスカースヘルムで魔法防御を上げることで少しでもメイジの攻撃を耐えようと考えている。
物理に対してはデモンズアドベントドミナントシールドのパッシブと防御でなんとか凌ごうという算段である。



 2.相手の編成がメイジハンターハンターファイタータンクの時
(ランキングでもたまに見る編成。キャリーロジャーキャリーモスコブなど。)

この場合、最も警戒するべきはハンターの火力である。ティグラルは基本的に近接なので、しっかりと対策をしなければ近付く前に溶かされてしまうだろう。
ハンターの攻撃速度上昇のためによく積まれるのがスカーレットファントムウィンドテラーだろう。
これらの武器、強力な攻撃速度、メイン火力が通常攻撃、という点を鑑みるに、これらに対抗できるパッシブを持つ防具を選んでいきたい。

ティグラルのビルド例

思い切り物理に寄せているビルドである。
やり過ぎと思われるかもしれないが、実際はここまで固めなければ対応できないだろう。(ここまで固めてもそれを上回る火力を出してくるハンターはいる。)
デモンズアドベントで可能な限り通常攻撃に対して強みを取り、ウォリアーブーツで防御を上げ、スティールハートでクリティカル連発による即死を防ぐ、という考え方である。
この場合、相手のメイジにイビルクライを積まれてしまうと非常に厄介なのだが、そこは技量でなんとかしていこう。とにかく、タンクとして近付くことが出来なければ仕事をすることすら出来ずに死ぬことになるため、ハンターに対しては過剰と言ってもいい程度に対策を取るのが無難だろう。



 3.相手の編成がメイジアサシンハンターハンターファイターの時(敵タンクなし)

この編成は敵にタンクがいないものの、火力がものすごい事になっており、もはやタンク1人では受け切ることが困難な編成だろう。
こういう場合は、敵からのダメージを受け切るのではなく、ダメージを受けながら近付き、1人ずつ行動妨害をかけていき人数を減らしていく、という戦い方になるだろう。
ここで重要なのは、如何に相手に近付くかと如何にヘルスを削られないかである。

ティグラルのビルド例

タフブーツのパッシブで移動妨害に若干の対応をしつつ、ドミナントシールドで追いかけ性能を上げ、オラクルのパッシブでヘルスを削られすぎないようにする。
オラクルとドミナントシールドの冷却短縮によりスキルの頻度を上げることで、敵への行動妨害の回数を上げる。
上でも書いたが、重要なのは如何に近付くか、削られすぎないか、である。無駄な攻撃は可能な限り避け、飛び込んだらダメージを受けつつターゲットをしっかりと定めて動いていこう。



タンクのビルドは非常に難しいところだが、ざっくりと上のように考えることができれば、多少は楽になるだろう。



また、最初に積む防具としては、レーンの相手が物理なのか魔法なのかによって決めていいだろう。
対面がメイジで、敵のハンターが厄介そうであれば、先にサイレンスローブを作ってから物理防具に着手するのも悪くないだろう。
相手によって柔軟に対応しよう。




以上が簡単ではあるが、ビルドの組み方、作る順番の考え方である。
必ずしもこの意見が正しいとは限らないため、基本的には好きなように組んでもらって構わない。
しかし、自分のヒーローの性質と相性のいいビルドを構築できれば、味方に取っては頼もしい戦力となり、敵にとっては非常に厄介な存在となれるだろう。


ヒーローの性質と役割を知り、ビルドを組み、実際に作る順番を工夫することがあなたの勝ちにつながるだろう。





敵のアイテムやレベルを確認して状況を判断する。

自分のビルドを考察したら、次は敵の情報から状況を判断する必要がある。


試合中の画面で、経過時間が表示されてる部分をタップすると、敵と味方の現在のレベル、ビルドが確認できる。
この情報を基に、誰が育っているのか・育っていないのかを判断したり、積んでいる武器を見て対応策を考えたりすることができるだろう。


ここでは、試合序盤と終盤に分けて、自分の考え方を書いていこうと思う。



試合序盤

序盤に重要視している点は

  1. どちらが先にLv2になるか
  2. お互いがどの武器を持っているか
  3. どちらが先にLv4になるか


まず①、これは非常に重要な部分で、基本的には先にLv2になったほうが圧倒的に有利である。

理由は明解、使用できるスキルが相手より多いからだ。
例外(ロジャー)を除くと、Lv1で使用できるスキルは1つだけで、対してLv2で使用できるスキルは2つである。
選択肢が1つの相手に対してこちらが2つの選択肢を持つことができるという状況が、いかに有利であるかが分かるだろう。



次に②、これに関しては両者のビルドに左右されるため、難しいところである。

具体例を挙げて考えてみよう。
レーンで1vs1、ハンターのミラーマッチと仮定する。

片方(Aとする)が最初に作りたい武器はスカーレットファントム、もう片方(Bとする)が最初に作りたい武器はブラッドクロウだとしよう。

Aはまずワイルドメテオを作成する、コストは900$。攻撃速度+15%、クリティカル率+10%。
Bはまずレギオンソードを作成する、コストは910$。物理攻撃+60。

この時点で正面から殴り合いを始めた場合、どちらが有利か分かるだろうか?

ここではBが有利になるだろう。
攻撃速度やクリティカル率が多少上がったとしても、攻撃力に60の差がある場合、よほどクリティカルを連発出来なければ負けてしまうだろう。

では最初にスカーレットファントムを作るのは愚策なのか?と問われると決してそういうことではないので誤解なきよう。

ここで言いたいことは、相手と自分にどれくらいの戦力差があるかを常に把握しておく、理解しておくことが重要だということだ。
自分のほうが戦力として有利ならばある程度無理をしてでも殴り合いに持ち込んでも問題ないし、逆に不利ならばできるだけ正面からの衝突を避けるように動いた方がいいだろう。

実際に相手の攻撃を受けてから判断するのではなく装備を見て判断することで、よりレーン戦を安定させることができるということを覚えておこう。



最後に③、Lv4になると強力なスキルであるスキル3(SPスキルとも言う)が使えるようになるからだ。

スキル3はそのキャラが使える最も強力なスキルであり、切り札とも言える。
これを先に使える(Lv4になる)状況は言うまでもなく有利だ。
相手には切り札がなく、こちらにはある。これは相手に対して多大なプレッシャーやダメージを与えるチャンスであるだろう。

逆に、相手が先にLv4になってしまった場合は、できるだけ相手から離れてファームし、こちらも早急にLv4になれるよう努力しよう。



以上が序盤で重要視している部分である。
特に②に関しては、キルを取る・取られるに直結する部分ではあるので、覚えておいて損はないだろう。




試合終盤

終盤に重要視している点は
  1. 敵味方それぞれで誰が1番育っているか。
  2. 敵や味方と比べて自分がどれほど稼いでいるか。


まず①、これが非常に重要で、1番育っている敵を避け、1番育っている味方に合わせると良いだろう。
基本的に、序盤~中盤で圧倒的に育った場合、レベル差が大きくついてしまう可能性が高い。
具体的には、こちらがLv10の時にLv15の相手がいるという状況だ。
このような場合の対処法として最も簡単なものとして、1番育っている敵を複数の味方で囲む、1vs1は必ず避ける。と言うものがあるだろう。
あとはできるだけ積極的にファームすることでレベル差や装備差を埋めていくように努めよう。

序盤に圧倒的に育った相手がいたとしても、スローペースな試合展開にし、序盤の有利を少しずつ潰して行くことで、ワンマンゲームを防ぎ逆転することも可能である。
ある1人のヒーローが圧倒的に成長していたとしても絶対に諦めないように。



次に②、自分が他と比べて成長できているか、稼げているかというのは非常に重要な部分だろう。
自分が周りよりも育っている場合、そのまま順調に育っていき味方を導いていって欲しい。

自分が周りよりも育っていない、稼げていない時が問題だろう。
この場合は、とにかく集団戦を避けてミニオンやジャングルモンスターの処理しファームに専念しよう。
よく、周りよりも成長度が足りないのにやたらと集団戦をしたがるプレイヤーがいるが、成長度の劣るヒーローがいる中で集団戦を行うのは非常に危険な行為なのだ。1人でキルされるならまだしも、味方を巻き込んでキルを取られるのは勘弁して欲しいものである。
とにかく自分が育っていない、稼げていないと判断できる状況では、味方に何を言われようとミニオンを処理してファームをし続けて欲しい。


以上が終盤で重要視している部分である。


自分の成長が敵や味方と比べてどうなのか、敵で1番育っているのは誰なのかという部分は特に重要である。
また、アイテムをどれくらい積めているか・積めていないかというのも非常に重要な要素なので、定期的に敵や味方のビルドやレベルを確認して、状況を把握し、これからどうするべきかを判断できるようになれると良いだろう。





MOBA初めての私が知らなかった事


どうもლじゃりびლです。
MOBAはモバレが初めてでした。
私は周りにLOLやってる友達がいて、暗黙の了解?っていうか試合を有利に進める為の基本的な動きを教えてもらえたから良かったけど、私みたいに全く知らずにモバレ始める人もいると思うんだ。

基本的な事をいくつかまとめたので、そういう人の為になればと思います。
モバレに限らずMOBAに共通してる事が多いよ

  • レーンの呼び方
モバレはレーンが3つに分かれてて、
真ん中をmid
上をtop
下をbot
って呼ぶ事が多いです。英語そのままの意味だね。

  • 5人の基本レーン分配
topは2人
midが1人
botは2人
です。
理由は後で説明するよ。
(キャラクターの特性によって例外もあるよ)

  • 経験値やゴールドの入り方
①実は時間経過でほんのちょっとずつくれてます。
②ヒーローでもミニオンでもジャングルモンスターでも、最後に攻撃した人が多くもらえます。
③一定距離れると貰えません。

  • 基本的に数が多い方が有利!
1:1よりも1:2。2:2よりも2:3。
数が多い方が圧倒的に有利です!
チームワークが大事なので、自己中心的な考えで動くんじゃなくて、ちゃんと味方に寄ってあげよう。
1人寄るだけで勝てる集団戦は多いよ。

  • 装備はヒーローの個性に合ったものにしよう。
例えば悪い例で、フランコで攻撃力が上がる装備を買ったとしましょう。
スキルの攻撃力は上がります。
でも肝心の通常攻撃範囲はすごく狭いので、通常攻撃でダメージを出せません。
しかもスキル1を当てた後、フランコ少し硬直します。防具を装備してないのでやられてしまいます。
スキル3を当てた後はすごく長い間硬直します。当然やられてしまいます。

  • 良い例では、ライラで攻撃力の上がる装備を買ったとします。
スキルの攻撃力が上がります。
ライラの特徴である長い射程距離を活かして、相手の攻撃範囲外から自分はダメージを受ける事なく、相手が近寄って来る前にすぐに倒してしまう事ができます。
集団戦では、後ろから味方がダメージをもらっている間に、相手を倒してしまう事ができます。

こんな風に、ヒーローの役割に合った装備を買う事で、そのヒーローをより強く使う事ができます。

味方のピンチに駆けつけ、ダメージを物ともせず相手を止めるティグラル
継続的にダメージを出し続け、集団戦を有利にするマイヤ
瞬間的大火力を出し、常に有利な状況を作って行くエウドラ
戦場を駆け回り、動きやすい状況を作ってくれる趙雲
背後から飛び出し、相手の火力枠を瞬殺するセイバー

  • タンクは防具。
  • アサシンは敏捷性。
  • メイジは大火力。
  • ハンターは継続火力。
  • ファイターは武器と防具のハーフ。

この基本を抑えた上で、自分の向いている装備を考えていこう!

  • レーン分配の説明
初めたばっかりの時、midに2人で行ったり、どこかのレーンに3人で行ったりすると撤退って出された経験があると思います。

基本は上でも書いた通り、top2人mid1人bot2人っていう分配なんだよね。

  • これなんでかっていうと、midは自分のレーンから近いジャングルが多いのと、ミニオン(なんかちっちゃいレーンを歩いてるやつ)が他のレーンよりちょっと早く来るから、レベルやゴールドを先に上げれて強くなれるんだよね。

先に強くなれるから、攻撃スキルが沢山ある、常に火力を出せるヒーローがmidに行くと試合が有利に進むの。
モバレで言うハンターって枠だね。
(環境によって、先に育つと有利なヒーローが違う事があるから例外もあるよ)
midで育ったヒーローは、topやbotに援護をしに行って、レーンや集団戦を勝たせるっていう大事な役割がある。
だからmidに近いジャングルモンスターはmidがちゃんと強くなれるように残しておいてあげてね。

他にも、midにはそういうヒーローが来やすいから、近距離攻撃のヒーローだと不利だとか、草むらが両サイドにあるから逃げスキルがないヒーローだと難しいとか色々あるけど、慣れていってね。

以下編集中。随時更新します。

おまけ:編成を考える。

最終更新:2018年08月12日 03:43