【メインコンセプト】


  • 「その業界で知られているか」
  • 「当日わからなくても、後で目にしたときに“あっ”と言えるか」
  • 「”そんな世界・業界もあるんだ!””その世界・業界ではそんなことが常識なんだ!”と思わせることができるか」

 この3点のメインコンセプトについては、前回と大きく変更いたしません。
 ただし、「これだけではわかりにくい」という声がありましたので、もう少し掘り下げた形で下記通り問題コンセブトをご説明します。

 といっても、正直なところ「幅の広さ」「”競技”として限定しないことによる可能性」を追求している大会である以上、一義的に範囲を決めにくいイベントではあるのですが、一つの参考にしていただければと思います。

【サブコンセプト】


(1) ジャンル=極力幅広く


 「物知り」といわれるのに相応しいのは、知識「量」だけではなく、「幅広さ」にあると考えています。

  • 従来のクイズに頻出する問題も、あまり出なかった問題も。(従来頻出したから出さない、ということではありません)
  • アカデミックな問題も、アカデミックではない(生活・芸能・スポーツ等)問題も。
  • 少し前の年代の問題も、最近の問題も。
  • 日本の問題も、世界の問題も。
  • クイズ界に多い「2-30代」「インドア趣味」「ネットを普段から利用する」「男性」の方が好きそうな問題も、それぞれと相対する属性の方が好きそうな問題も。

 あらゆる意味で「幅広い」問題を出題します。

(2) 難易度=その業界にいる人とっては「当然知っている」、クイズ的には「激易~激難」


 メインコンセプトにも挙げたように、その業界にいる人には「当然知っている」知識を出題します。「その業界の人は知らないけれど、クイズでは問題集に出ていたり、何かのウィニングアンサーになってるから知られている」知識は出題しません。

 一方、「クイズとしての難易度」、言い換えれば「何%の参加者が正解できるか」という点では、当然幅が出ます。その業界の人にとっては「当然」でも、業界外からすればそうとは限らないですし、これまでクイズに出ていなかった可能性もあるからです。
 そのため、「わからない」問題が続く可能性もあるかと思いますが、「わからない、けど面白い」と感じて頂けるような出題を心掛けます。

 また、とはいえ全ての問題が「わからない」となってしまっては、非常に苦痛な一日と受け取られる可能性が高いです。
 そのため、一部は「答えが出ることを狙った」問題を出題します。ただ、それも「おそらく一般的に知られている」という意味合いであり、「クイズ界でよく出題されているから答えが出るであろう」というベクトルでの意識はしない予定です。

(3) 文章構造=1フリつけた問題中心、ただし短文もあり


  • ベースとなるのは、80-120字前後、1フリつけた問題が中心です(abcと賢押杯の中間くらい)。

 「早立ち」という形式を採用していますので、立つタイミングに差がつきやすい、つまり「わかった人は早く立つ、それ以外の人も最後まで聞けばわかるかもしれない」ような構造の問題がベースとなります。
 なお、この前フリの部分については、「名前の由来」「面白エピソード」など、「その業界では必ずしも知られていないが、クイズとして前フリになりやすい」ものも出題されます。この点については「問題としての面白さ」を重視し、あえて排除することを避けました。 

  • ただ、知識についてシンプルに聞くような、60字以下の短文も出題します。

 フリのつけにくい問題、ずばっと知識そのものを聞くような問題も、「幅広い」出題のために出題します。

(4) 期待するリアクション=「へー」や笑いも、反応が薄い問題も。


 その場で「へー」と感心できるような問題、思わず笑いが起きる問題も出題します。
 しかし、その場では何のことかよくわからないような問題、多くの人からすれば縁の遠い問題も出題します。

 基本的にウケがいいのは前者ですし、今回もそのような問題を積極的に入れる予定です。
 しかし、たとえばアカデミックな問題はその場ではなかなか理解できず、反応が薄いことが予想されます。また、マイナーな分野の問題にしても同様です。
 しかし、今大会は「幅広い」出題を目指しており、そのような傾向の問題も出題されます。

 ただ、「理解しにくい・リアクションしにくい」分野・傾向の問題についても、日常生活に寄せたような切り口で出題したり、解説などで興味を持っていただくような試みをいたします。



 詳しくは「4-2.例題」をご参照ください。