【大前提】


  • 「幅の広い、多くの人数が、少しずつ問題を出す(1~25問)」仕組みで問題を集めます。
  • そうやって集めた問題を、「競技」として納得性ある問題群として調整します

【今大会の特有の事情と、懸念】


今大会の特有の事情 懸念 解決策
問題を作り慣れていない人による問題が多数集まる、1人1問採用制 「裏取りが不十分」「ミスリードを誘う」「聞きにくい」問題になるリスク 1.「選定」「裏取り」「調整」の3段階制
今までの「競技クイズ」の枠から外れたジャンルの問題も集まる 「どうやって選定するか」ジャッジが他の大会とは異なり、難しい 2.「1人1問採用制」と「合議制(ポイント制)」の組み合わせ
「今までとは違う」問題を意識するあまり、難しすぎる問題が集まる 難しい問題ばかりが集まり、当日盛り上がらないリスク 3.問題収集方法の見直し

<解決策1.「選定」「裏取り」「調整」の3段階制>


  • Aスタッフを「選定班」「裏取り班」の2つの職務に分けます(兼務してもよい)。それぞれ業務をする期間が異なります。
  • また、最終の出題問題の決定、並び替え、問題文の調整を行う「問題チーフ」を、各チームに1人置きます。

<解決策2.「1人1問採用制」と「合議制(ポイント制)」の組み合わせ>


  • 「10問以上提出」かつ「選定または裏取りに協力」頂いた方に限り、1人1問必ず採用します。これにより、ポイント制では点が集まりにくい、「アカデミックなどのとっつきにくいジャンル」「プレーンな表現」についても採用できるようにします。
  • その他の問題については、スタッフの投票による合議制で決定します。
  • ただし、合計点が低くても「出題意義」があったり、「難易度」的に出題した方がいい問題については出題の可能性があります。

<解決策3.問題収集方法の見直し、事前リハのフィードバック>


  • 問題選定方法については現在見直し中です。
  • 特に今回は6チーム制導入により、従来の問題リハがやりにくくなっています。この点についてはカバー策を検討中です。

選考の基準=ABC選定


 従来、
「ジャンルが偏りがち。アカデミックなジャンルは点数が入りにくく、企業・漫画・室内遊戯あたりが「へーっ」と言いやすいのでどうしても多くなってしまう」
「傾向も偏りがち。難しめの知識をストレートに聞くものは点数が入りにくく、前フリで簡単なところに落ちる問題が点数が入りやすい 」
「簡単目の問題も必要であるが、”今までクイズで聞いたことがあるから”という理由ではねられることがある」
「全般的に、どこに焦点を当てて点数をつけていいかわからない」
 という声が聞かれました。

 '14より、下記のように選考の基準を変更しました。今回についても基本的にはこの流れで行う予定です。

 選定の基準としては、以下の三つです。
 A選定=面白さ。問題を聞いて「へー」と言えるか、(知らないジャンルだとしても)答えを聴いて興味を持てるか。
 B選定=簡単さ。最後まで聞けば答えが出やすいかどうか。ただ、「クイズでよく出ているから」という基準ではなく、「マスコミや学校などで取り上げられているから、知名度が高いであろう」という基準。
 C選定=出題意義。難しいし多くのリアクションは期待できないが、ジャンルの幅の広さを守るために必要。アカデミックなジャンル、マイナーなジャンル等。

 流れとしては、「A選定で一定数前後選んだ」後に、残りの問題を「B選定」「C選定」で選んでいく形になります。

【問題選定スケジュール】


時期 担当 項目 注意点 問題数(チームごと)
4/15-6/20 問題作成(第一次) 問題提出ファイルはこちら→
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ms16_questions_yourname.xlsx)
提出についてはチーム決定後にまだお待ちください。
6/15-6/25 チーム編成 エントリー頂いた方を6チームに編成します。
6/25-6/30 問題提出 チームごとに異なる提出先を連絡しますので、ご提出願います。
7/1-7/20 選定班 A選定 ・出題者を伏せた状態で、全員に問題を送付。
・まずA(面白さ)の基準で、「2点(ぜひ出したい)」「1点(できれば出したい)」をつける。
・合計点の上位をまず「仮採用」とする。ただしジャンルのかぶりなどによっては、上位でも採用にならない場合がありうる。
・1人1問枠については別枠とし、「出すべきではない」という問題にチェック。多くチェックが集まった問題は出さず、本人の他の問題のうち「志望順位」か「得点が高いもの」を1問採用とする。
・また、点数をつけていただくにあたり、「ここをこうすれば出したい」というのがあったら、そのむねコメント記入した上で、「修正されたとしたら」の点数をつける。
・なお、この時点で裏取りの必要はないが、明らかにおかしい問題は「おかしいのでは?」とコメント欄にて疑問提示する。
約180(平均12問×15名)→60
7/21-31 問題作成(第二次) 足りないジャンルについてのみ募集 約75(平均5問×15名)
8/1-10 選定班 B・C選定 ・残った問題のうち、B(簡単さ)とC(出題意義)のそれぞれで、「2点」「1点」をつけていってもらう。
・何問に対してつけていただくか、仮採用の問題のジャンルバランス(特にこのジャンルが不足している等)は事前に明示。
約120→30
7/21-8/25 裏取り班 裏取り ・90問を15問×6セットに分け、その15問については主担当としてwikipedia以外の注釈をつける。1セットにつき2人以上担当がつける。
・裏取りの際は、「正しいか否か」だけではなく、「その業界で知られているか」を注意してチェックする。
・「その業界では知られていないが、クイズでは既存の大会・問題集で出たためベタ扱い」の問題(例:カイロノミー、ラッコの皮など)が入らないよう特に注意する。
・その他の問題については注釈はつける必要はないが、疑義があったら指摘。
・問題文について、「これだとミスリードを誘う」「こうした方が聞きやすい」というのがあったら、修正案を出す。
90→80
9/20 問題チーフ 選定 ・裏取りされた問題の中から、ジャンル・難易度も加味し、問題順を決定。
・また、裏取り班からの修正案をもとに、問題文について修正。
80(当日45+ネット35)
9/21-9/25 第三者(当日不参加) 重複チェック、反映 ・当日出場しない第三者により、ラウンド間に重複する問題がないかどうか、チェックを行う。
重複した問題はネットで公表。
9/末 問題チーフ 問題送付 各地区スタッフに送付。 80(当日45+ネット35)





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最終更新:2017年03月31日 11:24