● ver0.2について ●
このページは、『ゆらぎの神話TRPG』のための二つの追加ルール、キャラクター作成のための手引、
そしてSD向けの難易度決定サマリーを記した、ゆらぎの神話TRPGの更新版である。
※ このページは現在追記中であり、また現在文面の推敲は成されていません ※
●目次
1.【絶技】タイプ
2.〈呪力〉の隠匿と開示に関するルールの追加
3.キャラクター作成の手引き
4.呪力提出上限数の簡易決定表の作成
5.状況に不利な呪力を持つ場合の処理
● 【絶技】タイプについて ●
【絶技】発動形式オプション
各【絶技】にどのタイプの絶技かどうかを記すこと。
従来型の【絶技】。
呪力トークンを1点消費することで、3点の達成値を得られる。
達成値出力は2+3点。
シナリオ内で一回しか使用できない。
通常の〈呪力〉としては使用できない。
達成値出力は7点。
※現在調整中、仮のもの
使用時に判定に使用している〈呪力〉を全て停止状態にする。
通常の〈呪力〉としては使用できない。
達成値出力は2+[停止した〈呪力〉の数*2]点。
or
使用時に保有している〈呪力〉を好きなだけ停止状態にする。
通常の〈呪力〉としては使用できない。
達成値出力は2+[停止した〈呪力〉の数*2]点。
● 〈呪力〉隠匿ルールについて ●
各PCはシナリオ開始前に呪力隠匿ポイントを一点得る。
呪力隠匿ポイントを使用することで、呪力の名称を別の名称に偽装できる。
呪力を偽装した場合、シナリオ開始前にSDに本来の呪力を提示し、許可を得ること。
呪術や個性を偽装することも適正である。
隠匿呪力は、偽装された名称の呪力としては使用できない。
隠匿呪力は、隠匿されたままでも本来の呪力と同様の用途で使用できる。この時偽装された呪力とは違う用途であってもよい。
隠匿呪力の正体を全ての参加者に開示することで、その判定において達成値に+1点を得る。
開示した隠匿呪力は通常の呪力になる。
呪力を隠匿したままシナリオを終えた場合、隠匿された呪力は隠匿されたまま残る。
また、隠匿呪力を持っている状態でも呪力隠匿ポイントを得られ、使用することもできる。
● キャラクター作成の手引 ●
● 難易度と呪力提出上限の決定における目安 ●
GMが想定する判定の規模・時間
これにより提出上限数nを決定する
→一瞬=1~2個
→一行動=2~3個
→数行動=3~4個
→一場面以上=4個以上
→一時間以上の長期的行動=6個以上
→戦闘の場合、+1個
→強敵と競う場合、+1個
→動作の複雑さに応じて、+1~2個
→判定者に時間的余裕がある場合、+1個
→複数回行動が許されない状況で、-1個
→素早い対処を求められる状況で、-1個
→シナリオ目標への影響が薄い判定の場合、-1個
→その判定だけでは状況が大きく動かない場合、-1個
※あくまで目安、状況に合致していても省略してよい
GMが想定する難易度x
提出上限数nに対し、PC一人あたりの最大達成値y=2n
難易度xに対し、失敗判定ラインz=2x
x>2nで中間判定しか出せない
x>4nで失敗判定しか出せない
つまり、
難易度を提出上限数の二倍にすると中間判定しか出せない
難易度を提出上限数の四倍にすると失敗判定しか出せない
→簡単なら、nと同値(提出上限数の半分通せば成功)
→普通なら、1.5n
→難しいなら、2n(提出上限数全て通せば成功)
→極めて難しい目標なら、2n+1~7以上(【絶技】や前提変換が必要)
→現状不可能な目標なら、4n+1以上(失敗判定しか出ない、前提変換が必要)
→強敵と競う場合、+1~+3
→動作の複雑さに応じて、+1~3
→判定内容の専門性の高さに応じて、+2~3
→ミスが許されない状況で、+2
→シナリオにおけるクライマックスの場合、+2~
→シナリオ目標への影響が薄い判定の場合、-2
→その判定だけでは状況が大きく動かない場合、-2
→直前の状況・判定・行動宣言が有利に働く場合、-2~-4
→各キャラクターの心情により、-2~+2
nの値が小さい場合は細かな調整が難しいため、以下の通り
→簡単なら、1
→普通なら、2
→難しいなら、2~4
→不可能なら、8~
→各限定状況における難易度の上下は±1に置換する
→簡単なら、nと同値
→普通なら、n+1
→難しいなら、2n
→不可能なら、4n+1~
→各限定状況における難易度の上下は±1に置換する
● 状況に不利な呪力を持つ場合の処理 ●
寒冷地に〈寒がり〉、女嫌いの相手との交渉で〈女〉〈女性的魅力〉、精密な作業をする場面で〈ドジ〉。
こういった状況に対して不利に働く呪力(Aマホで言う逆成功要素)を判定者が持っている場合、
SDは判定内容を決定した後、該当する呪力を全て〈逆呪力〉として指定し、PLはそれの提出を義務付けられる。
これにより判定に成功出来なくなっても構わない。複数指定することも適正である。
〈逆呪力〉は達成値を-1する。ダイスに変換することは出来ない。
また、〈逆呪力〉も〈呪力〉として数え、呪力提出上限の影響を受ける。
例えば「難易度4:提出上限3」の判定で〈逆呪力〉を一つ指定された場合、
プレイヤーは〈逆呪力〉を提出しなければならないため、〈呪力〉を二つまでしか提出できない。
そのため達成値は2+2-1=3となり、結果は中間判定となる。
最終更新:2017年08月20日 01:08