ゴロンミサイル

速度

ゴロンミサイル   


概要

ゴロンミサイルはN64ゼルダの中で最も高速な移動手段であり、ムジュラの仮面3Dにおける最強のバグ技である。

まずどの辺りが最強なのかと言うと、「ゴロンの仮面と弓矢もしくはフックショットさえ手に入れていれば簡単に発動できてしまう」こと、そして「速度が事実上の無限大」である点であろう。


発生方法

  • Song Storageによる方法(N64版のみ)
    • 「Song Storage」は、オカリナダイブをし場外に落ちる前に時の歌を吹くことで場外に落ち、「時の歌によるメッセージ」を記憶しておく技である。
    • このとき、ゴロンリンクで使用可能なアイテムをセットしておき、何らかのメッセージを出し「時の歌によるメッセージ」を呼び出す。そして、「はい」を選択することで、使用可能なアイテムのボタンが固定される。
      あとは、使用可能なアイテムと弓矢またはフックショットを入れ替えるだけである。
    • 準備が完了したら、弓矢またはフックショットのボタンとAを同時に押す。すると、ゴロンミサイルが出来るようになる。

  • Message Storageによる方法(3D版のみ)
    • 「Message Storage」はギブドBAを使い時間内オーバーフローが起こる数値以降の1日目か2日目のどちらかの時間を取得することで発生出来る。
    • 時間内オーバーフロー発生以降の値は空がおかしなことになる。この時間内オーバーフロー以降の値の3日間は「5日目」とか呼ばれたりする。
      このとき、大工に話しかけるとエラーを吐いてくる。実はこのときメッセージ判定が残っているのでポストに話しかけるとメッセージが出たまま動かすことが可能となる。
    • あとはメッセージを終了させ、弓矢またはフックショットのボタンとAを同時押しするだけである。

  • 使用禁止アイテム使用バグによる方法(3D版のみ)
    • ムジュラ3Dを狂わせた原因。上記の2つの方法は時間を要するのでそこまで使われることは無いが、この方法は時間をあまり要さない。それ故に今現在のムジュラ3DのRTAではこの技が多く使われる。
    • 方法は使用禁止アイテム使用バグで弓矢またはフックショットと使用可能アイテムを入れ替え一人視点状態を解除した直後に弓矢またはフックショットのボタンとAを同時押しするだけである。

以上の方法を用いてブレスをするとゴロンミサイルが発動する。


特性

このゴロンミサイルには様々な特性がある。

  • 終端速度が存在しない
    • 何とこのゴロンミサイルには終端速度が存在せず、その為に無限に加速させることが可能である。
  • 前の移動方法で使われた加速度を利用する
    • 特にゴロンリンクの前転の加速度は例え終端速度であったとしても増え続ける仕組みである為、終端速度が存在しないゴロンミサイルは超高速になる、というわけである。
  • 処理が追い付かないほど速い
    • 何せスーパースライド、ESSを遥かに上回る速度を持つ為そのせいで壁にぶつかる前に跳ね返ったり、クリッピングが出来てしまう。クリッピングに関しての詳細は後述。
    • 壁にぶつかるようにするにはゴロンリンクが地面に触れていなければ良い。要はゴロンリンクを宙に浮かしている必要がある。つまり平地では壁にぶつかることは出来ない。


クリッピング

このゴロンミサイルを利用しクリッピングさせる方法が2つ存在する。

  • 処理が追い付かないことを利用したクリッピング
    • 坂の前(ここ重要)でゴロンミサイルをすると、発生した1F間は例え壁があったとしても一切無視しすり抜ける。
      • 何故このようなことが起こるのかと言うと、処理が追い付かないからである。先ず坂を上るとき通常はx,z軸方向に動かしてからy軸方向に動かすといった感じに、最低でも2つの処理を行わなければならない。
      • したがって、坂を上るとき、壁かどうかを判定するまで処理が追い付かず、結果壁をすり抜けてしまう訳である。

  • y軸の最低ラインとそれ以外の境目を利用したクリッピング
    • 一番分かりやすいのが坂で、坂の横にある壁に真っ直ぐよりほんの少しだけリンクの角度を傾けた状態でゴロンミサイルをするとクリッピングをする。
    • y軸が最低ラインのときノックバックせずに跳ね返り、y軸が最低ラインで無いときノックバックする仕様(というかバグ)を利用している。その境目を狙ってゴロンミサイルをしなければならない為、非常にシビア。

  • ゴロンプッシュクリップ
    • 発動する前の様子が押し込まれているように見えることから名づけられた。
    • 先ずは坂でゴロンミサイルをし、壁と壁の間にめがけて壁にぶつからないように飛ぶ。すると、ある程度飛んでから下がっていき、ゴロンリンクが潰れる。
    • この状態で着地するとクリッピングする。
    • なお、このクリッピング後に着地してからスティックをいずれかの方向に倒していると強制終了以外方法の無いフリーズが発生してしまうので注意。


光速歩行(3D版)

3D版のゴロンミサイルは直線状にしか進まない為、移動手段としてはあまりお勧め出来ない。しかし、ある工夫をすれば、(制御出来るかどうかはともかく)立派な移動手段としても活躍出来る。

  • 水に浸す方法
    • 3Dでゴロンミサイルの準備が完了してからゴロンリンクを水に溺れさせると丸まり状態を解除してもゴロンミサイルが発動できるようになる。
    • ゴロンミサイル発動と同時に丸まりを解除すると発動時の速度のままあるけるようになる。

  • そのまま解除する方法
    • 通常はゴロンミサイルを発動させて丸まりを解除するとゴロンリンクが弓矢構えの体制になってしまい、最終的に止まる。しかし、Z/L注目をしておけば止まらない。
    • それでも最終的に止まってしまうが、その前にRを押し敵から防御する体制になることで弓矢構えを解除出来る。
    • こうすることで発動時の速度のまま歩くことが可能となる。


速度

ゴロンミサイルの速度は前の移動手段で使った加速度を利用しその加速度に応じで速度が変化する。また、ゴロンミサイルの速度そのものも上乗せすることも可能である。

  • ある程度加速度を上げ発動させたゴロンミサイルの後壁にぶつかる。そのぶつかった直後もゴロンリンクを回転させておくと、着地した後に、更に高速なゴロンミサイルが可能となる。
    • 壁にぶつかった直後も速度が維持されてしまうのが原因。ぶつかっている直後も加速度自体は上がり続けているようだ。
    • 但しあまりにも高速すぎて処理落ちしてしまう。しかもあることをするとフリーズをしてしまうので注意が必要。


加速

ゴロンミサイルには速度を上乗せする方法だけで無く、加速させ続けていく方法がある。

ゴロンミサイルには平面で行った場合、壁にぶつかるとノックバックせずにそのまま跳ね返るという特性がある。これを利用し、ゴロンミサイル発動後跳ね返った瞬間に(ゴロンミサイルの速度を負の方向にする)丸まり状態を解除し、再度丸まってからブレスをしゴロンミサイル・・・これを繰り返すことでゴロンミサイルを加速させることが出来る。

但しどれだけ上手く出来ても20回程加速させると何故か暗黒世界に行き、ゴロンリンクが場外に落ちてしまう。

各フレームに必要な操作は以下の通り。
0F ブレスの衝撃波が出始める
1F A(丸まり状態解除)
2F ニュートラル
3F A(丸まり状態になる)
4F~7F ニュートラル
8F B(ブレス)
これを繰り返す。8F目以降はブレスの衝撃波が出始めるまでかなりの空白があるので注意。

なお、こちらも速度を上乗せする方法と同じくあることをするとフリーズをする。しかし加速回数が2回、3回程度であれば頻度は低い。


ゲッダン

光速歩行をし壁に向かってZ/Lを押し壁注目をする。壁注目をしたままESSポジションにしているとゴロンリンクの体がぐちゃぐちゃになる(N64のカセット半抜きしたときのプレイヤーみたいな症状が起こる)。
ある程度加速をさせた後にこれを実行するとフリーズするので注意。



名前:
コメント:
最終更新:2018年04月27日 19:38