本体バージョンが11.0.0~11.2.0である場合、NANDをダンプして復元する前に、ハック対象の3DSの他にDSiウェアとCFW導入済の3DSを使用してNATIVE_FIRMをダウングレードする必要があります。
訳注)つまりこのページのことです
どちらかの本体が11.2.0未満の場合、11.2.0未満の本体でctr-httpwnの手順(プロンプトが表示されたとき)を実行して、「ソフトとデータの引っ越し」を可能にする必要があります。
訳注)面倒臭いので、CFW導入済みの方だけでも11.2.0にしておいてください。引っ越し先の方が最新でない場合の手順は(下記の手順に)織り込み済みです
これは、DSiウェアがNAND内のどこにでも読み書きできてしまうという脆弱性(セキュリティ上の見落とし)を利用しています。
これは、ここに詳述されている脆弱性 "FIRM partitions known-plaintext"の現在の実装です。
このガイドでは、arm9loaderhax上でCFWを実行していて、このガイドでセットアップしたものと仮定しますが、EmuNANDな環境でも動作します(引っ越し側SysNANDをEmuNANDに置き換えて実行するなどのわずかな変更)。
EmuNANDおよびRedNANDという用語は、同じ概念のわずかに異なる実装を指すことに注意してください。
訳注)頭混乱させたくなかったら素直にA9LHでやろうね
DSiウェアのセーブデータは、この手順の途中でバックアップされます。
この脆弱性では、CFW 3DSから未改造3DSへの「ソフトとデータの引っ越し」が必要です。引っ越しは以下の方向でのみ可能です。
- New3DS→New3DS
- Old3DS→Old3DS
- Old3DS→New3DS
訳注)2DSはOld3DSに属します。にしても「NewからOldには転送できない」とすれば一言で済むのに…
2台の3DSは同じリージョンのものでなければなりません。
訳注)複数リージョン持ってる奴こそ少数だろ… (愚痴)
引っ越し元3DSのNNIDは引っ越し先3DSに埋め込まれます! 戻すには、元の本体へ引っ越しをもう一度行うか、任TEN堂に電話する必要があります。(詳細は手順 そのⅦでも見てください)
訳注)OldからNewに乗り換えたいなら一石二鳥だよね、一番厄介なのは引っ越し先に残したいデータがある場合だね(´・ω・`)
「ソフトとデータの引っ越し」は1週間に1度しか行えません。
訳注)この制限は2台の3DSそれぞれに掛かるようです
事前に準備するもの
- 2台の3DS本体
- 引っ越し元の3DS:
何らかのCFW(arm9loaderhaxでもEmuNANDでも)を導入していて、本体バージョンは最新のもの
訳注)ただし、このガイドではA9LH+Luma3DSで説明します。EmuNAND派の方は頭を混乱させないようにご注意を。本体Verの最新は11.2.0-35Jです - 引っ越し先の3DS: 未改造でバージョン11.0.0~11.2.0なもの
- 引っ越し元の3DS:
何らかのCFW(arm9loaderhaxでもEmuNANDでも)を導入していて、本体バージョンは最新のもの
- 引っ越し元の3DS上のeShopから使用可能なDSiウェアゲームを購入する(またはすでに所有している)
- 海賊版は動かないよ
- ハックに使用可能ゲームのリストについては、DSiウェアのリストを参照
- 他の対応ウェアが800円台な中、「タッチで漫才! メガミの笑壺DL」は500円と比較的安価でオヌヌメ。eShopのQRコードで購入画面へ直行
- Homebrew Launcher
(SoundHax)かHomebrew
Launcher (ブラウザ以外)
- 訳注)ファイルを配置するだけでOK(他に色々と購入する必要がない)SoundHaxの方がおすすめです
- 3DSのリージョンに対応する、sudokuhax捻じ込みセット
- 訳注)でもこのWikiでは日本版決め打ちとします↓、米国はsudokuhaxですがジャパンは4swordshaxです
- DSiWare_jpn_4swordshax_injection.zip(Torrent)
- 日本用.savファイル(直リン)
- 最新版GodMode9
- 最新版3DSident
- 最新版TinyFormat
- 最新版dgTool
- The Homebrew Starter Kit(直リン)
- 引っ越し先3DSに対応するNFIRM.zip(全部Torrentです)
- 引っ越し先3DSが11.2.0未満の場合は、次のものも必要です
- 最新版ctr-httpwn
手順
そのⅠ ~準備~
セーブマネージャを使用して、引っ越し先3DSで気になるセーブをバックアップします(引っ越し先3DSのデータは後で全消去されます!)。
- 引っ越し元3DSのSDカード直下にfiles9フォルダが無い場合は、作成します
- GodMode9.zipからGodMode9.binをから引っ越し元のSDカードの /luma/payloads
にコピーし、中に入れたGodMode9.binの名前をup_GodMode9.binに変更します
- 訳注)どこぞのブログでA9LHを導入したなどの理由で「up_」から始まるファイルが既にある場合は、「right_GodMode9.bin」に変更して十字キー右で起動でも(・∀・)イイ!!はずです
- 捻じ込みセットのzipを解凍し、4swords.appを引っ越し元3DSのSDカード直下にコピー
- 「日本用.savファイル(ファイル名:www.dotup.org1105568.sav)」を「public.sav」に名前変更し、引っ越し元3DSのSDカード直下にコピー
- SDカードを引っ越し元3DSに戻す
- Hourglass9を起動(もちろん引っ越し元の3DSで。Guideに従って導入したならSTARTボタンを押しながら3DS起動)
- 「SysNAND Options」、「SysNAND Backup/Restore」と進んで(min size)からNANDmin.binを選んでバックアップを取ります
- 完了したら、SELECTボタンを押してSDカードを取り出します
- SDカード直下のfiles9フォルダ内のNANDmin.binとNANDmin.bin.shaを安全な場所にコピーしてください。複数の場所にバックアップを作成する。このバックアップでは、将来何かがうまくいかない場合に文鎮寸前な状態からあなたを救うことができます(バックアップはNAND sizeページのサイズの1つと一致する必要がありますが、そうでない場合は削除して新しいものを作成してください!)。
- 引っ越し先の3DSをPCに差します
- PC上に2つフォルダを用意して、それぞれの3DSのSDカード上のすべてのファイルを別々のフォルダにバックアップします(どちらのフォルダがどちらの3DSのものか分かるように!)
- 2つのSDカードをそれぞれの3DSに正しく戻します
- 引っ越し元の3DSでSTARTボタンを押して再起動(そして電源を切る)
そのⅡ ~DSiウェアをバックアップ~
セットアップの全てを完了した後、DSiウェアをシステムメモリから削除してSDカードからコピーする(=このバックアップを使う)ことで、DSiウェアのセーブデータを復元することができます。
- 引っ越し元の3DSで本体設定を起動し、「データ管理」、「DS(i)Ware」と入っていく
- SDカードに入っているDSiウェアがあれば、本体メモリにコピー
- 訳注)あれ?もし本体メモリに同じDSiウェアがあって、本体の方が新しいセーブデータだったら…古いセーブ上書きされてしまうんじゃ…
- ダウングレード作業で生贄となる(=用意していた)DSiウェアをSDカードにコピー
- 本体設定を終了します
そのⅢ ~DSiウェアにゲームとセーブデータを捻じ込む~
- 十字キー↑を押しながら起動でGodMode9を起動
- 「SDCARD」を選択
- 4swords.appファイルにカーソル合わせてYボタンでコピー(なんとGodMode9にはクリップボードがある)
- Bボタンでトップメニューに戻る
- 「SYSNAND TWLN」→「title」→「00030004」→(8桁のID)と入っていく(移動はフォルダ上でAボタン)
- 8桁のIDは自分の使ったDSiウェアのTitle ID末尾?(DSiWare Listに記載)
- 「笑壺DL」は「4b394c4a」となります
- 続いて「content」に入る
- 「なんとか.app」を選んでAボタン
- 「Inject data @offset」を選択
- どのアドレスから上書きするか聞かれるので、何も変えず「00000000」のままAボタソ
- 「SysNANDを危険に晒すぞ!良いのか!?同意ならAボタン押してボタンコンボしろ」とか言われるので、ここまでの操作に不備がないか一考してから従う
- 完了したらBボタン連打でトップメニューへ
- ------ここから本家サイトの手順を外れます------
- 「SDCARD」を選択
- public.savファイルにカーソル合わせてYボタン
- Bボタンでトップメニューへ
- また「SYSNAND TWLN」→「title」→「00030004」→(8桁のID)と入っていく
- 8桁のIDは先程のものと同じです(DSiWare Listに記載、笑壺DLは「4b394c4a」)
- 一個上のフォルダなのに何故トップまで戻ったんだろう…誤操作防止?
- 次は「data」に入る
- Yボタンで貼り付け
- 「Copy path(s)」を選択
- 「Overwrite files(s)」を選択
- ------分岐終わりました。左の数字を合わせるため空白入れます------
- ------空------
- ------白------
- 終わったらSTARTボタンで再起動
- 捻じ込む先だったDSiウェアを起動してみる(もちろん引っ越し元で)
- 画面をタップするなり任意のボタンを押すなりしてゲームを開始し、捻じ込みが成功しているかどうかテストします
-
画面が真っ白になったら捻じ込みは成功したと思います。多分…(エクシディア戦記だと「boot.3dsが無い」と出るのですが4剣だとホワイトアウトのみだそうで…人柱報告乙です)
- もし不安なら、引っ越し元のSDにもdgToolのboot.ndsを入れて、手順25からもう一度試すと確実かも?dgToolが起動したら成功だけど、間違ってもそのままDGとかしないように
ゲームに「壊れたデータ」や「セーブデータにアクセスできません」といったエラーが出る場合は、savedataフォルダをFAT IMAGEにぶち込んだのではなく、savedataフォルダの中身をコピーしたことを確認してください- 訳注)本家とは手順が少し違います。public.savが上書きできているかどうか確認してください。
- 出るはずのエラーがヌルーされてゲームが普通に動いてしまう場合、何が間違っているのか把握する必要があります
- ブラックスクリィーンになった場合、こちらのトラブルシューティング・ガイド(英語)に従ってください
-
画面が真っ白になったら捻じ込みは成功したと思います。多分…(エクシディア戦記だと「boot.3dsが無い」と出るのですが4剣だとホワイトアウトのみだそうで…人柱報告乙です)
そのⅣ ~ctr-httpwnでバージョン偽装~
このセクションは、ターゲット3DSが11.2.0未満の場合にのみ必要です。
これにより、最新バージョン以外での「ソフトとデータの引っ越し」が可能になります。
- ctr-httpwnのzipから3dsフォルダを取り出し、引っ越し先3DSのSDカードにコピー(統合)する
- SDカードを引っ越し先3DSに戻す
- Homebrew
Launcher(ブラウザ以外)を使ってターゲット3DSでHomebrew Launcher(以下)起動
バージョン10.7.0および11.0.0のNew3DSでは、Homebrew Launcher(ブラウザ)を代わりに使用できます- 訳注)なんと日本ではおま国されて使えないので、ブラウザ以外の起動手段を持ち合わせていないなら本体更新するしか…
- Homebrew Launcher (SoundHax)でいいんじゃないでしょうか(未検証)
- menuhaxがインストールされていないことを確認してください。さもなくばHBLからHOMEメニューに戻ることができなくなります
- 引っ越し先3DSでctr-httpwnを起動
- Aボタンで続行
- STARTボタンでctr-httpwnを終了します
- STARTボタンでHBLの電源メニューを表示
- Xボタンで再起動せずHOMEメニューに戻ります
- 「エラーが発生しました。」云々言われますが 計 画 通 り です。Aボタンで無視してください
- 次の手順へ進みます。再起動せずに、ね
- 今、引っ越し先3DSは一時的にパッチが施されていて、最新バージョンでなくともネットワーク機能が使える状態です
- 本体設定を抜けると勝手に再起動されることをお忘れなく
- 再起動してしまった場合、もう一度このctr-httpwnを起動させる必要があります
そのⅤ ~そして引越へ~
- PC上に2つフォルダを用意してそれぞれの3DSのSDカード上のすべてのファイルを別々のフォルダにバックアップします(どちらのフォルダがどちらの3DSのものか分かるように!)
- 2つのSDカードをそれぞれの3DSに正しく戻します
- 引っ越し先の3DSで既にNNIDを登録してある場合は、「本体の初期化」を行う必要があります
- 本体設定の「その他の設定」を開いた最終ページにあります
- 以下を読め
- CFW導入済み3DS = 引っ越し元の3DS = 「元のシステム」(=「ソース」)
- 未改造の3DS = 引っ越し先の3DS = 「ターゲット」
- 「本体保存メモリのDSiウェアをSDカードへ移動します。」といったウィンドウが表示されたら「はい」を選択してください!
- プロンプトが表示されたら、引っ越し元3DSのSDカードの内容を削除しないでください
- 2台ともバッテリー残量が十分にあるかを確認
- 2DS /旧3DS(ソース)から新しい3DS(ターゲット)のみ - SDカードデータの転送に使用する方法を尋ねられた場合:
- 前提として「容量の小さいmicroSDカードへ転送」または最小オプション(方法2)を選択しないでください。チケット(使用権)のみが転送され、捻じ込みDSiウェアが転送されません。
- 高速な方法: あなたに「SDカード(元のシステムのもの)からmicroSDカード(ターゲットのもの)へデータを移動する程度の能力」がある場合は、プロンプトが表示されたら「パソコンを使って移動」(方法3)を使用します。
- 遅い方法: PC上でデータを移動することができない場合は、「通信でぜんぶ移動」(オプション1)を使用します。
- このリンクをクリックして任天堂の指示に従ってください
そのⅥ ~引っ越し元3DSにデータを戻す~
- 引っ越し元3DSで初期設定を完了させる
- どれか選べ
- 残りのセクションを実行し、引っ越し先3DSにCFW導入まで行って、1週間待ってからターゲットから元のシステムへの「ソフトとデータの引っ越し」(ただし、New3DSからOld3DSに戻すことはできません)
- 任天堂に電話をかけ、あなたのNNIDがリンクされている3DS(この場合はターゲット)が使えなくなったを伝え、別のデバイス(この場合はソース3DSです)に移動してもらう
- 引っ越し先3DSに残したい(そのまま乗り換える)場合は、引っ越し元3DSからNNIDを削除することもできます
- STARTボタンを押しながら引っ越し元3DSを起動し、Hourglass9を起動する
- 「SysNAND Options」、「SysNAND Backup/Restore」と進んでSysNANDをリストアします(NANDmin.binを使用)
そのⅦ ~ターゲット3DSのNFIRMをバックアップ~
- boot.nds(dgTool)をターゲット3DSのSDカード直下にコピー
- ターゲット3DSのSDカード直下にdgToolフォルダが無ければ作成
- NFIRM.zipを解凍し、中身をSDカードのdgToolフォルダにコピー
- SDカードをターゲット3DSに戻し、例のDSiウェアを起動します
- そこからdgToolを起動します
- ゲームがdgToolを起動しない場合は、このトラブルシューティングガイドに従ってください
- 「Dump f0f1」を選択して、ターゲット3DSのNFIRMをバックアップします
- NFIRMバックアップの場所をメモ
- dgToolを終了させる
- 強制再起動が必要になることもあるやもしれません
- PCにSDカードを差し込み、F0F1_N3DS.binまたはF0F1_O3DS.bin(あなたのデバイスに応じて)を安全な場所にコピーしてください。複数の場所にバックアップを作成する。何かがうまくいかない場合、このバックアップはあなたを文鎮から救うでしょう。
そのⅧ ~ターゲット3DSのNFIRMに書き込む~
A9LH導入済みの3DSでこのダウングレード手法を実行しないでください!文鎮になります!
- SDカードをターゲット3DSに戻し、例のDSiウェアを起動します
- そこからdgToolを起動します
- 「Downgrade FIRM to 10.4」を選んで確認(了承)して、10.4.0 NFIRM.binをターゲット3DSに書き込む
- 「Done!」が出たらdgToolを終了させる
- 強制再起動が必要になることもあるやもしれません
- 再起動
そのⅨ ~ハックの検証~
訳注)このダウングレードでは、本体設定を見ても元のバージョンから変わっていません。そこでこのステップでは、本体情報を調べるツール(3DSident)で確認します。
- 3DSident.zipから3dsフォルダを取り出し、3DSのSDカードにコピー(統合)する
- SDカードをターゲット3DSに戻す
- Homebrew Launcher (SoundHax)かHomebrew Launcher (ブラウザ以外)を使ってターゲット3DSでHBL起動
- 3DSidentを起動する
- 3DSで次の項目を確認します。左の項目名に対して右の値が下記と一致していればダウングレード成功です!
- Kernel version: 2.50-11
- FIRM version: 2.50-11
- どちらかが上記のバージョンでない場合、何かが間違っています。最初からやり直してください
ターゲット3DSの本体バージョンは本体設定で見ても変更されていません。
訳注)そのⅨの太字訳注と同じ旨です
引っ越し先の3DSでHBLを起動できたら、9.2へのダウングレードへ進みます