セイレネス・ロンド/歌姫は幻影と歌う

セイレネス・ロンド/歌姫は幻影と歌うは、一式鍵の作品。
セイレネス・ロンドのヴェーラ編に於ける第一部である。

セイレネス・ロンド/歌姫は幻影と歌う
【作品種別】 長編小説
【ジャンル】 SF
【掲載リンク】 カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054882023827
【作者】 一式鍵


■キャッチコピー


■キーフレーズ

「君はさ、傲慢なんだよ」

  確認するように、ヴェーラは繰り返した。レベッカは口を動かすこともままならない。そんなレベッカを冷たい色の瞳で見つめながら、ヴェーラはなおも言う。

自分の中の情報だけを寄せ集めて編集して、自分視点の現状をそこに組み込んで。
  それによって正しい方法が得られると、君はなぜか信じてる。
  自分以外の誰か、たとえばわたしの行為、関与……言ってしまえばわたしの意志を勝手に解釈してる。
  自分本位に理解した気になっている。違う?」

  区切るように一語一句を強調しながら話すヴェーラに対し、否定も肯定もできぬまま、レベッカは唾を飲み下す。

「それはね、ベッキー。それは予想でも計算でもなんでもない。ただの期待、なんだ。ものすごく主観的な未来予報なんだ

■舞台背景基本情報

  • リアル世界とは違う世界が舞台。大陸や国家などは完全オリジナル
    • その一方で時代や文明は踏襲しているという少し特殊な世界である。
  • 西暦にして2080年代~の物語であるため、ジャンル的には近未来SF。
  • 小国が集合体を作って一つの国のように振舞っている。
    • アメリカ合衆国などを想像するとわかりやすい。世界全土がそんな具合にそれぞれ結託している。
  • 「ヤーグベルテ中央連盟とアーシュオン共和国連合を中心とした世界大戦」が舞台となっている。
    • 他にはべオリアス連邦共和国、キャグネイ経済同盟、ダールファハス連邦、エル・マークヴェリア国家連合、ツヴェルグ聖公国連邦という五つの勢力が存在する。なので、世界は7つの国家群(合衆国)でできているという計算。
    • そのうち、アーシュオン、べオリアス、キャグネイの三ヵ国がヤーグベルテに対してABC包囲網を敷いている。
    • なお、「歌姫」(=ヴェーラレベッカ)出現後は、ダールファハスも寝返り、ABCD包囲網が完成する。
    • ツヴェルグだけはヴェーラ編では(そしておそらくマリオン編でも)殆ど語られることのない国家群である。完全なる鎖国政策を取っており、各国家群は暗黙の了解で言及を避ける。
  • ヤーグベルテはヴェーラ達「歌姫」の登場後は、西の大国エル・マークヴェリアを後ろ盾として、東国連合であるABCD国家群と戦っていくことになる。
  • ジョルジュ・ベルリオーズによって作られたOS「ジークフリート」によって世界は支配されている。
    • この「奇跡のシステム」によって、世界のすべてのネットワークおよびノードが掌握されている。
    • ベルリオーズはこの時によって築いた圧倒的な財力によって次々と勢力を広げ、やがて世界を覆いつくす軍産企業複合体(コングロマリット)を生み出すに至る。どのくらいの財力かというと、単独任意で世界恐慌を引き起こせるレベル。噂だけでも破壊力は抜群。
    • それらコングロマリットの働き(暗躍)により、すべての戦争はベルリオーズによって起こされ、それによってベルリオーズはますます強くなるように出来ている。
  • 認知しているものは極少数だが、天使や悪魔といった概念は確実に存在する。
  • ヤーグベルテがセイレネス搭載戦艦――通称歌姫戦艦――<メルポメネ>、<エラトー>を建造した瞬間に、現用海洋兵器がすべて陳腐化した。それほど「セイレネス」は圧倒的だったわけである。
    • 「戦艦」は1970年代には事実上ほぼ絶滅しており、大艦巨砲主義に逆行したかのような「歌姫戦艦」は、当初は驚きと冷笑を以て迎えられた。
    • 航空機優位の時代は終わりつつあり、海洋の覇権は艦隊が担う時代に移行しつつあった頃の出来事である。
    • もっとも、各艦隊の旗艦はいずれも「航空母艦」が務めるのが常識となっており、航空機が無力化されたわけではない。
    • なお、この世界に於いては、未だに雷撃機が健在。たとえばアーシュオンでは、艦隊航空戦力の大半は、雷撃と爆撃を行える攻撃機(FAF201や221)で組織されている。
    • 戦闘機による制空権の確保もまた常道であり、ヤーグベルテに於いては四風飛行隊(エウロス、ボレアス、ノトス、ゼピュロス)が制空の覇者である。
    • アーシュオンに於ける航空攻撃部隊としては、第二部より頭角を現すマーナガルム飛行隊、ナグルファリ飛行連隊、アウズ教導飛行大隊が有名。
    • 航空戦力ではヤーグベルテ、艦隊戦力ではアーシュオンに分がある状態である。
    • アーシュオンでは潜水艦艦隊も数多く組織されて、長らくヤーグベルテの脅威となっていたが、潜水艦キラーであるリチャード・クロフォードの出現によって、その実効力がほぼ無効化された。第七艦隊に最新鋭航空母艦ヘスティアが配備されてからは、通常潜水艦隊の持つその優位性はほぼなくなった。
    • ただ、アーシュオンの新型潜水艦であるナイアーラトテップ、マイノグーラに対しては、クロフォードであろうとも手が出せない。
  • ヴェーラ・グリエールレベッカ・アーメリングの二人の歌姫(セイレーン)を皮切りに、エディタ・レスコからマリオン・シン・ブラック、そしてそれ以降の世代が、次々と歌姫の能力を開花させる。
    • これは「ヤーグベルテの血(遺伝情報)」に含まれる「セラフの卵」と呼ばれる因子のアクティヴェーションによる。ヤーグベルテの血と言っても、今やそれを起源とする遺伝情報は世界中に散っており、多くの女性が「歌姫(セイレーン)」へと開花し得る状況となっている。
  • この世界で発生する「悪いこと」というのは、たいていその裏にジョルジュ・ベルリオーズがいると思って間違いない。

あらすじ

(書いてる最中)

登場人物

 ※下記リンク参照

設定

 ※概要参照

エピソード

 ここに書くには余白が足りない

他作品との関係

  • 本作が「セイレネス・ロンド(ヴェーラ編)」の第一部。
  • 第二部「歌姫は壮烈に舞う
  • 第三部「歌姫は背明の海に
  • ヴェーラ編はこれら三部作で構成されている。
  • この後マリオン編が始まるが、時系列的には第三部と被って始まる。
  • マリオン編スタートは2019年8月を予定している。

関連項目

一式鍵のキャラクター】
セイレネス・ロンド』シリーズ
主人公格 ヴェーラ・グリエール - レベッカ・アーメリング - カティ・メラルティン - マリア・カワセ - イザベラ・ネーミア
士官学校関係者 エレナ・ジュバイル - ヨーン・ラーセン - ブルクハルト - ヨセフ・アケルマン - フリードマン - エリソン・パウエル - アンドレアス・フェーン
ヤーグベルテ参謀部 エディット・ルフェーブル - アレキサンドラ・ハーディ - トム・レーマン - リュシー・プルースト - アダムス
ヤーグベルテ海軍 リチャード・クロフォード - ダウェル
ヤーグベルテ空軍 カレヴィ・シベリウス - エイドゥル・イスランシオ - カルロス・パウエル - エリオット - マクラレン - マルヤーナ・エルスナー - ヘレーネ・アルゼンライヒ
ヤーグベルテ海兵隊 ジョンソン - タガート
??? ジョルジュ・ベルリオーズ - ARMIA - アーマイア・ローゼンストック - ユイ・ナラサキ - ハルベルト・クライバー - ヴァシリー・ジュバイル
超存在 アトラク=ナクア - ツァトゥグァ
アーシュオン空軍 ヴァルター・フォイエルバッハ - クリスティアン・ハインリヒ・シュミット - シルビア・ハーゼス - エルフ・オーウェル
アーシュオン海軍 ジョセフ・ドーソン
アーシュオン参謀部 グスマン - ヒトエ・ミツザキ
アーシュオンその他 エルザ
歌姫第一期 エディタ・レスコ - トリーネ・ヴィーケネス - クララ・リカーリ - テレサ・ファルナ
歌姫第二期 ハンナ・ヨーツセン
歌姫第三期 レネ・グリーグ - ロラ・ロレンソ - パトリシア・ルクレルク
歌姫第四期 アルマ・アントネスク - マリオン・シン・ブラック - レオノール・ヴェガ
記者 サミュエル・ディケンズ
シスターシスター♡双方向性三角関係』(人間のみ記す)
主人公格 大鷹春人 - 大鷹冬美 - 鹿師村凛凰
同級生・家族他 鹿師村冴羅 - 黒井愛 - 中林絵里 - 佐和山晶乃 - 犬神万梨阿
眠る大陸―人は龍を殺せるか―
人間 クルース - フェリアス - クレスティア - オートレッド - グレッソス - バリアード - ゲオルグ
人外 エルメスタ - リスタル - グレアネイス - セレス
セレスの大地』シリーズ
治癒師と魔剣(812年) ファラス - ケーナ - イレム - エリシェル - グラヴァ―ド - カヤリ - バレス - クォーテル
大魔導と闇の子(805年) カヤリ - グラヴァ―ド - セウェイ - トバース - ヴィー - ハインツ
赤の魔神と錬金術師(802年) シャリー - ケイン - アディス - セレナ - エライザ - セリア
『Aki.2093』
- アキ - ミキ - ヒキ - アサクラ - アカリ - カタギリ - アヤコ - 長谷岡龍姫
『カセドラル・ブラッド』
ニューロ 羽斯波累 - 黒咲 - 高播磨 - 綺隆 - 宇良部 - 加味島
ナーヴ 北耶摩 - 多馬木 -山埜井 - 鏑奇 - 伊季嶋 - 士尾原 - 狭武 - 仇志野



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