セイレネス・ロンド/歌姫は壮烈に舞う

セイレネス・ロンド/歌姫は壮烈に舞うは、一式鍵の作品。
セイレネス・ロンドのヴェーラ編に於ける第二部である。

セイレネス・ロンド/歌姫は壮烈に舞う
【作品種別】 長編小説
【ジャンル】 SF
【掲載リンク】 カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054882455206
【作者】 一式鍵


■キャッチコピー


■キーフレーズ

「目を覚まして、ヴェーラ!」

  レベッカは両手でヴェーラの頬を押さえる。ヴェーラはその手を引きはがそうとしたが、レベッカは歯を食いしばってそれに抵抗した。

「私たちはこの先も、また同じことをするかもしれない。
  させられるかもしれない。それに、それだけじゃないよね?
  私たち、船だってたくさん沈めた。飛行機だってたくさん落とした。
  殺してきたのよ、他にもたくさん。
  それを全部受け止めるの? 全部理解しようとするの? 全部、全部……」
「それでも」

  ヴェーラの目は澄んだガラス玉のように透き通っていた。

「それでもね、わたしは受け止めたいんだ。
  自己満足だと言うなら言えば良いよ。無駄だとか無理だとか言いたいなら、言っていれば良いんだ。
  それでもね、わたしは殺してきた人たちを思う。知りたいと思う。
  受け止めなきゃって思う」
「できないのよ、そんなことは!」

  レベッカはヴェーラの頭を胸に抱きしめた。ヴェーラは逃げようとするが、レベッカの腕は力を緩めない。静かな全力の攻防が、そこに発生していた。

「いい、ヴェーラ。私たちの心は小さすぎるのよ。
  それだけの人のことを受け止めるには! 
  私たちはそんなに強くないの。心なんて脆いものなの」
「だったらさ! わたしなんて壊れちゃったって良いんだよ!
  さっさと壊れた方が良いんだよ!
  そうでしょ、だって、わたしたちは殺したんだよ? 大勢の人を。この手で。
  何も知らず、何も知ろうともせずに、ただ命令だからって理由で。
  たくさん、たくさん殺したんだよ!」

■概要

  • 開始は2084年5月から。
    • なお、第一部の終了時点では、2084年4月20日である。
      • 第一部のあの事件から3か月後である。
  • 冒頭からカティヴァリーの空中戦が行われているが、これは第二部終盤の出来事。
  • 第二部副題の「壮烈に舞う」から推測できると思うが、第二部からカティが本気を出し始める。
    • カティ=「空の女帝」の名をほしいままにし始める。
      • 率いる部隊はずばり「エンプレス隊」。
  • 第二部では、第一部ではほとんど出番のなかったヤーグベルテの宿敵国家群、アーシュオンが描かれ始める。
    • というより、主役の一人がアーシュオンの軍人である。
    • 第一部では非人道的な手段(民間人への空爆など)を厭わなかったアーシュオンの「人間臭さ」の描写が作品全体の1/3を占める。
    • ヴァリーやエルザのような良心的人物、シルビアのような女性の存在など、「アーシュオン=悪」とできなくなるように工夫したつもり。
    • ヤーグベルテもアーシュオンも、軍人民間人を問わず、「普通の人間」なのである。
    • ただやっぱり、アーシュオンの方が圧倒的にきな臭い。ヤーグベルテは政治の茶番劇が盛ん。
      • 「ヤーグベルテは選挙が近くなると動き出す」――そんな風に揶揄するシーンがあるが、あれは「銀河英雄伝説(田中芳樹)」のオマージュ。
  • アーシュオンの保有する超兵器(オーパーツ)の数々が次々と明るみに出る。
  • ブルクハルト、第一部に引き続き重要ポジションで登場。
    • ていうか、第三部でもやっぱり重要ポジで出てくるので覚えてあげてほしい。
  • なお、第二部からようやく歌姫(セイレーン)専用の「戦艦」が登場する。
    • マジで歌姫無双である。
    • あとカティ最強。
    • アーシュオンの軍備も強大化していくが。
  • そしてヴェーラは癒えない傷を負うことになる。ヴェーラ達の命運が決まる第二部である。
    • ヴェーラの性格改変もここで起きる。
  • 三人目のディーヴァであるマリア・カワセが初登場。
    • 参謀として陰日向にヴェーラ達を助ける。しかし……。
  • 第一部はカティとヨーンとの恋物語が主軸だったが、第二部ではヴェーラとヴァリーの関係性に注目である。
  • 第三部で登場する歌詞「セルフィッシュ・スタンド」のもととなる出来事が起きるのがこの第二部。
  • そしてなんと、第二部では7年もの時間が過ぎる
    • 最後の衝撃的なシーンは2091年1月の出来事である。
  • 第一部での時間経過は3年弱だったが、第二部では7年である(大事な事なので二度言いました)
    • ヴェーラ達が見た目二十代前半くらいになっているという計算。
    • カティに至っては28歳。そして最強。誰が何と言おうと最強である。
  • ついでに言うと第三部でも約7年が経過する。レベッカ達は中将だしね。仕方ないね。カティさん35歳。しかしやっぱり最強。誰が何と言おうと(ry
  • 第二部はヴェーラ達の無双、第三部では世代交代が描かれるわけだが、しかし。

あらすじ

(書いてる最中)

登場人物

 ※下記リンク参照

設定

 ※概要参照

エピソード

 ここに書くにはやはり余白が足りない

他作品との関係


関連項目

一式鍵のキャラクター】
セイレネス・ロンド』シリーズ
主人公格 ヴェーラ・グリエール - レベッカ・アーメリング - カティ・メラルティン - マリア・カワセ - イザベラ・ネーミア
士官学校関係者 エレナ・ジュバイル - ヨーン・ラーセン - ブルクハルト - ヨセフ・アケルマン - フリードマン - エリソン・パウエル - アンドレアス・フェーン
ヤーグベルテ参謀部 エディット・ルフェーブル - アレキサンドラ・ハーディ - トム・レーマン - リュシー・プルースト - アダムス
ヤーグベルテ海軍 リチャード・クロフォード - ダウェル
ヤーグベルテ空軍 カレヴィ・シベリウス - エイドゥル・イスランシオ - カルロス・パウエル - エリオット - マクラレン - マルヤーナ・エルスナー - ヘレーネ・アルゼンライヒ
ヤーグベルテ海兵隊 ジョンソン - タガート
??? ジョルジュ・ベルリオーズ - ARMIA - アーマイア・ローゼンストック - ユイ・ナラサキ - ハルベルト・クライバー - ヴァシリー・ジュバイル
超存在 アトラク=ナクア - ツァトゥグァ
アーシュオン空軍 ヴァルター・フォイエルバッハ - クリスティアン・ハインリヒ・シュミット - シルビア・ハーゼス - エルフ・オーウェル
アーシュオン海軍 ジョセフ・ドーソン
アーシュオン参謀部 グスマン - ヒトエ・ミツザキ
アーシュオンその他 エルザ
歌姫第一期 エディタ・レスコ - トリーネ・ヴィーケネス - クララ・リカーリ - テレサ・ファルナ
歌姫第二期 ハンナ・ヨーツセン
歌姫第三期 レネ・グリーグ - ロラ・ロレンソ - パトリシア・ルクレルク
歌姫第四期 アルマ・アントネスク - マリオン・シン・ブラック - レオノール・ヴェガ
記者 サミュエル・ディケンズ
シスターシスター♡双方向性三角関係』(人間のみ記す)
主人公格 大鷹春人 - 大鷹冬美 - 鹿師村凛凰
同級生・家族他 鹿師村冴羅 - 黒井愛 - 中林絵里 - 佐和山晶乃 - 犬神万梨阿
眠る大陸―人は龍を殺せるか―
人間 クルース - フェリアス - クレスティア - オートレッド - グレッソス - バリアード - ゲオルグ
人外 エルメスタ - リスタル - グレアネイス - セレス
セレスの大地』シリーズ
治癒師と魔剣(812年) ファラス - ケーナ - イレム - エリシェル - グラヴァ―ド - カヤリ - バレス - クォーテル
大魔導と闇の子(805年) カヤリ - グラヴァ―ド - セウェイ - トバース - ヴィー - ハインツ
赤の魔神と錬金術師(802年) シャリー - ケイン - アディス - セレナ - エライザ - セリア
『Aki.2093』
- アキ - ミキ - ヒキ - アサクラ - アカリ - カタギリ - アヤコ - 長谷岡龍姫
『カセドラル・ブラッド』
ニューロ 羽斯波累 - 黒咲 - 高播磨 - 綺隆 - 宇良部 - 加味島
ナーヴ 北耶摩 - 多馬木 -山埜井 - 鏑奇 - 伊季嶋 - 士尾原 - 狭武 - 仇志野



このページの読み:せいれねすろんどうたひめはそうれつにまう
このページのタグ:【SF】 【さ行】 【せ】 【作品】 【作者:一式鍵】 【長編】
添付ファイル