セイレネス・ロンド/歌姫は背明の海に

セイレネス・ロンド/歌姫は背明の海には、一式鍵の作品。
セイレネス・ロンドのヴェーラ編に於ける第三部である。

セイレネス・ロンド/歌姫は背明の海に
【作品種別】 長編小説
【ジャンル】 SF
【掲載リンク】 カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883500594
【作者】 一式鍵


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キーフレーズ

「現実というのはそんなものなんだ。
  言葉が通じず、献身も軽んじられた以上、わたしたちは自分を守るための剣を持つしかなくなった。
  剣を持ち、自由の下に平穏を叫ぶ。
  これの何が罪だというのか」

概要

  • 開始は2091年1月、第二部の最終話からの続きとなる。第三部でも7年の月日が経過することになる。
  • ヴェーラの身に一大事件が起きる。
    • それはもう変わりようのない運命を……。
  • 参謀部も冒頭の事件により大きく体制を変えることになる。
    • ハーディとヴェーラ達の相性は最悪状態に陥る。
    • それにつけこむようにして、参謀部にはマリアが参画し、陰に日向に歌姫たちを支えていくことに。
      • 彼女は敵か、味方か。
  • ひたすらヴェーラが壊れていく……ように見えるのだが、それらは全てアレである。
  • 歌姫艦隊は第一艦隊グリームニル、第二艦隊グルヴェイグとして、アーシュオンを圧倒していく。
    • なお、グリームニル(仮面を被る者)もグルヴェイグ(黄金の力)も、オーディンの別の名前である。ということは……?
  • ネタバレになることが多すぎてこの項目を書くのが大変である
  • 7年の歳月の間に、新たなるD級歌姫(ディーヴァ)が生まれてくる。
  • 随所にリアル文学からの引用がある。特に多いのがJ.D.サリンジャー。
    • 後半では「笑い男」からの引用が印象的になるように書いている。
      • というより、そこを書きたくて第三部を書いたというのが本音。
  • ヴェーラ専用超巨大戦艦「セイレーンEM-AZ」、レベッカ専用の同型艦「ウラニア」が猛威を振るう。がっつりと。
  • そしてマリオン、アルマにはそれぞれ制海掃討駆逐艦「アキレウス」「パトロクロス」が与えられる。その巨大さがネックになっていたセイレネスシステムの小型化に成功したからできたことであり、艦体はなんと「セイレーンEM-AZ」の1/3以下、駆逐艦サイズにまで縮小された。
    • マリオン編では、この「アキレウス」と「パトロクロス」が主役を張ることになる。武装も駆逐艦とは思えないほどに充実しており、重巡洋艦以上の火力を有する。戦艦レベルにしなかったのは、さすがに「セイレーンEM-AZ」ではオーバーキル状態だったという判断だろう。しかしそれにしても駆逐艦一隻で一個艦隊を易々と掃討できるレベルなのだからもはや異常である。
  • ナイアーラトテップはE型(初期型)、M型(量産型)、I型(改良型)の三種が登場する。
    • I型はISMT(インスマウス)改とも言うべき艦であり、V級以上の歌姫たちの唯一の脅威と言っても良い存在。そして……。
  • ディーヴァたちは、ぶっちゃけアーシュオンなんてもうどうでもいいくらいに強い。
  • カティは相変わらずの女帝っぷり。
    • 30代に入って一層貫禄がつく。階級は大佐。
    • 相変わらずエウロス飛行隊を飛ばしてブイブイ言わせている。
    • ついでに「戦艦空母アドラステイア」という厨二病全開の母艦を手に入れて(ずっと乗っていたリビュエもちゃっかり確保してある)「あれはいいな」と評価している。
      • ちなみに言うと、アドラステイアは「宇宙戦艦ヤマト(初代のアニメ)」をボンヤリ眺めていた時に思いついた。そうだ、戦艦から飛行機飛ばそう! 的な。
  • カティは、スキュラからエキドナに乗り換えるわけなのだが、これがセイレネスシステムの小型化の伏線だったりする。気付かれるかな?(言ってしまった……)
  • ヴェーラからマリオンへの力の継承が主たるテーマである。
    • ヴェーラはマリオンたちの艦隊に「スキールニル(輝く者)」との名を送る。
  • マリオン編のBGMとして流れ続ける歌「セルフィッシュ・スタンド」が創られるのもこの第三部。
    • これはヴェーラとマリアの合作である。
      • それは第二部のある出来事を色濃く反映していて……。

劇中歌

セルフィッシュ・スタンド

+...
 舞い散る雪の華のように 立ち止まったら 消えるもの
 まるで溶け行くためだけに わたしの前に現れて
 その時がやって来てしまったら 辿り着いたら 消えてしまう 
 まるで落ち行く羽根のように わたしを迷い惑わせて

 微笑(わら)うだけなら お気に召すまま
 声をあげたら 叫んでしまうよ
 だから今 笑いながら手を振るよりも
 みっともないほど 泣きわめきたい

 永遠に あなたにすがって 泣いていたい

 そうさせてって今、誰に言えばいい?
 あの時 何も言えなかった わたしの心は乾いていて
 二人して微笑みあって 握った手のぬくもりさえ忘れて
 最後は そうして手を振って 全て忘れたい、そう口にした

 また会える? ()けずじまいで
 覚悟の意味も 最後の希望も
 見ずに 聞かずに ただ逃がさないように
 永久(とわ)別離(わかれ)れなんてない そう言って閉じ込めて

 誰に伝えよう? 誰に伝えればいい?
 誰が聞いてくれる? 誰がわかってくれるというの?
 わたしが たたずむ 深い淵に
 わたしが かくした ただひとつの歌

登場人物

 ※下記リンク参照

設定

 ※概要参照

エピソード

 ここに書くには体力が足りていない

他作品との関係


関連項目

一式鍵のキャラクター】
セイレネス・ロンド』シリーズ
主人公格 ヴェーラ・グリエール - レベッカ・アーメリング - カティ・メラルティン - マリア・カワセ - イザベラ・ネーミア
士官学校関係者 エレナ・ジュバイル - ヨーン・ラーセン - ブルクハルト - ヨセフ・アケルマン - フリードマン - エリソン・パウエル - アンドレアス・フェーン
ヤーグベルテ参謀部 エディット・ルフェーブル - アレキサンドラ・ハーディ - トム・レーマン - リュシー・プルースト - アダムス
ヤーグベルテ海軍 リチャード・クロフォード - ダウェル
ヤーグベルテ空軍 カレヴィ・シベリウス - エイドゥル・イスランシオ - カルロス・パウエル - エリオット - マクラレン - マルヤーナ・エルスナー - ヘレーネ・アルゼンライヒ
ヤーグベルテ海兵隊 ジョンソン - タガート
??? ジョルジュ・ベルリオーズ - ARMIA - アーマイア・ローゼンストック - ユイ・ナラサキ - ハルベルト・クライバー - ヴァシリー・ジュバイル
超存在 アトラク=ナクア - ツァトゥグァ
アーシュオン空軍 ヴァルター・フォイエルバッハ - クリスティアン・ハインリヒ・シュミット - シルビア・ハーゼス - エルフ・オーウェル
アーシュオン海軍 ジョセフ・ドーソン
アーシュオン参謀部 グスマン - ヒトエ・ミツザキ
アーシュオンその他 エルザ
歌姫第一期 エディタ・レスコ - トリーネ・ヴィーケネス - クララ・リカーリ - テレサ・ファルナ
歌姫第二期 ハンナ・ヨーツセン
歌姫第三期 レネ・グリーグ - ロラ・ロレンソ - パトリシア・ルクレルク
歌姫第四期 アルマ・アントネスク - マリオン・シン・ブラック - レオノール・ヴェガ
記者 サミュエル・ディケンズ
シスターシスター♡双方向性三角関係』(人間のみ記す)
主人公格 大鷹春人 - 大鷹冬美 - 鹿師村凛凰
同級生・家族他 鹿師村冴羅 - 黒井愛 - 中林絵里 - 佐和山晶乃 - 犬神万梨阿
眠る大陸―人は龍を殺せるか―
人間 クルース - フェリアス - クレスティア - オートレッド - グレッソス - バリアード - ゲオルグ
人外 エルメスタ - リスタル - グレアネイス - セレス
セレスの大地』シリーズ
治癒師と魔剣(812年) ファラス - ケーナ - イレム - エリシェル - グラヴァ―ド - カヤリ - バレス - クォーテル
大魔導と闇の子(805年) カヤリ - グラヴァ―ド - セウェイ - トバース - ヴィー - ハインツ
赤の魔神と錬金術師(802年) シャリー - ケイン - アディス - セレナ - エライザ - セリア
『Aki.2093』
- アキ - ミキ - ヒキ - アサクラ - アカリ - カタギリ - アヤコ - 長谷岡龍姫
『カセドラル・ブラッド』
ニューロ 羽斯波累 - 黒咲 - 高播磨 - 綺隆 - 宇良部 - 加味島
ナーヴ 北耶摩 - 多馬木 -山埜井 - 鏑奇 - 伊季嶋 - 士尾原 - 狭武 - 仇志野



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