グリル帝国領穿孔作戦



今から約五十年前に領土拡大を狙い、白壁西地方を手中に収めんとしたリヴァイク共和国の作戦。
秘密裏にベコ砂漠北端まで侵入し、砂漠と白壁間の比較的穏やかな地を南端まで進出して帝国領の分断を狙った。

作戦は首尾よく運び、リヴァイク軍の特殊工作部隊は白壁の麓に簡易な中継地を設置しながら南端まで到達。
そして南端部にて拠点設置後は湾の内外で海賊行為を実行し、海洋民族ネフタミに悩まされながらも多大なる成果を挙げた。

またこの頃にフラソヌール共和国との接触に成功。
フラソヌールでは受け入れ難かったヴィラ王族を、ユグレスにおける反グリルグゥルデンの旗印として受け容れる事となる。

だがこのように帝国西部を荒らしまわったものの、帝国海軍の出動により海賊はリヴァイクの民であると露見した。

報告を受けた帝国は即座に近隣一帯に幾つもの部隊を展開、拠点を発見し壊滅させる。
後日にはベコ砂漠・白壁間に敷いていた作戦線の存在も露見し、これを撃滅した。


関連



最終更新:2022年08月04日 12:39