エルフ族

自然豊かな地を好む種族。
基本的に白く透き通った肌に美しい容姿を持ち、長く尖った耳が特徴。
人族と比べると非力だが総じて豊富な魔力と高い魔法適正を有し、亜人種の中でも極めて長い寿命を誇る。

個人差はあるが大多数のエルフ族は鉄に対して強い忌避感を持つ。
そのようなエルフは鉄に触れば体調を崩したり、酷い時には致命的な症状に陥ってしまう者も居るようだ。
ただしこれは鉄（鉄成分の多い合金含む）に限った話であり、銅や金銀等の他の金属は普通に触る事が出来る。

これらの種族的な特徴や性質は一部の妖精と非常に似通っており、起源に何かしらの関連があるのではないかとも。

ちなみに『野菜や果物しか食べない』と言うイメージは完全な誤り。
肉や魚も普通に食べる。

森林に住まうエルフから分離した一派。
主に砂漠や荒野、沼地等に居を構えている。
肌は褐色となっており、エルフよりもややがっしりとした体格で力も強い。

闇属性の魔法や呪術に高い適性を持つが、邪悪な種族という訳ではない。
快活な性格の者も多く、歌や音楽を好む生粋のダンサーでもある。

純血のエルフの中でも一握りの者が覚醒すると云われる上位個体。
外見は通常よりも耳が長くなり、髪や瞳が鮮やかな緑色に変化するという。
魔力、魔法抵抗力、身体能力等が大幅に強化されている。

覚醒の条件等はハッキリと分かってはいない。
一部では『始祖の森』に連なる血統が関係しているのではとの説も。

エルフ族と人間を初めとする他種族との混血。
通常より耳が短いか丸みがある程度で外見上での判別は難しい。
稀に人間と同じ耳となっている者も。

純血に比べて魔力は幾分か落ちてはいるが、身体能力は上がっている場合が多い。
個人差はあるが鉄に対する症状も概ね軽減されており、普通に鉄製の武具を装備している事も。

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