人に近しい容姿、
ドワーフや
獣人に匹敵する強靭な肉体、
エルフを越える
魔力を持った種族。
人類を始めとした他種族と幾度も争いを繰り広げた歴史を持ち、
人族・亜人双方にとっての大敵。
その誕生は
滅竜戦争の末期、
黒滅竜やその
眷属達から発せられた負の
瘴気によるとされている。
個人によって形状や大きさに差異はあるが、総じて身体のどこかに負の力の宿った異形の部位を持つ。
そしてこの部位の持つ力が強い程に魔族として上位存在の証となっており、『暗く燃える炎』と称される輝きを放っている場合は特に能力や魔力に秀でていると云う。
力の弱い魔族は人と共に暮らしていたりする場合もあるが、基本的に多くの国や地域において歓迎されない。
この事から居住地等を追われ、未開地で蛮族のような暮らしをしている者も数多いようだ。
【純魔族】
黒滅竜の瘴気を根源とした世界である『魔界』で生まれし存在。
地上の魔族と比べて異形な姿の者も多く、負の魔力を宿した部位もかなりはっきりとした形で確認できる。
魔力・膂力・生命力全てにおいて地上魔族よりも高く、その殆どが人間に対し敵対的。
過去に幾度もロクシアースに侵攻し、地上に住む多くの種族と争いを繰り広げた。
また自身達の事を『純血種』と称し、地上魔族を劣等種と考えている者も多いようだ。
【混魔族】
魔族と他種族との間に産まれた
混血、およびそれを起源とした種族の総称。
魔族の能力を引き継いでおり、魔物同然の邪悪な特性と容姿を持って害を成す存在も多い。
だが中には独立した亜人種族として扱われ、人類と共存している種族も存在する。
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最終更新:2024年01月05日 00:54