ブックイーター

廃城等の書庫に潜む、人差し指程の紙魚によく似た魔物。
ブックイーターとあるが、本に付着する虫やカビを食べているのであって本自体に影響は無い。
むしろ唾液には紙の劣化を防ぐ物質を含んでおり、綺麗な状態を維持する事に一役かっている。

彼らが本を手入れするのは『そのように作られた』からであり、書庫から本を持ち出そうとすると集団で襲いかかって来る。
つまりは貴重な魔導書や研究資料等を奪われない様にする為に生み出された魔導生物の類。

時折普通の図書館に侵入し、利用者を追い出す事もある。